優香(ゆうか、本名:岡部 広子(おかべ ひろこ)、1980年6月27日 - )は日本のマルチタレントで司会やコメディエンヌ、女優、声優、ナレーターとしても活躍している。元グラビアアイドル。東京都あきる野市出身、藤村女子中学・高等学校→日出女子学園高等学校卒業。特技はフェンシング(中学時代の部活動)、バドミントン。趣味はお香、ドライブ、絵本を読むこと。所属事務所はホリプロ。
[編集] 略歴
- 1997年3月27日東京・池袋のピーダッシュパルコ前でスカウトされる。芸名を各種雑誌『週刊プレイボーイ』(1997年11月25日発売号)やインターネットで一般公募し『優香』となった。由来は、当時の若者言葉「って、言(ゆ)うか」、及び「お香」が趣味だったこともあり「優しく香る」との意味も込めた。なお、『徹子の部屋』に出演した際の本人の言によれば、公募では「優香」という文字での応募は一通だけであり、「ゆうか」の読みでは「優花」「優華」などが散見されていたようである。なお、当初は「優奈」という案も多かったようだ。
- デビュー当初は、大手芸能事務所のホリプロが初のグラビアアイドルをプロデュースしたとして話題となった。デビュー後間もなくから各種雑誌の表紙などを席巻し、グラビアクイーンとして人気者になる。優香の成功により、イエローキャブの全盛期であったグラドル界に新風が吹き込み、これをきっかけとして他の芸能事務所もグラビアアイドルを育てる流れが生まれた。ホリプロも、優香の妹分として翌年には堀越のりをデビューさせるなど攻勢を続けており、以来積極的にグラビアアイドルを売り出すようになった。
- 1998年、当時のホリプロ所属のアイドル達で『HIP』というユニットが結成された。優香は初代メンバーとして参加し、後に2代目リーダーとなり、2002年8月にメンバーを卒業した。
- 1999年春には、堀越のり、吉井怜、唐沢美帆との1ヵ月の期間限定音楽ユニット『NITRO』で活動していた。
- 初CMは1998年に出演したマツモトキヨシ。翌1999年秋に飯島直子と共演した缶コーヒー『ジョージア』のCMなどで国民的にブレイクした。そして『癒し系』という言葉が世間に浸透し、癒しブームの先駆けと言われている。これがターニングポイントとなり、以降はテレビのバラエティ番組やCM中心の仕事にシフトチェンジしていった。そして他のグラビアアイドルもこれを追うようにCMに進出していく流れが生まれた。
- 2000年からはマルチタレントとして活動、自然体で明るい性格を生かして番組の司会やコントをこなす。そして女優としての活動の幅も広げている。
- 2004年に放送されたNHK大河ドラマ『新選組!』では、ヒロイン役に抜擢され、深雪太夫とお孝(深雪太夫の妹)の1人2役を演じた。
- 2005年舞台版『電車男』にヒロイン・エルメス役の声のみの形で舞台に初出演。
- 2006年1月7日から主演ホラー映画の『輪廻』が公開され恐怖演技を熱演して評価を高めた。同年1月13日から7年目になる『ぐるぐるナインティナイン』の恒例コーナー『グルメチキンレース・ゴチになります!』では、2005年の第6回大会で年間最多自腹を払いゴチをクビとなった中島知子に替わり新メンバーとして登場。女性レギュラーとしては中島に次いで2人目だったが、12月22日放送で最下位に沈み、レギュラーの座を失った。優香本人は「またリベンジしたい」と言っている。
- 2007年デビュー10周年を迎え、11月26日発売号の『週刊プレイボーイ』では記念グラビアで登場。それにあわせてオフィシャルページである『優香くらぶ』もリニューアルされた。
[編集] エピソード・特徴
- 芸名については最終候補は、「優香」か「優奈」かで迷ったらしいが、「優香」のほうが響きが強い感じがするので(本人談)「優香」に決定した。応募が17000通もあったので中には面白い名前もあり、「パンサー舞」という女子プロレスラーみたいな名前があった事は本人がよくネタにしている。また名付け親に選ばれた人には、優香と一日デートできる権利(ただし近くにスタッフ付き)が贈られた。
- 以前は公式プロフィールに本名が記載されていたが、現在は記載がない。しかし、彼女が各種バラエティ番組で紹介されたり、自ら本名を名乗ったりしており、広く本名が知られている。『とんねるずのみなさんのおかげでした』では、頻繁にとんねるずから本名で呼ばれていたり、コント上の役名として本名を使ったりしている。
- 元祖「癒し系」として有名だが、最近のグラビアアイドルのように、最初から「癒し系」として売り出した訳ではなかった。「癒し系」と呼ばれるようになったのはジョージアのCMの影響が大きく、水着グラビアを卒業する頃とほぼ重なっている。したがってグラビア時代を知るファンは「癒し系」に違和感があるという向きも少なくないようである。また最近では「癒し系」というより「天真爛漫」なイメージを云う向きもある。優香自身は「癒し系」と云われる事については、まったくこだわっていないとのこと(本人談)。なお、実際に水着グラビアで活躍していたのは1997年冬から2000年春までである。
- 2009年7月10日に発売された女性ファッション雑誌『FRaU』8月号では表紙および記事写真にて、2000年春に発売されたの写真集「innocent」での水着以来、久しぶりに肌を見せた。
- 愛犬家として有名で、「エアー」という名前のカニンヘンダックス(ダックスフントの一種)を飼っており、このペットを主人公とした絵本『エアー』を発表している。優香の2006年のカレンダーでも「エアー」と一緒に写っているページがある。また2008年には「食識推進委員会」がペットの犬や猫に健康を考えた正しい食事の与え方を実践している人を表彰する「ベスト食識オーナー賞」の「著名人部門」に選出された。
- お笑い好きとしても有名で、テレビはいつもバラエティ番組を中心に見るという(本人談)。志村けんとはデビュー直後の17歳の時から一緒にコントをやっており(フジテレビ系で放送される『志村けんのバカ殿様』で演じる優香姫(バカ姫)などが有名)、志村けんからの評価・信頼も厚く、「志村ファミリー」の一員だと志村はテレビで語っている。また関根勤にもデビュー時から可愛がられており、総じてお笑い芸人からの評価は高い。そして優香自身も他の芸人に対して詳しい知識を有しているようである。
- 音楽はMr.Childrenやaikoの大ファンで、aikoとはプライベートでも親交が深い。そして相川七瀬とは家族ぐるみの付き合いをしている親友である。Mr.Childrenに関してはインタビューなどで理想のタイプとして桜井和寿と名前を挙げるほどのファンである。一青窈がポップジャムに出演した時は、2人は近所同士だと話した。優香自身も、歌が上手いとは言い難いがカラオケ好きである。
- 小学生の頃に加勢大周のファンだった事があり、切抜きをしてマグネットにしていた事がある。また牧瀬里穂のポスターを自分の部屋に飾っていたとも語っていた[1]。
- 食べ物は辛いものが苦手であり、今でも唐辛子、わさびなどは食べられないらしい(本人談)。番組『空飛ぶグータン〜自分探しバラエティ〜』で寿司を食べた時もサビ抜きを頼んでいた。2008年1月2日放送の愛のエプロンではTOKIOの城島茂の作った激辛エビチリソースに顔を真っ赤にして悶絶している。
- シンガーソングライターの稲田光穂に「この恋届きますように」の詞を提供している。
- レギュラー番組である『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』では、度々青木さやかと張り合う姿もあり、バドミントンとボウリングで直接対決し、それぞれ勝利した。しかし、高所恐怖症の青木が「お仕置きQ」としてスカイダイビングをさせられた収録後、トイレの洗面所で青木さやかが落ち込んでいる姿を見かけ、青木を慰めつつ2人で泣いた事もある。また、体力測定や鬼ごっこ、ボウリングなどの体力を使う企画では、他のメンバーに比べてあまり失敗がなく、わりと運動神経も良く、頑張り屋で負けず嫌いな一面を見せているが、水泳は苦手であり、ロケで海中に沈められたときは、他の泳げる出演者につかまって岸までたどりついた。
- 声優やナレーションと言った声だけの仕事が多いのも特徴。アニメ映画などの声優や、舞台版『電車男』のエルメス役の声だけの出演などの仕事に加え、『ポケットモンスター』の映画のナレーションや、『ニュースステーション』のドキュメント映像のナレーションの仕事も経験している。2008年時で映画には8本出演しているが、その中の6本は声優やナレーターとしての出演である。
- タレント活動は高校時代からだが、スカウトされた当時に在学していた学校は芸能活動を許しておらず、2年次の途中にタレント活動専念のため日出女子高校に転校している。多忙のため単位が取れず補習を受ける事も多く、それは卒業式の直前まで続いたという。そのため、体育の授業は中学生と一緒のこともあったとファン向けのイベントで告白している。卒業式当日には日出女子高の屋上で単独記者会見を開いた。
- デビュー以前、都心近くに住んでいた好意を寄せていた男性に、実家のあるあきる野市が田舎だと思われるのが恥ずかしかったようで、その男性に出身地を聞かれた時には立川と答えた事があったという(ちなみに生まれた場所は立川)。今は「もちろん、あきる野市が大好きです」と公言しており、「あきる野市の事をもっと知ってほしいと思っている」と発言している[1]。
- 初恋は小学生の頃で、後に番組『ウンナンのホントコ!』(TBS系)の企画で、その初恋相手と再会した事がある。ファーストキスは中学3年生の頃だと『ロンドンハーツ』などで語っている。
- デビュー以来安定した人気を保っている。その理由はファン層の広さにあると言われ、司会から、コメディエンヌ、女優、声優、ナレーター、グラビアといった、幅広い仕事の影響で子供から中高年までファンがいる。視聴率で有名なビデオリサーチ社が年2回行なっている『好きなタレントランキング』では、ランキング上位の常連である。
- 優香ファンを公言する大物著名人も数多く、特に「俺は優香は好きなんかじゃない、大好物なんだ!」と発言した作家のリリーフランキーや、『ホントコ』で未来日記の主題歌を頼む際、見返りに優香の写真集を要求したアーティストの桑田佳祐、アナウンサーの大塚範一や小倉智昭、元来ファンで大河ドラマ『新選組!』のヒロインに抜擢したという脚本家の三谷幸喜、ドラマなどで度々共演するアイドルSMAPの香取慎吾や『情熱大陸』(TBS系)で「一番撮ってみたい人は優香」と即答し撮影した写真家の梅佳代、グータンヌーボでファンだと告白した佐藤智仁やオリンピック男子マラソンでメダリストのエリック・ワイナイナなどは有名である。
- 関根勤が熱烈な優香ファンであることは広く知られている。90年代後半にグラビアで活躍しはじめた頃、関根の出演しているラジオ番組で優香の話題を振られた瞬間、最大エコーがかかって「優香〜!優香〜!」と絶叫してしばしば企画の流れは中断。共演の小堺一機は当初呆れ果てていたが、優香が番組にゲスト出演したあたりから、小堺も関根同様に優香の名前を絶叫するようになった。なお関根は、優香の本名である「広子」の由来について、「お父さんが『心が広い子に育つように』って付けたんです」と各所で吹聴している。
- 一緒に番組の司会をしている、さまぁ〜ず とはプライベートでも特に仲が良く、「男性芸能人で仕事やプライベートなどすべての事を話せるのはさまぁ〜ずさんだけです」と公言しているほどである[2]。
- おぎやはぎが森山直太郎のよい人柄を紹介する際に優香を引き合いに出し、「優香って、みんなに優しくて、『あれっ、もしかしてオレに気があるのかな』、と錯覚するほどやさしく接してくれる」けど、そういうのの男性版が直太郎君だね、と話していたり、[3]仲里依紗がグータンヌーボの収録の際にレギュラーは誰に来てほしいか?の質問に「優香さんが来てほしい。優香さんは以前にお仕事をご一緒した時にも凄く良く(優しく)してもらった。」と語ったり[4]、品川祐は、「優香ちゃんは僕がまだ売れてない時から、いつも気さくにやさしく声をかけてくれていた。」とブログに書かれていたり[5]。彼女の人柄を表すエピソードがある。
- 2年に1度、世界のトップスイマーが一堂に会して開催される世界水泳では2001年の福岡を筆頭に2003年のバルセロナ、2005年のモントリオール、そして2007年のメルボルン大会と4大会連続で日本勢の応援サポーター(キャスター)として出演していた。オーストラリアが誇る競泳界のスーパースターのイアン・ソープには、最初の福岡大会では東京のスタジオ担当だったため一度も面識がなかったのだが、後に特番のオーストラリアロケで初対面した。その後もキャスターとしての取材活動もしており、Get Sports(テレビ朝日系)ではシンクロナイズドスイミングのヴィルジニー・デデュー選手にインタビュー取材も行っているほどである。福岡大会で銅メダルを獲得した、飛込競技の大槻枝美選手は中学時代の同級生であり、中継の際の掛け合いでは、優香の中学時代のニックネームが「岡部ちゃん」だったことも判明した。
- 中学3年間、フェンシングの経験があったことから、北京五輪の男子フルーレで太田雄貴選手の銀メダル獲得にとても感動したと述べている。[6]
- 池袋パルコ前でスカウトされたとき、その池袋で同じ日、優香の数十分後に、ホリプロの別の社員によって藤原竜也もスカウトされている(本人達はデビューするまで、同じ日にスカウトされた人物がいる事は知らなかったようだ)。スカウトされて2ヶ月ほど経った後、ホリプロ社内でスカウトされた人達が集められオーディションが行われた。それに合格してデビューした(その時に合格したのは優香だけだったらしい)。なお、スカウトされてからオーディションまで一切の連絡がなかったため、『あぁ、やっぱり駄目だったんだなぁ』、と思っていたと語っている[7]。
[編集] 出演番組
[編集] バラエティ(レギュラー)
[編集] 特番
[編集] 過去のレギュラー出演番組
[編集] ドラマ
[編集] その他
[編集] ラジオ
[編集] 映画
[編集] 声の出演・吹き替え
[編集] CM、広告
[編集] 舞台
[編集] DVD
[編集] 書籍
[編集] 写真集
[編集] 受賞、選出歴
[編集] 楽曲
- CALLING(NITRO)(ビクターエンタテインメント)
- 映画「恋に唄えば♪」オリジナルサウンドトラック(イディア/アルファ・エンタテインメント)
- この恋届きますように(稲田光穂) - 作詞(2007年4月時点で未CD化)
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月22日 (日) 12:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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