自由民主党副総裁

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自由民主党副総裁(じゆうみんしゅとうふくそうさい)は、自由民主党の役職の一つ。

[編集] 概説

総裁の次席に位置付けられる役職。副総裁の設置は任意であり、空席であることも多い。党則においては緊急時の総裁代行を除くと、総裁を「補佐する」ことと役員会と選挙対策本部への出席のみが副総裁の権限として規定されており、平常時においては明文上の具体的職掌を持たない。さらに幹事長が選挙対策、国会運営、党務全般を掌握していることから、その職務範囲は不透明である。しかし、歴代の副総裁にはいずれも党の重鎮が就任し、ただの名誉職としてではなく党運営について少なからぬ影響力を発揮している。なお、副総裁が総裁代行の役割を果たした例は、1980年西村英一が、総理総裁だった大平正芳の死去により短期間その役目を務めたことがあるだけである。このとき首相臨時代理官房長官伊東正義が務めており、選挙中でもあったので西村の代行は党務に限定されたものとなった。

初期の頃は副総裁の人選は党内調整のために党内の中間派閥の領袖が選出されていたが、大平総裁以降の副総裁の人選は総裁選の当落を左右する為に最大派閥(田中派竹下派→小渕派)から選出される様になった。2003年の総裁選で再選した小泉純一郎総裁の下で副総裁になった山崎拓の場合は、愛人スキャンダルなどの不祥事で「山崎幹事長では総選挙に勝てない」との理由から、いわば祭り上げの形で昇格となった。

[編集] 歴代の自由民主党副総裁

自由民主党副総裁
大野伴睦 1957年7月 - 1960年7月14日 大野派
大野伴睦 1961年7月 - 1964年5月29日 大野派
川島正次郎 1964年7月10日 - 1966年12月1日 川島派
川島正次郎 1967年11月 - 1970年11月9日 川島派
椎名悦三郎 1972年8月 - 1976年12月23日 椎名派
船田中 1977年11月28日 - 1978年12月1日 船田派
西村英一 1979年1月24日 - 1980年 田中派
二階堂進 1984年4月 - 1986年7月 田中派
金丸信 1992年1月 - 1992年8月 竹下派
小渕恵三 1994年7月 - 1995年10月1日 小渕派
山崎拓 2003年9月21日 - 2003年11月10日 山崎派

歴代の副総裁で内閣総理大臣になったのは小渕恵三のみである。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月14日 (土) 08:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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