利尿薬

利尿薬の最新ニュースをまとめて検索!

利尿薬(りにょうやく、: diuretic)は、尿量を増加させる作用を持つ薬剤の総称である。利尿剤(-ざい)とも。

尿は水分や電解質を体外へ排出する最も効果的な手段である。尿は腎臓でつくられるが、腎臓は体内の状況に応じて尿の量や濃度を調節し、全身の体液を一定に保つよう制御している。利尿薬は、この調節機構が適切にはたらかない病態などにおいて、水分を体外に排出するために用いられる。腎臓の項も参照のこと。

目次

[編集] 浸透圧利尿薬

浸透圧利尿薬は糸球体で濾過されると再吸収されないため、尿細管内の浸透圧が上昇し、水の再吸収が抑制される。脳圧亢進時などに用いられる。

[編集] ループ利尿薬

ヘンレのループにおいてNaとClの再吸収を阻害する。腎機能に悪影響を与えないため、利尿薬の第一選択として使用される。また心不全高血圧治療薬としても使用される。

[編集] サイアザイド系利尿薬

遠位尿細管においてNaとClの再吸収を阻害する。降圧剤としても使用される。大規模臨床試験では他剤と遜色ない結果を得ており、現在も高血圧治療薬の代表的なもの。

[編集] K保持性利尿薬

抗アルドステロン薬とも。遠位尿細管においてアルドステロン(抗利尿ホルモン)に拮抗し、Naの再吸収を阻害する一方、Kの尿中排泄を抑制する。ループ利尿薬等と合わせて、肝硬変、うっ血性心不全などに対して使用される。またセララは高血圧に対してしか日本では適応症はない。

[編集] その他の利尿薬

  • アセタゾラミド(ダイアモックス)は、緑内障やメニエール病に対して使用される。
  • 塩酸ドパミン(イノバン)は、腎血流量を増やして間接的に利尿作用を示す。
  • アミノフィリン(ネオフィリン)や強心薬も利尿作用を示す。
  • カルペリチドハンプ)は心房性Na利尿ペプチドと呼ばれ、重症心不全時の利尿薬として使用される。

[編集] 関連項目


最終更新 2009年11月13日 (金) 23:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【利尿薬】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!