創造力

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創造力(そうぞうりょく)は、一般に過去に存在しない、新たなもの、アイディアを初めて作り出す、考え出す能力をさす。

現在では一般に考えられているように無から作り出すのではなく、既知のものの組み合わせで作り出すものと考えられている。そのため、応用力との線引きが難しい面も否定できない。

あらためて、「創造」と「応用」の定義の違いに触れてみる。既述のとおり、創造力とは、新しいものを初めて作り出す能力のことであり、応用力とは、原理・知識・技術を実際的なことがらにあてはめて活用することである。 たとえば、ウィキペディアの「創造力」というキーワードを初めて執筆する能力は「創造力」であり、すでにウィキペディアに書かれた「創造力」という言葉を活用して、文章を書く場合などが「応用力」ということになる。 たとえば、ノーベル賞(科学部門)を受賞するために必要なのは、創造力であろうか? それとも応用力であろうか?

東京大学の小柴教授が、「カミオカンデ」とよばれる施設で、ニュートリノを検出したことで、ノーベル物理学賞を受賞したが、カミオカンデが地下に設けられたのは、ニュートリノ以外の粒子の影響を避けるためである。ニュートリノはものを貫通する能力が高く、他の物質と反応することなく簡単に地球を抜けていってしまう。しかし、まれに他の物質と衝突することがある。

カミオカンデは、このまれに起こる衝突を検出するために、超純水をつかう。カミオカンデの内部には超純水がたたえられており、ニュートリノが水の中の電子に衝突したあとに、高速で移動する電子より放出されるチェレンコフ光を、壁面に備え付けられた光電子増倍管で検出する。

チェレンコフ光を検出した光電子増倍管がわかると、計算によりどの方角からきたニュートリノによる反応かがわかるしくみになっている。

ここで重要なことは、「光電子増倍管の精度」と「施設を地下深くに設置したこと」である。 最も、重要なのは、カミオカンデを「地下深くに設置する」ということを思いついた、「創造性」であろう。 ここで「創造力」ということばが、どうやって「創造」されたのかについて説明する。 「創造力」ということばがなかったころ、詳しくは、明治維新前のことであるが、外国語からの 翻訳語、たとえば、フィジックスは「物理学」と訳され、マスマティクスは「数学」と訳された。 外国から文明を輸入、いいかえれば、模倣したのである。 模倣の対義語として、「新しいものを生み出すこと」という意味の漢字で創った、「創造」という 言葉が生まれたのである。

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最終更新 2009年4月15日 (水) 04:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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