北斗の拳の登場人物一覧
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北斗の拳の登場人物一覧(ほくとのけんのとうじょうじんぶついちらん)では、漫画・テレビアニメ・アニメ映画・OVA『北斗の拳』に登場する架空の人物について解説する。
目次 |
[編集] 主要人物
以下の人物は、個別記事参照。
[編集] 北斗四兄弟
北斗神拳の伝承者候補として、先代伝承者リュウケンの養子として育てられた四兄弟。中でもラオウとトキとケンシロウにより、北斗神拳は最強の時代を迎えることになる。
- ケンシロウ
- 本編の主人公。北斗の末弟にして、一子相伝の北斗神拳の正統伝承者。“世紀末救世主”として語られる。
- ラオウ
- 北斗の長兄で北斗神拳継承者候補の一人。ケンシロウとの継承者指名争いに敗れた後は“拳王”と名乗り、恐怖を以て世を支配し、世紀末に天の覇者を目指す。
- トキ
- 北斗の次兄で北斗神拳継承者候補の一人。被曝により継承者の道を断念するが、北斗神拳を医療の道に役立てようとする。
- ジャギ
- 北斗の三男で北斗神拳継承者候補の一人。ケンシロウが継承者に決定した後は、その名を騙って暴虐の限りを尽くす。
[編集] 南斗六聖拳
南斗聖拳一〇八派を統べ、6人それぞれが一つの「宿星」を背負っている。
- シン
- 南斗六聖拳「殉星」の男。北斗神拳と対極をなす南斗聖拳(代表流派:南斗孤鷲拳)の使い手。ケンシロウの胸に七つの傷を付けて許嫁のユリアを奪い、“KING”と称して関東一円を支配する。
- レイ
- 南斗六聖拳「義星」の男。南斗水鳥拳の使い手。ケンシロウたちと出会うことで本来の「義星」の輝きを取り戻し、最期の瞬間まで友情と愛のために戦い続ける。
- ユダ
- 南斗六聖拳「妖星」の男。南斗紅鶴拳の使い手。異常なまでの美への執着から、優美で華麗な南斗水鳥拳を使うレイに激しい妬みを抱いて敵視する。
- サウザー
- 南斗六聖拳「将星」の男。北斗神拳と同じく一子相伝である南斗鳳凰拳の伝承者。誰よりも愛深きゆえに苦しみ、愛を否定して“聖帝”と名乗り、覇道を歩む。
- シュウ
- 南斗六聖拳「仁星」の男。南斗白鷺拳の使い手で“盲目の闘将”と呼ばれる。サウザーの覇道に異を唱えて、抵抗勢力の指導者として闘う。
- ユリア
- 南斗正統血統の女性にしてケンシロウの婚約者。「慈母星」の宿命の元、“南斗六聖拳最後の将”として「南斗五車星」を従えて、天の平定を願う。
[編集] 南斗五車星の戦士
南斗正統血統のユリアを護る五人の戦士。ユリアの宿星「慈母星」が持つ永遠の光のために、命を捧げる覚悟でラオウの覇道を止めようとする。
- 南斗五車星
- “南斗六聖拳最後の将”であるユリアの守護星。海・山・雲・炎・風の五星によって構成されている。メンバーは以下の5人。(ヒューイとシュレンは実の兄弟)
- ヒューイ - 南斗五車星「風」の男。「風の旅団」を率いる「風の拳(五車風裂拳)」の使い手。シュレンの弟星
- シュレン - 南斗五車星「炎」の男。「朱の軍団」を率いる「炎の拳(五車炎情拳)」の使い手。
- フドウ - 南斗五車星「山」の男。かつては修行時代のラオウも恐怖を覚えた「鬼の拳」を持つ暴虐の徒。「若草色の軍団」を部下とする。
- ジュウザ - 南斗五車星「雲」の男。ユリアの異母兄で「我流の拳」の使い手。かつて拳の才能はラオウとトキに匹敵していた。
- リハク - 南斗五車星「海」の男。「海の兵団」を率いる天才軍師。
[編集] 主な登場拳士
劇中には欠かせない「強敵(とも)」、「同胞」、「悪役」たちの列伝。
- アミバ
- かつてレイと共に南斗聖拳を学んだ男。北斗の次兄トキに顔をぶたれた復讐としてトキになりすまし、ニセ北斗神拳を悪事に使う“自称「天才」”。
- ファルコ
- 帝都の将軍にして元斗皇拳の最強の伝承者。別名“金色のファルコ”。天帝を守護する宿命の元、北斗の軍と戦うが、天帝の救出成功後にはケンシロウとの友情が芽生える。
- アイン
- 喧嘩拳法を使う帝都に雇われた賞金稼ぎから、歴史を作り語り継がれる漢(おとこ)になるべく、悪政を敷く帝都に対して北斗の軍と共に闘う。
- ハーン兄弟
- 荒くれ者であるが、南斗聖拳一〇八派のうち南斗双鷹拳の伝承者であるバズとギルの兄弟。南斗の旗印の元、北斗の軍に合流して、元斗皇拳のファルコに命を賭して挑む。
- カイオウ
- 北斗琉拳の最強伝承者。修羅の国を支配する“第一の羅将”。ラオウとトキの実兄。北斗宗家の血と北斗神拳を憎み、卑劣な手段でケンシロウの抹殺を謀る。
[編集] その他
- バット
- 本編のもう一人の主人公。物語開始時にケンシロウと出会い、共に旅する少年。成長後は帝都の圧政と戦う“北斗の軍”の若きリーダーになる。リンを愛しながらも見守り続け、その愛と幸福を守ろうと闘い続けた。
- リン
- 物語開始時にケンシロウと出会い、共に旅する少女。成長後はバットと共に“北斗の軍”の若きリーダーとなるが、天帝ルイの双子の妹であることがわかる。当初からケンに想いを寄せていたが、バットと共に生きることを選ぶ。
- マミヤ
- ユリアと瓜二つの容貌を持つ女戦士。ケンシロウが用心棒として雇われた村のリーダーで、終章まで生き残った数少ない人物の1人。
[編集] 序章
[編集] KINGの構成員
- スペード
- 声 - 玄田哲章、(格闘ゲーム)米田直嗣
- シン(KING)の部下で最初にケンシロウと対峙した男。ケンシロウ曰く「ハゲ(ヤロー)」。ボウガンを使ってケンシロウを狙うが、「二指真空把」で跳ね返されて右目を潰され、一方的な恨みを抱くようになる。その後、自らが襲撃した村でケンシロウと再戦するが、ミスミを殺した事に激怒したケンシロウの「北斗残悔拳」を受けて3秒後に「死に たわっ」と断末魔の叫びを遺して上半身が真っ二つに裂けて爆死(アニメでは7秒に変更され、死ぬまでの間に悲鳴を上げて、のたうち回るスペードの横にタイムカウンターが表示され、カウントダウンする演出がなされていた)。
- 尚、KINGの構成は、トランプのマーク名を引用したスペード・ダイヤ・クラブ・ハートの各部隊に分かれ、それぞれのトップが「スペード」などマークの名前で呼ばれている。また、アニメ版の4幹部は名前の最後にそれぞれ「J(トランプのジャック)」が付いていた。
- ダイヤ
- 声 - 郷里大輔、(格闘ゲーム)西本理一
- シン(KING)の部下。顔に歌舞伎のような隈取を施しており、大振りの棍棒を自在に扱う棒術使い。ケンシロウ曰く「くまどりやろう」。実はスイカ大の石を噛み砕くほど顎の力が強い。ケンシロウをおびき出すために近隣の村人を無差別に処刑していたが、当のケンシロウに発見され「交手破顔拳」で目・鼻・口から血を噴出して死亡。本人は「スペードなどとは格が違う」と自信を見せたが、「バケモノはバケモノ小屋で寝ていろ」と言われ、自慢の棒術もケンシロウに「スロー過ぎてあくびが出る」と酷評された。だが、実はかすり傷とはいえ原作で初めてケンシロウに流血をさせた技でもある。
- アニメ版ではハートよりも先に「ひ、で、ぶぅ〜!!」という断末魔を上げている。
- クラブ
- 声 - 戸谷公次
- シン(KING)の部下。長身痩躯で巨大なかぎ爪を付けており、蟷螂拳の使い手(アニメ版)。ケンシロウ曰く「カマキリ」。サザンクロスで余興半分に奴隷を惨殺(本人曰く修行)していたが、ケンシロウによって叩きのめされ、KINGの居場所を喋った後に秘孔の効果で背骨を折られて死亡。「一瞬でも俺の体に触れることができたら町から出してやろう」と言いつつ、いざ触った者には「家畜の分際でこの俺の体に触りやがったな」と意味不明な自論で惨殺しておきながら、ケンシロウに秘孔を突かれ、助けてもらえないと分かると「そ…そんな!や、約束がちがう!」と矛盾した泣き言を吐き、ケンシロウに「お前が一度でも約束を守ったことがあるのか」と切り返されていた(これは原作のみの設定であり、アニメでは惨殺の理由が「サザンクロス脱走未遂者の処刑」に変更されている。また、アニメでは、「助けてくれ」と命乞いするも、ケンシロウに「村人達もそう言ったはずだな」と切り返された)。
- なお、アニメでの断末魔は「はべぇべ〜!」である。
- ハート
- 声 - (TV・格闘ゲーム)飯塚昭三、(86年劇場版・PSゲーム版)滝口順平
- シン配下のKING4幹部の一人。原作に登場するシン配下の幹部では最強の男で、狂乱の屠殺人(復刻版では狂乱の殺人者)。ケンシロウ曰く「ブタは屠殺場へ行け!」(復刻版では「ブタはブタ小屋へ行け!」、最新コミック版では「ブタと話す気はない!」)との事。笑い方は「ブッヒッヒッヒッヒッ」。
- 外見は極端な肥満体で、上半身には刺のついたサスペンダーと肩当しか身につけていない。モデルはプロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャー。額の左部にはトランプのごとくハートのマークとK(アニメではJ)の刺青が入っている。普段は温厚な性格で紳士的な口調で語りかけ、一般人に乱暴を働く野盗をたしなめる一面を持つ(アニメでは、部下に一般人の処刑を命じておきながら、その様子を見て残虐さに目をそむけている)。しかし、ひとたび自分の血を見ると「いてえよ〜!!」と逆上して周囲の人間を皆殺しにしてしまう悪癖がある。
- ハートの豊満な腹部はどんな衝撃も吸収する特異体質で北斗神拳をも無効化する「拳法殺し」の異名を持ち、彼を倒すことのできる者は、いかなるものも貫通する南斗聖拳の使い手であるシンのみとされていた。ケンシロウと対決した際には北斗神拳を「へなちょこ拳法(アニメ版)」と侮辱して一度は窮地に追い込むなど善戦したが「北斗柔破斬」を食らって死亡。断末魔は「ひっ!ひでぶっ!!」。
- テレビアニメ版での設定は原作に準じるがオカマ語でナヨナヨと喋るので外観とのアンバランスさが一層異様さを醸し出していた。ケンシロウとの対戦時における設定変更は、原作ではシンが傷を負わせて逆上させていたが、対決の舞台がシンの居城ではなくなったため、シンの命を受け、隠れて様子をみていたジョーカーが傷つけ役となった。
- 旧劇場版(東映)では、シンではなくジャギの部下として登場してケンシロウに対して丁寧語で話していた。なお旧劇場版ではシンの部下(=トランプ札に関連する名前)という設定の制約が無いため「エレファント」というオリジナルの名前で登場する予定であったが、結局は原作通りの「ハート」に戻された(エレファントという名前は完成直前まで使用されていたようで、劇場用予告編では「ケンシロウVSエレファント」というテロップがそのまま使用されていた)。
- タイピングソフト激打3や格闘ゲーム北斗の拳などでは「ハート様」と表記されている。また、英語版でも「Mr. Heart」と唯一Mr.を付けて表記されている。ほとんどの北斗の拳のゲームに登場しているなど、悪役の中でも人気が高い。
- 声優はTV版が飯塚昭三だったが、劇場版の滝口順平の方が有名になり、以後の音声付きゲームソフトなどは全て滝口が担当していた。だが2006年にリリースされたパチスロ機「北斗の拳SE」やセガの対戦格闘ゲーム「北斗の拳」では、飯塚が担当している。
- ジョーカー
- 声 - 千葉繁
- KING(シン)の副官で参謀を務める細身の男(アニメオリジナル)。鳥の脚に掴まって飛行したり、あるいは瞬間移動のような術を駆使して、シン配下の軍閥・軍団を縦横無尽に操りケンシロウを幾度も追い詰めた。トランプを使った幻惑技を多用するなどして、ケンシロウとの直接対決を避ける傾向にあった。最後にケンシロウと意を決して対決、南斗翔天拳(アニメ版オリジナル拳法)で攻め通すが動きを逐一見切られて敗北。最期は「言うことを聞けば命は助ける」としたケンシロウの要求を突っぱねて死を選んだ。断末魔は「ひでぶ」。アニメ北斗を代表する声優・千葉繁にとって、ジョーカー役は北斗での初仕事であった。
- バルコム
- 声 - 加藤精三
- ジョーカーと同格のKING軍の副官(アニメオリジナル)。泰山流拳法の使い手で呼吸法により自身の躰を容易に鋼鉄化できる。軍の総指揮官を任されて忠誠を誓っていたが、シンのあまりの傍若無人な態度からKING軍を乗っ取る事を決意する。幹部達を説き伏せ、その大部分を味方につけ、自身も「妖鬼幻幽拳」で挑むが、結局はシン一人の前に歯が立たずに死亡した。尚、シンへの裏切りを拒絶した幹部の一人(ナリマン)を殺すなど、彼もシンと同質の残虐な性格を覗かせている。断末魔は「げぼう゛ぁ、ばぼば!!」。
- ドラゴン
- 声 - 亀井三郎
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。ギリシャ神話に登場するような服装の男で、南斗龍神拳という火炎を吐く大道芸のような闘術を使う。幻術使いのパトラと組んでケンシロウを襲うが、ケンシロウに「烈火逆流拳」という対ドラゴン専用のような技で倒された。断末魔は「ぶぎ、べぇ、う゛あ〜!!」。
- パトラ
- 声 - 鳳芳野
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。魔女のような幻術使い。「北斗の拳」の全編を通して、仇役に徹した唯一の女性キャラクターでもある。湖に浮かぶ西洋風の城が住処。幻術技を駆使してケンシロウを追い詰め、最後には相棒のドラゴンとタッグで襲うがケンシロウに簡単にかわされてしまう。その直後に両眼に水晶玉を叩き込まれて視力を失った所に、ドラゴンが吐いた南斗龍神拳の火炎が誤って直撃し火だるまとなりながら湖に落下した。
- コウモリ人間
- ドラゴンとパトラの部下(アニメオリジナル)。コウモリの翼と鋭い牙を持った怪人で人間の生き血を吸う。南斗聖拳の流れを汲む蝙蝠拳の使い手の二人組で、空中を飛び回りケンシロウを追い詰めるも、鉄骨の足場によって空中戦のハンデを克服したケンシロウに粉砕された。断末魔は「ば、げ、げ、げっぺ!!」。
- ダンテ
- 声 - 玄田哲章
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)で、シンと共に南斗聖拳を学んだ男。南斗百斬拳の使い手。
- マッチョな体躯にポリス風の衣装を纏った男で、何故かキスをする場面が多い。卑劣な計画でケンシロウの命を狙うが失敗、怒りに燃えたケンシロウの猛攻を受けて死亡、死体は噴火口に転落した。
- ザリア
- 声 - 森功至
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。南斗暗鐘拳の使い手だが、これは街の大聖堂にある鐘の音を聞かせて、特定の人物を真っ二つに切り裂いたり、死体を蘇生させたり、生きた人間をゾンビ化して操るという技である。暗鐘拳でリンや街人を操ってケンシロウを追い込み、更に北斗神拳で爆死した部下の死体をも蘇生させ、再度攻撃させるなどの技で善戦した。しかし、最期はケンシロウに「北斗百烈拳」を浴びて教会の鐘楼に激突、さらに蹴り上げられ天井を突き破り、十字架に磔にされると、ミイラのようになったうえ、落雷を受けて真っ二つになり、滅びる。巨大なアフロヘアはカツラで、百烈拳を浴びている最中に外れて飛んでしまった。断末魔は「もー、ぎゃー!!」。
- バロン
- 声 - 戸谷公次
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。スコルピオ軍団の頭領。巨大な双頭の斧を振り回す南斗風車斬の使い手。同じKINGの部下であるジャンクとはお互いに仲が悪く、とある街の覇権を巡って対立していたが、ジョーカーの仲裁で力を合わせてケンシロウを倒すように命令される。しかし彼らは命令を無視し、バロンは逆にケンシロウを味方に引き入れて、ジャンクとの戦いを有利に進めようとするが、ケンシロウの作戦にまんまと騙され、最期は「北斗操筋自在拳」によりジャンクと互いに強く抱き合って爆死。
- ジャンク
- 声 - 幹本雄之
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。スネーク軍団の頭領。鞭を生きた蛇のように巧みに操って攻撃する南斗蛇鞭拳の使い手。同じKINGの部下であるバロンとは仲が悪い。最期は「北斗操筋自在拳」で互いに強く抱き合って動けなくなった所を、ケンシロウに「似合いのカップルだ」と呼ばれて、バロンと共に仲良く爆死した(但し、本人達は最期までお互いを拒絶していた)。断末魔は「わら…りあ…」。
- ウルフ
- 声 - 屋良有作
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。重機を使った塊し屋(こわしや)軍団の指揮官。大きな鉄球が付いた工事用車両でケンシロウに挑むが、秘孔を突かれて爆死した。断末魔は「だうがう!!」。
- ゴラス
- 声 - 渡部猛
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。部下は全員かつてスピードレーサーというサンダー軍団の指揮官。ボウガンを片腕で跳ね返す事が出来るが、拳法の心得があるかは不明。ジーナ村を襲撃し、ケンシロウに「この世に1つしかない戦車」で戦いを挑んだが、ケンシロウには敵わず戦車と共に爆死した。
- マハリ
- 声 - 玄田哲章
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。ヘリコプター部隊のブラックバード軍団の隊長。ガレッキーに襲撃されたジーナ村へ向かうケンシロウの前に立ち塞がり、地上の攻撃が届かない空中から攻撃を仕掛けるが、自らが搭乗するヘリに跳び乗ったケンシロウに何でも言うことを聞くようになる秘孔を突かれ、仲間を粉砕された上、誘導役として酷使された挙げ句、最期は墜落死した。
- ガレッキー
- 声 - 野田圭一
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。ゴールドウルフ隊の隊長。サーカスの様な南斗人間砲弾の創設者。人間砲弾で部下と共にケンシロウを襲撃するが、部隊は簡単に粉砕、最後は北斗虚空斬で秘孔を突かれ、体の自由を奪われた挙げ句、人質を乗せた気球を落とすためにケンシロウによって大砲に詰め込まれて発射され、砂漠の彼方へ消えていった。ただし、墜落後の生死は不明のまま。襲撃作戦の真っ最中でもランチタイムになると休憩に入り、優雅に食事をしていた(家のしきたりらしい)。「まずはスープ、食後にはコーヒーだ」と食事に関して拘りを見せていた。
- ヒドラ
- 声 - 矢田耕司
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。武装バギー部隊の隊長。サザンクロスへと向かうケンシロウ一行の行く手を阻もうとするが、返り討ちにあった。初登場時は白い肌でモヒカンの色はピンク色だったが、その後ケンシロウを狙って登場した際は何故か黒人になっていてモヒカンの色も青に変更されていた。
- トウダ
- 声 - 銀河万丈
- シン(KING)の部下(アニメオリジナル)。シルクハットを被った男で、拳法の心得はない。南斗列車砲の責任者。他にもヘリコプター部隊や秘密要塞(昔の軍艦を改造したもの)を指揮するなど、全般的に兵器部隊の指揮官であった。ケンシロウのために囮になったジェニファーを列車砲で殺害するが、怒りに燃えたケンシロウに追いつめられ、秘孔を突かれて爆死。尚、南斗列車砲には「ジョーカー・バルコム」と言うKING軍No.2である二大幹部と同じ名前が付けられている。
- ナリマン
- 声 - 大林隆介
- シン(KING)配下の幹部(アニメオリジナル)。バルコムがシンに対して謀叛を企てる秘密会議で彼以外の幹部全員が賛同したところを、1人だけ「KING(シン)がいなくなれば軍団はまとまりを欠く」と造反への加担を拒んだ。本人はバルコムのやり方に不満を抱いていたが、かといってシンに対する忠誠心がそれほど強いというわけでもなかったので告げ口をする気もなく、そのまま退席しようとしたが口封じのためにバルコムに始末される。バルコムの身体に鉄の爪や石像を叩きつけた上にナイフを突き刺して抵抗したが、いずれも泰山流拳法の呼吸法に阻まれ、躯を締め上げられて絶命した。劇中では名前が登場せず、関連書物で名前が明らかになった。
[編集] ゴッドランド(アニメ版ではゴッドアーミー)
- 大佐(カーネル)
- 声 - 矢田耕司
- ゴッドランド(GOLAN)の総帥にして「世界最強の殺人拳」南斗無音拳の達人。他にも様々な殺人技を研究して身につけており、鋭利なブーメランによる間接攻撃を使ったり、ケンシロウの動きを超能力(実際には目や筋肉の微妙な動きによる先読み)で予知して翻弄してみせた自らを「神に選ばれし人間」であると信じて疑わない自信家であった。アニメ版ではシンの部下なので、神がシンになっている。
- 元は特殊部隊レッドベレーの指揮者で国家に対する忠誠心が強かった軍人だったが、核兵器のボタンを握る軍の高官、軍産複合体を中心とした政治家や大企業の経営者達から「張子の虎」扱いされて屈辱を受け、核戦争の後に暴力の時代が訪れると強靭な肉体と殺人技術の優位性を確信し、青年を集めて殺人兵器に鍛え上げる「神の国」ゴッドランドを建国する。また、子種を残す為に女性を拉致するなど、人間狩りを徹底的に行って各地で悪名を轟かせた。
- そして、さらわれたリンを救出する為に駆けつけたケンシロウと激突する。カーネルはケンシロウにすら気配を感じさせずに彼の背後を取ったほどの凄腕で「確かにおまえはずば抜けた能力の持ち主」だと認められたほどである。続けて「それでも北斗神拳の伝承者である自分とは格が違う」(アニメでは「お前の拳法は真似事。」と酷評される)とも宣告され、北斗壊骨拳を食らって死亡。断末魔は「はう!! あおおえへげえっ!!」。
- アニメ版ではシンの部下として登場。原作とは違い独立軍閥の首領ではなくなったので、劇中では「ゴッドアーミー」というエリート精鋭部隊を指揮する軍の長としての立場であった。断末魔は「めェぐァわああっ!!! めェぐうぅっ!!? へっげェえええーっ!!」。86年劇場版でもTV版と同じくシンの部下として登場したが、最期は更に酷い扱いになり、サザンクロスに迫るラオウ軍への警戒中にシンから「ユリアは何処だ」と質問された際、「お言葉ですがそれどころではありません」と言ったばかりに激怒したシンに斬り刻まれてしまった。
- 少佐
- 声 - 西村知道
- ゴッドランド(GOLAN)に仕える冷酷かつ残忍な佐官。首や体に絡めて引っ張り切断してしまうピアノ線のような凶器(アニメ版では特殊なムチ)を武器としている。GOLANの優秀な子孫作りの為、各地から多くの女性を拉致し、歯向かう者には惨殺を繰り返した。だが、その行為がケンシロウの怒りを買って秘孔を突かれると両腕を操られ自らの凶器で首を切り落として死亡した。
- アニメ版では、マッド軍曹と共に特殊部隊レッドベレーの訓練生達の修行ぶりを監督するシーンが追加。たとえ訓練だろうが、また兄弟だろうが、勝者に敗者へのとどめを強要する残酷さを見せた。なお彼の最期も自分の首を絞めて絶命という描写に変更。
- 警備隊長
- 声 - 松田重治
- ゴッドアーミーの警備隊隊長(アニメオリジナル)。巡回務めの他、1ヶ月ごとにジョニーの経営するレストランより水や食糧や酒などの徴集を担当。彼も冷酷な心の持ち主で、道路で老人が躓いて倒れても通過して撥ねようとしたほど。老人を救ったケンシロウのことを「風来坊」と呼び、神に逆らった者としてケンシロウを痛めつけようとしたが、ダイヤを沈めた「交首破顔拳」によって出番を終えた。
- マッド軍曹(マッドサージ)
- 声 - 田中康郎
- ゴッドランド(GOLAN)のゲリラ戦を得意する残忍な下士官。兵士の統率と育成に当たる。
- GOLANでの戦いではケンシロウに特殊工作隊で使うニードルナイフを投げて全身の血を吹き出させようとしたが、鍛え上げられたケンシロウの体には通用しなかった(アニメ版ではこの役を後述のバッカムが果たす)。ゲリラ戦でのナイフの名手で、一秒間に10回突くことができる殺人芸(さらにアニメ版では、ナイフにサソリの毒が塗りこまれている)が自慢であったが、北斗神拳伝承者の動体視力の前には問題にならず、秘孔によりカーネルの居場所を吐いた後に死亡。断末魔の叫びは「はぁひゃ〜〜〜!!」「たわば!!」
- アニメ版オリジナルの展開ではケンシロウを捕らえる為、兵団を率いて街中に現れ、背後から鉄球を直撃させることに成功し、ゴッドランドの本拠地に連行している。
- バッカム
- 声 - 渡部猛
- ゴッドアーミーの最高警備隊隊長(アニメオリジナル)。原作でのマッド軍曹に代わってニードルナイフによる攻撃でケンシロウを倒そうとしたが、前述の通りケンシロウには通用しなかった。部下たちも一蹴され、自身もナイフを持って突進するも、ジャンプして背後に回ったケンシロウの「交首破頭拳」の一撃で後頭部を蹴りつけられて爆死した。断末魔は「かーぺーきーぬー!!」。
- 某政府将軍(アニメ未登場)
- 大佐(カーネル)の回想で登場。核戦争前はカーネルの上官で、利益確保のために核のボタンを押したことで世界を核の炎に包み、自らも核の炎で自滅した人物。姿がデブ・チビ・ハゲで、おまけに下着に近いボンデージ衣装の取り巻きの女性達と戯れるドスケベの4拍子が揃っていた事と、カーネル率いるレッドベレー特殊部隊を愚弄した為に、核戦争後のカーネルに「クサったブタ」等と呼ばれてしまう。
[編集] ジャッカル一味
- ジャッカル
- 声 - (TV)加藤正之、86年劇場版:大竹宏
- 元はピレニィプリズン(凶悪犯のみを投獄した地底特別獄舎)の脱獄囚でバイク野盗軍団(アニメ版ではウォリアーズの名がある)の首領。原作ではKINGとは無縁の独立軍団のボスだったが、TVアニメ版ではKING配下の傭兵隊のリーダーである。「神をも欺くことができる」と嘯くハイエナのような狡猾な悪党であり、「自分より強い人間とは戦わない」を信条とし、ケンシロウと関わる事も極力避けていた。多量のダイナマイトを常に保持しており、体に巻きつけている(アニメ版ではダイナマイトを投げつけて「南斗爆殺拳!!」と叫んでいたが、ケンシロウに「火薬にたよって何が拳法だ」と突っ込まれている)。
- ケンシロウの後をつけ、トヨの村に湧いた水(オアシス)を狙って根城にしようと企むが、その企み自体は失敗したものの、その時にトヨを殺した為にケンシロウの激しい怒りを買い、執拗に追われる羽目となる。ジャッカルは逃亡のために幹部を見限るなど手段を選ばなかったが、次第に追い詰められていく。
- 逃走中に用意した対ケンシロウ用の最期の切り札は、ピレニィプリズンに収監されている超巨漢のデビルであった。以前から周到にデビルの母親の写真が入ったペンダントを手に入れていたジャッカルは、彼の生き別れの兄を装って手なずけることに成功する。しかしデビルも倒され、虫の息になったデビルに捕まって動けなくなったところを、ケンシロウにダイナマイトを仕掛けられて「(デビルを)説得できたら助かる」と言われたが、どうなる訳でもなく爆死する。断末魔は「あろっ!!!」(アニメではただ悲鳴に近い叫び声を上げただけで、特に断末魔の声は無し。)
- TVアニメ版では、上司格のジョーカー(TVオリジナルキャラ)の乱入で逃げた後、ジョーカーの入れ知恵でデビルリバースを解放した。
- 映画版ではジャギの部下として登場。ジャギの命でハートを呼び寄せるが、熟睡中のジャギの素顔を見て悲鳴を上げてしまい、目を覚ましたジャギの怒りの一撃を受けて爆死する役回りであった。
- フォックス
- 声 - (TV)戸谷公次、86年劇場版:青野武
- ジャッカルが率いる野盗集団(ウォリアーズ)の最高幹部。彼もトヨの村を襲った時にジャッカルと共に悪知恵を働かせて、ケンシロウの怒りを買っていた。ジャッカルの右腕とまで言われたナンバー2だが当のジャッカルは本人のいないところで自分の右腕はを指差しながら、「ここ」にあると言っていた。別働隊で食料の調達に出た所をケンシロウに追われるが、ジャッカルは自身の逃亡の為に「蜥蜴の尻尾切り」にする。
- 彼が使用する「跳刀地背拳」は、敵の虚をついて倒す虚拳で、大地という強固なガードを背負い全面の敵に集中することが出来る。必勝を決意してケンシロウに挑むも、拳の性状と飛び上がった際の背面が弱点である事を見抜かれ、激しい蹴りを浴びて吹き飛び、そのまま岩盤に叩き付けられて死亡。亡骸はジャッカルに届けられた。
- 映画版ではハートと同様にジャギの部下として登場して、土中に埋めた村人の首を同じ村人にノコギリで挽かせる残忍な仕打ちを行っていたが、レイの乱入で阻止され、更にそこに現れたケンシロウの一撃を受けて爆死した。
- デビルリバース
- 声 - 蟹江栄司
- 過去700人を殺し、死刑執行されること13回。しかし、ことごとく生き残り、最終判決は懲役200年。別名「悪魔の化身(デビルリバース)」と呼ばれ、ピレニィプリズンの地下に繋がれていた獄囚。ケンシロウの何倍もある巨躯で、五千年の歴史を持つ古代インドの殺人拳「羅漢仁王拳」の使い手でもあった。「マザー」と敬愛する母親がいる。
- 長年獄中に監禁されていたが、デビルの兄だと偽るジャッカルにまんまと騙されると、ジャッカルが敵と指差したケンシロウと対決する。巨体のわりには身のこなしが俊敏で、ケンシロウを驚かせるが、風圧を自在に扱う奥義「風殺金剛拳」も北斗神拳奥義「転龍呼吸法」に対抗され、「北斗七死星点」で深く秘孔を突かれて倒されてしまい瀕死の状態になる。最期はケンシロウが仕掛けたダイナマイトでジャッカルと共に爆死した(アニメでの断末魔は「ひ〜で〜ぶ〜!!」)。尚、「風殺金剛拳」はアニメ版において、ラオウがケンシロウとの初戦で仕掛けた事がある。
- ちなみに蒼黒の餓狼の核戦争前における各国の生体兵器研究の描写の中にデビルらしき姿がある(巨体は生まれつき又は突然変異などではなく人為的なものという見方もできる)。
- ホーク
- 声 - 寺島幹夫
- ジャッカルの部下の一人だが、ケンシロウに追い込まれるや否や仲間達と共にジャッカルを裏切り、彼の首を取ってケンの許しを乞おうとしたが、逆にジャッカルに「腰抜け」と貶され、腕に仕込んだ刃物で首(アニメ版では胴体)を切断される。残る仲間達もジャッカルのダイナマイトでやられた。
- 「あべし!!」の元ボクサー(アニメ未登場)
- ジャッカルの部下の一人。ケンシロウとの戦いを避けようとするジャッカルの制止を振り切り、ケンシロウに挑戦。案の定ケンシロウには手も足も出ず「北斗断骨筋」を食らって腕が変形してゆき、最後に顔面が陥没して死亡。
- 断末魔の「あべし!!」は、当時のラジオ番組で「ビビデ・バビデ・ブー」の替え歌として「ひでぶ・あべし・ぶー」というものが製作されて投稿されるなど「ひでぶ」と同じくらい広まり、北斗を代表する断末魔として認知されるようになった。なお、アニメ版ではケンシロウにメッセンジャーにされてしまったウォリアーズの男が爆死する際「あべし!!」と叫んだ。
[編集] その他
- 長老
- 声 - 宮内幸平、:86年劇場版も同
- 第一話で登場する村の長老。北斗神拳の解説役を務めた(曰く「その昔、中国より伝わる恐るべき暗殺拳」)。なぜ彼が北斗神拳を知っていたのかは不明である。
- Z(ジード)-666
- 声 - 蟹江栄司、86年劇場版:柴田秀勝、新劇場版:金光宣明
- バイクにまたがった暴徒集団Zの首領。水と食料を狙って村や旅人に襲撃を繰り返し、女子供にも容赦しない。ある村を襲った際にリンを人質にとって降伏を迫るも、そこに偶然捕らわれていたケンシロウに「北斗百裂拳」を喰らい爆死した。原作での断末魔はないが、アニメ版では「おわだぐでぶひひでぶ!」、86年劇場版では「へぇえとぉおぶぁあ!!」と言う断末魔がそれぞれ加えられた。
- TVアニメの第一話のエンディングでは「Zの頭」とだけ表示されている。また、新劇場版『ケンシロウ伝』にもエンディング寸前で登場する。
- 『銀の聖者』にも登場し、トキの奇跡の村を襲撃するが撃退されている。
- ミスミ(TVアニメ:スミス)
- 声 - 槐柳二
- 種もみを持って荒野を徘徊していた老人。今日の食料よりも明日の貯えにと、畑を耕し種籾を蒔き育てる事により、争いごとをなくすことを望んでいた(実際、作物が収穫出来たら悪漢たちにも分け与えるつもりだった)が、スペードの凶刃により死亡した。墓前には、その生き方に感銘を受けたケンシロウが彼の種籾を蒔いた。アニメ版では「スミス爺さん」と名前が変っている。
- ペル
- リンの飼い犬(アニメオリジナル)。リンの後を離れず、時には遭難しそうになったリンを救った事もある。第63話以降から行方不明。
- サム
- 声 - 塩沢兼人
- パトラの館の近くにある村の青年(アニメオリジナル)。村から婚約者のミカと逃げ出したが、ミカの父親に彼女を連れ戻されてしまう。そして、ドラゴン主催の人身売買場でミカを助けに乗り込んだ。
- ミカ
- 声 - 弥永和子
- サムの婚約者(アニメオリジナル)。パトラの貢物にされそうになったので、サムと共に逃亡するが失敗する。後にパトラの館に連れて行かれるが、ケンシロウに救出される。
- ジロー
- 声 - つかせのりこ
- ミカの弟(アニメオリジナル)。ミカがパトラの館に連れて行かれた事を知り、後を追った。
- デュラン
- 声 - 野田圭一
- ケンシロウたちが立ち寄った村にいた男(アニメオリジナル)。元ダンテ配下で殺人などを行ってきたが、それを悔いた償いに村人に尽くすと決意して、医療行為などの善行に勤めていた。ダンテ配下の元同僚たちから「ケンシロウを殺さなければ、村人を殺す」と脅されて、やむなくケンシロウを火山に連れ出す。その後、彼を追ってきたカンナがダンテの配下に捕われてしまい、彼女を自分の命と引き換えに守る。
- カンナ
- 声 - 鶴ひろみ
- デュランに恋慕する少女(アニメオリジナル)。彼女の父の病気をデュランに治して欲しいと頼んでいた。
- カレン
- 声 - 三田ゆう子
- ザリアの支配する村に住む女性(アニメオリジナル)。ザリアへの貢物を送った後でゴロツキにからまれるが、ケンシロウに助けられる。ザリアに操られてバットを襲ったが、ケンシロウに術を解いてもらった。その後、聖堂で操られ人質となったリンを救出する。
- セラ
- 声 - 小宮和枝
- スネークとスコルピオが拮抗する村の郊外に住む少年(アニメオリジナル)。快活で気さくな性格で、街の悪党ともうまく折り合いをつける巧みな話術を持っている。初対面のリンに惚れていたらしい。
- サキ
- 声 - 雨宮一美 → 柴田由美子
- シンの宮殿でユリアの付き人を務めた女性(アニメオリジナル)。ユリアに献身的に仕えており、彼女の事情を知るとサザンクロスからの脱出に協力した。結局、脱出は失敗したがサキがユリアの支えとなっていた事もあり、シンからは厳しく咎められる事もなく、故郷に返されるという処置が与えられている(この処置が後にバルコム達の造反の引き金となる(しかしそれより前に反乱の気配を察知して居たからこその措置とも思える))。後に廃墟となったサザンクロスでシンとユリア(この時ユリアは生きていたが)の墓参りを続けており、2人の墓を訪れたリュウガと少し会話を交わしている。
- テムジナ
- 声 - 田中秀幸
- サキの兄(アニメオリジナル)。妹とユリアに賛同し、サザンクロスの解放を願っている。KING軍の攻撃を受けつつもケンシロウを探し出し、サザンクロスの場所を伝えて息絶えた。
- ジェニファー
- 声 - 勝生真沙子
- サザンクロス近郊にあったジーナ村の女戦士(アニメオリジナル)。ケンシロウ達と出会い、共にKING軍と果敢に戦い、後のマミヤを彷彿させる猛者ぶりを見せた。ケンシロウにサザンクロスの場所を伝えるが、KING軍のトウダが指揮する南斗列車砲の大火力からケン達を守るべく、自らが標的の囮になって散っていった。
- アルナ
- 声 - 土師孝也
- ジェニファーの祖父(アニメオリジナル)。サザンクロスの場所を地図でケンシロウに教え、ケンシロウ達がジーナ村から出る際にバットとリンの安全の為に手榴弾を与えた。
- ジョニー
- 声 - 沢木郁也
- 砂漠の中のオアシスで「Jony BAR 105(アニメではROB BAR)」というレストランを経営する食料交換の仲介業者。荒くれ者に絡まれていた所をケンシロウに助けてもらった事で知り合いになる。メチルアルコールを酒と間違って客に勧める事があるが、ケンシロウにオアシスの状況やGOLANの恐ろしさを伝えるなど親切な一面もある。最後の出番は、ケンシロウがジャッカルを追撃する時にトヨが保護していた孤児たちを預かってほしいと頼まれるが、断ったので額の秘孔を突かれ「一ヵ月後に死ぬ」と言われ、やむなくケンシロウの言うとおりに孤児たちの面倒を見る事とした後、帰還したケンシロウにすがり寄る場面がある。
- アニメ版では原作より親切な性格になり、犬好きという設定が追加された。また、一人でケンシロウを追ったリンを助ける為にバットと共にゴッドアーミー本部まで手榴弾を積んだ車で向かうなどして、ケンシロウの手助けもしている。(彼自身、食料で荒くれ者を雇ってカーネルを襲撃させ、反乱の意思はあった模様)また、ケンシロウの事を人間的な面でも信用している事を表す台詞もあった。よって大人の事情により、メチルアルコールの件と額の秘孔を突かれた件は割愛された(しかもカーネル死亡後は出番なし)。
- ブロウ[1]
- 声 - 吉原丈二
- ジョニーの店を襲って、タダ飯を食おうとした大男。片手でジープを叩き潰す程の体格と怪力を持つ。ケンシロウの北斗剛筋分断脚で腕の力を大幅に減らされてしまい、「これからはまともに働いて食うんだな」と諭され、泣きながら去っていった。
- リマ
- 声 - 江森浩子
- GOLANに誘拐された少女。目の前で父親(アニメでは両親)を殺されてしまい錯乱状態になるが、ケンシロウが秘孔・定神を押したので落ち着きを取り戻して眠りについた。アニメでは後にジョニーのバーで目を覚ましている。
- ケイ
- GOLANに誘拐された女性。助けに来た夫の前で、GOLAN部隊長に妻になるよう強要されたが、ケンシロウの活躍で夫共々助かる。アニメ版にも彼女と思わしき人物が登場しているが、リマに付き添っているというだけで特に台詞もなく、どこからともなく現れたキャラクターとなっている。
- トヨ (新劇場版:マーサ)
- 声 - 鈴木れい子、新劇場版:藤生聖子
- 身寄りのない子供たちの面倒を見る老女。バットの育ての親でもある。干乾びた村の地下深くに水脈がある事に気付き、障害となる岩盤が割れるのを気を長くして待ち続けていた。バットが連れてきたケンシロウの力によって、村に待望の湧き水が出るもすぐさまジャッカル達の襲撃を受け、トヨは子供を守る為にその身を犠牲にして死亡する。バットとはお互い口では悪く言っていたが、本当は実の親子のような絆で結ばれていた。
- なお、新劇場版ではマーサという別名で登場し、子供たちと共に存命している。
- タキ (新劇場版:カイト)
- 声 - 頓宮恭子、新劇場版:青山桐子
- トヨの養子。村の井戸掘りの手助けしてくれる人捜しの為に過酷な砂漠の旅を続け、紫外線の影響で一時的に視力を失う。バットと共にケンシロウを連れて村に戻るが、トヨに水を飲ませたい一心で隣の村から水を盗もうとして番人に殺されてしまう。
- アニメ版では、バットと2人で水を盗みに出かけ、その帰路、賊に襲われて危ないところをケンシロウに救われて存命している。また、新劇場版ではカイトという別名で登場し子供狩りの聖帝軍を相手にしているケンシロウの腕中におり、後にバット・リンと共にトヨ(マーサ)の村に戻り存命している。
- トヨの村の大人たち
- 以前はトヨの村で暮らしていたが、井戸から水が出なくなったので自分の子供たちを置いて村を出て行った人々(アニメオリジナル)。最後はウォリアーズを壊滅させたケンシロウと共に村に戻ってきた。原作では村に戻ってこないので、トヨの孤児たちはマミヤの村で暮らす事になる。
- 水場の番人
- 声 - ?
- 隣の村の番人。井戸の水を盗みにきたタキを追いかけて、ボウガンで殺した。そのせいで、直後にやってきたケンシロウにチョップで頭を割られ、その衝撃で肩まで地面に埋められて死亡した。
- アニメ版では井戸から立ち去ろうとするタキとバットの気配に気付いて「誰だ!?」と叫ぶだけであった。
[編集] 牙一族編からアミバ編まで
[編集] 牙一族
- 牙大王
- 声 - 渡部猛
- マミヤの村を狙う凶悪な盗賊集団・牙一族の頭。自らの肉体を鋼鉄の鎧と化す「華山角抵戯」の使い手。大王は手下から「おやじ」と呼ばれ、大王は手下達の事を「息子達」と呼び一族の絆を尊重している。ただし大王自身が窮地に立たされると「息子」を捨て駒にして逃げようとするなど自己中心的な所がある(その際に「わしがいれば代わりはいくらでも作れる」と発言している事から、牙一族は血族集団である可能性が高い)。
- 「息子達」が大勢殺された復讐をするため、レイの妹・アイリとマミヤを人質にしてケンシロウとレイとを闘わせようと図るも、二人の作戦にはまり、華山角抵戯の奥義「華山鋼鎧呼法」で肉体を鋼鉄の鎧と化してケンシロウに戦いを挑むが、秘孔「大胸筋」を突かれて防御力を無効化されると、自らの爆弾が手から離れなくなって右腕を吹っ飛ばしたうえ、最期は岩山両斬波で頭を割られて絶命。断末魔は「あ!!」。アニメ版では岩山両斬波の後に「うわぁ〜、た〜、べ〜!」の断末魔(これは演じた渡部のアドリブがそのまま採用されたものである)と共に溶岩に落ちていくシーンが追加されている。
- 映画版では人里離れた山奥に一族だけで大人しく暮らす部落の長として登場したが、侵攻してきた拳王軍に対して自分たちの部落を守るために戦いを挑むなど、原作・TVアニメほどの悪党ではなかった。ラオウに秘孔「大胸筋」を突かれオーラで吹き飛ばされ、粉々に砕け散って死亡した。断末魔は「う、うがーーー!!」。
- モデルはジャッキー・チェンの映画『プロジェクトA』に登場する海賊の頭・サン。
- ケマダ
- 声 - 兼本新吾
- 牙一族の幹部で灰色の毛皮を着ている。名前はアニメ版のもの。マミヤの弟のコウを惨殺し、マミヤの涙を見たケンシロウとレイの怒りを買い、仲間達と共に「華山群狼拳」で挑むも返り討ちにされ、ケンシロウの北斗千手壊拳を喰らって「あわびゅ」の悲鳴を上げる。直後、ケンシロウに余命5秒(アニメでは7秒)と宣告を受けるが、「5秒なんて嫌」と命乞いした結果、「では今死ね」(アニメではこのセリフはカットされた)とレイに切断されて秘孔の効果が現れる前に倒された。その後、寸断された肉片がしっかり爆発した。コウを殺害したのは原作、アニメともに彼であるが、そのあとネックレスを奪ったのは、原作では見張りのハゲた牙一族だったのが、アニメではそれも彼になっている。
- 見張りのハゲた牙一族
- 声 - 戸谷公次
- マミヤの村を双眼鏡で見張っていた牙一族の男。突如現れたケンシロウに秘孔・新伏免を突かれ、牙一族の部隊の居場所を聞かれて答えた後に「一歩でも動いたら、ボンだ」と忠告された。しかし、その忠告を無視して動いた為に爆死した。断末魔は「ぶっ殺してばは!!」。
- ケマダがコウを殺害したあとにコウのネックレスを奪ったのは原作では彼であるが、アニメではケマダが奪っている。そのネックレスは原作、アニメ共にケンシロウが奪還した。
- マダラ
- 声 - 蟹江栄司
- 牙一族の中で最も危険な男。ほとんど半獣半人のような奇怪な男で、巨大な牙と裂けた口と尋常ではないスピードを持つ怪物。理性などは全くないようで本能で行動する。ケンシロウに死の香りを感じて暴走、狂ったように戦いを挑むも北斗破顔拳で簡単に屠られた。断末魔は「がばびゃ!!」「たわば!!」。
- アニメでは、普段は足枷を付けられたり、移動の際は檻に入れられるなど、凶暴性の高さが強調されている。あまりの速さで身体が分かれて見える「崋山分裂拳」という技を使う。また原作と違って若干だが言葉を話せる。
- ギバラ
- 声 - 松田重治
- ケマダの弟の牙一族(アニメオリジナル)。パンダのぬいぐるみが好き。ケンシロウ達に対してケマダの復讐戦を挑もうとするが結局は返り討ちにあった。最期はケンシロウ達のために自ら用意した棺桶に入ってしまい、レイの南斗水鳥拳で倒された。断末魔は「あごあー!!」。
- ゴジバ
- 声 - 田中康郎
- 緑色の毛皮を着用した男。牙大王曰く「牙一族で一番の切れ者」。名前はアニメ版のもの。人質が捕われているのを良い事にケンシロウに対して挑発的な態度で脅しにかかるが、すぐさま北斗百裂拳を叩き込まれて岩に激突して爆死。またアニメ版では牙一族の最高幹部的存在になり、手下たちを率いて、近隣の村を襲撃したり、暴れまわるマダラを全員で鎖を使って押さえつけようとする場面も追加された。ジョーカーと同じく瞬間移動を使って現れるという特技を持つ。アニメ版の断末魔は「な、なんだっ、ぺ!!」。
[編集] アミバの部下
- ハブ
- 声 - 永井一郎
- アミバの副官で、アミバの秘孔実験用の人間(デク)を手に入れる木人形狩り隊の隊長。コンビで行動するギュウキとは正反対の小柄な男だが、アミバの秘孔によって常人を遙かに超える跳躍力を手に入れ、猿のような俊敏な動きが可能。長い棒と鋭いかぎ爪を使った猴拳(猿拳)の流れを汲む「野猿牙殺拳」でケンシロウを葬ろうとするが、ケンの秘孔突きで動きを止められ壁に思いきり叩きつけられる。その後、アミバの元へ運ばれた挙げ句に攻撃の楯にされて死亡した。
- アニメでは声を担当した永井一郎の抜群の演技のおかげでコミカルなシーンが増えている(秘孔のせいで棒から手が離れなくなったハブを、ケンシロウが棒ごと担いで旅をするなど)。
- ギュウキ
- 声 - 岡和男
- アミバの部下の巨漢。アミバの秘孔によって剛力を得ており、ハブと共にアミバの秘孔実験用人間の拉致部隊として行動。電動ノコギリを仕込んだ台上で「勝てたら食料1ヶ月分」という条件で腕相撲勝負をケンシロウに吹っかけるが敗北する。かろうじて腕の切断は免れたが前腕を豪快に折られてしまった。直後にハブに助けを求めるが「愚か者!!」と一括され棒で顔面を叩かれ額を割られたが、当時ファンロードなどの誌面では「ケンシロウに腕を折られただけで済んだ幸運な奴」と書かれていた。
- ゴウダ
- 声 - 佐藤正治
- アミバの秘孔によって熊の強さを得た男(アニメオリジナル)。泰山寺拳法・熊爪両断拳の使い手(作中では拳法名は出さず)。同じくアミバに強化された仲間達(それぞれ蛇、カマキリの強さを持つ)と3人がかりでケンシロウに挑んだが全く歯が立たず、ケンシロウの五指烈弾で指の関節ごと破壊される。最後はモヒカン頭の中に仕込んだ刃(しかも頭に直接植え付けている)で特攻するが「北斗双龍破」で胸の秘孔を突かれてあえなく爆死した。元キャラは読み切り版の北斗の拳に登場した同名の警察官で、ケンシロウとの戦闘シーンもほぼ原作と同じである。断末魔は「ごうだー!!!」。
- ゴウム
- 声 - 屋良有作
- アミバの部下で木人形狩り隊の隊長(アニメオリジナル)。ハブやギュウキと同じくアミバの秘孔で肉体改造されており「常人の数倍のダッシュ力」を身に着けている。ゴウムの率いる部下は円盤投、やり投、砲丸投、ハンマー投、棒高跳、ハードル、跳び箱、鉄棒、野球、果てはグリコポーズと思しきポーズなどでケンシロウに襲いかかるが、いずれも翻車爆裂拳を食らいあっさり全滅した。
- 自慢のダッシュ力を活かした槍攻撃でケンシロウの脇腹にかすり傷を負わせ、残った部下3人と四方から攻撃するが、秘孔を突かれ自慢の脚力を「常人の百分の一」にされると、秘孔「考腐」を突かれて混乱した部下達に槍で刺され、全員揃って爆死した。断末魔は「うぉあ〜〜!!!」。
- ネバダ
- 声 - 野島昭生
- 原作では単にレイにやられている雑魚だったが、アニメ版では「かつてレイと共に南斗聖拳を学んだ同門の男だが、修行時代からアミバとつるんで悪事ばかり働いていた」という設定が追加された。
- アニメ版でアミバがトキに成り代わった際に、その親衛隊長としてレイを迎え撃ったが、レイの姿を見て動揺した事から素性を見抜かれ、アミバの正体を露見させる引き金となった。断末魔の叫びは「れ、れろ、うわー!!」
[編集] 牙一族編
- 十字剣ヌンチャクの使い手
- 声 - 戸谷公次、86年劇場版:屋良有作
- 女装したレイを仲間と共に追っていたが、レイが男だと分かると仲間を嗾けるが逆に返り討ちに遭って両腕を切られ、顔を八つ裂きにされた上に、食料を奪われる。アニメでの断末魔は「わっぴー!!」
- マミヤの村の長老
- 声 - あずさ欣平 → 宮内幸平 → ?
- トヨの孤児達を引き取りたいと現れ(アニメでは村の若者たちをケンシロウが助け、その村へ案内される)、ケンシロウが牙一族に対する用心棒となることを条件にマミヤの村へと案内した老人。マミヤが「村人達の先頭に立つリーダー」であるのに対し、こちらは「村人達を温かく見守るリーダー」であり、マミヤも一目置いていた。牙一族編ではマミヤの村が誕生した経緯を、ユダ編では彼女とユダの因縁をケンシロウ達に説明した。
- 天帝編ではケンシロウやレイ達の物語を彫刻にして後世に残そうとしていたが、天帝の威を借りたジャコウの命を受けたファルコ(アニメ版ではソリア)により殺された。
- コウ
- 声 - 堀川亮
- マミヤの弟。隣の村に食料の交換をして自分の村に帰る途中で牙一族に捕まってしまう。そして、マミヤや村人達の前で痛めつけられた末、惨殺される。しかし、マミヤや村人達に迷惑をかけないよう、最後まで助けを求めないばかりか牙一族に対し「さっさと殺せ」とまで言い放つなど、自分のことよりマミヤや村のことを案じていた。
- 死後、身に着けていたネックレスを牙一族に奪われるが、ケンシロウやレイの活躍でネックレスはマミヤの元に戻った。その後、レイがラオウに挑んで返り討ちにされた時、それに呼応するかのようにマミヤが身に着けていたネックレスは、千切れた。
- アニメではマミヤの誕生日のケーキに飾る野苺を採りに行った所を牙一族に捕まった。また、原作に比べると顔つきが凛々しくなっている。
- デスバトルの不敗チャンプ
- 声 - 屋良有作
- かつて地下組織の中で発展したデスバトルの不敗のチャンピオンだった野盗のボス。アイリを食料一ヶ月分という大枚をはたいてまで買ったらしいが、部下を牙一族に殺された上に、牙大王の頭突きにより頭を潰されて死亡する。
- アイリ
- 声 - 安藤ありさ
- レイの実妹。結婚式直前に、ジャギによって両親と婚約者はおろか村人全員を惨殺された末に誘拐される。その後は奴隷として転売され、惨い目に遭い続けた。幸せの絶頂から奈落の底へと突き落とされたアイリは、生きることに絶望して自ら目に薬を浴びて光を失う。いつしか心も閉ざしてしまい抗う術も知らないアイリは、主人に従順な人形に成り下がってしまった。長い間、絶望を彷徨い続けたアイリだったが、妹を必死に探し続けた兄・レイと再会し、ようやく人間らしさを取り戻すようになる。また失った視力もケンシロウが秘孔を突き、元通りに回復した。
- 作中ではか弱い女性の典型として描かれていたが、拳王軍にマミヤの村が侵攻された際にリンの勇気に触発されると、自らもボウガンを片手に戦う姿勢を見せ始めた(妹思いのレイにとって儚げなアイリの存在は弱点に直結していたが、アイリが自分から生きる意思を示した事でその弱点は失われた)。レイの死後はマミヤの村に残り、共に暮らしている。
- レイが初登場時に身につけていたショールは彼女が結婚式の際に身につけるはずだったものである。
- TVアニメではピンク色の髪だったが、86年劇場版では兄レイと同じく青系統のカラーリングに変更された。しかし映画のレイは当初から完全な白髪になっていた。
[編集] ジャギ編
- 「ぱっびっぶっぺっぽおっ」の男
- 声 - 広瀬正志、86年劇場版:千葉繁、新劇場版:?
- ジャギ配下のザコ。ケンシロウの悪評を広める為、村人を処刑をしていた所をケンシロウによって頭をノコで引かれて「ぱっびっぶっぺっぽおっ」の断末魔を残して死亡。映画版ではレイにノコを引かれて死亡。そのときの断末魔は「俺じゃねぇ――――やぁ!!!!?」。なお、新劇場版にも彼と思わしき人物が登場していたが、こちらは拳王軍配下となっている。新劇場版の断末魔は「俺じゃなかめぐろっ・・!」。
- 自称・北斗神拳使いの男
- 声 - 沢木郁也
- ジャギの部下で仲間からは「あにき」と呼ばれていた。「ジャギ様から奪い取った」と言う自称北斗神拳でケンシロウに挑むもあっさり敗北、地面に埋められ、これまで虐げられていた村人に引き渡された。その後どうなったかは不明。
- アニメでは、ガイラという名前の鉄仮面の男が、このキャラの役割をし、ケンシロウに肘打ちで鼻を折られながらも、彼のこめかみの秘孔を突いたところを、ケンに「何秒後だ…?」と言われて、10秒数えた所で自身が「あだぁー」の断末魔とともに爆死した。また地面に埋められるキャラは別に登場している。
- ジャギによってショック死した大男
- 声 - 佐藤正治
- 街で女を追いかけ回していた暴漢。ジャギにその女を横取りされ「俺の名を言ってみろ」と問われ「知っているとも」と嘘をついた為にジャギに実弾を入れた銃を向けられて、不発であったのにも関わらず、あまりの恐怖でショック死してしまった。
- マコ
- 声 - 川島千代子
- アキの兄で足が不自由な少年(アニメでは病弱)。兄弟助け合って暮らしていたが、ジャギの身勝手な怒りによってアキが殺され、ジャギが名を偽っていたケンシロウに怒りを向ける。
- アニメではジャギの秘孔によってマインドコントロールを受けてケンシロウを殺そうとするという展開に変更されていたが、最終的にケンによって救われる。
- アキ
- 声 - 山田栄子
- マコの弟。足が不自由な兄を献身的に助けて暮らしていたが、良い弟であったばかりにジャギの逆恨みを買い、砂漠に足枷を付けられて放置され殺されてしまう。死の間際にケンシロウと出会い、ケンの怒りを激増させるに至った。
- アニメでは死亡に至らず、ケンシロウに救出される。
[編集] 奇跡の村に関わった人々
- ユウ
- 声 - 江森浩子
- 原因不明の腹痛で苦しんでいた少年。両親と共にアミバの治療を受けに来たが、死に至る秘孔を突かれ、死亡。
- アニメでは行き倒れのリンを保護し行動を共にするシーンが加わっている。更に、ケンシロウが救命の秘孔を突いた為、生存した。また、ケンシロウとの対決中に父親はアミバに激振孔を突かれて死亡。母親は人質として利用されるが命は助かった。
- エラリー
- 声 - 八奈見乗児
- トキの情報を得るべく旅を続けていたケンシロウ達が訪れた町のバーの主人。店先でゲルツとヘイスタックが殴り合っていて商品を必死で守っている時に、平然とした態度で訪れたケンシロウ達を気に入り、夜にケンシロウ達が店から去るときは「会ったらまた話がしたい」と告げ、無償で酒をあげた。なお原作では名無しキャラで、酒をあげたエピソードも無い。
- ゲルツ
- 声 - 郷里大輔
- ケンシロウが偶然訪れたエラリーの店先で暴れていた大男。名前はアニメ版から付けられた。アミバによって3日で死ぬ秘孔を突かれた為に奇跡(トキ)の村を命からがら逃げ出すが、秘孔による狂乱から大暴れして、ヘイスタックと殴り合っていた所をケンシロウに諌められ、トキ(アミバ)の事を話した後で助けを求めるも爆死した。断末魔は「はがが あおが!!」。
- ヘイスタック
- 声 - 田中康郎
- ゲルツに喧嘩を売られて殴られていた大男。ケンシロウに助けを求めて、助けられた。名前はアニメ版から付けられた。モデルはプロレスラーのヘイスタック・カルホーン。
- 腕を切断された大男 (アニメ未登場)
- ケンシロウがギュウキと腕相撲をしようとした際「俺が先だ」と言って割り込んだ力自慢の男。頭にターバンを巻いている。食料一ヶ月分という賞品に目がくらみ、台に電動ノコギリが仕込まれているとは知らずにギュウキに挑んだ挙句、敗北し腕を切断されてしまった。
- 木人形にされた元ボクサー
- 声 - 田中亮一
- 元ヘビー級チャンプ。本人曰くパンチは時速200キロ、1トンの岩をも砕くという。アミバを倒す為に木人形狩り隊にわざと連行されたが、アミバにより瞬時に秘孔を突かれ、そのまま人体実験により死亡した。
[編集] カサンドラ編からラオウとの決着まで
[編集] 拳王の配下
- 黒王号
- ラオウの愛馬。並の拳法家はラオウが手を下すまでもなく、黒王号に葬られた。現実的にも多くの馬が人間を蹴り殺す力を備えているのだが、黒王号の場合は馬種の最大の武器であるはずの後ろ足はあまり使わず、ほとんどの相手を前足で踏み潰し、また蹴り殺していた(それも頭部粉砕や胴体分断など凄惨なもの)。その足跡は象と見紛うほどであり、馬体も相当な大きさである。
- ケンシロウと壮絶な痛み分けを喫し、配下の者たちから見捨てられたラオウの元にもただ一頭残るなどその忠誠心は厚かった。ラオウも「俺が身体を預けるのは黒王号のみ」と、それ以外の移動手段を拒絶している。ラオウ以外で黒王号がその背を許した男はジュウザ、ケンシロウ、バット、リュウがいる(ちなみに相乗りしたのは、リン、ユリア、アスカ、ヒョウの4人)。
- ラオウの死後はケンシロウとユリアの後について行き、天帝編からはケンシロウの愛馬として登場する。その時からそれまでの戦闘による負傷か、片目に布を巻いていた。修羅の国編ではケンシロウに置いて行かれたが、終盤でバットを乗せて登場した。原作の終章では、ラオウの遺児リュウとの旅を終え、マミヤと別れた後、ケンシロウがユリアによって記憶喪失になる直前に突然息を引き取った。主人公のケンシロウを除くと、バット、リンに次いで原作に広く登場するキャラクターでもあった。
- リュウガ
- 声 - TV版堀秀行、新劇場版(幼少):阪口大助、新アニメ:松原大典
- あまりのスピード故に流血の間もなく傷口が冷気を感じるという「泰山天狼拳」を駆使する拳士。リュウガの宿星「天狼星」は、北斗と南斗のいずれにもくみせず、天空で狼の眼のごとく強く輝く、天駆ける孤高の星である。その真の使命は世が乱れる時、天帝の使者として北斗神拳伝承者の覚醒を促すことにあった。
- 時代が北斗を望んでいると悟ると、ラオウとケンシロウ、いずれがこの乱世を治めるにふさわしいかをその目で見定める為、一時ラオウの配下として働き、またケンシロウとの闘いを望む。ケンシロウが真の哀しみを負い、それを怒りへと変えるよう、あえて「魔狼」となって狂気の殺戮(アニメではこのエピソードは若干変更されている)に走り、トキさえも殺したと見せかけてケンシロウと戦った。しかし、この時、既にリュウガは陰腹を斬っており、死と引き替えの闘いであった。戦いを通じて時代はケンシロウを望んでいることを確信し、彼を見送るようにトキと共に天へ還っていった。リュウガもまた、その宿命に殉じた男であり、強敵(とも)の一人としてケンシロウの心の中に生き続けた。なお、新劇場版の『ラオウ伝激闘の章』ではトキとの絡みが割愛され、無想転生のシーンでは登場しなかったが、劇中でセリフ無しだが数秒映っている。
- ユリアの実兄で南斗正統血統なのだが、設定上、南斗聖拳は継承していない。後に異母兄弟とされた雲のジュウザとも縁組上の血縁ということになる(『ラオウ外伝-天の覇王-』では、ジュウザはリュウガの弟であることが判明している)。
- 身長190cm、体重105kg、バスト130cm、ウエスト92cm、ヒップ106cm、首周り46cm(データは週刊少年ジャンプ特別編集『北斗の拳 SPECIAL』の「拳聖烈伝」による)。
- ウイグル
- 声 - 郷里大輔、新アニメ:三宅健太
- トキが幽閉されていたカサンドラの獄長。ラオウが拳法の奥義を強奪した武術家を幽閉するカサンドラの獄長に任命され、トキとケンシロウの再会という、ラオウにとって最も避けるべき事態の阻止を託されている。また、気分次第で暗い牢獄に入れられていた囚人を陽光の下に出したり、自分の髭を抜いてその本数で決めた囚人を処刑したりする。「ん〜ふふふ」と笑う癖があり、脱獄者など自分に挑戦を図る者や、殺されることを嫌がる者を笑みを浮かべて殺すのが趣味(命乞いする者の声に対し耳を傾けながら「あ〜、聞こえんな!!」と白々しく嘯くまでしている)。我が祖は蒙古と語っているが、ウイグルとはトルコ系の名前。「泰山流双条鞭」「泰山流千条鞭」を使い、双条鞭の奥義「熊胴断波」も使う。わざわざケンシロウを埋葬するための墓穴を用意するほどの自信家で、350kg(TVアニメ版では500kgに増量)の巨体から繰り出す必殺技のショルダータックル「蒙古覇極道」は、まともにくらったケンシロウを失神寸前に追い込んだ程。
- 役割的には、その後の物語のキーマンとなるトキの重要性を演出するための障壁として登場した。また監獄の番人にもかかわらず「カサンドラ伝説」という強大なイメージを与えられ、背後に控える拳王軍の巨大さとラオウの影という今後の大きな流れを期待させる演出に一役かっている。
- 実際カサンドラ以降の展開はラオウとの対峙に大きくシフトしていることから、ウイグル獄長との対決は恐怖で閉ざされた人々の心の門を解放させ、ケンシロウ自身がラオウの影と対峙する決意を表明する意味を持つ。怪力巨漢タイプとしては意外にもケンシロウと善戦するが、最後は北斗百裂拳でとどめを刺され、逆に墓穴に押し込まれる。そこで死亡したかと思われたが、最後の力を振り絞って再び立ち上がり、トキとケンシロウを会わせてはならぬと部下達に伝え、今度こそ真っ二つになり、本当に息絶える。
- 1986年の劇場版北斗の拳ではラオウの側近として拳王軍を指揮しているが、後にレイと闘い、蒙古覇極道を繰り出す事も出来ずに南斗水鳥拳で惨殺されている。
- 原作・アニメ版の断末魔は「をろあ!」、また映画版は「おい、こ、ころべ!」。
- ザコル
- 声 - 田中康郎
- ウイグルの部下。彼の命令でトキの真実に触れようとする者を処刑する処刑部隊長。トキの情報を各地から得ようとするマミヤを処刑するために派遣される。マミヤを捕えて殺そうとするが、運悪くそこがケンシロウとレイとの合流場所であった為、ケンシロウに秘孔を突かれて「ぽあ!!」の悲鳴を上げ数時間の気絶状態になった。アニメ版では、その後に意識を取り戻し、カサンドラへ報告に戻るがウイグルによって始末された。
- ターゲル
- 声 - 屋良有作
- 獄長ウイグルの部下でカサンドラの刑務官(アニメオリジナル)。黒掌十字拳の使い手。ケンシロウへの刺客として放ったベラの監視役。ベラが任務を完遂出来なかった為に彼女の母とベラを殺害するが、それを目撃したケンシロウの激怒を買い、北斗撃墜指を受け爆死。断末魔は「ひひひひひ、ひでぇぶぅ〜〜〜」。
- ウイグルのペット
- ウイグルの飼っている猛禽。人質となっているミツを餌にしようとウイグルが放ったが、ミツが死の覚悟を決めたので「面白くない」とウイグルに嘴を鞭で切断されてしまった。
- 原作では切られるのは嘴だけだが、アニメ版では胴体まで切断されて殺されている。
- ザルカ
- 声 - 塩屋浩三
- 拳王親衛隊。ターバンを頭に巻き、巨大な三日月刀を持った、中世の中東の兵隊のような風貌の口髭を生やした男。相方のカシムと共にライガとフウガを罠にかけて惨殺した後に、追ってきたケンシロウに戦いを挑むが、あっさり三日月刀を奪われる。ケンシロウの持つそれを白羽取りして「首長盗刃術、味わうが良いわ」と見栄を切ったが、そのまま顔面に刃を差し込まれ死亡。断末魔は「あっ、い!? うれえろお!」。
- カシム
- 声 - 北川米彦
- 拳王親衛隊でザルカの相方。アニメ化の際に名前を付けられた。ザルカの死後も替え玉を使うなどしてトキとケンシロウの再会を阻止しようとするが、ケンシロウに秘孔を突かれてトキの居場所を吐露させられた挙句に爆死。断末魔は「なのォろ…わ」(アニメ版では「うーんにゃら、ぴ!」)。
- ソウジン
- 声 - 宮内幸平
- ライガとフウガの師匠であり、風雷拳一族の長(アニメオリジナル)。二神風雷拳の源である「風雷十極拳」の使い手。一族の存続のため拳王に忠誠を誓っている。ライガとフウガと対決し、弟子の成長を認めて敗れ去った。
- ブルグ
- 声 - 藤井つとむ
- 日本刀を武器に持ち、武者鎧を纏った、拳王決死隊の隊長(アニメオリジナル)。ライガとフウガを殺害するが、ケンシロウの百裂拳を受けた上、ライガとフウガの親友であるカサンドラの兵士タカに始末をつけられる。ケンシロウの攻撃を受けているときの叫び声は「ア!ダ!モ!ス!テ〜!ぺぃ!!」。
- シーカー
- 声 - 千葉繁
- 拳王親衛隊(偵察隊)の一員で、ヤモリのようにクネクネとした外観、暗視ゴーグル着用、そして何よりも異常に長く伸びた舌を持った、爬虫類のような男。戦闘能力は高く、動作も俊敏で、単独になったマミヤを襲って追いつめるが、ケンシロウに余裕で舌を切られた上に自分の棍棒で木っ端微塵にされる。アニメ版では彼に風貌が良く似た部下が5人もいたが、全員マミヤに殺されている。断末魔は「ぶげごげ!!ふ…ふげ…」(アニメ版では「げぁ、ぐるーんぐるーんぐるーん…やられたみゃあ」)。
- でかいババア(仮称)
- 声 - (TV)二又一成、PS版ゲーム:郷里大輔
- 拳王の部下。老婆の変装をしてケンシロウ、トキ、マミヤの一行を小屋で待ち伏せしていた大男。一行をもてなすフリをして毒入りの水で殺そうとしたが、既に正体を看破していたケンシロウから逆に「おいバアさん、その水飲んでみろ」と切り替えされ、返答に窮して襲い掛かるも顔面を蹴られて敗れた。その時に「おまえのようなババアがいるか」とケンシロウは簡単に変装を見破った事を述べている。一方でマミヤは変装だと見破れず、ケンシロウの態度を諫めていた。ちなみに変装はほぼ完璧であり、完全に老婆の姿になっていたが、ただ身長と体格のみがごまかしがきかず、ケンシロウやトキよりも大柄であった。
- アニメ版では「拳王特殊部隊」を率いている設定になっている。また原作ほど大きくはなく、マミヤより一回り背が高いという程度であった。そのため変装を見抜かれた原因は、髭を剃り忘れた事になっている。他にもケンシロウに水を飲むように言われた際には「いやですよ年寄りの冷や水なんて」という言い訳でごまかそうとしていた。ケンシロウの蹴りを食らった際に「はがいてー」と叫び、頭から爆死した。PS版ゲーム『世紀末救世主伝説』にもルートによっては登場し、原作同様の罠で襲いかかってくるが返り討ちにあい「ばばぁの、ば、ば、ばばわぁー!!」と断末魔を残し死亡する。
- 火闘術の隊長ガロン
- 声 - 亀井三郎
- 拳王侵攻隊を率いる隊長。名前は『ラオウ外伝-天の覇王-』で判明した。ガソリンを飲み干して、口から火を吐き攻撃する火闘術(アニメでは「竜吐火焔術」)を得意とする。
- 各地の村々を襲撃した上にマミヤの村にも、その魔手を伸ばすが、危機を知って駆けつけたレイと闘う。レイの鋭い手刀から生じる真空波で腹を切り刻まれると、体内から漏れだしたガソリンが引火し「えろばっ!!」の断末魔の叫びを上げて大爆発した。
- 烈闘破鋼棍を使う大男
- 声 - 田中康郎
- ラオウと対峙するケンシロウの元に向かうトキとマミヤの前に立ちふさがった男。「烈闘破鋼棍」(アニメでは「烈斗破鋼棍」)という2本の鋼棍(棍棒)を振って攻撃するというシンプルな技を披露するが、トキの柔の拳によって両腕を折り曲げられ、反対に相手の技を披露される羽目となってしまった。拳王からはトキの足止め程度にしか使われなかったが、本人は「拳王様に見込まれた」とカン違いしていた。
- 狗法眼ガルフ
- 声 - (TV)玄田哲章、86年劇場版:八奈見乗児
- 拳王ラオウがケンシロウとの初戦で相打ちとなり、行方不明となった後に暴君と化した男。拳王の霊薬を作っていたメディスンシティーを占拠。「人の命より犬の命が重い」と言う生類憐れみの令に似た悪法を発布し人々を苦しめ、トゲの付いた金属の輪を武器に人柱を使った輪投げを楽しんでいた。
- 新血愁を突かれたレイの肉体の苦痛を和らげる薬を探していたマミヤを捕えて処刑しようとするが、ケンシロウに秘孔を突かれて爆死。死ぬ前にケンシロウが北斗神拳伝承者と知らされると「そ…それを先に…先に言って…いってれぼ!!」と断末魔を発して死亡(アニメ版では「いってくわぁらぁればぁ〜!」)。おまけに愛犬・セキに助けを求めた際に、顔面(アニメでは手のひら)へ小水をかけられている。
- 映画ではラオウの部下として登場、拳王軍行進の際に沿道に集まった観衆の声援の音頭を取っていて、テンポがズレていた村人の頭を握り潰してしまった。
- 狗法眼の名前のモデルは、生類憐れみの令を発した徳川綱吉のあだ名である「犬公方」と思われる。
- ゾリゲ
- 声 - 沢木郁也
- 狗法眼ガルフの部下の1人(アニメオリジナル)。武器は硫酸が封入されたボールで、数個をジャグラーのように扱う。薬を探しに倉庫へやって来たマミヤを襲い、助けに駆けつけたレイを余裕たっぷりの態度で迎え撃つ。一発レイの肩に硫酸を浴びせたが、続け様に放ったボールは全て見切られ、最後は南斗水鳥拳であっさりと倒された。断末魔は「にゃー!!」。
- アビダ
- 声 - 沢木郁也
- ラオウの元部下。ラオウが失踪していることを幸いに、「鬼の居ぬ間の洗濯」とばかりに治領の村を占拠して「人間ハンマー投げ大会」を開き暴虐を尽くした。自らが天下を取ったと調子に乗っていた所をケンシロウに阻止され、後から現れたリュウガの泰山天狼拳の餌食にされた。原作では手下から「頭」と呼ばれていたが、アニメで名前を付けられた。部下のゴンズと同じく額に十字の刺青を入れている。先端が尖った刃物付のトンファーが武器で、アニメ版によればこれで千人以上を殺してきたと云う。
- ゴンズ
- 声 - 田中康郎
- アビダの部下。名古屋弁のような口調だが呂律が回っておらず、跳ね上がったお下げ髪(ツインテール)と出っ張った胴体など容姿が強烈。村人を鎖でつないで投げる「人間ハンマー投げ大会」で新記録を達成したが、大会に乱入したケンシロウに「おまえが飛ぶんだ」と蹴り飛ばされ、遙か彼方のビルの外壁に激突して破裂死。おまけに自らの飛距離記録もケンシロウにあっさりと破られてしまった。 断末魔は「あぶ!!」。
- ザク
- 声 - 平野正人
- ラオウの部下。口ひげを蓄えた燻し銀。側近の一人らしく、聖帝編ですでにその姿が見受けられる。常にラオウの傍らにあって進軍の補佐を担当していたが、ラオウとフドウの戦いで、ラオウの危機を救う為にフドウを弓で射抜いて勝負に水を差し、ラオウの怒りを買い重傷を負う。その後、ユリアに治療され、ラオウがユリアを殺そうとした際に、それを止めるべく矢を射った。最後には家族の下へと帰る。なお、ラオウに矢を当てた人物はレイとザクのみである。アニメでもラオウの副官という重要な役回りで登場し、最終章では終始ラオウの側近として行軍に同道。
- なお、新劇場版『ラオウ伝・激闘編』においては、彼の行動はそっくりそのままバルガの行動であると変更されている。
- ブーガル
- 声 - 佐藤正治
- とある村を支配している拳王部隊の男(アニメオリジナル)。「転界無王拳」の使い手。極度の風呂好きであり、一日に数回以上水風呂に入っているため、村の水は不足しているらしく、部下からも「もったいない」と言われている。理由としては戦闘の際に自分の体臭を消して気配を悟られないようにするためとのこと。村に差しかかったケンシロウに挑むが、秘孔を突かれて死亡。
- ガロウ
- リュウガの部隊を率いてとある村を支配している、リュウガの部下。刀を使い、泰山流斬刃抜刀術を使う。ケンシロウの拳を紙一重で受け止め、善戦するも、抜刀術の奥の太刀をいとも簡単に破られ、敗北。約束どおりリュウガの居場所をケンシロウに教え、血を噴出して死亡。
- ダビデ
- 声 - 大塚芳忠
- 拳王配下の新兵募集隊の隊長(アニメオリジナル)。自身の戦闘能力は皆無で、戦いは部下に任せておき、自分は後ろで命令ばかりしている。ケンシロウに敗れた事で改心しようとしたグレンを殺すが、その非道な行いがケンシロウの逆鱗に触れる。その圧倒的な怒りの前に恐怖し、自分だけ逃亡するも、そこに来た五車星の一人・風のヒューイにより、ついて着た部下達ともども切り刻まれて死亡。断末魔は「うげ!!」。
- グレン
- 声 - 幹本雄之
- ダビデの部下で、ダビデの命令のままに動く事しかできない哀れな運命を背負った男(アニメオリジナル)。典型的な巨漢でケンシロウの攻撃にも耐えられる程の強靭な肉体を持つ。普段は身体に制御スプリングを取り付けている。敗北後、その悲しみを知ったケンシロウにダビデの呪縛を解かれて生まれ変わろうとしたが、ダビデに「戦えなくなった役立たず」と判断され非情にも殺されてしまう。
- モーガン
- 声 - 田中康郎
- 巨大ハンマーを持つ二人の壊し屋を従え、とある村を支配する拳王先遣隊の隊長(アニメオリジナル)。車が何より大好きで、一日中乗り回しては村人を轢き殺している凶悪な男。車好きな割に運転は非常に下手。転倒したりすると「ハンドルが甘かった」などと自分の下手さ加減を棚上げし、部下に責任を押し付ける。「自分より早く走る奴は生かしておけない」主義で、バットのバギー車に抜かれた事に激怒し、部下にバギー車を破壊させた。自分の車の事しか考えないため、壁に激突した時には村人のせいにしたうえで「自分の愛車に比べれば命などクズ同然」と村人を嘲笑っている。部下を全員ケンシロウに倒され、勝てないと判断し逃亡。しかしバットに車の部品を抜かれていた事により、愛車で壁に突っ込み爆発した。
- ドルフィ
- 声 - 沢木郁也
- 拳王支配地の村を統治する男(アニメオリジナル)。口では奇麗事を並べながら、部下のゼンダを使って村人達を脅して従わせる卑劣漢。最後まで暴力に屈せず人としての誇りを守り通した村長を殺害して、ケンシロウの怒りを買う。「泰山黒影拳」が得意だが、これはゼンダに太陽の光を反射させて相手の目をくらまし、その隙に攻撃を加える、という不意打ち攻撃でしかない。ケンシロウに黒影拳を破られるとヤケクソになり、ハンマーで殴りかかるも通用するはずがなく、あっさり捕まる。その後は恐怖のあまり身動き一つできず、秘孔を突かれ、ゼンダと共に爆死。断末魔は「がっちょ〜ん!!」。
- ゼンダ
- 声 - 田中亮一
- ドルフィに忠実な部下(アニメオリジナル)。身軽さと素早さしか、とりえがない。ドルフィと2人がかりでケンシロウに襲い掛かるも、あっさり蹴飛ばされる。この時、既に秘孔を突かれており、ケンシロウの「相棒の死刑に賛成なら手を上げろ。」の声で挙手してしまう。怒り狂うドルフィに「既に秘孔を突かれてまして!」と必死に弁解するも聞いてもらえず、ドルフィ共々爆死。断末魔は「がっちょ〜ん!!」。
- バルダ
- 声 - 池水通洋
- 西洋の甲冑を身に纏った男(アニメオリジナル)。華山三叉槍の使い手で、ケンシロウに挑む。かすり傷を負わせることはできたが、さすがに彼には敵わず空中で豪快に北斗百裂拳を叩き込まれ、最期は蹴り上げられ爆死。断末魔は「ぺーしーでぶ!!」。
- ジュモニ
- 声 - 幹本雄之
- 武蔵坊弁慶のような格好をしている自称・拳王刺客隊最強の男(アニメオリジナル)。剣を操る泰山流剣舞術の使い手で、曰く「今までに9999人もの相手を殺してきた」という残虐な男。1万人目を飾るためにケンシロウと戦うが、二刀流の奥義「双刀剣」も彼には通用せず、自分の意思に反して動く秘孔「輪雅」を突かれて自らの首を切断。逆に自分が1万人目の死者となってしまった。断末魔は「げあ〜!!」。
- ヒルカ
- 声 - 徳丸完
- 拳王配下の最強拳を自称するラオウの部下。布(蛇咬帯)を手足のように自在に操り、相手の呼気と身動きを封じる、「泰山妖拳蛇咬帯」の使い手。実子であるタンジとジロを捨て去り、また彼らがフドウの養子となると人質として利用するなど、父親の責任放棄を超えた非道を尽くした。
- フドウの危機を救ったケンシロウと対決したヒルカだったが、自慢の拳法を力任せに打ち破られると、部下がケンシロウに向けて放った矢に頭部を射抜かれて死亡。
- アニメ版ではタンジとジロはヒルカと同じ一族の者とされていた。ヒルカの部下もカラフルな蛇咬帯を使って一斉攻撃を仕掛けた。また、ヒルカの最期も、原作と違って矢が頭部には命中しなかったためにその時点では死亡せず、激突した直後に崖につかまっていたが、力尽きて落下して流砂に飲み込まれて死亡するなど、幾つかの設定変更が見られる。
- ジャドウ
- 声 - 堀之紀
- 武装したバイクを駆る拳王親衛隊(アニメではバイク部隊を率いて登場)。ド派手なヘルメットと仰々しい外観で、ラオウとの戦いで目を負傷し一時的に盲目になっていたケンシロウを襲うが、返り討ちにされた。断末魔は「はかばが」。アニメでの断末魔は「ぼんっ!!」。
- ウサ
- 声 - 千葉繁
- ラオウの宮殿の執事。ケンシロウに敗れて負傷したラオウをユリアが看病した事について「チャンスですよ」や「このウサもあやかりたいものですな」等と茶化した為にラオウの激怒を買い「もぽえ〜っ!ぺいっ!」(アニメ版では「わかりません!!」)と異様な断末魔を残して跡形もなく消滅した。これほどの俗物がなぜ拳王の寝室に出入りできたかは長年の謎とされてきたが、『天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝』では拳王軍副軍師という肩書きを与えられ、中々の活躍を見せている。
- ヤコブ
- 声 - 小杉十郎太
- 長槍騎兵の隊長を勤める男(アニメオリジナル)。「子供(バットとリン)を倒せばバイクの部品、大男(フドウ)を倒せばガソリン一年分、ケンシロウを倒せば新品の大型バイク」と言葉巧みに部下を鼓舞し、ケンシロウ一行の前に立ち塞がるが、全く歯が立たずケンシロウに倒された。因みに彼の部下には、かつてアミバの部下だった者がおり「俺が昔アミバ様の部下だったときに一度だけケンシロウを見たことがある」と言われたが、彼はアミバの存在を知らず「アミバ?誰だそりゃあ!?」と口走っている。
- ゲンショウ
- 声 - 池水通洋
- 九人の武闘派僧侶軍団のリーダー(アニメオリジナル)。核戦争が起こる遙か前から山奥に籠もり、神に近づこうとしている一族の出身で、そこを拳王軍に占拠されてしまったためにやむなく拳王軍入りした。フドウのもとへと急ぐケンに立ちはだかり、鉄杖を鳴らすことで目が見えぬケンの耳をも奪い、有利に戦闘を進めるが、自から聴覚を失う秘孔を突いて心眼モードに入ったケンに部下達は敗北。たった一人残されたゲンショウは死ぬ覚悟で立ち向かおうとするが、部下達がトドメをさされていないことを知り、戦意喪失。必ず拳王を倒すと約束して走り去るケンを一礼して見送った。
[編集] 北斗神拳の関係者
- リュウケン
- 声 - 千葉順二→槐柳二、戸谷公次(若い日)、新劇場版:大塚周夫
- 北斗神拳先代(第63代)伝承者。
- 第62代伝承者霞拳志郎の(腹違いの)弟で、かつては霞羅門という名前だった(蒼天の拳より)。
- 継子に恵まれず4人の養子をとり、ラオウ、トキ、ジャギ、ケンシロウの師父となる。
- ジャギを除き、リュウケンが育てたラオウ、トキ、ケンシロウの三兄弟によって、北斗神拳は最強の時代を迎えていたが、先代伝承者の務めとして、潜在能力の高さと北斗宗家の血筋もあり(新劇場版ではケンシロウの人間性を見込んで)、次代の北斗神拳伝承者にケンシロウを選ぶ。しかし長兄ラオウは天を握る覇者としての野望を捨てず、リュウケンは一子相伝の北斗の掟に従い、その拳を封じようとする。師弟の闘いは、リュウケンが奥義「七星点心」で優位に進め、ラオウをあと一歩まで追いつめるが、老いと病から突然の発作を起こし、倒す腕はありながらも返り討ちに遭い、無念の最期を遂げる。
- 尚、2人の戦いを知ったトキは勝負を止めようとしたが間に合わなかった。その後、トキはリュウケンの名誉を汚さぬよう亡骸を密かに埋葬して「病死」であったとケンシロウに告げた為に、トキに再会するまでの間、ケンシロウやシンも含めた北斗の関係者は全員「リュウケンは病死」だと信じていた。
- 先代伝承者として拳の才気も高く、壮年の頃には、魔界の入り口に立ち北斗神拳に闘いを挑んできた北斗琉拳のジュウケイを敗って正気に戻させた挿話もある。
- リュウケンの拳は「七星点心」に見られるような「柔の拳」を得意としていた。
- コウリュウ
- 声 - 柴田秀勝
- かつてリュウケンと龍虎と並び称され、リュウケン以上の腕を持ちながら、一子相伝の宿命から伝承者の座を彼に譲って隠遁した拳士。実の兄弟のように育ったリュウケンの拳を封じる(倒す)ことを拒み、自ら伝承者候補から降りた。
- そしてケンシロウとの闘いで傷を負ったラオウに、その傷の回復具合を計るための相手として選ばれる。ラオウの底知れぬ強さを感じたコウリュウは、何としても彼を倒す為に奥義「七星抹殺」によって相打ちを狙うも、力及ばずラオウの剛拳の前に散った。ラオウをして「さすがに強い」と言わしめる実力者だった。死の間際に「北斗最強の時代」を予言し、「なぜ伝承者足り得るラオウ、トキ、ケンシロウの三人を同じ時代に生んだのか」と天を恨んだ。その後、ラオウはコウリュウの亡骸の横に仏像を備え、敬意を表した。二人の息子(アニメ版ではゼウスとアウスと名が付いた)がいる。
- 伝承者の地位を辞退した経緯については不明だが、「蒼天の拳」では第62代伝承者の霞拳志郎が横浜港にてリュウケン(幼名は霞羅門)を次期伝承者に指名するシーンがあることから、拳志郎の遺志を尊重したものと思われる。
- タイピングソフト「激打2」ではラオウによって手首を吹き飛ばされたと思われるシーンの後、本編には無かった内臓が飛び出る描写が見られる。
- ゼンギョウ
- 声 - 西村知道
- コウリュウ親子に仕える男。コウリュウがラオウに殺されたことをケンシロウに伝えた。その後、ケンシロウとトキが北斗天帰掌の構えの後、手合わせをするのを目撃する。
- 原作とアニメ版では姿形が異なり、アニメでは忍者のような格好をしており、身のこなしが素早い。
- ゼウスとアウス
- 声 - ゼウス:平野正人 アウス:大塚芳忠
- コウリュウの2人の息子で、アニメ版で名前が付いた。コウリュウを倒したラオウに2人がかりで敵討ちを挑むも、金棒の一撃が全く効かずに一蹴された。しかし、この兄弟の姿にラオウは自分とトキの姿を重ねたのか「兄弟ならそれぞれの道を歩むがよい」とその命を奪わなかった。
- ココ
- 挿話の中で登場する少年時代のトキの飼い犬(アニメでは鳥)。悪質な狩人に獲物として殺されてしまうが、激怒したトキが狩人を袋叩きにした。
- キム
- 声 - 難波圭一
- 北斗神拳伝承者候補として一度は修練場の門をくぐったが、リュウケンに才なきと判断されて、雪の降り積もる日に破門された少年。
- 修練場を去る途中で転倒したところを、見送りにきたケンシロウと会い、情けは無用と頬をはたくが、破門された悲しみとケンシロウの目に湛える深い哀しみから咽び泣く。最後は「お前と知り合えただけでよかった」と告げて帰って行った。挿話中の僅か数ページの登場だったが、当初リュウケンは4名の養子を取ったという設定に当てはまらないオーパーツ的な人物になっていた。
[編集] ユダの部下
- ダガール
- 声 - 屋良有作、PS版ゲーム:服巻浩司、新アニメ:古澤徹
- ユダの副官。口髭を生やし、片目に眼帯、西洋風の赤色の軍服を着用している。南斗聖拳の使い手(南斗一〇八派の内、ユダ配下である二十三派の一人)。
- ユダ軍閥の№2で軍事面を補佐しており、本拠地の留守を任されて、乗込んだケンシロウとレイにユダの不在を告げると余命僅かのレイを嘲笑。これがケンシロウの怒りを買い、秘孔の頸中から下扶突を突かれ、レイと同等の激痛を味わう事になる。実は主人のユダにも全く信用されておらず、ケンシロウの拳を見るための囮にされていた事を知って逆上してユダに襲いかかるが、最期は南斗紅鶴拳によって、体を背中からアジの開きのように真っ二つに切断されて死亡。断末魔は「ごぼば!」(アニメ版では「ががが…ぎぎぎ…ぐぐぐ…げげげ…ごぼばぁっ!!」)。
- 本編では詳細不明だったが『ラオウ外伝-天の覇王-』では、剣をも寸断する「南斗比翼拳」を披露して流派名が判明した。
- コマク
- 声 - 千葉繁
- ユダの腹心。猿の様な小男で、丸い色眼鏡をかけている。ダガールよりは信頼が置かれている。
- 主に諜報・謀略活動を担い、ユダとレイの決戦の最中には、上流のダムを決壊させて濁流で街を飲ませるなど、ユダの奸計の手助けを忠実に実行した。だが仕上げとばかりに ダムの水に猛毒を仕込もうとした所にケンシロウが現れ、猛毒を飲まされた挙げ句に急いで吐こうとした所を「こんな所で出すんじゃない」と言われ、豪快に顔面を蹴り上げられると手が喉を突き破って絶命。
- アニメでは水に毒を盛る場面がカットされた代わりに「鉱支猫牙拳」という拳法を使ってケンシロウに挑むも返り討ちにされて落下しながら爆死した。断末魔は「ごわったー!!」。
- ゴーギャン
- 声 - 佐藤正治
- コマクの手下(アニメオリジナル)。マミヤを誘拐する為の時間稼ぎとして、コマクに煽てられてケンシロウと戦う。鉄球を持ってケンシロウに挑むが鉄球を破壊され、北斗撃墜指により殺される。断末魔は「ごっほ、ごーぎゃん!」、名前の元ネタになったゴーギャンはフランスの画家で、40歳のときにはゴッホと一緒に暮らしていた経歴を持つ。
- シカバ
- 声 - 戸谷公次
- コマクの手下(アニメオリジナル)。ゴーギャンが時間稼ぎをしている間にマミヤを誘拐するが、ケンシロウに見つかり部下を殺され、トキの手により復活したレイの南斗水鳥拳で始末された。
- 「ぺがふ」の男
- 声 - 佐藤正治
- スキンヘッドの大男でユダの部下。中年に靴磨きをさせていた所に、ケンシロウに片手で持ち上げられた上に握力で頭蓋骨をきしまされる羽目となる。続けてユダの居城を訊ねられると即座に、仲間と共に居城の位置を即答して命乞いをするも「ぺがふ!」と言いながら壁に激しく叩き付けられた(アニメでの断末魔は「うわへー、ぶっぴー!!」)。
- ゴーレム
- 声 - 広瀬正志
- ユダの部下(アニメオリジナル)。ブルダンの町(原作ではブルータウン)でユダと共に美女狩りを行っていた。女達を取り戻そうとする村の青年たちとともに来たケンシロウとレイの前に敗れる。断末魔は「やろべやー!!」
- ユダの影武者
- 声 - 島田敏
- ブルダンの町(原作ではブルータウン)にいたユダの変わり身(アニメオリジナル)。怒り狂ったレイに背景ごと切り刻まれる。断末魔は「どひー、ああー!!」
- かませ犬にされた衛兵
- ユダがレイの拳を見るために放った二人の衛兵。赤毛のヘビメタスタイルとスキンヘッドスタイルの二人組。いずれも戦斧を武器とする。レイの南斗水鳥拳によってスライスされた。スキンヘッドの衛兵は頭部がレイとセットでフィギュア化されている。
- レイに見とれた男
- 声 - ?
- ユダがマミヤの村を襲撃する時に従った男。レイの繰り出す南斗水鳥拳の美しさに見とれてしまい「おお…美しいあれが南斗水鳥拳!!」と思わず言ってしまい、それを聞いて激怒したユダに顔を潰されてしまった(アニメ版では切り裂かれている)。断末魔は「うっく!!ひい!!え!?おわ〜〜!!」。
[編集] サウザーの部下
- ベジとギジ
- 声 - ベジ:千葉繁 ギジ:平野正人
- サウザーの配下。名前はアニメで付けられた。「ハイハイハイーッ!」の掛け声とともに互いに2本(合計4本)の投剣を投げあい、徐々に間合いをつめて相手を切り刻む南斗双斬拳の使い手である二人組。サウザーの行進を遮ったケンシロウに挑みかかるが、遠近感が狂う秘孔・児鳩胸(アニメ版では鳩胸)を突かれて互いの投剣を受け損なって絶命した。
- 「やべろ」の男
- 声 - 千葉繁、新劇場版:?
- サウザー編の最初期に登場した雑魚。民家を襲って子供をさらおうとした所をケンシロウに止められ顔に一撃を食う。その後、散弾銃を拾い直し「殺してやる!殺して・・・」と言いかけた所で「やべろ!」の断末魔とともに絶命した。アニメ版では千葉が好演、その際に断末魔は「いも!」に変更されている。
- 「汚物は消毒だ〜!」の男
- 声 - 田中和実、新劇場版:?
- サウザー編に登場した雑魚。火炎放射器を装備しておりモヒカン頭にサングラスというルックスで垂れ眉。視察に向かうサウザーの露払いとして民衆に道をあけて土下座するように命令し、土下座を怠った老人を「汚物は消毒だ〜!」の台詞と共に火炎を放って焼き殺した(この時、老人の隣にいた男も巻き添えで火炎放射を浴びせられた)。こののち民衆に「わははは土下座しろ、消毒されてえか~!」と叫んだ直後にケンシロウに火炎放射器を奪われて「お前の言うとおりだ。汚物は消毒すべきだな……」の捨てゼリフと共に自分が焼き殺された。
- アニメでの台詞は「この野郎、どかねぇか!!」や「邪魔する奴は生かしちゃおか~ん!!」に変更されており、ケンシロウの台詞も「お前が一番、邪魔なんだ」に直されているが、男の行動と最期は原作と同様である。このほか、老人を焼き殺した後でサウザーを「悪の帝王」呼ばわりした男にも火炎放射を浴びせている。
- また、新劇場版では最初に「汚物は消毒だ〜!」の台詞をはき、そのあと「悪党め!」とサウザーに向けて大声で言った男に火炎放射器を向け「あぁ〜ん?消毒されてぇのか!」と言い放ったが、男に火炎放射を浴びせる前にケンシロウに火炎放射器を奪われてしまった。結末はやはり原作と同じ扱いである。尚、新劇場版での断末魔の叫びは「ぶはー!あつぅー!!」。
- この男、セリフのインパクトの強さからか、インターネット上でも様々な所でネタに使われており、また名前も無い雑魚キャラであるにも関わらずパチスロ北斗の拳への出演を果たしている。北斗の拳 (対戦型格闘ゲーム)では登場していないが、サウザーのセリフ「汚物は消毒せねばならんな」として流用されている。(対ジャギの試合開始前デモ)
- ベルガ
- 声 - 佐藤正治
- サウザーの部下。子供を浚うために村人を襲っていたところをケンシロウに発見され、シュウの南斗白鷺拳で刻まれた。
- ガルザス
- 声 - 加藤正之
- サウザーの配下(アニメオリジナル)。聖帝正規軍の部隊を数十名従えている。聖帝正規軍に入隊した直後の男にレジスタンスの隠し村の情報を聞き、直後にレジスタンスの男達に襲撃されるが、隙をついて彼らを殺害。その後、男は老人と怪我人しかいない状況にあった隠し村を襲った。最後はレジスタンスの男達を殺した事や村を襲った事でケンシロウの怒りを買い、粉砕される。断末魔は「おぎ、おご、うば!!」。
- 「あぷぱ!!」の大男
- 声 - 戸谷公次
- サウザー編に登場した雑魚。スキンヘッドに聖帝軍を示す十字の傷と髭がトレードマーク。シュウの魂の叫びに呼応して復活したケンシロウを相手に、四角い岩を持って「これぐらいの岩は なぁ〜」といって自ら頭突きでその岩を破壊して自慢の石頭を披露するも、ケンシロウにその頭を叩き潰され「あぷぱ!!」の断末魔を残して死亡。その上、ケンシロウに「邪魔」呼ばわりまでされた。
- 2006年の劇場作品「ラオウ伝 殉愛の章」にも登場し、その時は岩を武器として使用したが、ケンシロウに岩ごと頭を叩き潰された。断末魔については、そのシーンでクリスタルキングの『愛を取り戻せ!! (MOVIE'Ver)』がBGMとして流れていた為、聞く事はできない。
[編集] カサンドラ監獄の関係者(拳王配下以外)
- ライガとフウガ
- 声 - ライガ 沢木郁也 フウガ 幹本雄之
- カサンドラの獄門を守る双子の衛士。かつて幾人もの挑戦者を門前払いにしており、獄長ウイグルと共に「恐怖のカサンドラ伝説」を成し遂げてきた。カサンドラの衛士になっているのはウイグルに弟のミツを人質に取られているためであり、本意ではない。
- 彼らの使う「二神風雷拳」は二身一体(同じ血、同じ筋肉、同じ感性を持つ者)のみが修得可能な拳法。二人の指は自壊羅糸のような鋭利なワイヤーで繋がれており、間に挟み込んで敵を切断する。最初にレイと戦い傷を負わせるも、ケンシロウとの戦いでは一瞬にしてその拳を見切られ敗北。二人はケンシロウがカサンドラの恐怖の神話を崩壊させる救世主と悟り、人質である弟の命を捨てる覚悟で門を開け中へ通した。
- ケンシロウがウイグルを破ると拳王親衛隊が侵攻。ケンシロウとトキとの再会を阻止する為にトキのいる獄舎への道を閉ざそうとするが、急行したライガとフウガは巨石で塞がれゆくその通路を人柱となって確保。巨石を抱えたまま拳王親衛隊のザルカとカシムになぶり殺され絶命した。死して尚立ち続ける精悍な死に様はケンの心を大きく揺さぶった。
- アニメではカサンドラ内部にいた師匠ソウジンとの対決(ソウジンが拳王に忠誠を誓っていたため戦いになった)という下りが追加されている。又、絶命しても巨石を支え続けた描写もトキの救出後になっており、二人を殺す役目も拳王決死隊のブルグというオリジナルキャラが務める。
- 名前や容姿、「二神風雷拳」の名のモデルは雷神と風神。
- ミツ
- 声 - 堀川亮
- ライガとフウガの弟。ライガとフウガはウイグルにミツを人質に取られた為、監獄カサンドラの衛士に身を落としていた。ケンシロウの出現による兄達の決意を聞いたミツは自らも覚悟を固めるが「死の覚悟が決まった奴を殺すのはおもしろくない」という獄長ウイグルの気変わりで命を救われた。
- アニメ版では、決意が固く戦おうとしないライガとフウガの目の前で背中から刀を刺されて、あっけなく殺されてしまう。ウイグルの死後、亡骸はライガとフウガによって埋葬される。
- ベラ
- 声 - 戸田恵子
- 一子相伝の秘拳・蘭山紅拳(らんざんくれないけん)の伝承者(アニメオリジナル)。少女時代、父の遺言により女を捨て、蘭山紅拳の伝承を決意。しかし、その後は母と共にカサンドラへ囚われの身となってしまう。母を人質に取られ、獄長ウイグルよりケンシロウの暗殺を命じられて戦いを挑むも、勝負はうやむやのまま終了。ケンシロウに女として生きるよう諭されるが、監視役のターゲルに母を目の前で殺され、ターゲルに立ち向かうも返り討ちに遭い非業の死を遂げた。
- 『北斗の拳』の全編におけるメジャーな女流拳法家は、アニメオリジナルとは言え彼女が唯一の存在である(ゲームには南斗水鳥拳のザキ:『北斗の拳』セガサターン/プレイステーション版、外伝の漫画には南斗翡翠拳のカレン:『北斗の拳レイ外伝-華麗なる復讐者-』、外伝のアニメでは、黒山陰形拳のサクヤ:『北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王』に例がある)。
- トキの替え玉
- 声 - 千葉繁
- 拳王親衛隊のカシムにケンシロウとトキの再会を阻む為に用意された男。カシムが彼をトキに見立てて、ケンシロウの前で殺すそぶりを見せてトキを別働隊が監獄塔から連れ出すまでの時間稼ぎをしようとした。しかし、ケンシロウは一発で見破り、ケンシロウに「殺せ」と言われたカシムが刀を彼の首に突き刺した直後「こんな芝居やってられるか」と言って正体を晒してしまい、怒ったカシムに一刀両断された。
- タカ
- 声 - 竹村拓
- カサンドラの兵士(アニメオリジナル)で、ライガとフウガの親友。親友の仇であるブルグにとどめをさした。
[編集] サウザー編
- オウガイ
- 声 - 大久保正信
- 南斗鳳凰拳先代伝承者。サウザーの師父。孤児であったサウザーを親身に育て、南斗鳳凰拳の次代伝承者として鍛えたが、南斗鳳凰拳の宿命によりサウザーの手で命を落とすことになる。この出来事は本来は心優しかったサウザーをおおいに歪ませることになった。
- 原作では「お師さん」と呼ばれていたが、聾唖者を意味する放送禁止用語「おし」と同音なためアニメでは「オウガイ先生」と呼ばれている。また、「おしさん」という読みでは視聴者に意味が伝わりにくいという配慮も考えられる。同様の変更はユダの妖星を「妖かしの星」、義星を「義の星」、闘気を「闘いの気」と呼び直している点にも見られる。
- 『ラオウ伝 殉愛の章』ではオウガイとサウザーの過去について全く語られず、オウガイの陵墓である聖帝十字陵建設の意味も描かれなかった。
- リョウ
- 声 - 江森浩子、新劇場版:石村知子
- 聖帝に抵抗するレジスタンス運動のメンバーの子供。父親が持ち帰った食糧を食べた所、毒が入っており命を落とす。TVアニメ版では、その後にケンが突いた秘孔によって蘇生した(『ラオウ伝 殉愛の章』では原作と同じ設定になっている)。
- リゾ
- 声 - 西村知道、新劇場版:園部啓一
- かつて「仁星」のシュウと共に南斗聖拳を学んだ同門の男。聖碑を運ぶシュウの足の傷が広がるのを見かねて、サウザーに「せめて傷に包帯を巻くことを」と嘆願するが「リゾとその家族全員の命を代償に許してやってよい」と返され、リゾはシュウに詫びるしかなかった。シュウはリゾの気持ちを汲んで「今は、お前たちの心が動いただけで充分だ。」と話し、「その心が、いずれこの世に再び光をもたらすことであろう。」と予言する。その言葉と懸命に聖碑を運ぶ姿に敵の兵士の一部までもが心を打たれる。
- シバ
- 声 - 難波圭一、新劇場版:入野自由
- 南斗六聖拳「仁星」のシュウの息子。シュウは幼い息子に「仁星」の宿命を背負わせるのを恐れ、南斗白鷺拳を伝授しようとはしなかったが、息子であるシバの血の中にも「仁星」は息づいており、聖帝サウザーとの初戦で深手を負わされてしまって捕らわれたケンシロウを救出すべく単身敵中に潜入し、最後は聖帝軍の執拗な追っ手もろともダイナマイトで自爆してケンシロウを救った。かつて、ケンシロウは南斗十人組手の際に命をシュウに命を救われ、今度は息子のシバまでもが犠牲となった事を、ケンシロウは心から詫び、サウザー打倒を誓った。その事を聞かされたシュウは、息子を誇りに思い、褒称するのだった。
- アニメ版ではシバの登場場面が増えており、『ラオウ伝 殉愛の章』では内容の一部が変更されている。
- タカ
- 声 - ?
- 誘拐した子供を差し出して聖帝正規軍入りを目指す悪党に、他の5人の弟妹を守るための犠牲としてさらわれた男の子。 母親の案で木の箱に隠れている所を故意に発見されて連れていかれた。
- アニメ版では、直後に現れたケンシロウに救われ、母の元へと帰ってくる場面が追加されている。
- レム
- 声 - 江森浩子
- ケンシロウの元へ歩み寄るサウザーの足に釘を刺した少年。
[編集] 五車星編
- トウ
- 声 - 土井美加、新OVA:甲斐田裕子
- 南斗五車星の一星「海」のリハクの娘。父や他の五車星の拳士ともども“南斗聖拳最後の将”であるユリアを護る。
- 幼い頃よりラオウを一途に愛していた女性で、ラオウがユリアを求めて最後の将の都を急襲した際には、ユリアの影武者となって脱出する時間を稼ごうとする。その時にラオウへ愛を告白するが、受入れてもらえないことを悟るとラオウの短剣を奪って自ら胸を刺し自害する。ラオウの記憶の中で生き続けることを願った行動であったが、当のラオウは「想いが届かないならば、誰の手に渡らぬよう殺してしまえ」という価値観を持っており、その行動が意図した結果をもたらしたかは不明である。
- アニメでは「再三の出仕の要請に応じないジュウザに対し、彼の性格を利用し、眠り薬を盛った酒を飲ませて最後の将の元に連れてくる」などの活躍が見られたほか、トウとラオウのエピソードも若干だが追加されている。なお、新劇場版ではラオウとの絡みは割愛されている為に登場していないほか、新OVAではジュウザの穴埋め的存在であった。TVアニメでは銀髪であったが、新OVAでは頭髪はピンクになっている。原作とTVアニメ版は少々老けて見えるが、新OVAでは原作とTVアニメ版より若干若いようである。アニメ第83話のエンドロールではユリア役の山本百合子と表記されている。
- コグレ
- 声 - 佐藤正治
- 野盗のボス(アニメオリジナル)。ケンシロウ一行に鶏の卵をくれた鶏商人を襲って殺害、鶏を奪って食した。グズリとジーラとナブリの仲間3人と共に繰り出す「泰山流四束拳」でケンシロウをそれなり苦戦させるが、一撃もクリーンヒットは出来ず。結局、コグレが全ての指示を出している司令塔であることを見破ったケンシロウは、秘孔を突いてコグレの動きを封じて4人を倒した。関連があるかは不明だが、デーモン小暮を連想させる化粧をしている(そのネーミングも考えるとデーモン小暮がモデルであることは明白である)
- ダルカ
- 声 - 郷里大輔
- ある村から女や食料を奪ってきた野盗の首領で、ジュウザ曰く「ガマガエル」。突然現れたジュウザに、いきなり口の中に小便(アニメでは洗濯した水)をかけられた上に、顔を踏まれる。怒ってジュウザを地面に叩き付けようとするも、そのまま膝で首をへし折られて死亡し、食料と女達を奪われた。
- アニメ版では「崋山角抵張り手」の使い手という設定が追加され、最期はジュウザにハイキックを受けた直後に首をへし折られて死亡した。
- ヘグ
- 声 - 千葉繁
- 野盗の首領ダルカの副官で、眼帯を着用した小男。ジュウザにダルカを殺され、女達を奪われた挙句、食料庫を空っぽにされた事を知り(アニメ版ではさらにダイナマイトで爆破される)、泣きながらハンカチを咥えて、ジュウザを「とんでもねぇ悪党だ」と評していた。
- ゲルガ
- 声 - 島香裕
- 野党のボス。アニメ版で命名された。「泰山破奪剛」の使い手で地に衝撃波を走らせる剛腕が自慢。自らのアジトに侵入したジュウザと一戦を交えるも、腕を我流の拳で破壊された上、首は足で、足首は腕できめられ、最期は背骨をばっさり折られて死亡(アニメではその後になぜか爆死)。
- アニメ版では、ジュウザがゲルガのアジトの女達をさらって自分の根城に連れて行った為に、ゲルガがジュウザの元に乗り込んでくるパターンになっている。
- フドウの部下2人組
- 声 - 小林通孝、大塚芳忠
- フドウにシュレンの死に様を伝えた後、ジュウザを説得するよう命じられた2人組。2度の説得に失敗するも薬を盛って南斗最後の将の居城へ連行するという荒業を使い、最後の将ことユリアと対面させた。これで五車星の一員として動くことを決めたジュウザに同行し、ジュウザがラオウの足止めに成功する様を見届けた。その後、ケンシロウの道案内を務めるようジュウザに命じられ、ケンシロウがカンを助けたところで合流するが、タンジとジロの危機にも拘らず、事態をフドウに任せて当初の予定通りケンシロウをユリアの元に案内しようとした。しかし、ケンシロウは「南斗最後の将の涙もこの子(カン)の涙も変わりはない」とフドウ達の救援を決意する。
- ジュウザへの2度目の説得の際に、野盗のアジトの天井から飛び降りて侵入したジュウザに付いて行ったのを見る限り、それなりの実力がある者達であったが、さすがに流砂に落とされたタンジとジロを救おうと流砂に飛び込み、砂中に飲み込まれつつあったフドウを引き上げる事は2人がかりでも出来ず、そこをヒルカ配下の弓兵隊に狙い撃たれ死亡した。アニメ版ではリハクの部下となっている。
- タンジとジロ
- 声 - タンジ:頓宮恭子 ジロ:高木早苗
- ヒルカの実子(アニメ版では同じ一族という設定)だが、非情にも捨てられてしまった兄弟。山のフドウの養子として引き取られていたが、フドウをおびき出すためにヒルカにさらわれて底なしの流砂に投げ込まれる。しかし、命がけで流砂に飛び込んだフドウと彼の救援に駆けつけたケンシロウにより命を取留める。
- カン
- 声 - 江森浩子→上村典子
- 山のフドウの養子として育てられている子供たちの一人。養子仲間のタンジとジロがヒルカに連れ去られたことをフドウに伝えようとしたが、拳王先遣隊に見つかり、いたぶられている所をケンシロウに救われた。
[編集] 天帝編
[編集] 元斗皇拳(ファルコ以外の拳士)
- ソリア
- 声 - 池水通洋
- 帝都の将軍。ケンシロウと拳を交えた最初の元斗皇拳の使い手で、ファルコに次ぐ腕を持つ。別名「紫光のソリア」。かつて、ファルコと手合わせしたことがあり、その際に片眼を失明している。元斗流輪光斬などの必殺技を駆使してケンシロウを苦戦させたが、北斗百裂拳で爆死。
- アニメ版では総督ジャコウからの天帝の命により、北斗と南斗に係わる者を抹殺するため、マミヤの村の長老を(原作でのファルコに代わって)惨殺した。
- ショウキ
- 声 - 玄田哲章
- 帝都の将軍。元斗皇拳の使い手の1人だが、ファルコがジャコウに屈した真実を知る。別名「赤光のショウキ」。暴虐の限りを尽くすジャコウに怒りを爆発させて命を奪おうとするが、天帝を守護しようとするファルコに止められる。友であるファルコはショウキを自由にするため、彼に殺されたと偽装し、死体に紛れて中央帝都より送り出そうとしたが、見破ったジャコウの息子シーノ(アニメ版では青光のボルツ)の槍に貫かれてしまい、発見したケンシロウの胸の中で息絶える。
- かつてショウキには、自分の村を野盗から救ってくれたケンシロウの恩義に報いる為にケンシロウとユリアに隠れ家を提供して保護したエピソードがある。第一部でラオウを倒した後、静かに暮らせる場所を探す為に宛のない旅を続けていた二人にとって、そこが安住の地となった。
- 恩人であるショウキの死を看取ったケンシロウの怒りは凄まじく、シーノはケンシロウが遠投した槍(自分の槍)で貫かれ殺されてしまう。
- アニメでは仮面を被り、元斗赤光烈弾をもって心ならずもケンシロウと一戦交えるが、その実力を知った時点で手を引き、ケンシロウのために道を開けた。
- ボルツ
- 声 - 秋元羊介
- 帝都の将軍(アニメオリジナル)。元斗皇拳の使い手の1人。別名「青光のボルツ」。原作におけるジャコウの息子シーノの代役で登場(アニメではシーノは未登場)。その為に元斗の拳士ではあるがジャコウに組し、ファルコとショウキに敵対する悪役となっている。ケンシロウの恩人でもあるショウキを殺害するが、最期はケンシロウによって北斗百裂拳で爆死した。
- タイガ
- 声 - 佐藤正治
- 帝都の将軍(アニメオリジナル)。元斗皇拳の使い手の1人。別名「緑光のタイガ」。原作におけるジャコウの息子ジャスクの代役で登場(アニメではジャスクは未登場)。ボルツと同じくジャコウに組し、ファルコと敵対する悪役。帝都崩壊後は原作のジャスクと同様にリンをさらって修羅の国へ逃亡するが、直後に名も無き修羅に惨殺される。尚、帝都崩壊時の彼の仔細な行動を見ると、原作でのジャスクとは対照的に天帝ルイが解放された後はジャコウをあっさり見限る。かといってファルコやケンシロウ側に降伏するわけでもなく、自身の逐電の為に「北斗の軍」側の天帝の血を引くリンを連れ去って修羅の国に渡り、抗敵するファルコとケンシロウをさらなる過酷な戦いに巻き込むような少々複雑な所行に及んでいる。
[編集] その他
- マム
- 声 - 皆口裕子
- レジスタンス「北斗の軍」と行動する幼い少女。帝都軍に捕らわれた父の救出を待っていたが、後一歩と言う所で囚人護送車ごとマムの父親も焼き殺されてしまい作戦は失敗する。
- ハル
- 声 - 飛田展男
- アニメ版オリジナルキャラクター。ケンシロウが行き倒れた町のバーで働く少年。ケンシロウを働いているバーで休ませ自分の昼食を与えたり、ゲルドのことを知り、町からの脱出用の車を確保するなどの行動をした。死出の旅に出ようとしていた父親のムハリには最期に「ケンシロウのように生きよ」と言われた。後に赤龍党の残党の人たちと共にゲルドの本拠地に侵入。ダイナマイトを持って自爆しようとしたが、そこにケンシロウが現れ父親の仇がとれた。
- ムハリ
- 声 - 沢木郁也
- アニメ版オリジナルキャラクター。ハルの父親で、天帝軍に反旗を翻す赤龍党の残党のリーダー。病に蝕まれた身体のまま、かつて戦い、その際に顔に傷をつけたゲルドに挑むも、ゲルドの長槍によって切られた後、駆けつけたハルに看取られながら死出の旅へと出た。
- ゲルド
- 声 - 屋良有作
- アニメ版オリジナルキャラクター。天帝軍の死刑官で、赤龍党の残党狩りに執念を燃やしている。赤龍党のリーダーであるムハリの所在を探るために、メンバーを虐殺したりした。後に自ら現れたムハリに対し、長槍で深手を負わせ殺害した。その日の夜に残りのメンバーが本拠地に攻め込み、自爆しようとしているハルを挑発しているところにケンシロウが現れ、あっけなく秘孔を突かれ死亡。断末魔は「おーぶー・・ちぃー!!」。
- バスク
- 声 - 池田勝
- 帝都の郡司令の一人で「華山獄握爪」の使い手。成長したバットとリンが率いる「北斗の軍」の反攻やケンシロウにより各地の郡都が壊滅している事を知っても、自身の郡都の安堵には自信満々であった。無関係の女性をリンと称して、北斗の軍を罠に誘おうとするなど姑息な性格。
- 「華山獄握爪」は、体を回転しながら、握った鋼鉄をも引きちぎる技であったが、ケンシロウには全く通用せず、秘孔を突かれて爆死。「華山獄握爪」をケンシロウの胸に喰らわせたが逆に自分が回された。そのときの悲鳴は「あいぎゃげへえ」。断末魔は「ぺぶしゃ!」(アニメ版では「およー、ペよー!!」という断末魔を発した後、体が真っ二つに裂けて爆発)
- バスクの郡都が抵抗軍の手に落ちた後、リンとバットはケンシロウと再会できた。
- モデルはプロレスラーのハルク・ホーガン。
- バロナ
- 声 - 田中康郎
- バスクが統治する郡都の副官。間違えて捕らえた女をリンとして公開処刑にしようとしていた。処刑に際しては公開処刑場のスタジアムに詰め掛けた民衆に向かってポーズを取り、何度も「イエーイ!」と叫んで存在を誇示し、たびたび「はあ〜!」という大きな息を吐いていた。現れたケンシロウに「息が臭い」と言われ、怒って挑む。しかし一撃で地中にめり込まされて敗北する。
- なお、雑誌掲載時と単行本ではバスクが黒人のバロナを差別的な語句(黒ブタ)で卑下する台詞があった為にアニメ版では改変され、愛蔵版と文庫版もそれに準じた台詞に変更された。
- モデルは「特攻野郎Aチーム」のコング(海外ではミスター・Tとして、ホーガンとプロレスのタッグも組んでいた)。
- ザク(アニメではゾング)
- ケンシロウに制圧された郡都の司令。拳王配下とは別人だが、劇中には名前だけが登場した。非常に紛らわしかったせいか(聖帝配下のアニメオリジナルキャラにも同名の者が登場していた)、アニメ版ではゾングという名前に変更されている。
- ゲイラ
- 声 - 水鳥鉄夫
- 帝都の郡司令の一人で、妖しげな風貌を持つ催眠術師。肥満のせいか、極度の面倒くさがりで何をするにも「面倒くせえ」を連発していた。ケンシロウと対峙し催眠術で操ろうとするが効くはずもなく、本人が「息を吸うのも面倒だ」と言ったばかりに「息を吐くことはできるが吸うことはできなくなる秘孔」を突かれ死亡。
- 映画「スター・ウォーズ」のジャバ・ザ・ハットに似ていたせいか、アニメ版では水色の髪の毛が付けられ、輪郭も変えられた。
- ジャコウ
- 声 - 千葉繁
- 帝都の総督。天帝ルイを幽閉し、その権威をもって天帝の代理総督として君臨し、自分の為に圧政を敷いた。拳法の心得はなく戦闘能力は非常に低い。
- 過去のトラウマから極度の暗所恐怖症であり、自らの両肩にライトを装着する程の重症(また帝都も一日中、光が差すようにと奴隷による人力発電を行っている)。なお光を求めるときの彼の台詞「もっと光をー」はドイツの詩人・ゲーテの言葉のパロディである。悪知恵が働く男で、元斗の村にラオウが侵攻した時も、ラオウにその性格を見抜かれ殺されそうになるが、ファルコの母をダシに使って命拾いしている(この時にラオウに威圧され、北斗神拳恐怖症になっている。また、彼の暗所恐怖症はファルコ曰く、「闇夜に輝くのは北斗七星」であるから)。
- 天帝を人質に取り、ファルコを始めとする帝都全軍をいいように扱っていたが、アインの命を張った行動で天帝が解放された後はファルコによって呆気なく始末される。断末魔は「ほげ〜〜〜!!!」(アニメ版では「ちょっと、あついよ〜!!」)。
- アニメOPでは筋肉が逞しいので、とてつもなく強そうな演出であったが、原作同様のヘタレぶりであった。
- アスカ
- 声 - 鈴木砂織
- アインの幼い愛娘。アニメでの設定は養女で、元々は彼を看護してくれた女性の子。帝都への決戦に先駆け、アインは娘をケンシロウに頼んでマミヤに預けてもらうが、 これが今生の別れとなった。愛する父の亡骸を前に、アスカは「自分が泣いたら父は眠れない」と話し、気丈にも泣こうとしなかった。そして、形見の グローブを「父が喜ぶから」とケンシロウに託した。
- ゲーム『北斗の拳4』では成長した姿で登場していた。
- ブゾリ
- 声 - 銀河万丈
- アインと同じ賞金稼ぎの隻眼の大男。腰に賞金首とおぼしき連中をストラップよろしく装着した姿で登場する。ケンシロウに敗れたアインをあざけるが、アインに自分の強さの確認がてら一撃で倒された。
- 初期のナレーションやサウザー等の演技で、アニメ北斗を代表する声優の1人である銀河万丈の最後の北斗出演である(最終回のケンシロウの回想シーンで銀河万丈がサウザーの声を新しく担当しているので厳密には違う)。
- ゴル(アニメ未登場)
- アインの仲間。アスカを狙った賞金首たちが村に攻めてきたことをアインに伝える。
- レン
- 声 - 戸谷公次
- アインの仲間の賞金稼ぎ。日頃からリーダー格だったアインを疎ましく思っていて、ハーン兄弟が収監されているA級反逆者収容所襲撃の際、アスカを人質にアインを脅すが、ケンシロウに見つかる。「痛いか?助かりたいか?」と焦らされた挙句、自分のナイフで額を貫かれ死亡。断末魔は「とめった!!」。
- シーノ(アニメ未登場)
- ジャコウの息子。ジャスクの弟。ジャコウと異なり北斗神拳恐怖症ではなく、北斗の軍が攻めてきた時は「俺は北斗など恐れてはおらぬ」と北斗の旗を燃やし北斗の軍を挑発するが、ケンシロウの投げた槍を喉に受け死亡。アニメでは未登場で「青光のボルツ」が代役で登場。
- ジャスク(アニメ未登場)
- ジャコウの息子。シーノの兄。アインの鉄拳を喰らい壁に激突するが生きていて、リンをさらいファルコが仕掛けた爆薬のスイッチを入れて帝都を爆破し、生き残った配下の兵達と共に修羅の国に逃亡する。しかし修羅の国に到着早々、名もなき修羅に兵共々襲われ重傷を負う。そこで海を渡って来たファルコと遭遇し、北斗元斗抹殺という自らの目論見が成功したと悟ってファルコを嘲笑いながら果てた。アニメでは未登場で「緑光のタイガ」が代役で登場。
- 天帝ルイ
- 声 - 鷹森淑乃
- リンの双子の姉で天帝。ジャコウにより、帝都内部の最下層の地底深くに長らく幽閉されていた為に盲目となる。赤ん坊の頃より生き別れた妹(リン)の事をファルコから伝え聞いており、いつも思っていた。その為か、修羅の国へ連れ去られたリンの事を心配するなど、非常に妹思いである。帝都の最下層に落とされたサイヤやミュウらに助け出され、妹リンとの運命的な出会いを果たした。
- サイヤ
- 声 - 小林通孝
- ファルコに仕える信望厚き少年従者。ファルコやミュウらと共に天帝ルイの所在を捜索していた。
- ファルコがケンシロウとの決戦に出向く前に帝都に仕掛けていた爆薬の起爆装置を託されるが、密偵の報告で起爆装置が見つかると地下の最下層へ落とされてしまう。その後は同じくして地下に落とされたバットらと行動し、ルイと再会し、リンがその姉妹である事を知る。
- アニメ版におけるサイヤは、少年から青年兵に設定が変えられた。
- ミュウ
- 声 - 小口久仁子
- 帝都の宮中侍女で、ファルコの恋人。「ファルコの死は、自分の死」との覚悟を持つ。天帝ルイの所在を探るためにジャコウの身辺を探っていた(表向きはジャコウに仕える立場であった)。
- 帝都に仕掛けていた爆薬の起爆装置が見つかってしまい、サイヤやリン達と共に地下の最下層に落とされてしまうが、そこで捜していた天帝ルイと偶然再会する。帝都陥落後は、ジャスク(アニメ版ではタイガ)が修羅の国に連れ去ったリンを追って、死の海へ旅立つファルコを見送り、ファルコの子を宿した事を元斗の伝書鳩で知らせた(この時のファルコの子はゲーム『北斗の拳4』で「白銀のミッシュ」の名で登場している)。
[編集] 修羅の国
[編集] 北斗琉拳(カイオウ以外の拳士)
- ヒョウ
- 声 - 小川真司
- 修羅の国・第二の羅将。北斗琉拳の伝承者。ケンシロウの実兄。北斗宗家の嫡男。
- 北斗宗家の嫡男ではあるがその血は薄く、弟ケンシロウに比べて力量では劣る存在。又、ケンシロウと同じく優しい心の持ち主だが、その優しさはジュウケイから見て拳の弱さに繋がる危険性もあった為、ジュウケイによって北斗宗家に関する記憶を封じられてしまい、額にX字の傷を残す(実はジュウケイの記憶封印は不完全で、完全に封じたのはカイオウ)。
- 記憶を失いながらもカイオウには無い優しさがあり、同門である第三の羅将ハンの遺体が川から流れ着いた際に部下たちに彼を讃えさせ、弔うなどの場面もあった。部下の中には「ヒョウこそ修羅の国の救世主だ」と信じる者もいた。しかし、カイオウがヒョウの婚約者であるサヤカを手に掛けて「ケンシロウに殺された」と欺いた為に、ケンシロウを敵(かたき)として激しく憎悪し魔界へと堕ちてゆく。
- 自ら決別を告げた部下のナガト達を殺し、ナガトの一族の住む村を焼き払った後、水没していた羅聖殿を、支配地の民を酷使し、川の水をせき止めさせて地上に出す。そして、羅聖殿にて黒夜叉と戦って退けた後ケンシロウと対決し、カイオウとの戦いを経たケンシロウに、早々と北斗琉拳(魔闘気)の原理を見破られるが、北斗宗家の血に目覚めて、伝承されていた「宗家の拳」により逆襲に転じた。最後の一撃を放とうとした所で、シャチに胸を貫かれる形で止められ、正気を取り戻して和解する(実は宗家の血に目覚めた際に記憶を取り戻していたが、それと同時に自らの犯した罪を悟り、ケンシロウの手で倒される覚悟をしていた)。その後はケンシロウの為に封印されていた宗家の秘拳のありかを教える。また、二人が相打ちとならなかったと聞いて怒れるカイオウが差し向けた直属の修羅陸戦部隊を、重傷ながら黒夜叉と共に撃退する強さを見せた。
- 恋人・サヤカを殺されたにもかかわらず、最後までカイオウを実の兄のように慕い、カイオウが歪んだのは弱かった自分の責任だと責め続け、その事を詫びたいとカイオウの元へと歩み寄る。最期はその思いに打たれて涙を流したカイオウの胸で事切れ、その亡骸はカイオウと共に溶岩の中に埋まった。
- ハン
- 声 - 戸谷公次
- 修羅の国・第三の羅将。北斗琉拳の伝承者。
- 「野心無き者には生きる価値が無い」という信念を持ち、また「命のやり取りこそ最高の愉しみ」と考えている。その為か、身の回りに自分の命を狙っている修羅や侍女を(それと知りながら)あえて抱えていた。今までに自分の命を狙ってきた修羅を幾人ともなく葬っており、本人曰く「百人から先は数えていない」らしい。逆に野心無き者と見なした者については、その者の力量が優れていようとも容赦なく葬り去る。アニメでは毒入りの酒を飲んでもビクともしない耐久力を見せた(原作では、酒が侍女の仕込んだ毒入りであることを見抜き、飼い犬に舐めさせた。犬は毒を見抜けず、一舐めで死亡したほどの猛毒)。リンを追って駆けつけたケンシロウと激闘を繰り広げた。
- 未だかつて誰も影すら見た事は無いという疾風のごとき拳速を誇る羅将だが、ケンシロウとは掴み合いの肉弾戦も演じている。また、魔闘気は纏っていないが、掌から闘気を放つ技「白羅滅精」を使ったり、岩を幾つも浮かせて投げつけるなど、北斗琉拳の伝承者らしく闘気の扱いには長けている。更に致命の破孔を突けぬ代わりに足の動きを徐々に奪ってゆくなど、戦術的にケンシロウを追い詰めている。しかしケンシロウの方も同じようにハンの視覚を徐々に狂わせていたために止めの破孔を突けず、狙いを外した隙に逆襲され、紙一重の差で敗れ去った。
- 赤子のケンシロウが修羅の国より船で出国した様子などケンシロウの過去を知り、ヒョウの弟である事も既知で「お前ではヒョウには勝てぬ」とケンシロウに忠告している。また「天将奔烈」がラオウの技であったことも察していた。
- ヒョウやカイオウと違って彼は北斗宗家との関係などのエピソードは明らかにされておらず、宗家の血縁であるかどうかは不明である。
- シャチ
- 声 - 鈴置洋孝
- 北斗琉拳の使い手。赤鯱の1人息子であり、修羅の国の者ではないが、この国の現状を嘆き、北斗琉拳の大老(ターロン)であるジュウケイから拳を教わった。レイアという恋人がいるが、戦いに身を投じている間は彼女への「愛」を捨てていた。
- その琉拳は羅将には遠く及ばず、ハンやカイオウに挑んだ事もあったが軽く一蹴されている。またケンシロウとハンの激闘を目の当たりにし、自分では本物の北斗の伝承者たちには及ばないと悟っているが、並の修羅なら瞬殺できる実力を持ち、修羅を喰らう鬼の意味を持つ「羅刹」として畏れられていた(修羅の国で1800勝した郡将カイゼルを倒すなど、実力はそれなりにある)。
- 普段からボロ(=戦いに敗れ死にきれず、両足の腱を切られた者たち)を装い正体を隠し、相手の油断を誘うなど用心深い性格である。初登場時も砂時計のアルフに付き従うボロを装っていた。郡将カイゼルとの戦いの際には、あらかじめボロとして彼の傍で働き、胸の古傷の弱点を調べていた。又、ハンの許に出向いた折には、服の下に防具を身につける事で、ハンの拳を受けるも軽いダメージで済ませた。
- 当初は修羅の国に渡ったケンシロウを利用して羅将らを倒そうと企てるが、いつしかケンシロウを修羅の国を救う希望と信じるようになり、カイオウに敗れたケンシロウを逃がす中、自分がこの為に、この国で(レイアに)恋をし、留まっていた理由を悟った。カイオウの居城を脱出後は、瀕死のケンシロウを自身の左目を犠牲にしてヒョウから救い、最期はレイアを守る為にカイオウへ特攻し、片手と片足を失いながら女人像の力を借りて退かせるなどの活躍を見せた後、悔いを残す事なくレイアに看取られて死んでいった。 終盤は失った左目に父(赤鯱)の形見である眼帯を着用していた。愛するレイアを守る為にあえて偽りの狂気を演じ、父親の死別などの悲しみを耐えてまでケンシロウを救い、レイアのために最後まで戦い抜いた姿は印象深い。
- ジュウケイ
- 声 - 宮内幸平
- 北斗琉拳の大老(ターロン)と呼ばれる先代の伝承者。カイオウとヒョウとハンとシャチの4人に北斗琉拳を伝えた師であり、ラオウとトキとケンシロウの3人を北斗神拳のリュウケンの元に送った。
- 極意が魔道にある故に北斗琉拳の伝承を禁じていたが、暴力の時代を制する為に禁を破ってカイオウとヒョウとハンに琉拳を教える。ところが3人は拳の凄絶さに魂を奪われて羅将と称し、この国を修羅の国へと変えてしまう。
- かつてはジュウケイ自身も魔界の入り口に立ち、リュウケンと闘い魔界から救われた事があったが、その時に妻子を手に掛けてしまっていた過去を持つ。又、その目的は北斗宗家とその嫡男であるヒョウを守る為のみであったが、修業時代のカイオウがヒョウを上回る人望や実力を持っていた事で、カイオウに過酷な試練や屈辱を与え、周囲の者やカイオウ自身にヒョウより格下である現実を見せつけて、カイオウの人格と行状を歪ませた元凶となってしまった。
- 最期はケンシロウの到来により、ヒョウに伝承されている琉拳を封じる北斗宗家に伝わる秘拳のありかの記憶を甦らせる為に死を覚悟して彼の元に向かうが、カイオウによる復元破孔の細工から記憶が甦らず魔神となってしまったヒョウに斃され、記憶を甦らせる策に失敗した事を悔いながら「許せ・・・この大馬鹿者を」とレイアの腕の中で事切れた。
- 尚、時代設定上では過去になる『蒼天の拳』では少年時代の彼の姿が描かれる。
[編集] その他
- 赤鯱(あかしゃち)
- 声 - 郷里大輔、新劇場版:角田信朗
- シャチの父親。海賊船の船長。かつては拳王(ラオウ)に仕えていたことがあり、シャチと共にラオウと対面したこともある人物。この時ラオウから倒さねばならぬ2人の弟(トキ、そしてケンシロウ)がいると聞かされている。
- 一度、新天地を求めて100名の兵と共に修羅の国に攻め入ったが、たった15才足らずの修羅一人に敗北して、右目右手足を失う(後述の無名修羅による)。その後は「双胴の鯱」と呼ばれる「最悪の海賊」として放浪していた。そんな中、修羅の国を目指すケンシロウに海賊船に乗り込まれ、戦うも敗れて彼を修羅の国まで連れて行く。またその際に、かつて重傷を負った際に置き去りにしてしまった息子シャチを救ってもらうように頼む。
- その後、ケンシロウやシャチの危機を察したのか修羅の国の奥深くに子分達と共に入り込み、カイオウに敗北して瀕死のケンシロウと窮地のシャチを、液体ゆえにどんな攻撃でも砕く事の出来ない硫酸をカイオウに浴びせる奇策で助ける。しかし、直後にカイオウが放ったボウガンで体を貫かれてしまい、大きく成長した我が子に抱き締められながら息を引き取った。その後、彼の子分達はケンシロウやシャチを救うための時間稼ぎとしてカイオウに挑み、全滅した。
- 新劇場版では、レイナと共にラオウの帰りを待ちわび、遺灰となって帰ってきたラオウをレイナと共に修羅の国へ送り届けた。
- 無名の修羅
- 声 - 松田重治
- 仮面を取ることを許されていない名も無き修羅の一人。多彩な技と狡猾さを合わせ持つ「修羅忍道」の使い手。かつて赤鯱が100名の部下と共に修羅の国に侵攻した際、たった一人の修羅に敗れ去った(その時に赤鯱は、息子のシャチを修羅の国に置き去りにしてしまう)が、その時の修羅が彼であり、まだ15歳にも満たなかったと言う。
- ケンシロウとの激闘の傷が癒えず手負いだったとはいえ、修羅の国に入ったファルコの義足をもぎ取って致命傷を与えた。しかし、ケンシロウの刹活孔によって生気を取り戻したファルコの元斗皇拳秘奥義「黄光刹斬」を食らって敗北した。断末魔の叫びは「おぼあ」。
- 修羅の国での地位は下級に位置するが、ファルコが倒すのに、秘奥義を使わざるを得ないほどの難敵に描かれており、「修羅の国編」開始時において、修羅の国の底知れぬ恐ろしさを表現するに十分なキャラクターだった(ただしそれゆえに、その後登場する名のある修羅のほうがかえって弱いかのように見え、竜頭蛇尾になっている)。
- 尚、このキャラはあくまで無名だが北斗関連のサイトでは他の修羅と区別するために「砂蜘蛛」と呼ぶことがある。
- カイゼル
- 声 - 屋良有作
- 傷を付けず一瞬にして内臓や骨を抜き取ることができる「孟古流妖禽掌」の使い手。修羅として1,800勝(アニメでは8,800勝)し、支配地で配下の修羅を統治する「郡将」と言う称号を与えられている。顔に歴戦の証である横長の傷がある。
- リンを連れ去ったシャチを追って対峙し、彼の正体が「羅刹」であることを知っても、その強さを認めて不問にしようとするが、逆に戦いを挑まれ激闘を繰り広げる。カイゼルはかつて第三の羅将であるハンと戦ったことがあるが、彼の拳を見切れずに敗北している。その時に胸に深手を負っており、シャチにその古傷を攻められ倒される。
- 砂時計のアルフ
- 声 - 西村知道
- 修羅として122戦全勝、そのうち105人を2分以内に殺した。2分以内に殺さなかった者は殺す価値もないと見切ったゆえと言う。
- 郡将カイゼルの命により、リンを追って修羅の国に入ったケンシロウを倒すため立ち塞がる。2分間の砂時計を携行して戦うのが彼のスタイルであり、毒蛾の鱗粉を含んだマントを突かせて視覚を幻惑する「誘闘赤円舞」でケンシロウを倒そうとするが、神速の拳を打ち込まれて、逆に2分以内で葬り去られる。断末魔は「とぼあ」(アニメ版では「うぇ!!」)。
- レイア
- 声 - 勝生真沙子
- シャチの恋人。タオの実姉。
- かつて、退却した赤鯱の船に乗り遅れたシャチと出会い、相思相愛の仲となる。そして、シャチが父である赤鯱の元に帰る事を悟って、密かに彼の為に船を作るが、その事を知ったシャチは父の元に戻らず、彼女と共にこの地に残る事を決めた。その後、シャチがジュウケイより北斗琉拳を習い始め、時を経て行くごとに愛や優しさを捨て去り、変貌していく様を目の当たりにして、彼を見限るが、その心中は複雑であり、ケンシロウやジュウケイの言葉を受けて、昔の心に戻ったシャチと和解する。密かに地下室にて私塾を開き、修羅の修練場へ連れて行かれる前の子供達に愛や情、そして闘いの哀しさや虚しさを伝え続けた。
- そんなレイアの信念は決して揺らぐ事のない確固たるもので、一時期は修練生となった実弟・タオにまで見切りをつけていた程である。「いかなる外道とて、最後に落ち着く場所は愛」と説いている。シャチが彼女を守るために壮絶な死を遂げたことを受けて、より一層胸を張って愛に生きてゆく事を誓う。
- タオ
- 声 - 佐々木望
- レイアの弟。一度はシャチのように強い男になりたいという理由から修羅を目指すも、親友を殺せと言われ、レイアの言う愛を実感する。修練場を脱走し捕まえに来た修羅に殺されかけるもケンシロウに助けられ姉と再会する。
- サヤカ
- 声 - 高島雅羅
- カイオウの妹で、ヒョウが思いを寄せた女性。北斗宗家の血を憎悪するカイオウにより、ケンシロウとヒョウを相打ちにさせる道具として、非情にもカイオウに殺害された。
- 原作では露出の多い格好をしていたが、アニメ版では変更されている。また、カイオウの居城内で逃げ惑うリンと出会い助けるなど、大幅に出番が増えている。
- なお、サヤカがカイオウの妹である以上ラオウとトキの妹でもあることは間違いないが、3人の実母はトキが幼少の頃に焼死しており(「カイオウの母」参照)、その時点でサヤカが生まれていた形跡は存在しないことから、サヤカはラオウとトキが渡航した後に出生した異母妹であり、しかもラオウとトキはサヤカの存在を知らなかった可能性が高い。
- 黒夜叉
- 声 - 千葉繁
- 修羅の国で北斗宗家のケンシロウに生誕時より遣わされた従者。
- 北斗宗家にして北斗神拳伝承者に代々仕えるという最強の拳士の一人で、北斗琉拳の大老(ターロン)であるジュウケイをも凌ぐ拳を持つと言われる。魔界に入りし北斗宗家の血を断つのが役目であり、カイオウの策略で魔界に墜ちたケンシロウの兄であるヒョウを倒そうとする。両腕に仕込んだ鉄の爪が武器。琉拳の奥義「暗流天破」を破る秘拳(遊昇凄舞)を持っていたが、自壊羅糸を周りに張られて左腕を失い敗北するもケンシロウに救われる。
- 最期は、ケンシロウとの闘いですべての記憶を取り戻したヒョウと共に、カイオウが差し向けた最強の修羅陸戦隊を食い止めるために戦う。激戦の末にカイオウ陸戦隊の侵攻を阻止し「ヒョウ様の北斗宗家の拳と情愛をあの世で自慢できる」とつぶやき、思い残すことなく死出の旅路につく。
- コセム
- 声 - 岸野一彦
- ボロをまとった老人。アニメ版で名前が判明した。修羅の国にラオウが来ることを信じて待ち続けていた。ラオウが来た事を知らされて立ち上がり、囚われの子供たちを助けたが、来たのはラオウではなくケンシロウだった事を知らされ、ブロン率いる修羅に子供たちを殺害される。そして「あんたが来たせいだ!!なぜラオウ様は来て下さらなかったのだ!!」とケンシロウを激しく拒絶した。
- ロック
- 声 - 広中雅志
- コセムの息子(アニメオリジナル)。ラオウ伝説の到来を信じていたが、父コセムからラオウではなくケンシロウが来た事を聞かされ、仲間と共にラオウ伝説を告ぐことを決意。全員武器による戦いを極めており、その実力は修羅の一部隊を壊滅させられるほど。修羅の一人・シエに襲われそうになった所をケンシロウに助けられるが、父と同様にケンシロウを「なぜだ!なぜこの国の希望を奪った!!」と激しく拒絶して彼の元を去った。その後、修羅のギャモンに人質を取られたロック達は命令でケンシロウと対決するが、悲しみを看破されて逆に助けられる事となる。ようやく彼を認めるようになったロック達は、ジュウケイからケンシロウとヒョウが実の兄弟であることを知らされると、ヒョウの軍団へと立ち向かう。最初は優勢だったが、武器による戦いがヒョウに通用する訳もなく、次第に劣勢となり仲間は全員死亡。ロックもヒョウのオーラを受けて満身創痍になったが仲間の助けで何とか逃げられ(ヒョウにも「行かせてやれ」と言われている)、ケンシロウに真実を伝えようとするが叶わず、ケンシロウの腕の中で死亡した。
- ヨハン
- 声 - 松野達也
- ロックに憧れている少年(アニメオリジナル)。
- 殺(シャー)
- 声 - ?
- シャチの実力を試す為にカイゼルが彼にけしかけた修羅。カイゼルによれば「これまでの修羅とは格が違う」というふれこみで、斬(ザン)と共に対極でシャチに挑んだが、斬に比べてわずかに間合いが近かった為に反撃され、一撃で割とあっさり倒された。アニメでの断末魔は「ごあ!!」
- 斬(ザン)
- 声 - ?
- シャチの実力を試す為にカイゼルが呼んだ修羅。殺がシャチに倒された事に動揺して思わず後ずさった所をカイゼルに咎められ、彼に背後から肋骨をもぎ取られて死亡した。断末魔の叫びは「ははしゅ、はしゅしゅ、はしゅー」「ふえ〜」(アニメでの断末魔は「かかかええ…はしゅはしゅ…はいしゅいしゅ!」)。
- ブロン
- 声 - 田中康郎
- 蜂起したボロを鎮圧した修羅。巨大な鉄のブーメランをケンシロウに投げるが、曲げられて顔に投げ返され絶命。アニメでは投げ返された後に2本の刀で襲い掛かるが闘気で曲げられ、その曲がった刀で顔を真っ二つにされて絶命している。断末魔は「えがっ」。
- シエ
- 声 - 佐藤正治
- ケンシロウを待ち伏せしていた修羅。蟹に似ていて語尾に「〜ガニ」が付く。両腕に装着した巨大なナイフで襲い掛かり(技名:交牙断随)仕掛けた罠に追い込むものの、自分の罠に落とされ絶命。断末魔の叫びは「いてえガニ〜!!」。
- アニメではオリジナルキャラであるロックら7人に襲い掛かっていたところをケンシロウに見つけられ、北斗神拳によって爆死したという場面に変更されている。断末魔は「え、ち、ぜん…がに〜っ!」。
- サモト(アニメ未登場)
- 嫁探しの途中、死環白に突かれたリンを発見したが、ヌメリに殺されて奪われる。断末魔は「ありゃ!!」。部下は皆不潔であり、本人は立派な服を着て高貴ぶっているものの自身の唾液で髪型を整えているので同類である。
- アニメでは未登場で、(後述する)ヌメリがサモトという名前で登場している。
- ヌメリ
- 声 - 佐藤正治
- サモトをデコピン一発で殺してリンを奪った修羅。リンを目覚めさせる破孔を突いて(いつ知ったのかは不明)自分に愛を向けようとしたが、すんでのところでヒョウにリンを奪還され、真っ二つにされて死亡した。断末魔は「あはら!!」。アニメではサモトという名前で登場。
- チェーン
- 声 - 堀川亮
- ラオウに修羅の国の制圧を懇願したボロの息子。蜂起の際に命を落とす。
- ナガト
- 声 - 田中和実
- ヒョウの配下の准将(アニメでは副将)。ヒョウを兄のように慕い、いつしかヒョウが目覚めてカイオウを打倒することを願っていた。しかし、ヒョウがサヤカの死をきっかけに魔界に墜ちてカイオウに忠誠を誓った事から、4人の部下と共に訣別を告げる。その直後、4人の部下をヒョウに殺され、自ら涙を流しながら闘いを挑んで殺された。魔神となったヒョウは、さらに逆賊としてナガトの村を焼き払い、一族までも抹殺してしまう。
- ママルとモリ
- レイアの私塾で教えを受けた二人の少年。愛や情の大切さや、無為に争うことの虚しさを教化される。したがって、修練場で戦おうとせず、愛を理解せぬ他の少年から一方的に痛めつけられ、監督していた2人の修羅に捕まってレイアの元に連行される。その場で見せしめとして殺されかかるママルとモリを、レイアと助けに駆けつけたシャチが守ろうとするも到底修羅には敵わず、4人は偶然通りかかったジュウケイの拳に命を救われる(この後シャチは、修羅の一人に痛めつけられながらも突撃し、結果的に殺してしまった為、「もう後戻りは出来ない」とジュウケイに弟子入りを願う。これに対しジュウケイは「いずれ救世主(ラオウ)が来る」と断るが、シャチの「救世主など待てぬのだ!」という切実な訴えを聞き、最後の弟子として迎えた)。
- ギョウコ
- 声 - 島香裕
- ブタと呼ばれることが嫌いな太った修羅。正直者が好きらしいが正直に「ブタ」と言った場合は怒る。蒸気機関車を改造した車を愛用している。羅将の地位を狙ってサヤカの葬儀を欠席してまでケンシロウの首を狙うも、そのケンシロウに「ブタヤロウ!」と呼ばれ殺される。断末魔は「ほぴゃ!」。
- アニメでは髪の毛が付け加えられており、またケンシロウに敗れた後でカイオウに伝言を伝えてくるように言われたが、伝えに来た場所が間の悪いことにサヤカの葬儀だったのでヒョウの怒りを買ってしまい、魔人と化したヒョウに魔闘気で吹き飛ばされて死亡した。
- ゼブラ
- 声 - 戸谷公次
- 鉄鎖を操るシマウマ模様の特徴ある衣装を着用している修羅。コスチュームの頭部はエイリアンを彷彿とさせるデザイン。言葉遣いは丁寧だが、下卑た笑い方をする。カイオウの命でヒョウの殺害を狙って現れる。負傷を追ったヒョウを鉄鎖で巻き縛ってリンが死環白を突かれて野に放たれたことを明かすと、地に這わせていたぶり嘲笑した。が、ヒョウの反撃で地面に埋め込まれて絶命。アニメでの断末魔は「あべし」。
- カイオウ陸戦隊
- カイオウ配下の部隊で、黒夜叉によればいずれも一騎当千の修羅たちからなるという。死環白を突かれたリンをケンシロウの元に連れてゆこうとするヒョウと黒夜叉の前に立ち塞がったが、2人の決死の戦いによって相打ちの形で壊滅させられた。最後の一名のみはケンシロウとリンを追ってやってきたバットが倒したように見えるが、原作の描写でははっきりしたことは分からない(最後の一人は陸戦隊のメンバーではなく漁夫の利をせしめる機会をうかがって付近に潜伏していたならず者の可能性もあり、また倒したのもバットではなくバットが乗っていた黒王という可能性もある)。
- ガメレオ
- 声 - 山口健
- カメレオンがモチーフの修羅(アニメオリジナル)。ケンシロウを狙っての登場だったが、返り討ちに遭い絶命。保護色により姿が隠せるが、気配を消せていなかった為に簡単に見抜かれていた。断末魔は「あっへー!!」。
- ギャモン
- 声 - 堀之紀
- サソリがモチーフ(ケンシロウにはザリガニと呼ばれた)で、毒針を武器とする修羅で群将(アニメオリジナル)。毒針を飛ばす甲牙鉄条刺と言う技でケンシロウに挑んだが、オーラで逆に針を跳ね返されてお陀仏した。断末魔は「うわー、ししし死ぬー!!」
- ケイン
- 声 - 池水通洋
- 修羅の国の郡将 (アニメオリジナル)。館で枝豆などのつまみを啄みながら、自分の実力なら羅将に値するのに、郡将に甘んじていることに不満を部下の前で漏らしていた。カイオウの命のにより、ケンシロウを抹殺すれば羅将の地位を認めるという報が届くといきり立って、シャチが若い頃修行したという小屋に向かった。着いたころにはケンシロウがすでに復活間際であり、先制攻撃で波動砲らしき拳を仕掛けたが、通じずケンシロウの闘気に上空まで弾き飛ばされ、爆死。断末魔は「うげでぶー!!」
- リュウ
- カイオウの飼っていた犬。おそらくダルメシアンの子犬。カイオウは母が死んだ後、愛を捨てるためリュウを殺し、その悲しみを失くすため自らの体に傷をつけた。
- カイオウの母
- 幼いケンシロウとヒョウが火事で閉じ込められた際、カイオウやラオウに愛を教えようとして炎の中に飛び込み、自らの命と引き換えに2人を救い安らかな微笑を浮かべて死亡した。この死に様をジュウケイは称え丁重に葬るとカイオウに告げるも、カイオウはラオウを連れて母の遺体を棺から盗み出し、「冷たい石の棺に入ることはない。ここなら冬でも暖かい」と溶岩の流れる火山地帯に葬った。
- 自子ではない子供の命を救い、結果自子カイオウが歪む様はかつてオウカがシュメの子シュケンの為に命を投げ出した出来事に通じる部分がある。このことを考えると、カイオウに流れるオウカやリュウオウの血は元々は母から受け継いだものと思われる。
- オウカ
- 声 - 土井美加
- 北斗宗家の血を引く姉妹。シュメの姉。妹の子のシュケンに伝承者の道を歩ませる為に身を投げる。息子はリュウオウ。
- シュメ
- 声 - 山本百合子
- 北斗宗家の血を引く姉妹。オウカの妹。病気の為に長くは生きられないことを悟り、伝承者を決める前日に甥のリュウオウを殺そうとする。
- リュウオウ
- オウカの息子。北斗琉拳創始者。母オウカが死んだことにより、リュウオウの子孫(カイオウ、ラオウ、トキ、サヤカ)は愛に彷徨するようになる。
- シュケン
- シュメの子で北斗神拳創始者。受け技が極められた北斗宗家の拳に西斗月拳の秘孔の技を取り入れ(『蒼天の拳』より)北斗神拳を完成させる。
- 「ないアル」の修羅
- 声 - 島香裕
- ハンの居城付近を統治していた修羅。モヒカン頭に鯰髭を生やしている小太りの男。また、語尾の巻き舌が強く中国の北方出身ではと推測される。
- 車で領地を巡回していた所をハンの居城を探すケンシロウに襲撃され、地面や岩壁に叩きつけられるなど拷問を受けハンの居城の場所を教えるよう強要されるが「しっ、知らないアルよ!」と頑なに拒む。しかしケンシロウは「ないアル」という言葉尻をつかまえて「あるのかないのかどっちなんだ」と拷問を続けた後、「ひょんげ〜!!ぶ」と叫んで絶命した。
- アニメにも登場するが、原作の「〜アル」口調がなくなり、ハンの居城の場所を聞かれて「知らない」と言い張り、剣で戦おうとするが、意思とは無関係に道を教える秘孔を突かれて居城の位置を示した後、置いてけぼりにされた挙句「ひょんげ〜!!」で爆死するという場面に変更されている。また、初心者マークを貼った車に乗って登場するなどの演出が用意されている。
- 監督の修羅
- 声 - 塩屋浩三
- 羅聖殿の復旧作業を監督していた修羅。平安貴族のような眉で葉巻を吸っている。沼の水をせき止めて羅聖殿を復旧すべく、奴隷の家族の老人たちをギロチンにかけて人質に取り、岩を運ばせていた。
- すると岩を持った奴隷たちの列の中に信じられないほど大きな岩を持った男(ケンシロウ)が混じっており、「今度はお前の番だ」と言われて、その岩をパスされる。当然持てるわけもなく、周りの修羅ともども潰れてしまった。断末魔は「ちょ…ちょっとまっ…!!てべぼ!!」。
[編集] 終章
- リュウ
- ラオウの実子。ケンシロウによって北斗神拳の次代後継者に指名される。
- その母親については諸説があるが作中では明記されていない。原作者・武論尊によれば、ラオウとユリアの子にしたかったが、掲載誌が少年誌である都合上、あいまいにするしかなかったという。
- バランとケンシロウのやりとりによると、存命中にラオウはリュウの存在を知っていたとの事なのでユリアの子でないと思える。
- 少年ながら身体能力に優れていて、大男を手玉に取る姿なども描かれたが、ケンシロウらの少年時代の描写と比べると「天性の超人」には程遠い。ただし、野望に走る前のラオウが持っていたカリスマ性をしばしば発揮している。
- 帝都編におけるバットと同様、一人の超人や巨人の力が世の趨勢を左右する世紀末の終焉を象徴するキャラクターであったとも言える。
- ゲーム『北斗の拳4 七星覇拳伝 北斗神拳の彼方へ』では父親そっくりに成長した姿で登場しており、主人公と共闘し、最後は主人公のために拳を封じて伝承者争いから身を引いた。
- なお、ラオウの兄であるカイオウは同名の犬を飼っていて、悪に染まる時に惨殺した。
- コウケツ
- 策謀と狡猾さでハイエナのように農地を奪い、成り上がった大地主。元はラオウ軍の馬係で、当時のラオウに媚びを売って取り入ろうとするが「下衆なドブネズミ」と一喝された。拳法の心得は全くないようだが、一応幼いリュウを張り倒す程度はできるようだ。
- 部下を使って人々を言葉巧みに騙し、農奴として荒地の開墾にこきつかう。その中には、かつてのラオウ軍の武将たちもおり、子供を人質に取っていた。リュウの活躍により人質が解放され、農奴たちの反攻により領地は制圧され、追い詰められたコウケツの最期は自分が仕掛けたトラップにはまると言う惨めな物だった。
- 切り札として下記のマイペットを使い、その頭部に跨ってケンシロウに立ち向かうがあっさり撃破されている。余談だがケンシロウとリュウが宮殿に乗り込み自分の部下を食事もろとも吹き飛ばした際「食べ物を粗末にする奴は生かしちゃおけねぇ」と発言するなど、一応の教養はあるようである。
- マイペット
- コウケツがあらゆる薬物を投与して造り上げたフランケン風の巨人。彼の切り札であり、トンファーのような武器を使う闘法を披露した。気絶するような甚大なダメージを負ってもコウケツの持つ薬を摂取することで復活できるが、ケンシロウには全く歯が立たず、最後は首を吹き飛ばされて敗れた。
- バルガ
- 声 - 松田重治、(新劇場版)てらそままさき
- 元ラオウ軍屈指の良将。時代の趨勢が読めず、部下たちの家族と共にコウケツの農場にたどり着いた時に息子たちを人質に取られてしまい、農奴としてこき使われていた。後に訪れたリュウがラオウの子息だと知ると、ラオウを思い起こさせる彼の魂に突き動かされ、コウケツ一味に反攻して農奴の解放に助力した。
- リュウがケンシロウとの旅で「男の生き様」と「哀しみを知る心」を刻みつけた後、リュウを託される。
- 『真・救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章』ではラオウの片腕であり、TV版におけるラオウ昇天までのザクの役割をそっくりそのまま担っている。
- 尚、アニメ版の声優は松田重治であるが、クレジット表記は「拳王軍団団長」である。
- アサム
- 辺境の山岳部にあるサヴァの国王。アサムの使う「大乗南拳」は、肉を切らせて骨を断つ一撃必砕の剛拳である。彼は、国民の前で巨大な牛を真っ二つに切り裂いて、国王の力が健在であることを誇示する事を慣習としていたが、近年は病のために老い朽ちていく日々だった。
- かつては神が捨てた地を平定した建国の英雄であり、国民から深く慕われる名君でもある。だが、愛ゆえに息子3人を、その素質や性格に関係無く、序列の無い同等同格の兄弟として育てた結果、サヴァの副王となった息子達は3人とも能力的には優秀でも、寛容の心を知らぬ傲慢な性格になってしまい、アサムは次期国王の後継争いを引き起こしてしまう。
- サヴァの国は、アサムという一枚岩に乗った国であり、未だ辺境を徘徊する蛮族に狙われているこの国の行く末を案じ、アサムはケンシロウを心ある人物とみて、親心を知らずに後継者争いを続ける3人の副王を、国が割れることが無きように殺して欲しいと懇願する。そして自身は死を覚悟して蛮族のヒューモ一党の討伐に出る。
- 残る力を使い果たしてヒューモを倒した直後に、アサムの想いを引き継いだケンシロウの誘いによって、和解を果たした3人の息子の姿を目にすると、これで安心したのか急激に衰弱していき、カイ新国王の即位式を、前の「王」として壇上からではなく、アサムが愛したサヴァの民たちの中でサラ達と紛れて祝福しつつ、安らかに息を引き取った。なお、和解を果たした3人の息子の内、カイがその場で背後から攻撃を受け、致命傷を負ったことはカイ自身の意志によってアサムには伏せられ、その意を汲んだ弟達も死んだカイを玉座に座らせて新国王の即位を宣言したため、最期までアサムが知る事はなかった。
- 一国一城の主であり、愛ゆえに息子達の増長を許してしまった父という設定は、聖書の一節「放蕩息子の話」に似ている。また「牛を一撃で倒す拳法の使い手」というガジェットは、「牛殺し」で有名になった極真空手創始者にして国際空手道連盟極真会館の総裁・大山倍達のものである。
- カイ
- サヴァ王家の長兄で副王のひとり。長兄であるので王位を継ぐのは自分が当然ふさわしいと思っていた。
- 「大乗南拳」を継承しているものの、実力は国王である父には遠く及ばない。ケンシロウと相対し、瞬時にケンシロウに叩き伏せられ、歴然とした力量の差を見せつけられる。そして、ブコウとサトラが共に自らの命を引き換えにしてケンシロウに挑む中、自分の命と引替えに弟2人の助命を請う。こうして父の想いを理解し、兄弟の絆を取り戻してケンシロウに救われる。
- 弟たちから次期国王の座を譲られ、辺境の蛮族の掃討に出た父を迎えに行くが、親子の涙の再会を果したのも束の間、蛮族に不意をつかれて命を落とす事になる。
- 死の間際まで、父を安心させる為に平静を装い続け、父の目が届かなくなったところで自分に深手を負わせた槍を引き抜くが、その槍には隣国ブランカの紋章があり、不測の事態を感じたカイは息を引き取る前にケンシロウにサヴァの国と弟たちを守ってくれるよう嘆願する。
- 弟達は命数が尽きようとしている父の為、死したカイを玉座に座させ国民の前で新国王の即位を宣する。
- ブコウ
- サヴァ王家の次男で副王のひとり。長兄をさしおいて自分こそ国王にふさわしいと信じて疑わなかった。
- 「大乗南拳」でケンシロウに挑むものも、片腕一本で倒され全く歯が立たなかった。自分たちが井の中の蛙で、自らの愚行を父に詫びる為にサトラに加勢して2人がかりでケンシロウを押さえ、長兄カイに自分たちもろとも拳で貫くように訴える。闘いの後すっかり改心して、長兄カイの不時の落命後は、旅に出て弟サトラに国王の座を譲ろうとするが、サトラに先を越されて、事実上サヴァの新国王となる。
- サトラ
- サヴァ王家の末弟で副王のひとり。隣国ブランカの王女ルセリは許嫁。サトラが国王の座に固執して兄たちと争ったのは、隣国の王女を妻とするにはそれなりの地位が必要と考えてのことであった。しかし、ルセリからは涙ながらにそれが過ちであると説かれていた。
- 彼の「大乗南拳・双同異太刀」も椅子に座したままのケンシロウに赤子扱いにされて、2人の兄と同様に改心に至り、ルセリの涙の意味も理解できた。次兄ブコウに「兄のお下がりを弟は着ることが出来るが、弟の服は兄には着れまい。」とサヴァを託した後、ルセリと会うため極北の聖国ブランカへ向かうが、信仰心の厚き国ブランカは今や光帝バランが支配する狂信者の国となっていた。光帝バランはルセリを狂愛しており、ルセリは、一度は死も決意するが、サトラとの約束を信じ拒み続ける。サトラは彼の命を狙うバランとの戦いに巻き込まれて行くが、ケンシロウの大きな助力を得てルセリを奪回し、その愛で彼女を守り抜くことを誓う。
- サラ
- サヴァ王家の末子で王女。蛮族に襲われたリュウを救う。
- 病にかかった父のアサムを気遣い、副王である3人の兄が後継争いを続けていることに憂えており、強い男を捜すため旅を続けていた。そんな中で出会ったケンシロウに援助を請い、サヴァの国へと導いた。
- なお、北斗関連サイトでは「3バカ(カイ、ブコウ、サトラ)を反面教師にした女王」として紹介されている事がある。
- バラン
- 極北の「聖国ブランカ」で「光帝」と名乗り、国民から神以上の絶大な信奉を集める君主。元々は聖国の王女ルセリを蛮族から偶然救った男だったが、ブランカの国王を幽閉して実権を握るに至った。
- 幼い頃、ラオウに北斗神拳を教えてくれと懇願した際「神に復讐するためだ」と言った所、その技を盗むことを許され、拳王軍に従軍して北斗神拳を相当な奥義のレベルまで会得していった。秘孔の知識によって病気を治すなどの奇跡を起こし、信奉を集める。また、自分をインチキ呼ばわりする者を、秘孔を突くことで殺し、これを罰や災いと称していた。北斗神拳の奥義では、北斗剛掌波を得意としていた。
- かつて、妹・ユウカの死をきっかけに神や信仰への殉教を不合理と考えるようになった彼は「神」を憎み、自分が神より偉大な男になる事で神に人々が殉ずる悲劇を正そうとしたが、それは神に運命をゆだねた妹と同じ信条を持つ王女・ルセリへの盲愛に他ならなかった。
- ラオウ同様、バランのもとには側近や一般のブランカ兵以外はその力に惹かれた態の悪い連中が多く集まり、中には人殺しの大義名分の欲しさにバランの部下になった者さえも存在した。そして彼らによって多くのブランカ王族や近臣が処刑された。
- バランはルセリの婚約者であるサトラの殺害を狙うが、同行していたケンシロウに阻まれる。北斗神拳同士の闘いは、正統伝承者のケンシロウに分があり、バラン自身が心酔していた真の北斗剛掌波によって倒される。バランはここで幼くしてオーラを纏うラオウの実子リュウに遇い、彼の哀しい眼差しとその涙によって自分の過ちを悟らされ敗北する。
- バランは過ちを正し、自らを崇める国民の心を解放する為、旧ブランカの国王に治領を返し、旧王族に捕らえられたふりをして処刑台に繋がれ、わざと「俺を助けろ」と喚くなどの醜態を晒し、矢を受けて死す。それは見事な最期であり、リュウはラオウになりかわって「男の死に様」を教えられた。
- ボルゲ
- ケンシロウがバットと旅を続けていた当時、洞窟にいた所を卑怯にも火炎放射で焼き殺そうとした悪党で、原作漫画における最後の仇役である。言葉遣いはユーモラスであるが残虐非道極まりない男で、その所業は「悪魔でさえ顔をそむける」と評されるほど。強烈なルックスとずんぐりと肥えた体躯に加え、「あっあっあ」という不気味な笑い方が特徴。手の甲にはゾルドによって傷つけられた傷跡があり、自分の体を傷をつけた者に対しては一生根強い恨みを持ち続け、それを晴らすまでは絶対に諦めないという異常な執念の持ち主。
- かつてケンシロウを倒して乱世に君臨しようとしたが失敗し、両目を切られ盲目となる。復讐の怨念で生き長らえ、失った目の代わりに聴力を鍛え上げて昆虫的な感覚を会得し、再び現れてケンシロウをつけ狙う。その過程で、かつて手の甲に傷をつけたゾルドとその部下に対して両眼を切り裂いて胸に北斗七星の傷をつけることで皆殺しにし、ケンシロウをおびき寄せようとした。この時、ケンシロウは記憶を喪失しており、それを案ずるバットが身代わりとなりボルゲと戦うも、わざと劣勢に見せかけたボルゲの策略にはまって逆に捕らわれてしまいドリルで体に穴を開けられるなどの拷問を受ける。
- しかし、バットの一念の叫びで記憶を取り戻したケンシロウの敵ではなく、復讐心から編み出した秘技「多頭凶蛇棍」も装甲で固めた頭も北斗神拳には全く通じず倒されてしまい(ケンシロウの拳をくらった時のリアクションは「ぼげぶげぺぷちゃべ!」)、最期はバットに始末をつけられる。バットはボルゲと差し違えた形となり、命を落としたかに見えたが、ケンシロウが秘孔を突き、リンの腕の中で蘇った。
- ジャグゾ
- 野盗である怒愚魔党のボス。ラオウの息子リュウのいる村の食糧を奪い、それらを取り返したリュウにナイフで指先を切断されて逆上するが、ちょうどその時に現れたケンシロウに殺される。断末魔は「たぼわ」。
- リセキ
- かつてラオウに仕えていた老人。ラオウの遺児リュウを預かっていたが、小さい自分達の生き方をリュウに教えても害になるだけだと考え、あえて生のままに育てる。それ以上のことはリュウを迎えに来るケンシロウに託した。
- ハクリ
- 妻(リュウの乳母)と一緒に隔離された伝染病患者が住む村にいる。コウケツの部下に、妻は村ごと焼殺された上に、矢を受けて殺された。
- キスケ
- コウケツの部下。口八丁で人々を騙し、荒れた土地を耕す農奴を集める。「約束が嘘だったら丸坊主になって舌をひっこ抜く」と自身で話していたが、嘘だったのでケンシロウに髪が抜け自らの舌を噛みちぎる秘孔を突かれ絶命。
- ジンバ
- かつてラオウの部隊でコウケツを部下として使っていた男。コウケツの農場に行く車の中でケンシロウといっしょだった。コウケツに成り代わろうとしたが、既にコウケツの配下となっていた元側近たちに殺された。
- シンゴ
- バルガの息子。コウケツに捕らわれて人質とされ、栄養失調で盲目となってしまった。父バルガの誇りを取り戻す為に、人質の自分を殺してくれとリュウに頼むが、リュウに諭されて共に闘う決意をする。
- 後にバルガと共にリュウを迎えに行く。
- 預言者
- 占いや祈祷で国王であるアサムに神の意思を伝えていた男。神のお告げの結果が「3人の息子は決して和解しない」ということだったので、後継者を1人だけ選び、残りは殺すようにアサムに進言するが、不遜な態度(アサムを呼び捨てにするなど)が災いしてアサムに「国王といえど父だー!!」の叫びと共に一刀両断された。
- ヒューモ
- 長年に渡り、サヴァの国を狙っていた辺境の蛮族の頭。病で余命が幾ばくもないアサムが、死ぬ前に討伐しようとした宿敵。アサムと息子達を侮辱したため、怒ったアサムに一撃で粉砕される。断末魔の叫びは「あわげ!」。
- コドウ
- アサムの側近。サヴァの国が建国される前から彼に仕えており、アサムの本心を知る人物。その活躍や功績はサヴァの国に生きる多くの者の知るところであり、アサムは3人の息子を殺すと決意した後でコドウに、次の王になれば民も従うだろうと後継者の座を託した。その後、カイが新国王に即位する中でアサムがサヴァの国を建国する決意を固めた時の事を回想し、アサムの死を見届けた。
- 黒影
- アサムの愛馬にして、名馬。かつてこの黒影の子馬が生まれた時、カイ・ブコウ・サトラ3兄弟皆が子馬を求めた。だが3兄弟に対して子馬は1頭のみであり、お互いに譲らず取り合いをした結果子馬は死んでしまった。結果としてこれが、3兄弟の対立の始まりとなった。
- ダイナ
- カイの軍の副官。次の王になろうと手柄を求めるカイから、サヴァの国に攻め入った辺境の蛮族であるシュタールの首領を追撃するよう命じられるが、罠にはまり火攻めにされる。
- ガイラス
- ブコウの軍の副官。シュタールのゲリラの追撃は危険とブコウに進言するが聞き入れられず、火攻めにされた。
- ヤン
- サトラの軍の副官。功をあせるサトラからの命令で、シュタールのゲリラを追撃し火攻めに遭う。ダイナ、ガイラス、ヤンの顛末を目撃したアサムは「やはりこのような無様なことに」と3兄弟の対立を悲しんだ。
- ラモン
- サトラの命で、サトラが聖国ブランカの王女ルセリを迎えに行く為の使者となるが、ブランカ兵の囮に利用され命を落とす。死の間際、サトラにブランカの異変は「ブランカの王女のために…」と伝えるが、これはより正確にはルセリを盲愛するバランのためにと言うところを、全て伝える前に力尽きた為と思われる。
- シマム
- 旧ブランカの宮廷作曲家。旧王族の為に素晴らしい曲を作った事が罪に値する、という理不尽な理由で処刑されそうになるがケンシロウに助けられる。
- オルガ
- ブランカの将軍。バランが外出している隙を突いて軟禁されている王女ルセリを逃亡させようとするが、戻ってきたバランに見つかり殺される。断末魔の叫びは「あああ!!」。
- ユウカ
- 幼少時代のバランの妹。重い病気となり、バランが薬を手に入れてくるが、奪った薬で助かっても神様が許さないと薬を飲まず死んでしまった。それ以来バランは神を憎み、神に運命をゆだねた妹ユウカと同じ信条を持つブランカの王女ルセリを盲愛する事となる。
- ちなみにユウカ自身は「優しいバランの妹」として生きられたことを神に最も感謝していた。
- ルセリ
- 聖国ブランカの王女。サトラの許嫁。蛮族に襲われて無抵抗のままでいたところをバランに救われる。しかしその出来事をきっかけにして、彼女を欲するバランにブランカは乗っ取られてしまう。王族やその家臣達が投獄され、処刑されてゆく現状に一度は死をも決意するが、サトラが改心したことを知って、彼との約束を守る為にバランの盲愛を拒絶し続けていた。ブランカに乗込んだサトラとケンシロウの助力により、バランの元から解放され、サトラとの固い愛を誓う。
- 「たぶりゃあ!」の大男
- 拳王軍の侵略を受けた軍団の頭目。ラオウに部下を全滅させられた上、自身も大鎌でラオウに挑んだが、北斗剛掌波で吹き飛ばされ「たぶりゃあ!」という断末魔を残しバラバラにされた。この光景を目撃した当時まだ少年だったバランは、ラオウの目を見て神を凌駕するものを感じ、ラオウに弟子入りを懇願した。
- バランの側近の男
- バランの側近。顔の左に傷がある。ブランカ入国前からバランに付き従っており、ブランカ王の牢屋番を任されるなどバランからの信頼は厚かった。バランの処刑(罪の清算)の介錯人をバラン本人から頼まれ、縛られたバランに矢を放ってその役目を果たす。バランの最期を看取ると「お見事でした、バラン様!!」と涙ながらにその心情を察した。
- ゾルド
- バットとマミヤが通過した地を縄張りとする屈強なゾルド軍の首領で、白爪妙拳の使い手。かつてボルゲの手の甲に傷を負わしたいきさつから、異常な執着を持つボルゲに襲われる。当のゾルドは全く覚えていなかったが、部下達と共にボルゲに目を切り裂かれ、胸にケンシロウと同じ北斗七星の傷を付けられ、ボルゲの視力を奪ったケンシロウへ見せつけるがごとく殺される。
[編集] OVA「新・北斗の拳」及び「小説・北斗の拳」
[編集] ラストランド
- サンガ
- 声 - 石塚運昇
- ラストランドを支配する王で、セイジの父。
- 一種の読心術を修得している。恐らく我流の拳法か格闘術を心得ている。自らの支配をより強固なものとする為に、ドーハ(ビスタ)の手品やサーラの持つ秘孔を使った治療術を「神の力」として利用しようとした。暴虐非道な行いがケンシロウの逆鱗に触れ、彼によって倒される。
- かつてセイジをより強い男に育てるため、涙をのんで彼を谷底へ突き落としたという過去がある。だが、真意を理解していなかったセイジはそれを心底憎んでおり、サンガの死体の頭は彼に踏み潰された。
- セイジ
- 声 - Gackt 幼少期:岸尾大輔
- ラストランドを乗っ取った謎の男で、正体はサンガの息子。
- 父の様な強い男になるために武術を磨いていたが、谷底に突き落とされて以来、父に対して激しい憎しみを抱くようになった。そして、北斗の拳の流派の一つ・修験の拳「北門の拳」を修得し、サンガ亡き後のラストランドに支配者として君臨する。
- ケンシロウと激しい死闘を繰り広げた後、サンガの真意を知ると秘孔・閉血愁(小説版より)を突いて自決した。
- 尚、北門の拳の修業の際、偶然出会ったサーラを野犬から助けており、首筋にはその時の傷跡が残っている。だが、自分がさらったサーラがその時の少女であった事は(OVAでは)最後まで気づかなかったようだ。
- チェス
- 声 - 鈴木清信
- サンガの配下。後にセイジの部下。
- 元々は野盗のグループの一員で、弱肉強食の掟に従いサンガの配下になる。言う事を聞かないと爆発する秘孔を突かれ、セイジ直属の「副官」となった。『北斗の拳』恒例の悪党で、トビに止めを刺した張本人である。
- 最期はセイジに秘孔の術を解いてもらった直後、現れたケンシロウに秘孔を突かれてしまう。セイジに「助かりたかったらその男(ケンシロウ)を殺せ」と言われ、その場でセイジを裏切ってケンシロウに術を解く秘孔を突いてくれと許しを乞うが「忘れた!」と一蹴され爆死した。断末魔は「ひでぶ!!」。
- ローグ
- 声 - 石井康嗣
- ギース
- 声 - 佐々木誠二
- ラストランドの隊長。部下を引き連れて、地下水を掘っていたトビ達を襲撃するが、ケンシロウに阻まれる。
- 自らを「北斗神拳使い」と高々に宣言し、相手が北斗神拳の正当伝承者である事も知らずに自信満々にもケンシロウに挑んでいったが、額の秘孔を突かれた後でケンシロウが正当伝承者である事に気づいた時には既に遅く「ひでぶっ!!」の断末魔の叫びと共に死亡する。武器は腕に装備された鉤爪。
- ユラ
- 声 - 鈴木れい子
- OVAオリジナルキャラ。ラストランドにいたサーラの前に現れた謎の老婆。正体はセイジの叔母でサンガの兄妹にあたる人物。
- 幼い頃よりセイジの過去を知っていて(但し、セイジ自身は死ぬ間際までユラと面識がない)、サンガの真意をセイジに告げた。
[編集] 自由の村
- トビ
- 声 - 高瀬右光
- 自由の村の住人に協力する情報屋で、作中では本編のバットのような役割を担うキャラクター。
- 核戦争で弟・ビスタと生き別れたと言う。そして、その弟と再会した後はケンシロウ不在中のラストランドを任される事になるが、セイジの出現によって、独裁を止めることができず、やっとの思いでビスタと共に城を脱出する(この時サーラに同行を求めるが、拒まれる)。打倒セイジの為に市民を扇動して反乱軍を組織する。いつしか愚かな信念や狂気などを持ち始め、神・ドーハ(ビスタ)の意志を伝える神官となる事で自らが支配者となり、兄弟共に永遠の安息を得ようとするようになるが、セイジによる急襲で重傷を負い、数時間の苦闘の末にケンシロウに見取られて逝く。「オイラが(同じ人間としての)幸せ求めちゃダメか?」とケンに問いながらの最期であった。結局、最後の最後までサーラへの想いは捨てきれず、また、ビスタを案じ続けた弟思いでもあった。
- サーラ
- 声 - 日野由利加
- 自由の村の女医。
- 北斗神拳などに見られる、秘孔を突くといった特徴を医術に転用している。だが、その技術を持つが故に、サンガ、セイジと続けざまに利用される。
- トビとは親しい間柄だったが、セイジの心に触れる事で「トビと共にいたいという思い」と「かつての恩人でもあるセイジと共にいなければならないという使命感」の間で揺れ動くことになる。セイジには陵辱されそうになり抗うが、その想いゆえにセイジを短刀で貫くことはできなかった。
- トビとセイジの亡き後は崩壊したラストランドの指導者となり、民のために尽力する。
- 因みにサーラの医術は彼女の家に古くから伝わる物で、彼女自身は北斗神拳の流れを汲んでいるとは知らないようだ。しかしOVA版に於いてはそれを父親より聞き及んでおり、トビにより幽閉されたケンシロウとともに「唯一父より伝えられた闘う力」をもって部屋の鉄格子を破壊、ケンシロウを解き放った。
- ビスタ
- 声 - 朴璐美
- 生き別れになったトビの弟。
- 手品が得意で、その才を見抜いたサンガに拾われ、手から聖水を出すことのできる神・ドーハとして利用されるようになる。尚、この時は口がきけなくなっていたらしい。
- ケンシロウとサンガとの戦いによって負傷して生死の狭間を彷徨っている間に、ラストランドはセイジの強襲を受け、彼はトビと共に脱出する。そして、今度はトビがラストランドを守るために民衆の心を集めるプロパガンダ的存在となる。
- ラストランド崩壊後はサーラと共に民のために尽力する。
[編集] 真救世主伝説(2006年以降の新シリーズ)
[編集] ラオウ伝 殉愛の章
- ソウガ
- 声 - 石塚運昇、(少年期)宮田幸季、新アニメ:松風雅也
- ラオウの忠臣(軍師)。かつて戦場で右足を失っており、義足である。もともとラオウとは修羅の国時代の幼なじみで、長じてからは妹レイナと共に海を渡って拳王軍に参加した。しかしサウザーとの対峙を控えた軍内部の低い志気を引き締めるため、自らの命を捨てた行動に出て、最期は「覇業を一目見たかった」と言って息絶えた。なお、このときラオウは彼をレイナ一人で弔うことを許可し、その亡骸はレイナが火葬した。
- レイナ
- 声 - 柴咲コウ、(少女期)城雅子、新アニメ:中原麻衣
- ラオウとは修羅の国時代からの幼なじみの女性。兄ソウガと共に拳王軍に参加した。拳法の心得は無いが、剣と馬術に長けているので拳王親衛隊長として活躍する。ラオウに愛を抱く。聖帝十字陵戦で聖帝軍の矢を背中に受け、その際に死亡(或いは意識不明、昏睡)したと思われたが、ラオウの秘孔術で蘇り、ラオウが修羅の国で待つように言った事をリンとトキから伝えられる。
激闘の章では、赤鯱と共にラオウの帰りを待ちわび、遺灰となって帰ってきたラオウに「おかえりなさい」の一言をかけた後、赤鯱の船に乗り修羅の国へ帰った。なお、その途中で遺灰の一部を水葬している。キャラクターデザインは北条司。 - ヨウ
- 声 - 藤本譲
- ソウガ配下の初老の男。ソウガの死後、レイナにソウガからの手紙を渡し、彼の真意を伝えた。
- 冥王
- 声 - 天田益男
- 拳王軍が聖帝軍との決戦の前に戦った冥王軍の長。ラオウ曰く「あの世で王となるとほざく戯け」。軍は戦車やバイクなどを駆使する。槍や鉤爪でラオウを攻撃するも北斗剛掌波で木っ端微塵にされた。北斗神拳を「所詮は生身の拳法」と称して鋼の鎧で体を固めて防護策を敷いていたが、結局はムダだった。断末魔は「ひで・・ぶぅーぅ!!」である。なお、新OVA『ユリア伝』では冥王軍は「ならず者の集まり」と言われていた。
[編集] ユリア伝
- トビー
- 声 - 下山吉光
- ユリアの飼っている犬。ストーリーの鍵を握っている「忠義の星」の宿命を持って生まれた犬。
- ダーマ
- 声 - 屋良有作
- リュウケンと同世代の男で、幼少のユリアとリュウガの保護者的な存在。ユリアをリュウケンの元に連れて行って預ける事になるが、原作にも彼と思わしき人物がユリアを連れてリュウケンの元へ訪ねてきていた。ストーリーの鍵を握っている人物である。
- 先代の南斗の拳士であったかなど過去の経緯は不明であるが、成人したユリアがシンに連れ去られ、やがて五車星に保護されて南斗の砦(原作で云う南斗の都)にやって来る間、「南斗最後の将」の役割を務め、鉄仮面と鎧でその正体を隠していた。ユリアが南斗の砦に到着すると、自身の正体を明かし、彼女に「南斗最後の将」の玉座を譲り渡すが、病により、もはや命数は残っておらず、ユリアに南斗の運命を説いて死出の旅に立った。
[編集] ラオウ伝 激闘の章
- ギラク
- 声 - 竹田雅則
- ソウガ亡き後に拳王軍の総参謀としてバルガと共にラオウに仕えた。性格は姑息で軟弱者、かつかなりのナルシスト(彼の特徴的な髪型はカツラである)。南斗義勇軍の兵士の死体から指輪を剥ぎ取るなど死者を不遜に扱う。また覇業成就の折に良い地位を得るため、ラオウを「陛下」と呼び常に彼のご機嫌取りをしており(リュウケンの魂曰く「『陛下』とは皇帝のみに許される呼び名」)独特の猫なで声やゴマすりポーズと相まって正に典型的な権力に媚び売る悪役である。
- なおラオウも彼の性格や、彼の行動の下心を十分に理解した上で彼を使っている。
- 南斗義勇軍とケンシロウの存在に不安を覚えるバルガを一喝し、ラオウに全軍を持っての決戦を進言し受け入れられる。さらに自ら南斗義勇軍の本拠地に侵入し「南斗最後の将」の正体がユリアである事を突き止めラオウに報告する。
- 最後はケンシロウとの戦いの前夜にラオウの策に乗せられ、褒美を受けに彼の前に他の重臣たち(バルガを除く)と参上したが「(褒美は)なんなりと陛下の御心の次第」と言ったところ「ならば死だ!」と返され首を刎ねられ絶命した。断末魔は「えびょぎょー」。
[編集] トキ伝
- サラ
- 声 - 平野綾
- 核戦争以前からトキの助力をしていた女医。トキが不治の病(被曝によるものではない)により北斗神拳伝承者への道を断念し、医学への応用を始めた時既に付き従っていた。
- 彼の被曝とともにその旅に付き添い、滅びかけた村が復興するまでに医療活動に携わった。拳王によるカサンドラへの入牢命令がトキに下った時には村人とともに人間バリケードとなって彼を守ろうとした。結局トキは自ら入牢を受け入れ、彼女は託された花とトキの村とを守ってゆく。
- トキがラオウとの最終決戦より戻ると、花畑の中で彼を出迎え、初めて誰憚ることなくトキを抱きしめた。
[編集] ケンシロウ伝
- ジュガイ
- 声 - 小山力也
- シンと南斗孤鷲拳伝承者を争った男。部下に昆虫男ほかの軍団を従え、ゲッソーシティを襲う。妻子があったが、それを殺されたがゆえに外道に堕ちた。シティの人々のため立ち上がったケンシロウに軍団を壊滅させられ、自ら挑戦に応じるが覚醒したケンシロウの敵ではなく、戦闘の果てにケンシロウに詫びの言葉を残し息絶える。
- フウゲン
- 声 - 青野武
- シン、ジュガイの師父である先代南斗孤鷲拳伝承者。伝承とともにシンに足の腱を切断され、障害者となる。
- その後ゲッソーシティの奴隷商人グルマに拉致され、彼の店の檻に幽閉され、そこでシンに倒され力尽きたケンシロウと邂逅する。彼に民が救世主の姿を見ていることを説くが、未熟であり性格も甘すぎると判断し、シティを治める将軍シスカやジュガイと戦おうとするケンシロウを諌める。
- シスカの城砦に無謀にも乗り込んだ挙句、罠に落ちて磔刑に処せられたケンシロウのもとに赴き、シティに攻め入ったジュガイ軍団の矢に貫かれるも、ケンシロウに「哀しみを胸に抱いて生きろ」との言葉を残し、ゲッソーシティの爆破に巻き込まれて絶命した。
- グルマ
- 声 - 玄田哲章
- ゲッソーシティの奴隷売人。もともとパソコンソフト会社の社長であったが、部下であったシスカのゲッソーシティ設立とともに彼の下で働くことを余儀なくされる。下衆な男だが、人のいい一面もある。「商品を大事に」が彼の主義。口癖は「デヘデヘ」。
- 狼の群れをひとりで屠ったというケンシロウを、「狼殺しの男」という看板つきで売り出し、商売敵のジニアの商品である「熊殺しの男」ガデスと戦わせる破目に陥る。
- 一人娘をシスカに人質に取られており、彼には逆らえないが、ガデスに勝利したケンシロウにいつしか入れ込むようになり、最期は磔刑となったケンシロウをジュガイ軍団の矢より守る楯となって生涯を閉じた。
- シスカ
- 声 - 飯塚昭三
- ゲッソーシティを牛耳る「将軍様」。パソコンソフト会社の課長に過ぎなかったが、悪知恵に長け、文明崩壊後の荒野に水と電気に不自由しない街を建設、奴隷売買によって巨万の富を得ている。街の住人全ての家族を人質に取り、人質収監所の自爆装置をつねに携帯しているため、誰も彼には逆らえない。「課長」と呼びかけると激怒する。
- シティに攻め入ろうとするジュガイに取り引きによる解決を持ちかけるが、聞く耳を持たない敵によって呆気なく倒される。その後ジュガイ軍団はケンシロウによって滅ぼされるが、瀕死の彼はゲッソーシティを道連れに爆破して無残な終幕を引き、ひとり残されたケンシロウを慟哭させる。
- ジニア
- 声 - 千葉繁
- ゲッソーシティの奴隷売人で、グルマの商売敵。シルクハットにマント姿の嫌味な男。「熊殺しの男」ガデスをケンシロウと戦わせ、店舗拡張を狙うも失敗する。
- ヤマン
- 声 - 難波圭一
- 妻のサヤ、子供のダンとアモとともに荒野を渡る流人。秩序を忘れた荒野で自分たちだけは人らしく生きようとし、子供らが発見した瀕死のケンシロウを運び、街まで連れてゆこうとするが、その直後にグルマの奴隷狩りに引っかかり、妻子ともどもゲッソーシティに拉致される。その後ケンシロウのガデスへの勝利を経てグルマに待遇を改善されるが、シスカを倒すため立ち上がるも、最期まで悪辣であったシスカの自爆装置によってシティごと炎に呑まれた。
- ダン
- 声 - 朴璐美
- ヤマンの長子。年齢は15歳。妹アモとともに倒れているケンシロウを発見し、父とともにその身体を運ぼうとしたところをグルマの奴隷狩りに遭い拉致されるが、ケンシロウに自ら戦うことを誓った健気な子供。普段は男装しているが、実は少女であり本名はダンネという。しかし、いざ狼煙が上げられたときには、家族ともどもシスカの自爆装置に巻き込まれて、運命を共にした。
- アモ
- 声 - 今野宏美
- ヤマンの次女。まだ幼い少女である。家族で最初にケンシロウの危機を発見する。グルマの奴隷置場では誰知らず祈り、救世主の救いを全身から待ち焦がれた。最期はシスカの自爆装置に巻き込まれて、家族と運命を共にした。
- サヤ
- 声 - 冨永みーな
- ヤマンの妻。ケンシロウ発見の際、そちらに気を取られた夫たちの行動の最中に、グルマの部下に首に刃物を突きつけられ、人質となってしまう。最期はシスカの自爆装置に巻き込まれて、家族と運命を共にした。
- なお、TVアニメ版ではリンの成長したのちを演じた冨永みーなの役柄であり、同じくバットの成長後を演じた難波圭一が夫となることで久々のカップル演技となった。
- ガデス
- 声 - 稲田徹
- 「熊殺しの男」の異名をとるジニア自慢の巨躯奴隷。コロシアムでジニアの威信を賭けてケンシロウと天覧試合に臨む。怪力は緒戦でケンシロウを吹き飛ばすほどだが、所詮は北斗神拳伝承者の敵ではなく、見事に軽くあしらわれ敗北した。
- このときケンシロウが彼にとどめを刺さず活かしたことについて、フウゲンは非情に成り切れぬケンシロウの甘さだと指摘している。のちジュガイがシティに攻め入った時には彼らに寝返るが、再び会い見えたケンシロウは容赦せず北斗神拳で葬った。断末魔は「ふざけんな…あぁ〜!!」。
- 昆虫男1・2
- 声 - (1)中田譲治(2)立木文彦
- ジュガイの部下。ゲッソーシティを乗っ取るべく、主の命に従ってシスカの城砦に潜入する工作員。昆虫男2はその能力に見合った野心を抱き、シティ潜入後の報告にジュガイの足元へ赴いた際、主に牙を剥いて南斗孤鷲拳にて屠られる。断末魔は「しょえ〜!!」。昆虫男1はジュガイに最後まで忠実であり、シスカの自室に潜入した際にシスカの部下を言葉巧みに寝返らせて、シスカが所持していたゲッソーシティの自爆装置とパスワードを入手した直後に、寝返ったシスカの部下を惨殺しシスカに致命傷を負わせるが、シスカが玉座の手すりにボタン式の自爆装置を隠していたことに気付かなかったために、ゲッソーシティの爆破に巻き込まれて死亡した。
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最終更新 2009年11月14日 (土) 11:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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