光文社

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株式会社光文社
Kobunsha Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 〒112-8011
東京都文京区音羽1丁目16番6号
電話番号 03-3942-2241(番号案内)
設立 1945年10月1日
業種 出版
事業内容 書籍・雑誌の発行・発売
代表者 代表取締役社長 高橋基陽
資本金 1,800万円
売上高 283億円
従業員数 323名(2008年8月25日現在)
主要株主 講談社 45.8%
(財)野間文化財団 40.3%
外部リンク http://www.kobunsha.com/
  
光文社

株式会社光文社(こうぶんしゃ)は、日本出版社

目次

[編集] 概説

1945年10月1日創業。音羽グループに属する。

数々のベストセラーを生み出したカッパ・ブックスの成功は、新書判ブームのきっかけとなった。『少年』により、戦後月刊少年漫画誌の黄金時代を作った。

JJ』の創刊が、後年の女子大生向け月刊ファッション雑誌の隆盛に与えた影響は計り知れない。現在は『JJ』のほか、24歳~28歳前後のOLが主たる読者層の『CLASSY.』や、より若い世代(女子高生などハイティーン)向けの『bis』といった、女性誌が人気を博す。

[編集] 歴史

[編集] 創業の経緯

1945年講談社は激震に見舞われていた。太平洋戦争が終わり、出版業界内部は、戦争協力者への責任追及の声が激しくあがっていた。戦前から活発な活動をしていた講談社は、その最大の標的となったのである。当時の経営陣は、最悪の事態に備え、別働隊を組織した。それが光文社である。1945年11月のことであった。

しかし、責任追及の声は次第に弱まり、講談社はピンチを乗り切った。そのため、光文社は、いわば梯子を外された状態になってしまったのである。 といっても、光文社の株の殆どを持っているのは講談社であり実質的に光文社の経営権を握っているのは講談社である。 光文社は講談社の別働隊といってもいい。 光文社と講談社は一蓮托生の関係にある。

[編集] 神吉晴夫の台頭

光文社が出版界の第一線に躍り出ることが出来たのは、その講談社から一足早く光文社に移っていた神吉晴夫の手によってである。神吉は「創作出版論」という独特の編集理論をもっていた。それによって、次々とベストセラーが出されていく。1951年「少年期」(波多野勤子)がその嚆矢であった。

そして1954年、「カッパ・ブックス」の創刊。この新書シリーズは、その後の出版界を長く席巻する。

など。青春出版社KKベストセラーズ祥伝社などとともに、新書ブームの一翼を担った。

また、1959年には「カッパ・ノベルス」を創刊。『点と線』(松本清張)『日本沈没』(小松左京)『悪魔の飽食』(森村誠一)などが送り出されている。

雑誌においても、1958年創刊の『女性自身』で女性誌ブームを起こし、1965年には『宝石』も創刊された。

[編集] 労働争議

順風満帆に見えた光文社だが、1970年、神吉の経営手法に労働組合が反旗を翻し、労働争議が勃発した。神吉は後に退陣したが、争議は収まらず、1977年にようやく沈静化した。

この泥沼争議を嫌い、多くの人材が光文社を去った。その中には、祥伝社の設立に関わった者も含まれている。

[編集] その後

1980年代後半ごろから、文庫ブームのあおりを受けて「カッパ・ブックス」の売れ行きが落ち始める。それに伴い、主力は雑誌などにシフトしはじめている。1975年に『JJ』創刊。1986年に「FLASH」創刊。

[編集] 現在の出版状況

[編集] 女性誌

[編集] 男性誌

[編集] 総合誌

[編集] 書籍シリーズ

  • 光文社文庫 - エンターテイメント系。独特の手触りのカバーが特徴。
  • 光文社古典新訳文庫
  • カッパ・ノベルス
  • 光文社新書 - 後発であったが、『最後の藩主』『オニババ化する女たち』『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』『下流社会』などのヒット作が出ている。
  • 光文社ペーパーバックス - ヒット作は『泥棒国家の完成』『内側から見た富士通』。ただし、日本語表記の未来形と称して本文の随所の文節に、英語による言い換えが後置挿入されていて「読みづらい」という声がある上、内容はどちらかというと悲観論を述べているものが多いため、批判もあるようだ。
  • 知恵の森文庫
  • 4コマギャグバトル(火の玉ゲームコミックシリーズ)

[編集] かつて発行していた雑誌

[編集] 主なベストセラー

[編集] 関連団体

財団法人光文シエラザード文化財団
Kobun Scheherazade Foundation
種類 財団法人
本社所在地 〒171-0014
東京都豊島区池袋三丁目1番2号 光文社ビル1F
電話番号 03-3986-3024
事業内容 ミステリー文学を中心とする作家および劇団等に対する助成、顕彰事業
ミステリー文学等に関する資料館の管理・運営事業
ミステリー文学等に関する講演会の開催
その他、上記の目的を達成するために必要な事業
代表者 理事長 並河 良
外部リンク http://www.kobunsha.com/company/scheherazade/
  
  • 財団法人光文シエラザード文化財団
    • 日本のミステリー文学などの作家の顕彰(日本ミステリー文学大賞)、演劇に関わる個人や劇団に対する助成、演劇作品の顕彰(鶴屋南北戯曲賞)、若手作家の発掘・育成、ミステリー文学資料館(1999年4月1日開館。1階部分のみ)の設置・運営、ミステリー文学等に関する講演会の開催などの事業を行う財団。

[編集] 補足

  • 「カッパ・ブックス」などの「カッパ」は、神吉の「いかなる権威にも屈せず、《なんのへのカッパ》と自由な活動をしたい」という思いから名付けられた。
  • 一般に光文社は「音羽グループ」と括られるが、一方の「一ツ橋グループ」と比べて親元・講談社との結び付きが弱い。書店向け注文サイトにおいて、「一ツ橋グループ」は1つのサイトに集約されているのに対し、光文社と講談社は別々であることからもうかがえる。光文社の発行株式の殆どを持っているのは講談社なのになぜ連携がうまくいっていないのかは不明。
  • 作家の小林信彦は、光文社を受験して面接で落とされたことがある。
  • 小学校教科書などを刊行している光文書院とは資本・人材など一切関連がない。

[編集] 著名なOBOG

  • 種村季弘(1933-2004) - ドイツ文学者、評論家。1958年(昭和33年)から1960年(昭和35年)まで光文社に在籍。『女性自身』編集部などに所属していた。
  • 高田宏 - 作家。『少女』編集部に在籍。
  • 増淵健 - 映画評論家

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月17日 (火) 08:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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