加ト吉
加ト吉の最新ニュースをまとめて検索!
| 種類 | 株式会社 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 市場情報 |
|
||||||
| 略称 | カトキチ | ||||||
| 本社所在地 |
![]() |
||||||
| 電話番号 | 0875-56-1100(代表) | ||||||
| 設立 | 1949年(昭和24年)2月1日(注) (大宮建設工業株式会社) |
||||||
| 業種 | 食料品 | ||||||
| 事業内容 | 冷凍食品製造・販売など | ||||||
| 代表者 | 代表取締役社長 山田良一 | ||||||
| 資本金 | 475億263万円 | ||||||
| 売上高 | 連結:2,032億96百万円 単独:1,486億03百万円 (2008年3月期) |
||||||
| 総資産 | 連結:1,685億79百万円 単独:1,317億15百万円 (2008年3月31日現在) |
||||||
| 従業員数 | 連結:3,228人 単独:974人 (2008年3月31日現在) |
||||||
| 決算期 | 毎年3月31日 | ||||||
| 主要株主 | 日本たばこ産業(株) 100% | ||||||
| 主要子会社 | 加ト吉水産(株) 51.1% フード インクルーヴ(株) 100% (株)グリーンフーズ 94.22% |
||||||
| 関係する人物 | 加藤吉次郎 | ||||||
| 外部リンク | http://www.katokichi.co.jp/ | ||||||
| 特記事項:注 株式額面変更のため、1979年(昭和54年)12月1日に(旧)株式会社加ト吉を吸収合併し、旧会社は消滅した。旧会社の設立日は1956年(昭和31年)9月1日である。 | |||||||
株式会社加ト吉(かときち、Katokichi Co., Ltd.)は、香川県観音寺市に本社を置く、冷凍食品、冷凍水産品、その他食料品の製造・販売をおこなう企業である。日本たばこ産業(JT)の完全子会社である。
社名は創業者の加藤吉次郎に因むもの。CMソングのフレーズでもよく知られる。
目次 |
[編集] 概要
創業者の加藤義和が観音寺市の港の近くで営んでいた、かたくち鰯や小エビの加工を行う水産加工業の個人商店が母体。その後、関西近県をエリアとしたエビを主体とする水産物問屋へと移行し、1956年に加ト吉水産株式会社を設立。北洋漁業で獲れるエビの加工下請けを経て、冷凍エビフライの製造を契機に業績を伸ばす。1964年に今の社名になり、現在に至る。
M&Aにも積極的で、レオマワールドや京樽(吉野家ディー・アンド・シーと共同)の買収を行い、再建を果たしている。なお京樽については2006年に保有株式を全てカトーサービス(創業者の加藤家の資産管理会社)に売却しており、現在はグループから離脱している[1]。
2004年秋からは、カネボウフーズ(現・クラシエフーズ)のカップ麺事業を引き継ぎ、「広東麺シリーズ」と「ホームラン軒シリーズ」などを販売している。また、韓国の農心の「辛(シン)ラーメン」を輸入販売している。冷凍の「さぬきうどん」は、麺の歯ごたえ・ダシとも評価が高く、根強いファンが多い。
また2006年まで毎年4月に香川県の屋島カントリークラブにて開催されていた、女子プロゴルフトーナメントの「カトキチクイーンズゴルフトーナメント」の主催スポンサーとしても有名である。
香川県を代表する企業の一つであるが、新潟県南魚沼市にも工場を所有している。
1956年の株式会社設立から、51年にわたって増収を続ける高成長企業として有名だったが、2007年4月に過去6年にわたって巨額の架空売上を計上していたことが発覚。さらに架空売上の計上が加ト吉とJTの組織ぐるみで行われたこともあり、その信用は大きく失墜することとなった。そのため、資本提携先であり加ト吉の保有を希望していたJTが全株取得のTOBを行い上場廃止の上、全株式の49%を日清食品に譲渡し共同持ち株の傘下で経営する方針だったが、2008年に発生したJTの食品中毒事件の影響で共同持株化は白紙撤回され、同年4月18日にJTの完全子会社となった[2]。
JTは2008年7月1日に、同社の食品中毒事件での社会的責任を緩和するために加工食品事業および調味料事業を加ト吉に集約した。これに伴い、ジェイティフーズは新設するジェイティ飲料に飲料事業を移管した上で、加ト吉の子会社となった。
また、冷凍ギョーザ事件による日本たばこ産業(JT)ブランドイメージ悪化を受け、JTの冷凍食品ブランドを「カトキチ」に統一することも明らかにした。
2009年4月30日にJTが発表した中期経営計画「JT-11」の中で、一体感のさらなる醸成という観点から2009年度中の社名変更が方針として示された。その方針に沿って、2010年1月1日付で、株式会社加ト吉からテーブルマーク株式会社へ商号変更を行う予定である。なお、商号変更後も「カトキチ」ブランドは存続する。
[編集] 主な事件
[編集] 擬似循環取引
- 2007年3月25日、読売新聞が、加ト吉とグループ会社(事実上はJTも含む)の間で循環取引があったのではないかと報道した。
- これを受けて加ト吉は調査委員会を設置、その調査報告書によると一連の取引による連結売上高の水増しが2007年3月期までの6年間で総額984億円に上ることが明らかとなった。
- 4月24日、経営責任を明確にするため、加藤義和会長兼社長と実弟の加藤義清副社長が取締役を辞任要求され辞任し、それぞれ相談役、顧問に就いた。又、循環取引に多く関ったとして、高須稔常務(当時)も辞任した。
- 取引に岡谷鋼機(名古屋市)、茶谷産業(大阪市)等が関与したことが明らかとなっている。茶谷産業の売掛債権を購入したみずほ銀行からは、38億円の代金回収訴訟が提起されている。
- 後任の社長には、資本提携先の日本たばこ産業(JT)出身であり、当時の副社長であった金森哲治が就任した。金森は就任の際の記者会見で冷凍食品以外の事業の売却をほのめかしている。
- 一連の事件の余波により、手形の不渡りが発生し、冷凍食品・レトルトスープカレー製造のエヌケイフーズ(北海道)の経営が行き詰まった。
- 5月30日、監査法人の承認が得られなかったことを理由に2007年3月期決算の発表を延期した。これに伴って、大阪証券取引所は加ト吉株式を監理ポストに移管した。
- 6月26日、ようやく監査法人の承認を得て2007年3月期決算を発表した。これに伴い6月28日、大阪証券取引所の監理ポストからも外された。
- 最終的に、過去6年間における不適切な取引による売上高の水増しは1,061億円、回収懸念債権額143億円、在庫評価損30億円となった。これに基づいて2007年3月期決算に貸倒引当金繰入額148億円、棚卸資産評価損30億円が計上された。その結果、単年度でみせかけ99億円の当期純損失となった。
[編集] 主な商品
- 冷凍食品
- 冷凍うどん:本場さぬきうどん
- タピオカでんぷんを含んだコシの強いうどんである。加ト吉の主力商品。
- 冷凍ラーメン:下町のラーメン屋さん
- 総菜:おいしいお弁当シリーズ(エビフライ、魚フライ等)
- 米飯
- 冷凍スナック:お好み焼き、たこ焼き、鯛焼き、ホットケーキ
- 冷凍うどん:本場さぬきうどん
- その他食品類
- うどん:さぬきうどん、さぬきカトキチシリーズ(和風カップ麺)、さぬき割子うどん、麺棒一番、讃岐麺一番
- ラーメン:新ホームラン軒シリーズ(カップ麺)、広東麺シリーズ(カップ麺)、東北ご当地めんシリーズ(カップ麺)、新・だしがきいてる醤油ラーメン(袋入り麺)他
- 米飯
- レトルトカレー
- ミネラルウォーター
[編集] その他の事業
前述の通り、加ト吉はM&Aなどによる事業多角化に積極的であった。
1969年からはホテル事業に進出し、「グランドホテル」を観音寺市、丸亀市、高松市(高松空港唯一のエアポートホテル)に、「琴参閣」(開業当初は「琴平ロイヤルホテル」)を琴平町に展開している。「琴参閣」の名前は琴参琴平駅跡地にあることに由来する。また、ニッコー・ホテルズ・インターナショナル(JALホテルズ)フランチャイズの「レオマリゾートホテル」が経営破綻後、子会社の加ト吉フードレックが運営を引き継ぎ「ホテルレオマの森」として再出発した。
外食産業では、1994年に居酒屋チェーン・村さ来を傘下に収めているほか、2002年にはダイエーから英国風パブチェーンのHUBを買収。2006年にはシンワオックスを持分法適用会社としている(2008年11月に株式会社パーソンズ・ブリッジが親会社となりグループから離脱)。
2004年には光通信・フジとの合弁でアドバンスサポートを設立し、IT分野に進出した。
しかし前述の通りJTの完全子会社となったことから、食品事業との関連が薄いこれらの事業は売却される可能性が取りざたされていた。また、2009年6月に社長に就任した山田良一は、経営資源を加工食品・調味料・水産の3事業に集中することを明らかにしている[3]。その一環として、収益が悪化していた高松空港・丸亀グランドホテルを2009年7月7日付でアパホテルに売却した。高松空港グランドホテルは売却翌日7月8日から「アパホテル〈高松空港〉」として営業開始、丸亀グランドホテルは一旦閉館してリニューアルを施した上で「アパホテル〈丸亀駅前大通〉」として同年8月26日に再開業した。
なお、2008年7月1日にJTより調味料事業が移管されたが、翌2009年4月1日に同事業をJT傘下の調味料メーカーである富士食品工業に移管した。
[編集] その他
- 前社長の加藤義和は、1975年~1991年の4期16年間観音寺市の市長を務めていた。社長と市長の二足のわらじを履く活躍はテレビ朝日のワイドショー「モーニングショー」の名物企画であった『宮尾すすむのああ日本の社長』で紹介された。
- 加藤は個人でもスポンサーを行っており、高松琴平電気鉄道、モック、ゼファーなどに出資している。
- 高松と神戸を結ぶジャンボフェリーで立ち食い販売されているかけうどんはカトキチの冷凍うどんを使用している。船内の自動販売機には冷凍食品を暖めて出す自販機がある。
- 1983年当時、石原プロモーション制作のアクション刑事ドラマ「西部警察 PART-III」の香川ロケで、山本工場(旧山本町・現三豊市)をはじめとする会社敷地や、琴弾公園など観音寺市内の施設が劇中で随所に登場した。この時期は前述の通り加藤前社長が市長を務めていたため、市を挙げて全面協力した形になった。
- 循環取引報道の影響を受けて、毎年4月第4週~第5週に加ト吉の主催で行われていた女子プロゴルフトーナメント「カトキチクイーンズゴルフトーナメント」は、2007年については「屋島クイーンズゴルフトーナメント」として開催された。なお、大会の運営費用や賞金関係などは、当初の契約通り加ト吉側が負担した。また同トーナメントは2007年を最後に開催そのものが打ち切られている。
- 2007年7月13日、中国「甫田興和食品有限公司」からウナギを輸入したが、同社は基準値を超す大腸菌が検出されたとして中国当局から輸出禁止処分を課されていた会社であった為、12日に出荷を一時停止したと発表した。この時点でこの輸入ウナギは国内23社のスーパーマーケット・コンビニエンスストアに出荷済みだった。
- 2008年1月30日、関連会社のジェイティフーズと同じく双日食料の仲介で、冷凍食品製造業天洋食品のOEM製品の冷凍食品を販売していた為、商品の自主回収を開始した[4]。この事件に伴い加ト吉から製品を購入していた江崎グリコ[5]、ローソン、チムニー等の会社も同様に自主回収を始めた。
[編集] 提供番組
現在
- いい旅夢気分(テレビ東京系列)
- RSKイブニングニュース(山陽放送、隔日)
- OHKフラッシュニュース(岡山放送、火曜)
- やじうまプラス(瀬戸内海放送7時台ローカルスポンサー。テレビ朝日制作)など
ローカルCMは、系列会社が親会社である瀬戸内海放送で、再放送番組などで流れている。
- 過去
- 午後は○○おもいッきりテレビ(日本テレビ系列、隔日)
- THE・恋ピューター(読売テレビ制作・日本テレビ系列)
- スター爆笑Q&A(読売テレビ制作・日本テレビ系列)
- ドラマシティ(同上)
- クイズところ変れば!?(テレビ東京系列)など
[編集] CMタレント
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
- ^ 「その他の関係会社」の異動及び「平成18年12月期決算短信(連結)」の追加についてのお知らせ - 京樽・2007年9月27日
- ^ 定款一部変更及び全部取得条項付普通株式の取得に関する承認決議のお知らせ(2008年3月13日)
- ^ 「安全・安心を確立」加ト吉山田社長、来社し抱負 四国新聞2009年7月10日
- ^ 加ト吉と味の素、中国「天洋食品」関連製品を自主回収 - 読売新聞・2008年1月30日
- ^ レトルト食品「DONBURI亭かつとじ丼」自主回収について - グリコ・2008年1月31日




