全日帯アニメ

全日帯アニメの最新ニュースをまとめて検索!

アニメ > テレビアニメ > 全日帯アニメ

全日帯アニメ(ぜんにちたい-)とは、早朝 - 夜間帯に放送されるテレビアニメを指す(深夜アニメとは逆の放送帯に放送)。

目次

[編集] 概要

本来テレビ放送全般における全日枠は朝6時 - 夜24時までを対象としているが、1960 - 1970年代にかけて23時台に放映されていたテレビアニメが深夜アニメと定義されている関係上、本項では主に民放キー局およびBS各局で早朝5時台 - 夜10時台に本放送されたものを対象とする。

深夜アニメが一般化する以前は、ほとんど全てのアニメが全日枠(ただし先述のように夜23時台は除く)で放映していたため、全日帯アニメと言う概念自体がなかったが、UHFアニメを含めた深夜アニメやCSアニメなどの多種多様な放映形態が急増したことにより、古くからの放映形態の作品を区別する目的で自然発生的にこの概念が用いられるようになったため、明確な定義を本項で示すことは不可能である。

地上波民放キー各局の現在の主な放送時間帯としては平日は朝7時台および夕方5時台 - 夜7時台(夜7時台以外はテレビ東京系列作品が大半を占める)、土曜は朝7時台 - 10時台および夕方6時台、日曜は朝7時台 - 10時台および夕方6時台。

NHKにおいては、現在では教育テレビおよび衛星第2テレビ(一部衛星ハイビジョンテレビで放映の作品もあり)で多く放映している。かつては総合テレビで多く放映していた時期もあったが、『NHKアニメ劇場』が2006年12月に終了以降は教育テレビおよび衛星第2テレビで本放送された作品の再放送をしている。

民放BS局・WOWOWでも平日夕方枠に放映される作品がある(2007年現在では深夜帯にシフトしている傾向が強い。詳細はWOWOWアニメを参照)。それ以外の民放BSデジタル放送局においては#BSデジタル放送における事情を参照。

独立UHF局では、古くからキー局で放映された旧作の再放送が中心であるが、時折新作アニメを、稀に自社制作(共同制作含む)アニメを放映する場合もある(この項を参照されたい)。

近年ではTOKYO MXが他局では深夜帯に放映するUHFアニメを全日帯(深夜帯との境目の時間帯も含む)にて放映するケースも出ている(他の独立U局でも似たようなケースが時折生じる)。

[編集] 全日帯アニメを取り巻く現状

2000年代に入ると、全日帯アニメを取り巻く環境は厳しさを増す一方である。その主な理由として

  1. 少子化による児童層の視聴者減および、その関連産業の業績不振
  2. バブル崩壊以降長引く不況による放送局のCM収入の落ち込みや、制作委員会側においても全日帯の枠を確保するだけの予算不足
  3. 義務教育週休2日制施行による平日の授業および部活動の長時間化に加え、学習塾の普及
  4. 児童層のテレビゲームなどの趣味の多様化
  5. テレビアニメ全体の表現規制の厳格化により、深夜帯や独立U局へのシフト[1]

などが挙げられ、それにより夕方枠やゴールデンタイム帯に放映される作品は「長寿番組」も含めて年々視聴率が低下すると共に減少の一途をたどっている。前者に至っては在京キー局ではテレビ東京を除いて1990年代後半以降の平日夕方枠放映作品はかなり減少し、現在では地方局の時差ネットや日本テレビの『それいけ!アンパンマン』のほかは再放送アニメを放送している状態である[2]

一方で土曜や日曜の午前中の時間帯に放映される作品は、特に土曜は先述の義務教育の週休2日制の施行もあって増加傾向にある。

しかし、それ以上にUHFアニメを含む深夜アニメが急増しており、以前であればキー局系の全日帯で放映していたような作品(内容的にも本来なら深夜向けではないものも少なからず含まれる)まで深夜帯や独立U局で放送されている状況である(先述の理由から放送料金が安い枠で放映すると言う事情も大きい)。

更に地方局では1990年代前後に、札幌テレビ放送 (STV) の『どさんこワイド』に代表される自社制作の夕方ワイド番組の増加やその時間拡大にともない、従来の夕刻帯における時差ネット全日帯アニメ枠が削減ないし廃止、もしくは早朝帯(まれに深夜帯)に追いやられる事例も相次いでいる[3]

このように長年アニメ作品の花形的存在だった全国ネットの全日帯アニメ枠(特に系列局の多い4大キー局によるゴールデンタイム帯枠)の急激な減少から、深夜帯にテレビを見る習慣がない層(特に児童層)がアニメ作品に触れる機会が減少することによって、若く幅広いアニメファンが育たなくなることにもつながり、それはやがてアニメ業界そのものの衰退にまで発展するとの危惧を示す関係者もいる[4]が、先述のように少子化など、制作側の意向だけではなんともならない要素も多くあることから、これらの時間帯のアニメ作品の視聴率が年々低下する一方の現状では全日帯アニメの衰退を抑止するには難題が山積みといえる。

[編集] 地方局制作の全日帯アニメ

テレビアニメ#地方局」を参照

[編集] 地上波民放の放送エリアの問題

テレビアニメ全体の傾向に関してはテレビアニメの項を参照し、ここでは全日帯アニメでの特徴的な傾向を述べる。

全日帯アニメにおいて、キー局の事情で放映枠が変更された場合(大抵は視聴率不振による枠『降格』である)、ネット局の中にはその時点で打ち切りとなってしまう例もときおり起こる(2000年代の例では『ONE PIECE』。また、NNS系列月曜夜7時枠で放映されていた『結界師』も2007年10月改編でytvや日テレなどでは深夜枠へ降格され、大半のNNS系列局では放映再開の目処すら立っていない)。更にキー局で放映延長が決まった場合、異系列の時差ネット局では延長分以降が未放映となるケースもある(系列局が少ないテレビ東京系作品で見られる。例:『D.Gray-man』『銀魂』など)。

長年地方在住者にとって悩みの種だったテレビ東京系列放映アニメに関しては、2000年に開局した子会社のBSデジタル放送局・BSジャパン時差ネットとはいえ、全日帯アニメに関しては過半数の作品を放送していることから[5]、その開局以前ほどの問題ではなくなった。

なお、一部の作品では放映枠の事情などから、キー局などで深夜アニメとして放映されている作品が、一部の地方局(稀に共同制作局も[6])では全日帯放映となる例がある。

[編集] BSデジタル放送における事情

UHFアニメを含む深夜アニメとは異なり、先述のようにテレビ東京系以外の4大キー局においては、その子会社のBSデジタル放送局で地上波の本放送と比較的タイムラグが少ない形で時差ネットされる作品は少数である。

ただし、

  1. BS-TBS(旧BS-i)は開局まもないころから早朝帯での放送を念頭においた作品がいくつか制作している[7](また、2007年秋からはMBS制作作品(土6→日曜午後五枠)も遅れネットしている[8])。
  2. BSフジでも全日帯向け新作アニメを幾つか制作している(2007年より、かつて地上波で放映していた『世界名作劇場』の新作シリーズを日曜夜7時半枠にて放映している)。
  3. BS朝日もテレビ朝日系一部地域ネット作品を放映している。

[編集] 現在の在京民放各キー局の動向

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

[編集] 日本テレビ

日本テレビはかつては在阪系列局の読売テレビ (ytv') と共にゴールデンタイム帯作品を多く制作・放送したり、日曜朝や平日夕方に多数のアニメ作品を放送していた時期が続いたが、在京キー局の中で全日帯アニメの本数を減らす時期が比較的早かった(1993年頃からすでに減少傾向に入っていた)。

1995年からは月曜夜7時台のytv'制作2本枠と、自社制作の『それいけ!アンパンマン』(現在は金曜夕方に放送)の計3本枠での放送が続いたが、ytv制作の月曜夜7時台枠(『アニメ☆7』)は2009年4月よりそれぞれ土曜夕方6時枠および日曜朝7時枠への移動が決定した[9]。これに伴い、日本テレビのゴールデンタイムのアニメ枠が消滅したが、その代わり、後述の通りテレビ東京では2009年4月に月曜夜7時台のアニメ枠が復活した。

また、昭和40年代(≒1965年 - 1974年)中心に同局の関連プロ野球球団である『読売巨人軍(現:読売ジャイアンツ)』をモチーフにした作品が複数放映されていた(『巨人の星』シリーズ、『侍ジャイアンツ』など)。また、関連プロレス団体『日本プロレス』をモチーフにした作品もあった(『タイガーマスク』)。

[編集] テレビ朝日

テレビ朝日は全国ネットでは金曜19時台に2本を放送(『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』)。現在では在京4大キー局で唯一ゴールデンタイムアニメ自社制作の灯を守り続けている局である(2009年4月以降は上記のytv制作・NTV全国ネット枠の移動により、文字通り唯一のゴールデンタイムアニメを放映する局となる)。かつてはフジテレビと並んでゴールデンタイム帯のアニメを多く放送していたが、1997年頃からアニメ枠の削減や枠移動がおこなわれた。しかし2009年10月より約20年ぶりとなる火曜19時台枠を新設しており、今後の動向が注目される。

一部地域ネットでは珍しく土曜11時台に『あたしンち[10]→『ご姉弟物語』、2006年3月から2009年9月までは日曜6:30 - 7:00枠の作品を自社制作で放映。

また日曜朝7:00 - 7:30枠メ〜テレ制作[11]同朝8:30 - 9:00枠朝日放送 (ABC) 制作となっている[12]

腸捻転時代に系列局だった毎日放送(MBS)もアニメ制作に熱心で、ゴールデンタイムにも放送枠を持っていた。

テレビ朝日の前身・日本教育テレビ(NET)の創業に東映が深く係わり、現在も大株主であるため、かつては東映動画(現:東映アニメーション)との共同制作による全国ネット作品が多かった。しかし、相次ぐ枠の削減により、2009年10月改編で復活するまで「テレビ朝日・東映・東映アニメーション」の組み合わせによる「地上波での全国ネット作品」の制作は一時中断となり[13]、ABC制作の日曜8:30枠が全国ネットの東映作品枠としてテレビ朝日系列全体で唯一残っていた[14]。一方、テレビ朝日はシンエイ動画を2009年4月から連結子会社[15]としているため、現在テレビ朝日制作の全国ネット枠で残っている『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』は、いずれも同社との作品である。

前述のテレビ朝日と東映アニメーションの関係と、シンエイ動画が前身のAプロダクション時代に毎日放送・朝日放送制作のアニメ[16]東京ムービーの関連企業として制作に参加していた実績を考慮すると、テレビ局と制作プロダクションの関係が東西で逆転する結果となったともいえる。

[編集] TBS

TBSは古くからTBS自身よりも在阪準キー局の毎日放送 (MBS) の方が熱心な傾向が強く[17]ハイビジョン制作に関してもMBSのみ実績がある状態である(深夜アニメも含めると中部日本放送 (CBC) も僅かながら実績がある)。

2000年前後に全日帯アニメの本数を削減した他系列とは異なり、古くから放映本数が少ない方であり、多い時期でも週4本しか放送されていない[18]。また、ゴールデンタイム帯でのアニメ放送作品がMBS制作の『まんが日本昔ばなし』一本のみという時期が多かった。1994年3月に『まんが日本昔ばなし』がローカル枠へ移動後は、2003年4月の『探偵学園Q』の放送開始までゴールデンタイム帯のアニメが1本もない状態が続いた。

こうした点からも、テレビアニメ黎明期の作品であり制作に至った背景や環境も2009年現在とは異なることから単純には比較できないが、TBSが主導権を握って制作した『エイトマン』は例外といえる。

そのためか他局に比べ、いわゆる“長寿アニメ”作品が少ない[19](先述の『まんが日本昔ばなし』[20]を除いてほとんどない)。

長年続いていた土曜夕方5時30分枠は『探偵学園Q』(視聴率不振で同枠に降格)終了後、在京キー局の中で唯一、自社制作の全日帯アニメが存在しない状態が長く続いている(2007年4月から『ラブ★コン』で3年ぶりに再開するが、半年でふたたび休止となった[21])。

それ以外では1990年代前半からのMBS制作の『土6』枠のみ[22]と言う時期が続いたが、2000年代半ばから裏のNHK教育アニメ枠に押されるなど低迷が続いたことと、2008年4月からは日曜夕方から『JNN報道特集』が土曜17:30 - 18:50枠に移動および時間拡大の上で『報道特集NEXT』としてリニューアルされるに伴い、従来の土6枠は約23年ぶりにアニメ枠となる日曜夕方5時枠(日曜午後五)へ移動となった。

また、かつては土曜朝7時台にCBC制作のアニメ枠が存在していた[23]。また、MBSも日曜朝7時台にアニメ枠を持っていた時期があったが、視聴率低迷でわずか1年で撤退している[24]

ちなみにMBSは1976年に、全日帯アニメと深夜アニメの境界線といえる22時台に「成人向け」アニメとして「花の係長」を全国ネットで制作・放送したことがあった。

[編集] テレビ東京

テレビ東京は昔からテレビアニメに力を入れている局であり、他局では減少傾向にある全日帯アニメも今も積極的に放送している。しかし近年では視聴率の低下が著しい時間帯も目立つ。

平日朝は『おはスタ』内でミニ作品を放映しているほか、同朝7時半枠は月曜のテレビせとうち制作の『はっけん たいけん だいすき! しまじろう』を始めとする子供向け番組枠となっている。

平日夕方は『アニメ530』枠として17:30 - 18:30の間がアニメ枠となっているが[25]、近年この枠のうち、第1枠(17:30 - 18:00)の視聴率の落ち込みが激しく、『ドラマ530』などへの振替により、2007年10月改編では第1枠の新作枠は木曜のみとなった(2008年4月期の新作枠は火曜に変更)。

木曜夜7時台もアニメ枠となっている(ただし2008年4月より水曜夜7時台前半枠が特撮ドラマ枠に、2008年10月より水曜夜7時台後半枠が海外アニメに変更されたが2009年4月より両枠ともにアニメ枠に戻る)。1990年代前半まで、月曜日や金曜日もアニメ枠となっていた時期があったが、2009年4月から月曜夜7時台にアニメ枠が復活する。前半枠では1997年3月までに放送された『モジャ公』以来12年ぶりであり、後半枠では1987年3月までに放送された『Oh!ファミリー』以来22年ぶりである。しかし前半枠は海外アニメ枠で、後半枠は再放送のアニメ枠となる。そして2009年10月より両枠ともに新作のアニメ枠となる。

凋落の激しい平日夕方枠に代わって、2000年代に伸びているのが土曜・日曜午前帯の枠(土曜日の1本はテレビ愛知、日曜日の1本はテレビ大阪制作)である。特に土曜朝8時枠(テレビ愛知制作)は版権会社各社による枠争奪戦が勃発しているほど。一方で日曜の方は特撮番組も含めて他系列と競合する番組が多い(テレビ朝日系『ニチアサキッズタイム』(系列局制作含む)7:00 - 9:00枠、フジテレビ系9:00 - 10:00枠)。

変わった特徴としては、『キン肉マンII世』や『スクールランブル』、『ギャラクシーエンジェル』など、全日帯アニメの続編が深夜に放送される一方で、逆に『マリア様がみてる』や『魔法先生ネギま!』のように、深夜アニメの続編が全日帯アニメとして放映されたり[26]、全日帯アニメで2クール以内完結作品(打ち切りとなった例を除く)や、子供向けアニメと深夜アニメの中間的存在のアニメファン向けの作品が多数存在するのも、他局ではあまり見られない現象である。

一部の全日帯アニメでは、地上アナログ放送では16:9制作マスターを4:3画面左右カットで放送するが[27]、テレビ東京では2007年4月以降より一部の作品でアナログ放送ではレターボックス付16:9サイズでの放送を実施している。一例として開始当初はアナログ放送では4:3画面左右カット放映だった『D.Gray-man』は2007年4月よりアナログ放送でも16:9サイズ(レターボックス付)での放送を実施し、また、ハイビジョン制作の『絶対可憐チルドレン』でも同様に実施している[28]

[編集] フジテレビ

フジテレビはTBSとは対照的に『ちびまる子ちゃん』・『サザエさん』・『ONE PIECE』など他局に比べて長寿アニメの比率が高いという特徴がある。

1980年代には『ドラゴンボール』や『うる星やつら』などゴールデンタイムの19時台に多くの人気作品を放送してきたが、2000年以降から徐々に本数を減らしていき、先述の『ONE PIECE』が日曜夜7時台から同朝9時台に移動したことによってゴールデンタイム帯放映作品は消滅し次第に衰退傾向にある。

現在では日曜朝9時台(『ドラゴンボール改』と先述の『ONE PIECE』)および同夕方6時台(『ちびまる子ちゃん』・『サザエさん』)にて放映している。

日本テレビ同様に、1990年代前半までは平日夕方に多数のアニメを制作・放送していた時期があった。なお系列局制作作品は極めて少なく、関西テレビ (KTV) が2本、およびKTVと東海テレビTHK)が共同で短編アニメ1本を制作したにすぎない[29]

[編集] 競合する番組ジャンル

歴史的にゴールデンタイム帯はアニメの他に、報道番組のほかクイズ番組歌番組スポーツ中継バラエティ番組などアニメ以外の番組の枠でもあるためそれらとの競合も多く見られる[30]

家族がチャンネル権をこの時間帯に握って上記のようなジャンルの番組を見ていた世帯も多かったため、この時代に児童層だった世代の人間の中には当時の全日帯アニメの相当数の枠を本放送では見られなかった者も多く[31]、その世代の有名人でもそれをネタにすることが珍しくない。

時代が下るにつれて親の世代交代・1世帯数のテレビ受像機の増加・ビデオ録画機の普及などでこれらの番組と放送時間帯が重なっていることが全日帯アニメの本放送が見られない理由ではなくなってきたが、ゴールデンタイム帯放映の全日帯アニメが減少しているという現状がある。

[編集] 17・18時台での事例

平日17時台以前[32]の場合も、1990年代以降多くの民放局では主に地域情報を中心とした番組(夕方ワイド番組)を放送する。[33]

平日18時台の場合多くの民放局はニュース枠に当て、NHK総合でも1980年代末以降はローカルニュース枠(関東広域圏の場合『首都圏ネットワーク」』)としている。なお、それ以前のNHK総合では18時台前半にまで児童向け番組[34]を放送していた。

定時ニュース以外の報道・情報系番組では1982年以来日曜夕方に放送していた『報道特集』(TBS[35])のほか、『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ[36]などを挙げることができる。

週末におけるこの時間帯の場合、上述の番組に加えてグルメ番組や情報系番組などが放送される。前者はかつて『料理天国』(TBS)・『料理バンザイ!』(テレビ朝日)が、今日では『笑顔がごちそう ウチゴハン』(テレビ朝日)などが該当する。

また、JNN系列局ではかつて土曜日17時30分枠にローカル情報番組を放送していた。これらの多くは『たべごろマンマ!』などのファミリー向けグルメ番組や『天才クイズ』(CBC)などの児童向けローカル番組を除き視聴者層はアニメとは競合しないが、親のチャンネル権が強い家庭ではこの時間帯のアニメが見られない、もしくは見られなかった例もある。

[編集] 19時台での事例

19時台前半の場合、NHK総合のニュース枠『きょうのニュース』→『NHKニュース』→『ニュース7』と時間帯が重なっている。

また『クイズタイムショック』(NET→テレビ朝日)など、人気のあるクイズ番組とアニメの時間帯が重なったこともあった。同様に19時台後半であれば1970年代の全期間において平日には『クイズグランプリ』と『スター千一夜』がフジテレビで放送されていたほか、『ぴったし カン・カン』(TBS)や『連想ゲーム』(NHK総合)なども存在し、他局のアニメ枠にとっては強敵となっていた。

当然ではあるが、この時間帯以外でも大人向けの報道番組・娯楽番組との競合は古くから現在に至るまで存在する。しかし19時台ほど親などとのチャンネル権争いは歴史的にも見られなかった。

[編集] 日曜日朝の事例

日曜日の朝の場合、『日曜討論』(NHK総合)・『THE・サンデー NEXT』(日本テレビ)・『サンデーモーニング』(TBS)・『新報道2001』(フジテレビ)などの報道系番組や『題名のない音楽会』(テレビ朝日)などの教養番組と競合が見られる。

また、後述するようにアニメや特撮をはじめとする子供向け番組同士での競合も多い[37]

[編集] スポーツ番組

プロ野球中継サッカー中継・ボクシング中継(主要な試合開催時)が現在でもしばしば放送されているが、オリンピック開催時においては試合のダイジェスト放送などがスポーツ中継・番組として放送されるようになっている。

また、大相撲高校野球などの開催時にはNHKを中心として大相撲中継・高校野球中継が放送される。家族などがこれらの競技に関心が高い場合、この時間帯にアニメを見られない子供もいた。

[編集] アニメ同士の競合

アニメ番組同士(特撮番組・子供向け情報番組も含む)が複数競合している例もある。現在では夕方や土日の朝を中心に見られる程度だが、1970年代1980年代にはさらに多くの競合するケースがあった。

主な例としては、1974年に『アルプスの少女ハイジ』と『宇宙戦艦ヤマト』、さらには『SFドラマ 猿の軍団』の3番組が競合していたことがある。

[編集] 脚注

  1. ^ その一方で表現規制をスレスレの所ですりぬけている一部の全日帯アニメ(『銀魂』など)もあることから、「本来の作風に適した放映時間でない作品が多すぎる」と違和感を覚える視聴者も少なくない。
  2. ^ とりわけ1980年代前半から全日帯アニメ(特にゴールデンタイム帯放映作品)の多くの原作作品を輩出してきた『週刊少年ジャンプ』が1990年代後半以降の衰退が顕著である点に現れている(かつては全て4大キー局のいずれかの全日帯で放映されていたが、近年ではテレビ東京系 (TXN) や独立U局を含む深夜帯に放映される作品も少なくない)。
  3. ^ 「夕方ワイド番組」の項を参照すると、その時期を境に元々地域密着型番組が弱い地盤である関東圏を除く全国各地で「夕方ワイド戦争」と呼ばれる状況になっており、そのあおりでテレビアニメ枠のみならず、テレビドラマ再放送枠なども激減している(特に日本テレビ系列局TBS系列局で顕著である)。各アニメ誌に掲載されている各地の放映作品一覧のうち夕刻帯放映作品を時代ごとに比較すると一目瞭然である。
  4. ^ 2007年4月11日付東京新聞に、テレビ東京の広報部長が『アニメはもはや子供たちのファーストチョイスではない』と答えているインタビュー記事が掲載された。
  5. ^人造昆虫カブトボーグ V×V』はテレビ東京側が地上波放映を拒否した結果、地上波では未放映(アニメ専門チャンネルではアニマックスにて時差ネット)。ただし版権上の関係やスポンサー事情(地上波より1~2社少ない場合がある)により、一部未放映の作品もしくはアニメ枠もある(テレビ大阪テレビせとうち制作作品はいまだ放映実績がない。また、テレビ愛知制作作品も数えるほどの実績しかない)。
  6. ^ 例:TBS・MBS共同制作『おおきく振りかぶって』。MBSのみ土曜夕方5時30分枠で放映。
  7. ^ちっちゃな雪使いシュガー』(ただし、この作品に関しては後に地上波でも放映スケジュールが追加された)など。
  8. ^ 2009年4月からは『機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)』を半年遅れネット。
  9. ^ ただし2008年4月開始の関西ローカル放映短編アニメ『attacked kuma3』を除く。この作品は土曜22:54枠と、深夜帯に近い放送枠であった。
  10. ^ 2004年10月の枠移動以前はゴールデンタイム(金曜19:30 - 20:00枠)の全国ネットだった。
  11. ^ かつては土曜夕方に『機動戦士ガンダム』シリーズや『勇者シリーズ』などのロボットアニメ放映枠を持っていた。
  12. ^ ABCは1996年までゴールデンタイム帯にもアニメ枠を持っていた。
  13. ^ テレビ朝日日曜朝6時30分枠の放映作品は関東ローカル及びBS朝日での放送。
  14. ^ 元々、東映と在阪放送局との間は、ABCよりも腸捻転時代の系列局だったMBSや、競合相手のグループ企業であるKTVとの関係が深かった。但し、MBSは、1960年代に放送動画制作を傘下に持ち、同社が解散した後はNETテレビとの関係が薄かった非東映系のアニメ制作会社との関係を深めていたため、また、KTVは全日帯アニメは2本(深夜枠を含めると3本)制作しただけだったため、実写ドラマでの関係が中心だった。一方、ABCは松竹東京ムービー等との関係が深かった。
  15. ^ 創業者・楠部大吉郎は東映動画出身である。
  16. ^ MBS=『エースをねらえ!』・『ジャングル黒べえ』等。ABC=『ど根性ガエル』(TBS系時代)・『はじめ人間ギャートルズ』(放映途中にTBS系からNET系へ移行)等。
  17. ^ 腸捻転時代は朝日放送 (ABC) とネット関係にあり、現在のMBSと同様に、TBSよりもアニメ制作に熱心だった。
  18. ^ ただし週4本放送していたのは、2003年4月 - 2003年9月までの6か月間のみでそれ以外の時期に週4本放送されたことはない。なお帯番組は1本として計算している。
  19. ^ 2007年1月現在、他の在京キー局には系列局制作も含めて10年以上続いている“長寿アニメ”が少なくとも1本はある。
  20. ^ 同作品もNET(現:テレビ朝日)系列で放送されていたのを引き継いだものである。
  21. ^ その理由は不明だが、この時間帯ではアニメの視聴率が延びないのではないかということと、この時間帯では全日帯アニメを全国放送しづらいという理由がほのめかされている。また、『ラブ★コン』の地上波ネット局が三大都市圏以外ではテレビユー山形 (TUY) のみで、MBSやCBCでは枠の関係で深夜帯放映だった。なお、MBSでは同時間帯にTBSほかでは深夜アニメとして放映する『おおきく振りかぶって』を唯一全日帯に放送していた。
  22. ^ この枠はTBS土曜夕方5時30枠とは反対に、近年も『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』『鋼の錬金術師』などのヒット作を生み出している。だがその一方で、過激な表現が多いと批判され、BPOから回答を求められたこともある(例を挙げると、性的描写や流血描写の多用、大量殺戮、男性の裸体描写など、深夜アニメ作品よりも過激な描写も多々見られる)。
  23. ^ 参入当初は金曜19時台だったが、後にMBSと枠交換の形で土曜朝に移動。『ウルトラマンネクサス』開始後は、MBSと入れ替わるように『平成ウルトラマンシリーズ』制作局となった関係で、同局による全日帯アニメの制作は休止状態となり、更にその後の視聴率低下により土曜朝枠から撤退を余儀なくされた。
  24. ^超時空要塞マクロス』や『マクロス7』などを日曜昼間帯に放映していた時期もあった。
  25. ^ 『アニメ530』化前は18:00 - 19:00枠だった。
  26. ^ 特に『ネギま!?』は史上初の深夜→夕方へのパターンとなった(本編放送途中での放映時間変更の例を除く)。
  27. ^ テレビ東京系では未だに4:3マスター制作作品の比率が他局より高く、ハイビジョン制作に至っては極めて低いのが現状である。また、TBS制作作品は殆ど全て地上波デジタル放送でも4:3サイドカット放映である。
  28. ^ 同じくハイビジョン制作だが、その対象外の番組も多い。
  29. ^ 深夜アニメもKTVが1本を制作したにとどまっている。
  30. ^ 他番組の特別版による時間拡大によってアニメの放送が休止となるケースも少なからず存在する。
  31. ^ 同時間帯に複数の子供向け番組が競合していた場合も含む。
  32. ^ 近年では一部の局がアニメの本放送を行うほか、遅れネットや再放送を行う局もある。
  33. ^ その他1980年代半ばに放送され人気を博した『夕やけニャンニャン』(フジテレビ)に代表されるように、この時間帯に若者向けのバラエティ番組が放送されアニメ放送枠と競合した例も歴史的には若干存在する。
  34. ^ 人形劇や『少年ドラマシリーズ』・『600 こちら情報部』などの情報番組など。アニメと視聴者層が競合する番組でもある。
  35. ^ 現在では土曜夕方に移動の上『報道特集NEXT』となっている。
  36. ^ かつては『独占!!スポーツ情報』を放送していた。
  37. ^ 準キー局・地方局での遅れネットも含めると3番組が競合しているケースもある。

[編集] 関連項目

[編集] 主な枠

斜字は過去の枠。


最終更新 2009年11月14日 (土) 12:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【全日帯アニメ】変更履歴

ご利用上の注意