劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ

劇場版ポケットモンスター
ダイヤモンド&パール
ギラティナと氷空の花束 シェイミ
監督 湯山邦彦
脚本 園田英樹
出演者 松本梨香
大谷育江
うえだゆうじ
豊口めぐみ
小桜エツ子
林原めぐみ/三木眞一郎
犬山イヌコ
石塚運昇
◆以下特別出演者
中村獅童
中川翔子
山寺宏一
南明奈
TIM(ゴルゴ松本レッド吉田)
Crystal Kay
主題歌 ONE
Crystal Kay
配給 東宝
公開 2008年7月19日 -
製作国 日本
言語 日本語
前作 ディアルガVSパルキアVSダークライ
次作 アルセウス 超克の時空へ
  

劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』(げきじょうばんポケットモンスター ダイヤモンドアンドパール ギラティナとそらのはなたば シェイミ)は、2008年7月19日より東宝系で公開されたテレビアニメポケットモンスター』の劇場版第11作目の作品である。

目次

[編集] 概要

当初発表されたタイトルは『ギラティナと氷空の花束』であったが、後に本作で初公表となるシェイミが加わり『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』が正式タイトルとなった。また、劇中でタイトルの「ダイヤモンド&パール」の部分に「プラチナ」が加わり、『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール・プラチナ ギラティナと氷空の花束 シェイミ』となるが、このタイトルは公式サイトや広告などでは出てこない。

今作の大きな特徴として、前作と直接ストーリーがつながっている(後に、神々の戦い三部作の第二章という位置づけであることが明かされた)という点が挙げられる。これにより、ディアルガは(回想シーンも含めればパルキアも)2年連続で劇場版にゲストポケモンとして登場したことになる。

前作に引き続き、エンドクレジット後に流れる次回作の予告は、次回作に登場するポケモンが映し出されるものであった。内容はディアルガ、パルキア、ギラティナの3匹が対峙するというものである。

本作の舞台のイメージとなった場所は、ノルウェーベルゲンヨステダール氷河ソグネ・フィヨルドフロムなどである[1]

2008年度興行収入は、48億円で第6位(邦画では第4位)となっている[2]

本篇のDVDは2008年12月19日発売。

アバンオープニングで語られるポケモン世界の紹介では、過去の映画作品『七夜の願い星 ジラーチ』、『裂空の訪問者 デオキシス』、『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』、『蒼海の王子 マナフィ』で使用された美術背景画が使用されている。

[編集] 前売り券・配布ポケモン

これまでの劇場版の前売り券と引き換えることのできるポケモンは、いずれも通常のプレイでは入手不可能なものであったが、今作では初めて通常のプレイでも入手が可能なポケモンであるレジギガスが配布された。レベルは配布ポケモンとしては異例の100。

また、前作同様に映画館ではワイヤレス通信を通じて特別なポケモンが配布され、今作ではシェイミが配布された。本編の開始前と終了後に「シェイミの受け取り方と注意」が上映され、ジョーイがナビゲートした。

ちなみにシェイミは『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』への配信であり、『ポケットモンスタープラチナ』は配信期間中に発売されるが配信を受けることはできない。

なお、この前売り券は238万4198枚を売り上げており、2009年7月9日に「最も前売り券が売れたアニメ映画」としてギネス・ワールド・レコーズから世界記録の認定を受けている[3]


注意以降の記述で映画に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


[編集] あらすじ

旅を続けるサトシ一行の前に、見たこともない小さなポケモンが現れる。それはかんしゃポケモンのシェイミであった。グラシデアの花畑に行く途中迷子になったようで、自分を花畑に連れて行くようサトシ達に頼む。しかし、突如シェイミが鏡の中に引き込まれ、同時にサトシとヒカリも引き込まれる。その先には、見たこともない不思議な世界が広がっていた。2人は、そこでこの世界を研究しているムゲンという科学者と出会う。

彼によれば、そこは反転世界と呼ばれる別の世界で、現実世界とちょうど裏表のように存在する世界なのだという。さらに、その2つの世界を自由に行き来できるポケモン・ギラティナが棲む世界であることを教えられる。

ムゲンの手助けもあり、何とか現実世界に戻ることができたサトシ達。しかし、そこへシェイミを狙って謎の青年・ゼロが襲いかかる。

[編集] 登場人物・キャスト

[編集] レギュラー

詳細は個別記事かアニメ版ポケットモンスターの登場人物を参照。

主人公。シェイミと出会ったことをきっかけにギラティナの住む反転世界へと巻き込まれる。
一時期はムゲンの助けを経て現実世界へと戻ることができるが、シェイミを連れている為にギラティナとギラティナの力を狙うゼロに狙われることとなる。
最後はゼロの野望を打ち破る協力をし、母艦に乗って襲いかかるゼロとの戦いに挑んだ。
今作では何かと置いて行かれることが多く、物語に深く関わることがない損な役回りとなっている。
サトシと共に反転世界へと巻き込まれ、サトシと共にゼロの野望を打ち破る協力をした。終盤でグラシデアの花畑を飛び回るシェイミ達のことを『氷空の花束』と称した。
ロケット団の一員。コジロウやニャースと共に反転世界に巻き込まれ、出る手段をしばらくの間失った後はムゲンの助手として行動していた。
ロケット団の一員。
ロケット団の一員のポケモン。

[編集] ゲスト

ムゲン・グレイスランド
5年前に反転世界に来て以来、そこで研究を続けている。自称「天才」。パートナーはタテトプス。背負っているリュックの中には、様々な機械が入っている。
ギラティナの持つ力をコピーし、反転世界を自由に行き来するための計画を練っていたが、それがギラティナを殺すことになると知り、その計画を中止した。
物語の後半ではゼロが作り出したギラティナの力を利用する機械を停止させるなど、重要な役割を行った。
ゼロ
ギラティナを狙う青年。ギラティナをモチーフにした服装が特徴。移動手段としてハイテク母艦・メガリバなどを持つ。コイルレアコイルジバコイルを使う。
反転世界が現実世界により汚されることを憎んでいる。かつてはムゲンの助手であったが、彼がギラティナの力を利用する発明を中断したことに怒り、自らその発明を完成させる。
自身の計画を「美しい計画」と称し、目的の為なら誰であろうと容赦しない冷酷さを持っていたが、サトシやシェイミ達に計画を阻止され、最後は母艦をポケモンたちによって氷漬けにされた。これによりギラティナのデータをすべて失い、計画は失敗に終わった。
インフィ
ゼロに使えるメイド型人工知能。複数(コミック版では1体のみ)存在する。
レイラ
ムースの妻。100歳を迎えたひいおばあさんのお祝いに向かう途中、乗った列車でサトシ達と出会う。
ムース
レイラの夫。昔、シェイミによる「花運び」を見たことがある。

下記の5人はコミック版未登場。

オギン
  • 声優 - 佐藤智恵
列車の乗客。親切なおばさんで、グラシデアの花畑への行き方などをサトシ達に教えてくれる。

[編集] ゲストポケモン

シェイミ
グラシデアの花畑を目指す途中、ギラティナディアルガの戦いに巻き込まれ、最終的にサトシ達のもとにたどり着く。
性格は少々ワガママかつ生意気で、頻繁に「自分に感謝しろ」という趣旨の発言をするため、サトシの感情を煽ることが多い。昼の間だけ、グラシデアの花の花粉がかかることにより、空を飛べる「スカイフォルム」にフォルムチェンジすることができる。また、反転世界でシードフレアを使うことにより、「フレアホール」という反転世界と現実世界を行き来できる穴を作り出すことも可能。喋り方は、ランドフォルム(通常の姿)の時は「~でしゅ」という幼いものであるが、スカイフォルム時は強気で逞しくなり語尾も「~です」となる。
スクリーンから来るシェイミは、劇中のシェイミと同じ技を覚えている。
ギラティナ
反転世界に棲むポケモン。面(水面やガラスなども含む)を通じて反転世界と現実世界を自由に行き来し、現実世界のものを反転世界に引き込むこともできる。また、現れた2つの世界の重力の影響で姿が変化し、反転世界では「オリジンフォルム」、現実世界では「アナザーフォルム」という姿になる。
アラモスタウンでのディアルガとパルキアの戦いの影響で、反転世界に瘴気を含む黒い雲が大量に現れたことに怒り、ディアルガを反転世界に引きずりこんで攻撃を加える。しかし、逆にディアルガに反撃されて反転世界から出られなくなり、「フレアホール」を起こさせるためシェイミを反転世界に引き込もうとする。
ディアルガ
シンオウ地方の神話において、時の神と信じられているポケモン。前作から引き続き登場。ギラティナにより反転世界に引きずりこまれるが、逆にギラティナを反転世界に閉じ込める。
レジギガス
終盤に登場。普段は氷河の奥に隠された祠で眠りについているが、ゼロの策略により、崩れる氷河を止めるべく、マンムーたちと共に現れた。
ジバコイル
ゼロのポケモン。多数のコイルレアコイルたちを引き連れて行動する。
ラッキー
ポケモンセンターのラッキー。

以上で映画に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] スタッフ

  • 原案 - 田尻智増田順一杉森建
  • アニメーション監修 - 小田部羊一
  • エグゼクティブプロデューサー - 久保雅一、伊藤憲二郎
  • プロデューサー - 吉川兆二、深沢幹彦、岡本順哉、盛武源
  • アニメーションプロデューサー - 奥野敏聡、神田修吉
  • アソシエイトプロデューサー - 川原章三、山内克仁、野本岳志、山下善久、弓矢政法、紀伊高明
  • アシスタントプロデューサー - 島村優子、山本愼仁、下平聡士、村椿拓郎、叶田睦子、松山進
  • キャラクターデザイン - 毛利和昭一石小百合、松原徳弘、山田俊也、佐藤和巳
  • 総作画監督 - 毛利和昭、佐藤和巳
  • 作画監督 - 松原徳弘、一石小百合、相澤昌弘、井ノ上ユウ子、堺美和、沢田正人、高橋英吉、志村隆行、田口広一、東海林康和、新岡浩美、をがわいちろを
  • 色彩設計 - 佐藤真由美、吉野記通
  • 美術監督 - 秋葉みのる
  • 撮影監督 - 水谷貴哉
  • 2Dコンポジットディレクター - 池田新助
  • CGI監督 - 佐藤誠
  • CGIプロデューサー - 坂美佐子
  • 音楽 - 宮崎慎二
  • 音楽プロデューサー - 篠原一雄、齋藤裕二
  • 音響監督 - 三間雅文
  • 音響プロデューサー - 南沢道義、西名武
  • スペシャルサンクス - ロバート
  • 制作 - ShoPro
  • アニメーション制作 - OLM Team Koitabashi
  • 監督 - 湯山邦彦
  • 製作 - 亀井修、陣内弘之、富山幹太郎、芳原世幸、橋荘一郎、久保田譲、八木正男、ピカチュウプロジェクト

[編集] 主題歌

本作にはオープニングが存在しない(冒頭のタイトルテーマ部分に主要スタッフ・クレジットが流れる)。

[編集] コミック版

月刊コロコロコミックで、ひじおか誠によるコミック版が2008年5月号~7月号にかけて掲載された。単行本も発売されている。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 公式ホームページ「舞台裏ロケハンレポート」(当該ページは既に削除され、別のページとなっている)
  2. ^ バラエティ・ジャパン | 2008年作品別興行収入ベスト15
  3. ^ しょこたん大感激!「ポケモン」ギネス認定,サンケイスポーツ,2009年7月10日

[編集] 外部リンク


最終更新 2009年11月21日 (土) 14:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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