全日本吹奏楽コンクール

全日本吹奏楽コンクールの最新ニュースをまとめて検索!

全日本吹奏楽コンクール(ぜんにほんすいそうがくコンクール、All Japan Band Competition)は社団法人 全日本吹奏楽連盟朝日新聞社が主催し、毎年開催するアマチュア吹奏楽団体を対象とした音楽コンクールである。1940年に同新聞社が創設したが太平洋戦争で中断、戦後は1956年に再開された。本大会は、日本の吹奏楽界では最大規模の大会である。

目次

[編集] コンクール概要

[編集] 規定

全日本吹奏楽コンクールは大きく中学校(以下、中学)、高等学校(以下、高校)、大学、職場、一般の5部門に分かれる。

中学、高校、大学、職場の各部門については、参加者の全てが同一の学校企業官庁の公認団体の団員であることが求められる。中学、高校の各部門では同一経営の小学校の児童、中学校の生徒(中高一貫校や付属校など)の参加も認められている。近年では、同居している連携型中高一貫教育校の大編成部門(A部門)への参加について議論されたが、「同一経営に準ずるもの」として参加が可能となっている。

奏者が複数の団体から出演することはできず、また奏者として職業演奏家(中学や高校の音楽科、音楽大学等の音楽専攻団体、そこに所属する在校生も含む)の参加はできない。指揮者については複数団体の指揮をしてもよく、職業演奏家でも問題はない(ただし、これは全国大会に限ってのことであり、支部あるいは都道府県単位では「その小中学校の常勤職員に限る」と規定しているところもある)。

参加を希望する団体はまず該当地域の吹奏楽連盟に加盟登録し、連盟理事会で毎年指定する課題曲(吹奏楽連盟会報「すいそうがく」、連盟公式ホームページ、朝日新聞紙上、吹奏楽関連雑誌で発表)と各団体が選曲する自由曲の2曲を決めて参加申込をする。

また2009年度より、「職場の部」と「一般の部」の各々の部門が「職場・一般の部」として一つの部門に統一された。当初2008年度からの統一が予定されていたが、更なる検討が必要として、先延ばしされていた。統一後は、これら2部門の団員参加資格を同一のものとし制限人員を新たに設定、連盟への加盟登録については従来通り「職場」「一般」とそれぞれ分かれた形を維持している。

[編集] 主な規定

  • 課題曲・自由曲は同一メンバーによる演奏でなければならない。ただしメンバーが入れ替わらなければ、課題曲のみの演奏もしくは自由曲のみの演奏は可能である。
    • 楽器の持ち替えは認められている。
  • 指揮者は、課題曲・自由曲2曲とも同一人物でなければならない。
  • 課題曲・自由曲は下位大会で審査された曲を演奏する。上位大会からの演奏曲の変更はできない。但し、自由曲でのカット部分の変更に関しては可能とされている。
  • 演奏時間:課題曲・自由曲合わせて12分以内(演奏時間は、課題曲の演奏が始まってから自由曲の演奏が終わるまでの間とする)。
    • 12分を超過した場合は審査はなされず失格となる。この12分という制約が思いのほか厳しく、失格となる団体が全日本大会でも時々ある。
  • 人数制限:中学が50名以内、高校・大学が55名以内、職場・一般が65名以内(いずれも指揮者を含まない)
    • 下位大会での参加申込人数を超えることはできない。ただし、下位大会への参加人数は全日本よりも多くてもよい(例として埼玉県大会に、川口市アンサンブル・リベルテ吹奏楽団が70人での参加をした)
  • 編成:吹奏楽編成(木管楽器金管楽器打楽器)の作音楽器のみ。打楽器には擬音楽器も含む。ブラスバンド編成やオーケストラ編成などの参加は認められていない。
  • 3年間連続して大会本選(便宜上、以下「全国大会」と記す)に出場した団体は、その翌年は地区大会、県大会や支部大会といった下位大会も含め、吹奏楽コンクールに参加することができない。この制度は、通称「三出制度(もしくは、三出休み)」と呼ばれている。この制度は第44回(1996年)大会から適用され、当初は3年連続して金賞を受賞した団体を対象としていた。初年度にあたる第44回(1996年)大会では、前年の第43回(1995年)大会で3年連続して金賞を受賞した6団体(中学1・高校2・大学1・職場1)が、コンクールに出場できなかった。その後、対象が全国大会に3年連続出場した団体へと拡大され、その最初にあたる第47回(1999年)大会では、前年の第46回(1998年)大会で3年連続出場を達成した26団体(中学6・高校11・大学1・職場6・一般2)が、コンクールに出場できなかった。なお、同年8月28日東京文化会館において吹奏楽コンクール・マーチングフェスティバル・アンサンブルコンテストそれぞれの全国大会に3年連続出場した団体を招いて特別演奏会を開催した。
    • かつて第4回(1956年)-第17回(1969年)大会は3年連続1位、その後第18回(1970年)-第43回(1995年)大会は5年連続金賞入賞団体を全国大会に招待して演奏を披露させるという「招待演奏(特別演奏)」が行なわれていたが、現在では全国大会に招待されることはなくなり、代わって全日本吹奏楽連盟より「国民文化祭・吹奏楽の祭典」への出場推薦や、支部・県の吹奏楽連盟より県大会や支部大会での招待演奏の依頼が行われる。
    • 連盟の「できるだけ多くの人に全国大会を経験して欲しい」という方針によりこの規定が設けられているが、この規定に対しては賛否両論があり未だに議論が絶えない。特に中学・高校・大学の部においては演奏者が毎年変わることや、吹奏楽部を担当している顧問が異動となる可能性があるため反対の声は多くある。しかし、対象となる団体がコンクール参加団体のうちの極わずかであることもあり、全体として議論はあまり活発ではない。

[編集] 審査

この節の審査方法は全国大会のものである。下位大会については「予選」を参照のこと。

9人の審査員が上述の課題曲と自由曲のそれぞれに対し、「技術面」「表現面」に分けてABCDEの5段階で各々評価を行う(つまり審査員は、課題曲の技術面・表現面、自由曲の技術面・表現面の4点についてABCDEの評価をそれぞれ行う)。その後、ABCDEの評価を得点化し、その得点の上位順から金賞・銀賞・銅賞のいずれかの賞が与えられる。ただし、審査の公平性をより高めるため、9人の審査員の審査のうち「最も高い評価をした審査員1人・最も低い評価をした審査員1人」の評価はカットされる(カット対象となる評価が同一の場合は、いずれか1人の評価のみをカット)。よって得点化されるのは9人の審査員の評価のうち、最高点・最低点間の評価を行った7人の審査員の評価となる。この上下カットによる審査方法は第44回(1996年)大会から実施されている。

結果発表後、各演奏団体の代表者には各審査員から合計9枚の自団体の審査票が渡される。審査票には表があり、課題曲・自由曲の技術・表現の評価がA~Eのいずれか1つにそれぞれ○がつけられている。特記事項の欄が表の下に設けられているが、書いてあることはまれである。 審査員名も書かれておらず、どの審査員の評価かわかることはない。 審査結果の一覧は、翌年1月発行の「会報すいそうがく」に公開される。それまで出場団体も順位がわかることはなく、近年審査の不透明さを指摘されることがある。

現在のように金賞・銀賞・銅賞のグループ表彰になったのは第18回(1970年)大会からで、第17回(1969年)大会以前は1位・2位・3位・・・の順位制であり、1位の団体には優勝旗が授与されていた。

[編集] 予選

参加団体はまず、例年7月ないし8月に行われる都道府県大会に参加する(都道府県大会の前に、細かい地区に分けた地区大会が行われる場合も多い。これは各支部毎で異なる。「コンクール予選構成」を参照のこと)。審査の上、都道府県代表が決められ、上位大会である支部大会(北海道支部・東北支部・東関東支部・西関東支部・東京支部・北陸支部・東海支部・関西支部・中国支部・四国支部・九州支部)に出場し、審査の上、支部代表権を獲得すると全国大会へ出場することができる。審査は上述の方法で行われるが、各支部・都道府県の裁量で審査方法、審査員の人数は決められる。なお、支部・都道府県によっては、前年度の大会で上位大会に進んだ団体に対してシード権を付し、上位大会である県大会や支部大会からの参加を認める場合もある。

支部や都道府県単位で、小学生部門や小編成部門(B部門)、合同部門(C部門)を行う場合も多い。全国大会への道は開かれていないが、複数の団体の合同バンドを認めたり人数規制を緩和するなど柔軟な対応ができ、人数や予算に制約のある団体を含めほとんどのコンクールに参加意思のある吹奏楽団体が参加できるようになっている。なお、小中高の小編成部門(B部門)参加団体のうち、北海道・東北・東関東・西関東・東京・北陸支部に所属する団体は全国大会として東日本学校吹奏楽大会があり、支部代表権を獲得すると出場することができる。

  • 注:全国大会が開催されるのは中・大編成部門(A部門)である。全日本合唱コンクールと違い部門別の下限人数が定められていないため、上限人数以下で吹奏楽編成を維持しつつ課題曲で指定されている編成を尊重して演奏ができる場合、中・大編成部門への参加は可能である。しかし、上位大会では下位大会で申請した参加人数を超えることはできないため、参加上限数と等しいもしくは近い人数でコンクールに参加している団体が多い。

[編集] コンクール予選構成

支 部 都道府県 地 区
北海道 北海道 札幌、函館、空知、旭川、名寄、留萌、稚内、北見、日胆、帯広、釧路
(北海道は道大会が支部大会となる)
東 北 青森県 青森、弘前、八戸
岩手県 県北、盛岡、中央、県南、沿岸
宮城県 仙台青葉泉、仙台太白宮城野若林、名取仙南、塩釜石巻、古川栗原、登米本吉
秋田県 県北、中央、県南
山形県 村山、最北、置賜、田川、飽海
福島県 県北、県南、会津、いわき、相双
関東 茨城県 県東、県南、県西、県北、中央(以上小中のみ)県北県東中央、県西県南(以上高校BCのみ※)
栃木県 地区大会なし
千葉県 地区大会なし
神奈川県 横浜、川崎、相模原、県南、県央、西湘、湘南(以上中高のみ)
西関東 群馬県 地区大会なし
埼玉県 東部、西部、南部、北部(以上中学のみ)、高校、大職一
新潟県 上越、中越、下越(以上中B、中B小、高B小部門のみ※)
山梨県 地区大会なし
東 京 東京都 中学、高校、大学、一般・職場
北 陸 富山県 地区大会なし
石川県
福井県
東 海 長野県 北信A、北信B(※)、東信、中信、南信A、南信B(※)(以上中学のみ)、東北信、中南信(以上高校のみ)
岐阜県 地区大会なし
静岡県 東部、中部、西部(以上中高のみ)
愛知県 名古屋、知多、東三河、東尾張、西尾張、西三河北、西三河南(以上中高のみ)
三重県 地区大会なし
関 西 滋賀県 中学高校湖北・湖東・中部、中学大津・湖西、中学南部・甲賀、高校大津・湖西・南部・甲賀
京都府 地区大会なし
大阪府 北摂、北、中、南
兵庫県 東阪神、西阪神、神戸、東播、西播、全但、淡路(中高のみ)
奈良県 地区大会なし
和歌山県 地区大会なし
中 国 鳥取県 地区大会なし
島根県
岡山県
広島県
山口県
四 国 徳島県 地区大会なし
香川県
愛媛県
高知県
九 州 福岡県 北九州、筑豊、福岡(以上中高のみ)、中学福岡、中学筑前、中学筑後
佐賀県 地区大会なし
長崎県 県南、県央、県北(以上中学のみ)
熊本県 地区大会なし
大分県 地区大会なし
宮崎県 地区大会なし
鹿児島県 地区大会なし
沖縄県 地区大会なし
  • 配列は全国地方公共団体コードに基づいている。
  • 注(※):B、C(小編成)部門は全日本吹奏楽コンクールの予選ではないが便宜上記載してある。

[編集] コンクール課題曲

吹奏楽コンクールで全国大会まで開催される部門(大編成部門・A部門)では課題曲の演奏が義務付けられている。近年は朝日作曲賞の入選作品3 - 5曲(大賞受賞作品は翌年度の課題曲 I となる。ただし、過去に I 以外の課題曲となった例外有。)と、連盟の委嘱による作品1曲前後が課題曲に選ばれている。

過去には團伊玖磨木下牧子三善晃間宮芳生大栗裕小山清茂兼田敏など、一線級の作曲家による作品が課題曲となったこともある。また、近年では日本人による新曲が主であるが、過去にはJ.P.スーザA.リードW.F.マクベスなどの作品も課題曲となったことがある。

[編集] 課題曲設定方針の変更

第41回(1993年) - 第55回(2007年)大会の15年間、西暦で奇数年はマーチの楽曲、偶数年はマーチ以外の楽曲が指定されてきたが、第56回(2008年)大会より以下の通り変更が施行される。

  • 課題曲全般
    • 毎年、マーチの楽曲・マーチ以外の楽曲が課題曲に設定される。課題曲数はこれまでと同様I - Vの5曲。
  • 課題曲I - IV(全部門で選択可能)
    • 毎年、マーチ2曲を含む多様なものとする。
    • 「技術的にやさしく、親しみやすい旋律のもの」とする。
    • 演奏時間は3 - 4分程度
    • 連盟委嘱作品については、第56回(2008年)大会では1曲委嘱を行い、第57回(2009年)大会では委嘱は行わない。
    • 第58回(2010年)大会以降も委嘱の継続を前提とし、委嘱を行うのは毎年か隔年かや、曲種については2009年度までに決定する。
  • 課題曲V
    • 「吹奏楽曲の開発を意図した多様なもの(マーチも可能)」とする。
    • 演奏時間は3 - 4分程度
    • オーボエファゴットパートのオプションとして、2番パートの追加を可能とする。
    • 現在の朝日作曲賞とは別に2009年度から連盟独自に「全日本吹奏楽連盟作曲コンクール」を設け、このコンクールの第1位作品を翌年度の課題曲Vに設定する。この作曲コンクールは連盟発足70周年を記念して創設されるものである。
    • 現在、課題曲Vは「大学・職場・高校・一般の部」が選択可能となっているが、第56回(2008年)大会までは「大学・職場・一般の部」のみが選択可能となっていた。

[編集] 課題曲の変遷

課題曲の設定については、時代によって変わってきた。

  • 第1回(1940年) - 第3回(1942年
    戦前の実施であり、国威高揚をはかるような曲であった。
  • 第4回(1956年) - 第6回(1958年
    中学の部、高校の部、職場の部、一般・大学の部で各一曲指定。すべてマーチであった。
  • 第7回(1959年
    中学の部、高校の部、職場・一般・大学の部で各1曲指定。すべてマーチであった。
  • 第8回(1960年) - 第21回(1973年
    中学の部、高校以上の部で各一曲指定。ほとんどがマーチ、第12回(1964年)大会に初めてマーチ以外の曲が採用。第13回(1965年)大会のみ、中学、高校・職場、大学・一般の3つに分かれて指定。
  • 第22回(1974年
    課題曲は2曲。A、Bと頭をつけ、部門に関係なく選択できるようにした。初めて本格的なポップス調の課題曲が登場。
  • 第23回(1975年
    課題曲は4曲。A・Bが中学、C・Dが高校以上でそれぞれ選択。この年より課題曲の参考音源として連盟よりプロの吹奏楽団の演奏による参考演奏のカセットテープが発売開始される。
  • 第24回(1976年
    課題曲は4曲。A、B、C、D。部門に関係なく選択可能。
  • 第25回(1977年
    課題曲は4曲。Aが中学、Bが高校以上、Cが全部門共通、Dが小編成部門用でそれぞれ選択。小編成部門の全国大会は無いため、全国大会での実況録音は無い(地区大会での録音は、存在する可能性がある)。
  • 第26回(1978年
    課題曲は4曲。部門に関係なく任意に選択。A-Cは序曲風、Dはマーチという時代がしばらく続く。なお1978年の課題曲Bは、この年の全国大会ではどの団体も演奏していない。
  • 第27回(1979年) - 第40回(1992年
    課題曲は4曲。任意に選択。ただし、第27回(1979年)大会と第35回(1987年)大会は5曲。1990年より朝日作曲賞が創設され、第39回(1991年)大会より朝日作曲賞大賞・入賞作品が課題曲に指定される。
  • 第41回(1993年) - 第50回(2002年
    課題曲は4曲。ただし、第44回(1996年)大会は5曲。第41回(1993年)大会から、4曲すべて西暦で奇数年はマーチの楽曲、偶数年はマーチ以外の楽曲に指定された。また、課題曲番号がA - DからI - IVと、アルファベットからローマ数字に変わった。同時に、課題曲参考演奏を収めた音源が従来のカセットテープからCDに変更された(A - D表記をI - IV表記に変更したのは、CD化に合わせたものといわれる)。
  • 第51回(2003年) - 第55回(2007年
    課題曲は5曲。Vは大学・職場・一般の部のみが選択できる。その他は変更なし。
  • 第56回(2008年
    課題曲は5曲。毎年、マーチの楽曲・マーチ以外の楽曲が指定される。
  • 第57回(2009年) -
    課題曲は5曲。「全日本吹奏楽連盟作曲コンクール」が創設され、この作曲コンクールの第1位作品がVとなる。また高校の部でもVが選択できるようになる見込み。

[編集] 課題曲一覧

[編集] 課題曲音源・楽譜・参考演奏

[編集]課題曲音源

  • これまでの課題曲の音源は「課題曲集」CDとして全日本吹奏楽連盟ソニーミュージックの2法人から現在販売されている。
  • 最新の課題曲参考演奏音源は、毎年12月中旬から吹奏楽連盟より購入することができる。購入方法は郵便振替によって前払いを行い連盟から郵送してもらう(翌年2月中旬より郵送開始)方法と、連盟事務局で直接購入する方法の2通りがある。前者の場合は、毎年10月中旬頃より連盟公式ホームページにて課題曲の購入についての告示がなされ、同時に郵便振替による予約が開始される(会報「すいそうがく」にも告示される)。後者の場合は、全国に郵送が開始された後の翌年2月中旬頃から可能となる。このことについても連盟公式ホームページで告示がなされる。
  • 最新の課題曲については音源CDのみでなく「楽譜セット」「フルスコア」「コンデンススコア」「DVD」(2005年度以前はVHSテープであった)も販売される。ただし数に限りがあるため、購入する際はできるだけ早く購入するとよい。また過去の課題曲の楽譜などについても、連盟に在庫がある場合購入できることがあるので、購入したい場合は連盟に電話で問合せするとよい。
  • 1970年代の参考音源カセットテープには、通常の演奏の他「木管+打楽器」「金管+打楽器」と、セクション別の演奏が収録されていた。

[編集]課題曲参考演奏団体・指揮者一覧
課題曲参考演奏CDDVD録音撮影製造は、大会年前年の9月から行われているが、本節では製造年ではなく大会年を基準とする。
[編集]1975年 - 1994年

大会年 大会回 演奏団体 指揮者
1975年 23 航空自衛隊音楽隊 斉藤高順
1976年 24 陸上自衛隊中央音楽隊 高橋良雄
1977年 25 東京佼成ウインドオーケストラ 手塚幸紀
1978年 26 東京佼成ウインドオーケストラ A.キューネル
1979年 27 東京佼成ウインドオーケストラ 黒岩英臣
1980年 28 東京佼成ウインドオーケストラ 小松一彦
1981年 29 東京佼成ウインドオーケストラ 小松一彦
1982年 30 東京佼成ウインドオーケストラ 小泉ひろし
1983年 31 東京佼成ウインドオーケストラ 佐藤功太郎
1984年 32 東京佼成ウインドオーケストラ 山岡重信
1985年 33 東京佼成ウインドオーケストラ 山岡重信
1986年 34 東京佼成ウインドオーケストラ F.フェネル
1987年 35 東京佼成ウインドオーケストラ 山岡重信
1988年 36 東京佼成ウインドオーケストラ F.フェネル
1989年 37 東京佼成ウインドオーケストラ F.フェネル
1990年 38 東京佼成ウインドオーケストラ 小田野宏之
1991年 39 東京佼成ウインドオーケストラ 十束尚宏
1992年 40 東京佼成ウインドオーケストラ 中村ユリ
1993年 41 東京佼成ウインドオーケストラ 天沼裕子
1994年 42 東京佼成ウインドオーケストラ 天沼裕子

[編集]1995年 - 2008年

大会年 大会回 演奏団体 指揮者
1995年 43 東京佼成ウインドオーケストラ 岩村力
1996年 44 東京佼成ウインドオーケストラ 岩村力
1997年 45 東京佼成ウインドオーケストラ 中村ユリ
1998年 46 東京佼成ウインドオーケストラ 森口真司
1999年 47 大阪市音楽団 木村吉宏
2000年 48 大阪市音楽団 堤俊作
2001年 49 東京佼成ウインドオーケストラ 時任康文
2002年 50 東京佼成ウインドオーケストラ 沼尻竜典
2003年 51 大阪市音楽団 金洪才
2004年 52 大阪市音楽団 金洪才
2005年 53 東京佼成ウインドオーケストラ 齊藤一郎
2006年 54 東京佼成ウインドオーケストラ 齊藤一郎
2007年 55 大阪市音楽団 秋山和慶
2008年 56 大阪市音楽団 秋山和慶
2009年 57 東京佼成ウインドオーケストラ ポール・メイエ

[編集] 会場

中学の部・高校の部の全国大会は、東京都杉並区にある普門館立正佼成会所有)で行われる。ほぼ毎年同館が使われていることや、予選を勝ち抜いてのみ演奏できることから、同館はよく「吹奏楽甲子園」と呼ばれる。なお、同館が吹奏楽コンクール全国大会で使用されたのは、第20回(1972年)大会が初めてであり、4年間をおいて、第25回(1977年)大会以降、中学・高校の部においては毎年この会場で開催されている。

例年、定員をはるかに超える入場希望者に対応するため、第44回(1996年)大会以降、中学の部・高校の部それぞれ全29団体のプログラムを更に「前半の部」と「後半の部」の2部に分け、完全入替え制で大会を進行している。

ただ、同館を所有する立正佼成会の予定により全国大会の日程が前後することがあり、またお世辞にも音楽向きの音響を備えたホールとは言えないため、しばしば会場の変更を求める声が起こる。しかしながらキャパシティの問題(同館につぐキャパシティを持つホールとしては東京国際フォーラムのホールAがある)や、予算の問題、遠方から参加する団体の楽器運搬車やバス駐車関係で広大な駐車場を持つ同館に代わるホールがないということ(前述の東京国際フォーラムホールAは東京都心の一等地にあり、駐車場設備が貧弱である)、また「普門館を目指す=全国大会出場を目指す」という中高生の吹奏楽奏者の意識が大変強いものとなっていることから、具体的な変更の計画は今のところない。

第52回(2004年)大会中学後半の部の開催中、新潟県中越地震が発生し、大会史上初めて一時中断するという事態が発生した。また高校後半の部では、演奏中にステージ裏側で誤って次の団体が楽器を落下させてしまうということがあり、これらのことを機に、大会を安全に運営するためのマニュアルが連盟によって作成された。第53回(2005年)大会は立正佼成会大聖堂の改修事業に伴い、普門館がその代替施設として利用され大会での使用ができなかったため(普門館が改修されたわけではない)、会場を愛知県名古屋市にある名古屋国際会議場センチュリーホールに移して開催された。第54回(2006年)大会からは再び普門館で開催されている。第55回(2007年)大会からは普門館を所有する立正佼成会が全面協力している。[1]

大学・職場・一般の部の全国大会は、東京都大阪市名古屋市浜松市など各地方(各支部単位)の持ち回りで開催される。近年では、東京文化会館大阪府立国際会議場アクトシティ浜松宇都宮市文化会館のいずれかで開催されることが多くなっている。中学・高校の部とは違い、きちんとした反響設備を備えてあるホールで開催されることが多いが、まれにほとんど響かないホールで開催されることもある(大阪府立国際会議場・仙台サンプラザなど)。また毎年会場を変えているため、会場の特性を把握出来ないまま本番に臨む団体がほとんどである(この場合、必然的にホールを知っている地元支部の団体が有利となる)。ホールと楽曲との相性は決して無視できないものだが、持ち回り開催のためこのような課題が存在する(コンクールが開催された会場については「コンクール開催会場・期日一覧」を参照のこと)。

各支部・都道府県・地区での予選はその地区のホールが主に使われる。また、2004年まで東京都大会は上述の普門館で主に行われていたが、参加団体の増加などで最低でも4日連続でホールを借りなければならず普門館では4日連続で行うことが出来なくなったため、2005年からは都内の他のホールで行われている。なお、東京支部大会の一部の部門は普門館で開催されている。

[編集] コンクール開催会場・期日一覧

連盟加盟支部(本節では所属支部)のこれまでの経緯に関しては、「連盟加盟支部の経緯」を参照のこと。

最終更新 2009年10月31日 (土) 13:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【全日本吹奏楽コンクール】変更履歴

ご利用上の注意