全国高等学校写真選手権大会

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全国高等学校写真選手権大会(ぜんこくこうとうがっこうしゃしんせんしゅけん)とは全国の高等学校の写真部やサークルを対象にして行われる写真大会である。略称は「写真甲子園」。

目次

[編集] 初戦

大会に出場するには、初戦で本戦出場権を得なければならない。各学校は、自由にテーマを設定し撮影した組写真を主催者に応募。全国8地域ブロックから選抜校を選考し、本戦に招待する地区代表校が決定される。これが初戦である。2007年は全国242校のうち14校が本戦出場を果たした。

初戦では、4枚から8枚までの組写真をテーマに沿って作り上げる。初戦突破を目指して、数万にもおよぶカットを撮る学校もある。第9回大会まではテーマが決められていたが、第10回記念大会より自由となる。応募できるのは1校につき1チーム、1作品だけである。

[編集] 本戦大会

本戦大会は、毎年7月下旬北海道を舞台に4日間かけて行われる。各校は3名1組の団体戦で、主催3町(東川町美瑛町上富良野町)内の大雪山国立公園一帯の決められた数か所のステージ(撮影ポイント)内にて組写真を創る。カメラ等は主催者から支給されたもの(主にキヤノン製の一眼レフカメラ)を使用する。第12回大会からはデジタル一眼レフカメラを使用し、熱戦を繰り広げている。

審査は1st審査会とファイナル審査会の2回、公開で行われる。この2回の合計得点で順位が決まる。審査方法は、「心」「技」「眼」の3項目に分けて作品を審査。審査会では各校2校ずつのプレゼンテーションが行われ、審査員が講評する。このプレゼンテーションも重要で作品の内容、制作意図、また手紙を書くようにして発表したり、詩やパフォーマンスなど各学校独自のスタイルでの発表も可能であり、作品をより良く見せるためには重要な場面である。

なお、2009年第16回大会より審査会が3回の以前のスタイルに戻っている。

審査の結果、優勝校および各賞が決定される。また、審査会の模様はインターネットで中継されている。

[編集] Tシャツ

代表になった選手には、大会マスコットのワンポイントプリントが入っている白色のTシャツが1人につき3枚配られる。かつてはカラフルに染めたり文字を入れたりと加工することも可能であったが、2007年からTシャツの加工が禁止され選手は白、サポーターは黄、スタッフは赤の基本色となる。

[編集] 選手村

選手村として使われているのが、キトウシ森林公園家族旅行村にあるキャビンである。大会期間中はここに泊まることになる。普段は夏休みなど、家族連れに利用されている。少し歩いたところには、キトウシ高原ホテル(トロン温泉)もあり利用することができるが、大抵は作戦会議などで時間が無くケビンで入浴することが多い。

[編集] 表彰式

表彰式には優勝校の作品と校歌が流れる。大会後の交流会ではモモンガ米が配られる。野球の甲子園では土を持って帰るのだが、写真甲子園では地元東川でとれた米を「モモンガ米」として、選手の思い出として持って帰ることができる。

また選手は、期間中着ていたTシャツに寄せ書きを行っている。これは決められたイベントではないのだが、必ずと言っていいほど行っている。

[編集] 大会を支えるサポーター

この大会では北海道東川高等学校などの地元高校生と東川の人々がサポーターとして参加しており、司会進行、記録、食事などで大会を盛り上げる。また最終日に流されるボランティアが撮影した思い出のスライドも、毎年参加選手達を感動させる。

公式ホームページでは掲示板も用意されていて、参加した選手やこれから大会を目指す高校生たちの交流の場として利用されている。月刊カメラマン、CAPAなどの雑誌にも毎年取り上げられている。また、写真甲子園オフィシャルホームページには写真甲子園最新情報や、募集要項など最新の情報を得ることができる。

[編集] 同窓会

第10回大会から、OB・OGを対象にした同窓会が開催される。第13回大会よりOB・OGによる「思い出写真館NIJI」が開催され、一般市民を対象とした記念撮影を行っている。日本大学藝術学部講師のもと、ストロボなどを使用し本格的な撮影を行っている。

[編集] 歴代の成績

回数 開催期間 優勝校 準優勝校
第1回 1994年 愛光高等学校 筑紫台高等学校
第2回 1995年7月2529日 函館白百合学園高等学校 愛媛県立大洲農業高等学校
第3回 1996年 大阪府立大手前高等学校・定時制課程 函館白百合学園高等学校
第4回 1997年7月29日~8月2日 東京学芸大学附属高等学校大泉校舎 大阪市立工芸高等学校
第5回 1998年7月28日~8月1日 岩手県立盛岡北高等学校 北海道札幌北高等学校
第6回 1999年7月2731日 新潟県立十日町総合高等学校 八代白百合学園高等学校
第7回 2000年7月25~29日 北海道札幌厚別高等学校 大阪市立工芸高等学校
第8回 2001年7月24~28日 秋田県立横手高等学校 大阪市立工芸高等学校
第9回 2002年7月30日~8月2日 青森県立青森南高等学校 鳥取県立鳥取聾学校
第10回 2003年7月29日~8月1日 沖縄県立真和志高等学校 八代白百合学園高等学校
第11回 2004年7月26~29日 青森県立青森南高等学校 沖縄県立真和志高等学校
第12回 2005年7月26~29日 北海道旭川工業高等学校 岩手県立盛岡北高等学校
第13回 2006年7月25~28日 沖縄県立真和志高等学校 青森県立青森南高等学校
第14回 2007年7月24~28日 沖縄県立真和志高等学校 広島県立庄原格致高等学校
第15回 2008年7月29日~8月1日 新潟県立柏崎常盤高等学校 大阪市立工芸高等学校

最多出場校は大阪市立工芸高等学校(12回)であり準優勝4回の強豪校であるが、未だ優勝は手にしていない。

[編集] 歴代審査委員

  • 立木義浩…審査委員長(初戦・本戦)
  • 竹田津実…2005年 ゲスト審査委員
  • 大石芳野
  • 榎並悦子…2005年 本戦ゲスト審査委員

[編集] 主催者など

[編集] 主催

  • 写真甲子園実行委員会
北海道東川町/美瑛町/上富良野町/東川町写真の町実行委員会/北海道新聞社

[編集] 後援

文部科学省/北海道/北海道教育委員会/全国高等学校文化連盟/北海道高等学校文化連盟/北海道町村会/北海道市町村振興協会/はまなす財団/北海道文化財団/日本郵政公社 北海道支社

[編集] 特別協賛

キヤノン/キヤノンマーケティングジャパン/富士フイルムイメージング

[編集] 協賛

北海道環境福祉専門学校(東川町)/旭川福祉専門学校(東川町)/北海道録画センターオーラス研究所/NTTドコモ北海道旭川支店/東芝ソリューション

[編集] 協力

アサヒカメラ編集部/カメラマン編集部/CAPA編集部/コマーシャル・フォト編集部/日本カメラ編集部/日本フォトコンテスト編集部

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年7月20日 (月) 05:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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