分断国家
分断国家の最新ニュースをまとめて検索!
分断国家(ぶんだんこっか)とは、本来なら1つの国民国家を形成してもよいはずの国民が、なんらかの歴史的経緯を経て2つの国家に分断され、相互交流が制限されている状態を指す。分裂国家(ぶんれつこっか)などの呼び方もある。
目次 |
[編集] 概要
現存する具体例としては、中国(中華民国と中華人民共和国)、朝鮮(大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国)が挙げられる。これらは、第二次世界大戦後の一連の過程でその各陣営が国土全域を支配する正統な政府であると自称し、互いに対立相手を国とは認めないままである。そのため、単純な地域対立による分裂とは根本的に異なる[要出典]。
[編集] 分断国家と見なされる事が少ない例
チェコスロバキアはチェコ共和国とスロバキア共和国に分裂したが、これは両国が連邦制を採用して成立していた連邦国家を自発的に解消(ビロード離婚)したものなので、分断国家とは見なされない。
また、列強諸国によって島や諸島が分割、植民地化された後それぞれの植民地が独立した場合、分断国家と見なされることが少ない例もある。この例としては、
- ティモール島(西は旧オランダ領→インドネシア領、東は旧ポルトガル領→インドネシアによる併合→東ティモール)
- ニューギニア島(西は旧オランダ領→西パプア共和国→インドネシアによる併合、北東部は旧ドイツ領→オーストラリア委任統治領のち信託統治領、南東部は旧イギリス領→オーストラリア領、⇒東部全土がパプアニューギニア領)
- イスパニョーラ島(西は旧フランス領→ハイチ領、東は旧スペイン領→ドミニカ共和国領)
- サモア諸島(西は旧ドイツ領→ニュージーランド委任統治領のち信託統治領→サモア独立国、東は現在もアメリカ領)
などが挙げられる。
キプロス(北キプロス・トルコ共和国とギリシア系のキプロス共和国)はトルコ系住民の独立運動の結果という側面が存在する事から、分断国家とは見なされないとする意見もある。同様の例としては英国から独立したアイルランド共和国とその際に英国に残留することを選択した北アイルランドが挙げられる。
[編集] 分断国家の一覧
[編集] 現在
- 中華民国(台湾)と中華人民共和国(中国大陸) (1949年~)
- 冷戦による。
- 大韓民国(南韓)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮) (1948年~)
- 冷戦による。
- アイルランドと北アイルランド(英国の一部) (1921年~)
- キプロス共和国とキプロス連邦トルコ人共和国・北キプロス・トルコ共和国 (1975年~)
- ギリシャ系住民(キプロス共和国)とトルコ系住民(北キプロス)の対立によるもの。北キプロスはトルコ以外の国に承認されていない。
[編集] 過去
- ドイツ連邦共和国(西ドイツ)とドイツ民主共和国(東ドイツ) (1949年~1990年)
- 冷戦による。ドイツ連邦共和国として統一、ドイツ民主共和国は消滅。
- ベトナム国・ベトナム共和国(南ベトナム)とベトナム民主共和国(北ベトナム) (1949年~1975年)
- 冷戦による。ベトナム戦争の終結に伴いベトナム共和国が消滅。
- イエメン王国のちイエメン・アラブ共和国(北イエメン)と南イエメン人民共和国のちイエメン人民民主共和国(南イエメン) (1967年~1990年)
- 南ベトナム共和国(南ベトナム)とベトナム民主共和国(北ベトナム) (1975年~1976年)
- 南ベトナム共和国はサイゴン陥落後に成立したベトナム民主共和国の傀儡政権。統合後に国号をベトナム社会主義共和国に変更。
[編集] 関連項目
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 Text is available under GNU Free Documentation License.
最終更新 2009年10月19日 (月) 13:42 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【分断国家】変更履歴

