別府市

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別府市
べっぷし
日本
地方 九州地方
都道府県 大分県
団体コード 44202-0
面積 125.15km²
※境界未定部分あり
総人口 126,618
推計人口、2009年10月1日)
人口密度 1,010人/km²
隣接自治体 大分市宇佐市由布市日出町
市の木 キンモクセイクスノキ
市の花 オオムラサキ
別府市役所
所在地 〒874-8511 大分県
別府市上野口町1番15号
電話番号 0977-21-1111
外部リンク 別府市公式サイト
テンプレート(ノート・解説・ウィキプロジェクト)
別府市街(別府温泉)、右手前は別府タワー
鉄輪温泉街、鶴見岳と扇山
別府市十文字原から見た別府湾と別府市街
ワンダーラクテンチからの別府市の眺望

別府市(べっぷし)は、大分県の東海岸の中央にある。大分県第二の都市である。

温泉が市内各地で湧出し、別府温泉として全国的に知られる国際観光温泉文化都市源泉数は2,800ヶ所以上で日本の総源泉数の約10分の1を占め、湧出する湯量も日量137,000キロリットルにも及び日本最大。国際会議観光都市にも認定されており、毎年1,000万人を超える観光客が訪れる観光都市別府は泉都とも呼ばれている。温泉は観光や、市民生活だけでなく、古くは明礬の生産から、地熱発電、医療、花き栽培、養魚業、最近では温泉泥美容までさまざまな産業に幅広く利用されている。

また、経済的に大分都市圏(別大都市圏)に属し、隣接する大分市とは、市街地が高崎山により分断されてはいるものの、大分市中心部までJRで15分程度の距離であり、大分市のベッドタウンとしての役割も担っている。

特別都市建設法による財政的優遇措置を得ている事もあり、2009年2月現在、平成の大合併に接した大分県の市では津久見市と並んで合併・編入が無い。

目次

[編集] 地理

大分県の東部のほぼ中央に位置し、西側には由布岳鶴見岳を中心にした連山と、東には瀬戸内海(別府湾)に流れ込む朝見川、春木川、境川などの河川により形成された扇状地と下流部の沖積平野からなる。扇状地の北部および南部は、断層活動により東西を横切るように短い断層が多数分布し、市街地はそれらの断層に挟まれた窪んだ地形に立地している。市の西部は大分百景の一つに選ばれている由布川峡谷(東山付近)、および阿蘇くじゅう国立公園の指定域があるため森が多い。

市を南北に貫通する形で海岸線沿いを国道10号、中央部を大分自動車道が通る。別府国際観光港を起点として鶴見岳由布岳の南側を大分県道11号別府一の宮線九州横断道路)が通る。

[編集] 地形

[編集] 気候

瀬戸内海式気候に属し、平均気温は16.6℃、降水量1963.0ミリメートル。(大分地方気象台:平成15年)

[編集] 温泉

源泉数、湧出量ともに日本一。詳しくは別府温泉を参照のこと。

[編集] 隣接している自治体

[編集] 行政

[編集] 歴史

別府温泉の歴史の項も参照のこと。

[編集] 近現代

[編集] 行政区域の変遷

  • 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の村が発足。
    • 速見郡別府村・浜脇村・御越村・石垣村・朝日村
  • 1893年(明治26年)4月11日 【町制施行】別府村→別府町、浜脇村→浜脇町
  • 1901年(明治34年)11月1日 【町制施行】御越村→御越町
  • 1906年(明治39年)4月1日 【対等合併】浜脇町・別府町→別府町(新町制)
  • 1924年(大正13年)4月1日 【市制施行】別府町→別府市
  • 1925年(大正14年)1月1日 【改称】御越町→亀川町
  • 1935年(昭和10年)9月4日 【編入】石垣村・朝日村・亀川町→別府市
  • 1956年(昭和31年)4月1日 【編入】南端村の一部→別府市

[編集] 経済

[編集] 産業

[編集] 就業人口構成

(2005年国勢調査による)

国際観光都市であるため、宿泊業などの観光産業や小売業を中心として第三次産業就業者の割合が8割を超えているのが特徴である。

逆に、第一次産業と第二次産業就業者の割合は極めて少なくなっている。

また製造業も菓子類や土産品などの食品製造が中心であるため、製造品出荷額が114億円、従業者1人当たり出荷額も930.1万円(2004年)と極めて低い。

国指定の伝統的工芸品別府竹細工伝統工芸士には17人が認定されている。

[編集] 本社を置く主要企業

[編集] かつて本社を置いていた企業

[編集] 主要事業所

(雇用人員数上位4社)

[編集] 商業

[編集] 主要大規模小売店舗

上記全ての店舗が、比較的市内中心部に近い位置に所在している。

[編集] 店舗を構える主な小売業者

括弧内は別府市内の店舗数。2009年度開店予定を含む。

[編集] 中心商店街

中心商店街はほぼ全域が中心市街地活性化事業の計画区域に含まれており、2012年ごろまでに順次改装・再整備される予定となっている。現在、活性化事業により空き店舗を改装した交流・イベント施設「platform」が中心商店街内のあちこちに点在し、これらをメイン会場に、2009年4月11日から6月14日までの間「別府現代芸術フェスティバル2009 混浴温泉世界」が開催された。

  • べっぷ駅市場商店街・BIIS南館・B-passege(高架下商店街・歩行者専用)
    • JR別府駅周辺の高架下に広がり、JR九州子会社の「別府ステーションセンター」が管理を行うテナント型商店街。現在は実質市内最大の商店街となっている。「B-passege」は新しい店舗が多く一般的な駅ビルの様相であるが、「べっぷ駅市場」は生鮮食品を扱う古くからの商店が多い。近年の改修工事やヤマダ電機別府駅前店の進出などで集客力が上がっており、空き店舗も少なく人通りも多い。ダイエー別府店が所在。
  • 駅前通り商店街
    • 各種商店に加え金融機関やオフィスビル、ホテルも並ぶ。かつては片屋根式アーケードもあったが撤去されている。歩道も綺麗に整備されており、温泉の泉やパイプホーンもある。国道10号線沿いにトキハ別府店が所在、別府駅近くには大型再開発ビルの建設も予定されている。なお、車道の敷石は老朽化のために2008年に撤去された。
  • 西法寺通り商店街
    • 伊能忠敬ゆかりの記念碑もある古くからの街道筋の通りは飲食店が多い。中心市街地活性化計画に基づいて西法寺南側の古い長屋を改装した「platform 04・05」は、芸術家などが滞在して作品を発表するアートスペースとなっている。
  • ほっとストリートやよい天狗通り(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
    • 旧「弥生銀天街」。古くからの商店街であり、シンボルは「やよい天狗」である。1997年にはアーケードが全面更新された。中心市街地活性化計画に基づいて空き店舗を改装した「platform 08」では、中心市街地活性化事業の進ちょく状況を市民に知らせるなど、まちなかのにぎわい再生に取り組む事業拠点として、地元のさまざまな話題を提供している。
  • 海門寺通り商店街
    • 通りの南側の海門寺公園が2003年(平成15年)にリニューアルされ、中心市街地におけるイベントのメイン会場として利用されている。また、公園の一角にある市営海門寺温泉は、2010年春のオープンを目指し建て替えが行われている。
  • 国際通りソルパセオ銀座(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
    • 旧「別府銀座商店街」。古い店舗に加え、近年は外国人による国際色豊かな店舗やチャレンジショップ、中心市街地活性化計画に基づいて空き店舗を改装した「platform 06・07」には交流施設や別府竹細工の工房なども出来た。飲食店も多く、宴会シーズンの夜は昼間よりも人通りが多い。毎年、七夕飾りやクリスマスイルミネーションなども実施。ゆめタウン別府の駐車場を利用出来る。
  • 楠銀天街(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
    • かつては別府最大規模の商店街であったが、市役所の移転や1992年の商店街大火(松原市場を中心に25軒が全焼)、2005年の楠温泉の閉鎖などにより商店数が急速に減少している。
  • 竹瓦小路(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
    • 1921年(大正10年)に豫州銀行頭取の寄付によって設置された設置されたアーケードが今も残り、近年修復工事も行われ、近代化産業遺産に認定された。飲食店が中心である。
  • 流川通り商店街
    • 戦前は「不夜城」と呼ばれた商店街であるが、道幅が狭く歩道も設置されていないために(車道は片側1車線である)金融機関などは移転した店舗も多い。通りの中心部にデオデオ別府店・マルショク流川店が、入口の国道10号線沿いにゆめタウン別府が所在。10号線を挟んだ向かいにはゆめタウン別府新館が建設予定。

[編集] 郊外の商店街

  • 浜脇モール商店街
    • 東別府駅近くの浜脇温泉を中心とした商店街。昭和末期に再開発と区画整理が行われ、現在は別府市営の高層住宅団地や温泉施設の低層階に入居する形のテナント型商店街となっている。マルショク浜脇店が所在。
  • つるりん(鶴輪)通り商店街・鶴見通り商店街
    • 県道別府山香線沿いの鉄輪地区と鶴見地区を結ぶ商店街。原交差点を境にして南側が鶴見通り商店街、北側がつるりん通り商店街と、2つの商店会に分かれている。中小商店や小型飲食店に加え、近年はロードサイド型店舗やマンションの低層階に入居する店舗が増加している。マルショク鶴見店、新鮮市場西別府店などが所在。
  • 別府大学通り商店街
    • 別府大学駅から別府大学に至る商店街。古くからの学生街であるため、新旧の中小商店や小型飲食店も多い。トキハインダストリー上人店、マルショク大学通り店が所在。
  • 亀川商店街
    • 亀川駅南側にある亀川地区の中心商店街。亀川四の湯温泉などの周辺には古くからの商店が多い。マルショク亀川店が所在。

[編集] 金融

市内に本店または支店を置く銀行信託銀行信用金庫信用協同組合労働金庫農業協同組合証券会社は以下のとおりである。

市内に一般営業窓口を置かず、ATMのみを設置する金融機関

かつて市内に店舗を展開したが、撤退した主な金融機関

  • 東京銀行(1950年代に撤退)
  • 福岡銀行(1995年2月に大分支店に統合)
  • 福岡シティ銀行(西日本銀行と合併後、近隣の西日本シティ銀行別府支店に統合)
  • 南日本銀行(当時は旭相互銀行。1980年代に大分支店に統合されるが大分支店も1993年に撤退)

[編集] 報道機関

  • CTBメディア
    • ケーブルテレビ局。普及率約5割、福岡5局の地上デジタル放送も再送信。

なお、市内の広範囲で愛媛県のテレビ(地上デジタル放送を含む)やラジオ放送が全局受信出来るが、近年はCATVの普及に伴い受信していない家庭も多い。

(愛媛県の地上デジタル放送を受信する際は、多くの場合でアンテナの再調整が必要である)

  • 今日新聞社
    • 別府の地方紙「今日新聞」を発行。 夕刊のみ、4~8ページ、一部カラー、日曜祝日休刊。販売エリアは別府市と日出町。

[編集] 郵便番号

  • 874-XXXX(郵便事業別府支店):下記以外の区域
  • 879-55XX(郵便事業大分支店挾間集配センター):内成・古賀原

[編集] 市外局番

  • (0977)2X・4X・6X・7X・8X
    • 市内の殆どの家庭が2X・6X・7X局である。中心部は2X局が、鉄輪以北は6X局が多い。1970年頃までは市内局番が1ケタであった。

[編集] 姉妹都市

別府市・熱海市は観光、経済、文化の交流により相互の理解と親善を深め地域社会の発展に寄与することを目的にして姉妹都市の盟約を結ぶ。
別府市と木浦市は行政、教育、文化、産業、経済等各分野に亘って交流を図り、相互の理解と信頼を深めるため相協力し、今後の日韓両国の友好と親善の促進に努めることを目的として姉妹都市の盟約を締結する。
別府市とボーモント市は両市のみならず広くアメリカ合衆国と日本との友好関係を深め相互理解並びに厚き友情のため姉妹都市の盟約を結ぶ。
別府市とニュージーランドロトルア市は、両市及び両国間の友好と親善を推進するため姉妹都市の盟約を行う。
別府市と英国バース市は、両市及び両国間の友好と協力そして調和を推進するため姉妹都市の盟約を結ぶ。
国際交流都市として5年間締結

[編集] 地域

[編集] 人口

別府市と全国の年齢別人口分布 別府市の年齢・男女別人口分布
紫色 ― 別府市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
1980年 136,485人
1985年 134,775人
1990年 130,334人
1995年 128,255人
2000年 126,523人
2005年 126,959人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 教育

[編集] 大学

[編集] 短期大学

[編集] 公立高等学校

[編集] 私立高等学校・中学校

[編集] 市立中学校

  • 朝日中学校
  • 青山中学校
  • 鶴見台中学校
  • 浜脇中学校
  • 北部中学校
  • 中部中学校
  • 山の手中学校

[編集] 私立小学校

  • 明星小学校

[編集] 市立小学校

  • 別府中央小学校
  • 朝日小学校
  • 青山小学校
  • 大平山小学校
  • 西小学校
  • 南小学校
  • 緑丘小学校
  • 亀川小学校
  • 鶴見小学校
  • 境川小学校
  • 上人小学校
  • 南立石小学校
  • 石垣小学校
  • 春木川小学校

[編集] 市立小中学校

  • 東山小中学校

[編集] 公共施設

[編集] 交通

最寄り空港は大分空港

[編集] 鉄道

※市の中心駅は別府駅。

なお、1900年から1972年には大分駅前から亀川駅前まで路面電車大分交通別大線が存在した。

[編集] 道路

[編集] 高速道路

[編集] 一般国道

[編集] 県道

主要地方道

[編集] バス路線

[編集] 高速バス(別府北浜)

[編集] 一般路線バス


両社とも各主要系統は概ね20~30分毎に運行されており、地方都市の中では非常に運行頻度が高い。

また、主要系統が重複する別府駅-別府北浜-観光港-亀川間や別府駅西口-市役所北口-光の園間などは日中概ね10分毎以上の運行がある。

[編集] 航路

近年は原油高高騰により、宇和島運輸三崎航路とソレイユエクスプレス(瀬戸内海汽船系)柳井・広島・呉・松山航路が廃止(広島・徳山方面は高速バスで代替)、関西汽船が1往復に減便される(松山方面の航路全廃)等の動きが出てきている。

[編集] 名所・旧跡・観光

別府地獄めぐり(海地獄)
神楽女湖菖蒲園
別府ロープウェイ

[編集] 別府八湯

別府には、おのおの泉質や雰囲気を異にした温泉が多数あるが、それらはおおよそ8箇所の地域に分けられ、これらを総称して別府八湯と呼んでいる[1]

[編集] 別府地獄めぐり

海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は国の名勝。その他、地獄めぐりに含まれない地獄に坊主地獄明礬地獄などがある。詳しくは別府地獄めぐりを参照のこと。

[編集] 別府三勝

  • 仏崎
  • 志高湖
  • 内山渓谷

[編集] 別府八景

  • 高崎山(大分市
  • 浜脇公園
  • 乙原・観海寺
  • 鶴見ヶ丘
  • 実相寺山
  • 柴石渓流
  • 由布院(由布市
  • 日出海岸(日出町

[編集] 観光施設

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」、高崎山自然動物園、田の浦ビーチは大分市域に属する。

[編集] 祭・イベント

[編集] 文化・スポーツ

[編集] 別府市出身の著名人

[編集] 百選

[編集] 別府市民憲章

  • 美しい町をつくりましょう。
  • 温泉を大切にしましょう。
  • お客さまをあたたかくむかえましょう。

(昭和43年1月1日制定)

[編集] 脚注

  1. ^ 大正の中頃までは、由布院温泉塚原温泉も含めて、別府十湯とも呼ばれていた。

[編集] 関連項目

別府観光の父 油屋熊八の像
別府駅前)
地球物理学研究所本館
(現 京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設本部、1923年竣工)
別府郵便局電話事務室
(現 別府市児童館、1928年竣工)

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月17日 (火) 12:37 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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