円谷プロダクション
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 略称 | 円谷プロ |
| 本社所在地 | 〒156-8678 東京都世田谷区八幡山一丁目10番1号 |
| 電話番号 | 03-5317-7820(大代表) |
| 設立 | 1963年(昭和38年)4月12日 (株式会社円谷特技プロダクションとして発足) |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 事業内容 | 映画事業・テレビ番組制作事業・キャラクター事業など |
| 代表者 | 代表取締役社長 大岡新一 |
| 資本金 | 3億1,000万円(2008年1月21日現在) |
| 売上高 | 55億8,884万円(2007年2月期実績) |
| 総資産 | 52億896万円(2007年2月期実績) |
| 従業員数 | 71人(2009年7月23日現在) |
| 決算期 | 毎年2月末日 |
| 主要株主 | ティー・ワイ・オー 51.0% (同社の連結子会社) バンダイ 49.0% (2009年7月23日現在) |
| 主要子会社 | 上海圓谷企画有限公司(100%出資) |
| 関係する人物 | 円谷英二、円谷一、円谷皐 |
| 外部リンク | m-78.jp/(公式Webサイト) |
| 特記事項:1968年12月6日に株式会社円谷プロダクションへ商号変更。 | |
円谷プロダクション(つぶらやプロダクション)は、日本の独立系映像製作会社。通称「円谷プロ」。
円谷英二により設立され、現在はティー・ワイ・オーグループ傘下にある。
目次 |
[編集] 概要
ウルトラシリーズを始めとする数多くのテレビ番組や劇場用映画を製作し続けている。
かつては創設者の円谷英二の出身映画会社である東宝との結びつきが強く、円谷プロの主要株主にもなっており、東宝役員が非常勤役員を兼ねたり、出向スタッフも送り込んでいた。また、同社砧撮影所や傍系スタジオである東宝ビルト(東京美術センター)の施設を円谷プロに提供したり、東宝受注のテレビ映画を孫受け発注するなどしていた。
[編集] 経営母体の変遷
[編集] 円谷家経営時代〜経営悪化
円谷プロの作品はウルトラシリーズに代表される様にクオリティの高い作品が多いが、それゆえに1本当りの制作費が高くなり、作れば作るほど制作費の赤字がかさむという負の連鎖に長年悩まされていた。やがてこの問題は同社の経営に度々大きく影響を及ぼしはじめた。
21世紀初頭からは大ヒット作に恵まれなかった事や映画製作費負担の増加、長年の同族経営による経営基盤の弱体化などで経営が悪化し、2007年2月期決算では売上高約56億円に対して当期純利益は約4,400万円にとどまった。また、2007年6月の取締役会では大幅なリストラを主張した大山茂樹代表取締役社長(当時)を、元社長で創業者の孫である円谷一夫代表取締役会長(当時)が解任し、円谷が再び社長を兼任するなど、経営陣の足並みの乱れが表面化してきた。
[編集] TYO連結子会社化へ
2007年10月、上記の様な問題を抱えていた円谷プロは、最終的にCM映像コンテンツ製作などを手がける映像大手会社ティー・ワイ・オー(以下、TYO)の傘下に入ることで[注 1]経営の危機を回避した。これにより、TYOは円谷プロ株式の54.4%を間接保有する事となった。TYOの経営参画後は、円谷一夫が円谷プロ・円谷エンタープライズの両社の取締役会長として残ったものの、円谷プロ創業以来続いてきた創設者一族の円谷家による同族経営に終止符がうたれることとなった。
[編集] バンダイナムコグループによる資本参加
その後、TYOによる内部的な組織改革などが進みつつ、これらと平行して円谷とはウルトラシリーズで強い縁を持つバンダイナムコグループ(以下、BNG)が資本参加。2008年1月、TYOは持株のうち33.4%をBNGの子会社であるバンダイに譲渡売却、2009年7月には更なる株式譲渡が行われており(現在の持株比率はTYO51%、バンダイ49%)、BNGの円谷における経営発言力は増加している。
[編集] 沿革
- 1948年(昭和23年) 太平洋戦争中に戦意高揚映画を撮影したことから東宝を公職追放(依願解雇)された円谷英二が、自宅に特殊映画技術研究所(通称「円谷研究所」)を設立。
- 1950年(昭和25年) 東宝砧撮影所内へ研究所を移転。
- 1952年(昭和27年) 円谷英二、公職追放解除で東宝に戻る。
- 1956年(昭和31年) 新たに、円谷英二自宅に「円谷特技研究所」を設立。
- 1963年(昭和38年)4月12日 円谷特技研究所を法人化、「株式会社円谷特技プロダクション」を設立。
- 1964年(昭和39年)3月30日 東宝が資本と役員を投入。同時に砧撮影所の衣装倉庫を円谷特技プロダクションに提供。
- 1968年(昭和43年)12月6日 現在の名称である「株式会社円谷プロダクション」となる。
- 2005年(平成17年) 本社を世田谷区砧から同区八幡山に移転。砧の旧本社は改装し、砧社屋として、怪獣等の着ぐるみの保管やCG製作に使用された後2008年に取り壊し。
- 2007年(平成19年)10月 円谷エンタープライズが第三者割当増資を実施し、ティー・ワイ・オーが引き受けることにより、ティー・ワイ・オーの傘下になる。同時に円谷一夫会長兼社長(当時)の保有株式の大半を円谷エンタープライズに譲渡。設立以来の円谷家による同族経営に終止符をうつ。また10月31日をもって、俳優・タレントのマネジメント部門である「芸能部」を閉鎖する。
- 2008年(平成20年)1月7日 円谷エンタープライズ、同じティー・ワイ・オー傘下の製作プロダクション「ビルドアップ」、円谷プロダクションの3社が合併。円谷プロを存続会社として、ティー・ワイ・オーの完全子会社化。ビルドアップが「円谷プロの特撮製作セクション」として再スタートする。同時に資本金を1,000万円から3億1,000万円へ大幅増資。
- 2008年(平成20年)1月21日 ウルトラシリーズの玩具を長年手がけてきたバンダイがティー・ワイ・オーより株式33.4%を取得し円谷プロに出資、同時に円谷プロ作品の独占的商品化権を取得(従来は毎年契約を更新していた)。
- 2008年(平成20年)2月6日 砧社屋(旧本社)と砧社屋内の怪獣倉庫の敷地を売却のため閉鎖、取り壊しを発表。最後のマスコミ向け公開を実施。[1]
[編集] 歴代社長
[編集] 作品
[編集] 制作著作作品
- ウルトラシリーズ
- 快獣ブースカ
- ブースカ! ブースカ!!
- 怪奇大作戦
- 怪奇大作戦 セカンドファイル
- マイティジャック
- 戦え! マイティジャック
- 独身のスキャット
- チビラくん
- レッドマン
- ミラーマン
- ミラーマンREFLEX
- トリプルファイター
- 緊急指令10-4・10-10
- ファイヤーマン
- 恐怖劇場アンバランス
- ジャンボーグA
- 東海テレビ昼ドラマ
- SFドラマ 猿の軍団
- 月曜ドラマランド ザ・サムライ
- 恐竜3部作シリーズ
- プロレスの星 アステカイザー
- 極底探険船ポーラーボーラ
- スターウルフ
- ぼくら野球探偵団
- アンドロメロス
- 麗猫伝説
- アニメちゃん
- AM3:00の恐怖
- 餓鬼魂
- 勝利者たち
- 電光超人グリッドマン
- ムーンスパイラル
- サイバー美少女テロメア
- オタスケガール
- ウルトラ情報局
- 生物彗星WoO
- カネゴン
[編集] 制作協力作品
- 太平洋ひとりぼっち
- ナショナル劇場のタイトルコール映像。
- 愛と死と
- 氷点
- 人妻椿
- 愛染椿
- 越前竹人形
- 婚期
- 五番町夕霧楼
- 新妻鏡
- 江戸の旋風シリーズ
- 江戸の渦潮
- 江戸の激斗
- 江戸の朝焼け
- 西遊記(1978年)
- 西遊記II
- キャプテンパワー(日本語版制作)
- ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー ライオコンボイ危機一髪!(アニメーション協力)
- ハーロック・サーガ ニーベルングの指環
- F-ZERO ファルコン伝説(3D-CGI協力)
[編集] CM
[編集] 円谷ヒーロー一覧
- ウルトラシリーズより
- ウルトラマン一覧を参照
- レッドマンより
- レッドマン
- ミラーマンより
- ミラーマン
- トリプルファイターより
- グリーンファイター
- レッドファイター
- オレンジファイター
- トリプルファイター
- ファイヤーマンより
- ファイヤーマン
- ジャンボーグAより
- ジャンボーグA
- ジャンボーグ9
- 恐竜大戦争アイゼンボーグより
- アイゼンボー
- 恐竜戦隊コセイドンより
- コセイダー
- プロレスの星アステカイザーより
- アステカイザー
- アンドロメロスより
- アンドロメロス
- アンドロウルフ
- アンドロマルス
- アンドロフロル
- 電光超人グリッドマンより
- グリッドマン
- 生物彗星WoOより
- アイ吉
[編集] エピソード
[編集] エイプリルフール
毎年、エイプリルフールになると、公式ホームページ上で手の込んだネタを発表することでも知られる。[2]
- 2006年、SNSサイト「エムナナハチ」(mixiのパロディ)
- 2007年、前回と同じく「エムナナハチ」だが、こちらは前回、アクセスが集中してしまった為にサーバダウンを起こし、観覧出来なかったファンから苦情が寄せられたこともあり、ウルトラの父による謝罪文を掲載。前日がウルトラマンメビウスの最終回であったこともあり、メビウスのアカウントでログインする形になっていた。
- 2008年はカネゴンによるアフィリエイトブログ「カネゴンの78ちゃんねるまとめサイト」(2ちゃんねるのパロディ)。ウルトラ兄弟やウルトラ怪獣達が2ちゃん語やVIP語で会話を繰り広げるという珍妙な光景が繰り広げられた。また、一部には特撮!板のウルトラネタも含まれていた。
- 2009年は前回に引き続きカネゴンのブログに加え、ゴモラ・ゾフィー・ザギなどのブログも閲覧出来るようになっていた。ゴモラのブログ(しょこたん☆ぶろぐのパロディ)に書かれたメールアドレスに応援メールを送信すると個別に本獣からの返信があったが、メールが殺到したためか返信が翌日に持ち越されたりした人もいた[3]。また、ニコニコ動画のパロディ「シュワシュワ動画」も開設。公式配信されている動画のほかに、当時のニコニコ動画で人気だった動画のパロディも表示された。
[編集] ウルトラ愛の五つの誓い
社員やスタッフの結婚式で円谷一夫が新郎に下記の5つの事柄を宣誓させる。
- 奥さんを大切にする。
- 休日は家庭サービスに努める。
- 一年に一回は家族旅行をする。
- ウルトラマンファミリーのように明るい家庭を築く。
- 子どもができたらウルトラマン好きにする。
[編集] その他
- 祖師ヶ谷大蔵駅周辺の商店街は「ウルトラマン商店街」として営業中であるが、この町おこしプロジェクトにおいて円谷プロはウルトラマンの版権を無償提供している。
- 2005年(平成17年)9月 移転して間もない本社ビルの地下部分が豪雨により水没した。
[編集] 所属スタッフ
[編集] 現在
[編集] 過去
[編集] 関連スタッフ
[編集] 過去
[編集] 芸能部
円谷浩をマネジメントする目的で設置され、円谷浩が他社へ移籍した後も所属俳優・タレントのマネジメントを行っていたが、慢性的な赤字体質を脱却できず、経営改革に伴い2007年10月31日をもってセクションを閉鎖した。
閉鎖後、所属タレントの一部とスタッフの大半は、円谷ミュージックの新会社「T.M.Lab」に移籍している。
[編集] 所属していたタレント
[編集] 男性
- 飛鳥信(現所属:アール・クルー)
- アライタカシ(現所属:T.M.Lab)
- 市村直樹(現所属:アール・クルー)
- エド山口(現所属:広栄)
- 遠藤哲司
- 大橋祐太郎
- 影丸茂樹(現所属:オー・エス・ピー)
- 柏木佑介(現所属:T.M.Lab)
- 川村悠椰(現所属:アール・クルー)
- 岸田真弥(旧名:川岸晋也、岸田新也、現所属:ジェイ・クリップ)
- 佐原健二
- 周防進
- 須藤学
- 円谷皐
- 円谷浩 - 芸能部所属の俳優第1号
- 東城大
- 成元一真
- 原武昭彦(現所属:アール・クルー)
- 原元大仁
- 洞内秀(現所属:T.M.Lab)
- 前田益弘
- Masahiro.
- 松原剛志(現所属:T.M.Lab)
- 右田昌万 - 俳優としても所属
- 三村幸司
- 三輪治輝
- 満田かずほ
- 谷嶋俊
[編集] 女性
- 安藤咲(現所属:T.M.Lab)
- 磯崎亜紀子
- 伊東香緒(旧名:伊東花桜、現所属:T.M.Lab)
- 岩佐まり(旧名:岩佐真理子、現所属:オールウェーブ・アソシエツ)
- 岩崎光里(現所属:アール・クルー)
- 大水亜里紗(現所属:T.M.Lab)
- おかのみさと(旧名:鈴木みさと)
- 岡本さとこ(旧名:岡本さと子)
- 落合ひとみ(現所属:オフィス PSC)
- 小野日路美(現所属:T.M.Lab)
- 鎌田葉月(現所属:T.M.Lab)
- クノ真季子(旧名:久野真紀子、久野翔子)
- 倉田いづみ
- 五藤圭子(現所属:T.M.Lab)
- 桜井浩子
- 高橋愛子
- 高橋沙也(現所属:アール・クルー)
- 多田あやか(現所属:A-PRO)
- 立原ありさ
- 長井ゆめの(現所属:ムーン・ザ・チャイルド)
- 中村薫
- 蜷川香子
- 平山さとみ(現所属:生島企画室)
- 松澤友梨
- 松本智代美
- 三上ユリエ(現所属:A-PRO)
- 三井智映子(現所属:T.M.Lab)
- 山田ふしぎ(旧名:山田恭子、現所属:81プロデュース)
- 湯田美由紀(現所属:BESIDE)
- 若葉要(現所属:長谷川事務所)
[編集] グループ
- Project DMM
- 烈火斬
- GIRLS ON THE RUN
[編集] 関連項目
- ウルトラシリーズ
- チャイヨー・プロダクション
- ウルトラマンランド
- ウルトラマンスタジアム
- 円谷エンターテインメント
- 円谷ドリームファクトリー
- ビルドアップ
[編集] 注釈
- ^ TYOが円谷プロの筆頭株主である円谷エンタープライズの株式を、同社の第三者割当増資で取得し、円谷エンタープライズの筆頭株主(80%保有)となった。また、円谷一夫が当時保有していた円谷プロ株式の大半(22.5%)を円谷エンタープライズに譲渡することにより、円谷エンタープライズにおける円谷プロ株式の保有比率を45.5%から68.0%に引き上げた。これらのプロセスを経て、円谷プロはTYOグループ入りした。
[編集] 参考文献
- ^ 円谷プロの“聖地”にお別れMSN産経ニュース 2008年2月6日報道 :※現在は公開終了。Internet Archive Wayback Machine内に納められた当時のコンテンツはこのリンク先から閲覧可能。
- ^ 2008年4月2日、今年もやり過ぎ!? Googleも初参戦 日本「エイプリルフール」ネタバトル
- ^ 書置き
[編集] 関連リンク
- (日本語) 円谷プロダクション公式Webサイト
- (日本語) 円谷ミュージック公式Webサイト
- (日本語) ウルトラチャンネル 公式YouTubeチャンネル(Adobe Flash video)
- (日本語) ニコニコ特撮 ニコニコチャンネル
- (日本語) 円谷ウルトラファンサイト
- (日本語) TYOグループIRニュース:株式会社円谷エンタープライズの第三者割当増資引受(子会社化)及び株式会社円谷プロダクションの孫会社化決定に関するお知らせ(PDFファイル)
最終更新 2009年11月21日 (土) 16:36 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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