六甲中学校・高等学校

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六甲中学校・高等学校
過去の名称 六甲中学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人六甲学院
設立年月日 1937年
創立記念日 12月3日
共学・別学 男女別学(男子校)
中高一貫教育 完全中高一貫教育
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
高校コード 28504J
所在地 657-0015
神戸市灘区篠原伯母野山町2-4-1
電話番号 078-871-4161
FAX番号 078-871-4688
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
  

六甲中学校・高等学校(ろっこうちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、兵庫県神戸市灘区カトリック修道会イエズス会を母体をする中高一貫教育私立男子校学校法人六甲学院が経営している。イエズス会の学校のため、創立記念日はフランシスコ・ザビエルの命日である12月3日

目次

[編集] 概要

全学年とも4クラス170名 - 200名強(募集定員は192名)で構成され、全校生徒数は中高併せて約1,100人。完全中高一貫校で、欠員補充を除いて原則として高校入試は行われない(昭和50年代に数年間実施されたこともあったが、実績はあまり上がらなかった)。阪急電鉄六甲駅から25分ほど坂を上ったところにある。

かつては、偏差値評価において「甲陽・六甲」などと、関西圏の中高一貫進学校トップ3として長年に渡って評されていたが、近年では東大寺洛南大阪星光西大和洛星などの後塵を拝している。

授業形態の特徴としては、高3の数学はα、β、γ(上級『最難関大学レベル』・中級『難関大学レベル』・初級『神戸大学レベル』)、英語はA、S、B(advance『最難関レベル』・standard『難関大学レベル』・basic『神戸大学レベル』)と、3クラスが同時に開講されており、異なったテキストで異なった教師が教鞭を取る。それらから自分にあったひとつを選択する。

学校で提供されるテキスト(英語の『PROGRESS IN ENGLISH(プログレス・イン・イングリッシュ)』、『六甲の英語』)は京都工芸繊維大学を意識して作られている。作成したのは、『プログレス・イン・イングリッシュ』がロバート・M・フリン氏(イエズス会神父、元教員)、『六甲の英語』が英語科教員。以前は、『プログレス・イン・イングリッシュ』を中学高校全学年で使用していたが、近年では中学のみで使用し、高校では『六甲の英語』を使用している。なお、『プログレス・イン・イングリッシュ』は、同志社香里高校など学外での採用実績もある。

運営母体がイエズス会であるため海外から関係者が視察に訪れることもある。2004年には、バチカン市国の日本で言うところの文部大臣が視察に訪れている。

同窓会として六甲伯友会がある。

[編集] 学校行事

  • 4月:入校オリエンテーション(中1、高1)、入学式、始業式
  • 5月:健康の日、中間考査
  • 6月:体育祭
  • 7月:期末考査、終業式、久美浜キャンプ(中1)、立山キャンプ(中3)、社会奉仕作業(中3 - 高2、- 8月)
  • 8月:インド訪問(3年に1度)
  • 9月:始業式、文化祭(中1 - 高2)
  • 10月:校外学習(中1 - 高2)、中間考査
  • 11月:強歩大会(中1 - 高2)
  • 12月:創立記念日、期末考査、終業式
  • 1月:スキー合宿(中2)、始業式、生命について考える日、中学校入学試験
  • 2月:高等学校卒業式、研修旅行(高1)
  • 3月:学年末考査、修了式、中学校卒業式

[編集] 校風

現代の教育事情や社会情勢からすると古風ととれる面を多々持ち合わせている。以下にその一例を挙げる。

  • 中間体操:2・3限の授業の間に全員上半身裸でグラウンドを走る。ただし、紫外線が生徒の健康に悪影響を与えることを考慮し、6月上旬にある体育祭後から9月下旬の文化祭終了までの期間は中止される。かつてはグラウンドを走った後に皆でラジオ体操をしていた。
  • 強歩大会:高2以下の生徒が毎年11月に、グリーンピア三木内で31kmのコースを5時間以内に走る。
  • 便番:短パン1枚で行うトイレ掃除。
  • 総行進:体育祭において、炎天下に1時間余りにわたって上半身裸・裸足で行われる。
  • 頭髪検査:学校の定めた基準通りの頭髪の長さであるかの検査で、月1回行われる。
  • 掃除監督:ほとんどの掃除は、中3から高3の各クラスから選出された訓育生、クラス三役(委員長、副委員長、および書記)、高2の指導員(中1を1学期の間指導する役員で、教師により指名される。クラスに1名ずつの計4名)が監督をし、許可をもらわないと終了することができない。
  • 欠番作業:掃除を怠った者には罰則があり、通常は中間・期末試験の最終日に行われる。これも生徒指導の下、1時間半ほどの特殊区域(通常掃除区域外)の掃除をする。

また、Man for Othersという教育理念のもと、様々な社会奉仕活動が行われている。

  • インド募金:月1回、1人200円程度を募金し、インドのダミアン社会福祉センターへ送金する。
  • 社会奉仕作業:夏期休暇中に1日以上の労働奉仕が行われる。(中3 - 高2)
  • 生命について考える日:1月17日(阪神・淡路大震災)頃に、生命について考える講演会が行われる。
  • 赤い羽根共同募金:10月はじめの土日に、街頭募金に参加する。(中1・中2)

加えて、次節で述べるとおり、委員会活動が活発である。

[編集] 委員会活動

六甲学院では委員会活動の期間は大きく前期と後期に分けられている。前期が4月 - 9月、後期が10月 - 翌3月までである。

[編集] 生徒会

最近発足された、六甲学院の生徒による代表統括機関である。生徒の意見を一院制の生徒会会議で審議・集約し、職員会議に持ち込むことなどが主な仕事である。生徒会長は9月に行われる会長選抜選挙で立候補者の中から中3から高2までの投票によって選ばれる。立候補した会長は同時に副委員長・書記まで任命することができる。そのほかの委員は評議員として高校各クラスから2人(そのうちの1人は他のクラス役員と兼ねる)ずつクラス選挙によって選ばれる。

[編集] 訓育委員会

最も古くから存在する委員会。掃除の監督や朝礼の追い出し、遅刻の清算、日番の管理までと活動は多岐にわたっている。委員は中3 - 高3(後期は高2まで)の各クラスから2,3人ずつクラス選挙によって決められる。訓育委員会の三役は訓育委員会の中で選挙を行って決める。

[編集] 社会奉仕委員会

比較的古くから存在する委員会。毎月1回のインド募金の実施や夏の社会奉仕活動の実施・統括、そのほか各社会奉仕活動の実施・統括などを行っている。委員は全クラスから2人 - 3人までクラス選挙によって決められる。社会奉仕委員会の三役・執行部は社会奉仕員会の中で選挙を行って決める。

[編集] 中間体操委員会

六甲学院の特徴の一つである中間体操を管理する委員会。中間体操委員として前期は高2・高3、後期は高1・高2の各学年の中から選ばれる。厳密な定員は定められていない。中間体操委員は中間体操が実施される期間中は、2・3限の間にメガホンを持って生徒の追い出しと中間体操監視を行う。クラスの指導に当たる中間体操委員は、2人で1クラスを受け持ち、第二グラウンドを3周走った後に出欠をとる。その他にも直前授業終了3分後までにグラウンドに出させるために追い出しをし、掃除を怠っていないかなどのチェックをするために便所の見回りをする委員もいる。

[編集] 中学委員会

生徒会の直轄管理下に置かれ、中学生の意見及び意思を集約し、生徒会や他委員会と協議する委員会。主要メンバーは学校公認の執行部と、非公認の広報部、会話部からなる。広報部及び会話部は学校非公認のため、一切の公式記録に残らないが、他委員会との掛け持ちが出来る特殊な部署である。全体としては中学生の全12学級のクラス三役(委員長1人、副委員長2人、書記2人で構成される。しかし中3のみ全役1人ずつ)、計52人+αからなる。予算は割り当てられていない。

近時は、中間体操委員の委員長は体育祭の委員長となり中間体操委員が体育祭委員となることがほとんどである。

[編集] 大学合格実績

例年生徒全体の4割前後を京大阪大神大大阪市立大等の国立大学に輩出する。関関同立合格者も多い。 2006年度の京大合格者数は25名(うち現役18名)で全国25位。また系列の上智大学への推薦枠を持っている。 最近では医学部志向も強まってきており、国公立大医学部や難関私大医学部合格者も増えている。

[編集] 教育理念

Man for Others (他人のための人間)
イエズス会の教育理念であり、他の姉妹校とも共通。

[編集] 交通

  • 阪急電鉄 六甲駅下車徒歩25分
  • 市バス36系統(阪神御影〜JR六甲道〜鶴甲団地)六甲台南口下車徒歩10分
  • 市バス2系統(三宮〜阪急六甲) 篠原本町2丁目下車徒歩15分

[編集] 出身者

[編集] 研究者

[編集] 財界人

  • 雀部昌吾(5期) - バンドー化学元会長
  • 鈴木昌(11期) - Jリーグ2代目チェアマン
  • 本田敬吉(12期) - イー・エフ・アイ会長、元サンマイクロシステムズ会長
  • 山本正(12期) - (財)日本国際交流センター 理事長
  • 角田嘉宏(13期) - 元神戸経済同友会代表幹事、弁理士
  • 伊藤研一(13期) -伊藤ハム会長
  • 高野幸二郎(17期) - 元フィリピン大使
  • 石黒征三(19期) - アルパイン社長
  • 箕浦輝幸(19期) - ダイハツ社長
  • 宮戸直輝(19期) - T&Dホールディングス社長
  • 樋口有三(19期) - 加地テック社長
  • 山田洋暉(19期) - DIAMアセットマネジメント副社長
  • 杉本勝之(20期) - 飯野海運社長
  • 川村群太郎(20期) - ダイキン工業副社長
  • 栗岡威(21期) - 三井住友海上メットライフ生命社長
  • 鹿島浩之助(21期) - NEC専務
  • 新田信昭(22期) - 阪急百貨店社長
  • 藤原治(22期) - 電通総研元社長
  • 前川弘幸(23期) - 川崎汽船社長
  • 新居尊夫(23期) - センチュリー・リーシング・システム社長、元日本生命副社長
  • 仁瓶眞平(23期) - 元クオーク社長、元三井住友銀行常務執行役員
  • 柴田啓(24期) - 三井金属エンジニアリング社長
  • 大森一夫(24期) - 住友商事副社長
  • 瀬能正実(24期) - 兼松トレーディング社長
  • 塩口哲朗(25期) - ヨルダン大使
  • 小林茂(25期) - AIR DO副社長
  • 守山隆博(25期) - 住友商事専務
  • 北村明良(26期) - 三井住友銀行常務
  • 佐々和秀(26期) - 伊藤忠商事常務
  • 濱田豊作(27期) - 住友商事専務
  • 渡部賢一(28期) - 野村証券社長
  • 野村滋(28期) - Ernst & Young Transaction Advisory Services ビジネスリーダー
  • 北村隆志(29期) - 国土交通省鉄道局長
  • 林喜弘(29期) - ニューバランス・ジャパン社長
  • 辻村章夫(31期) - イトキン社長
  • 御立尚資(32期) - ボストン・コンサルティング・グループ日本代表
  • 山本たかお(34期) - テレビ朝日プロデューサー
  • 三木桂一(34期) - JPモルガンアセットマネジメント顧問(前社長)
  • 稲畑勝太郎(35期) - 稲畑産業社長
  • 森和孝(36期) - KPMG LLP米国ジャパニーズ・プラクティス統括パートナー
  • 土居啓行(39期) - 楽天アセットマネジメント社長
  • 西村裕二(39期) - アクセンチュア株式会社経営コンサルティング統括本部長
  • 山邑(旧姓:小林)尚道(39期) - 櫻正宗株式会社専務
  • 吉本俊宏(40期) - WEBマーケティング総合研究所(旧、あきばれネット)代表
  • 庄司勇木(40期) - イーモバイル専務
  • 中内仁(42期) - 神戸ポートピアホテル社長
  • 志立正嗣(43期) - Yahoo事業部長
  • 乾牧夫(43期) - UBS証券アナリスト
  • 保田隆明(50期) - ワクワク経済研究所LLPパートナー
  • 島田大介(51期) - エンタモーション社長

[編集] 法曹人

[編集] 文化人

[編集] 姉妹校(イエズス会系列校)

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年12月4日 (金) 16:57 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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