北斗星 (列車)
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| 北斗星 | |
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| 運行鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) IGRいわて銀河鉄道 青い森鉄道 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
| 列車種別 | 特急列車 |
| 運転区間 | 上野駅 - 札幌駅 |
| 経由線区 | 東北本線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・津軽海峡線・函館本線・室蘭本線・千歳線 |
| 使用車両 (所属区所) |
24系客車(尾久車両センター・札幌運転所) EF81形電気機関車(田端運転所) ED79形電気機関車(函館運輸所) DD51形ディーゼル機関車(函館運輸所) |
| 運転開始日 | 1988年3月13日 |
| 備考 | 2009年10月現在のデータ |
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この表について
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| 北斗星 運行経路図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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北斗星(ほくとせい)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、IGRいわて銀河鉄道および青い森鉄道が上野駅 - 札幌駅間を東北本線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・東北本線・津軽海峡線(津軽線・海峡線・江差線)・函館本線・室蘭本線・千歳線・函館本線を経由して運行する寝台特急列車の名称である。
本項ではJR東日本が同じ区間を運行した、臨時寝台特急列車「エルム」についても記載する。
目次 |
[編集] 運行概況
[編集] 運転形態
上野 - 札幌駅間を上記の経路で1日1往復運行され、所要時間は約16時間である。
他に同一経路で運行される列車として「カシオペア」がある。
2009年3月14日以降、上野 - 札幌駅間 1,214.7 km(うちJR管内は 1,106.8 km)の運転距離は定期旅客列車の最長距離であり、全旅客列車においても「トワイライトエクスプレス」に次ぎ、「カシオペア」と同順位の2位である。
下りは途中、函館本線の落部駅で後続の「スーパー北斗1号」の通過待ちをする。
この他、臨時列車として以下の運行事例がある。
- 「エルム」
- 開放式B寝台のみで編成され、年末年始や旧盆などの多客期に運転された。
- 「北斗星トマムスキー号」
- 「北斗星トマムサホロ号」
- 「北斗星81・82号・91・92号」
- カシオペアの運転開始に伴い1往復を臨時列車の「81・82号」に立替えた列車である。不定期であるが個室寝台を連結した編成で運転された。「91・92号」は「エルム」のダイヤを利用。
- 「北斗星小樽号」
- 「北斗星1号」(当時)を小樽駅まで延長運転した。
[編集] 停車駅
上野駅 - 大宮駅 - 宇都宮駅 - 郡山駅 - 福島駅 - 仙台駅 - 函館駅 - 森駅 - 八雲駅 - 長万部駅 - 洞爺駅 - 伊達紋別駅 - 東室蘭駅 - 登別駅 - 苫小牧駅 - 南千歳駅 - 札幌駅
- 下りは、途中盛岡駅と青森信号場に運転停車を行う。
- 天候などを原因とする輸送障害が発生した場合、運転を途中で打ち切り、翌日の列車を途中駅始発(例:仙台駅、函館駅など)とする場合がある。
[編集] 担当車掌区
[編集] 牽引機関車
- EF81形電気機関車:上野 - 青森信号場間で使用する。JR東日本田端運転所所属の車両のうち、黒磯駅構内を走行中に交直車上切替を行えるように改造されたものが限定的に使用される。改造の施されたものは「北斗星」カラーと称される流星マークを付けた車両のほか、レインボーカラーの95号機、「カシオペア」塗装機の3両も該当する。
- なお、EF81形は置き換えが決定している。
- ED79形電気機関車:青森信号場 - 函館間で使用する。函館運輸所青函派出所(旧・青函運転所)所属。
- DD51形ディーゼル機関車:函館 - 札幌間で使用する。函館本線の七飯 - 森間で大沼公園経由の勾配の大きい路線を走行することと、他の高速列車へダイヤの影響を与えないようにするため、JRの定期列車としては唯一の常時重連運転を行う。函館運輸所に所属する、青を基調とし流星マークを付けた「JR北海道色」または、「北斗星色」と称される塗装の車両が使用される。
[編集] 編成
24系25形客車の12両編成を使用する。
函館 - 札幌駅間は進行方向が変わり、逆編成となる。
1 - 6号車にJR北海道所属車を、7 - 11号車にJR東日本所属車を組成する。1号車が函館方、11号車が上野・札幌方の編成端である。
JR北海道所属車両の特色として、1号車のB寝台に「Bコンパート」(簡易個室車。4人(一区画)使用時はガラス戸で仕切り個室として利用できるもの)を使用し、個室寝台車(2 - 6号車)の車体側面にはエンブレムをデザインしている。これは1988年10月に来日し、欧州で人気のあるオリエント急行に使用されているワゴン・リ客車の「向かい獅子」のマークを参考にデザイン化したものと云われている。
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[編集] 食堂車グランシャリオ
本列車は食堂車を連結する国内唯一の定期列車であり、食堂車の夕食サービスを時間指定制とした列車でもある。「グランシャリオ」と命名された食堂車が7号車に組成され、フランス料理や和食、軽食類などが用意される。
ただし、2007年まで運転されていた臨時列車の「エルム」には、食堂車は連結されなかった。
- パブタイム
- モーニングタイム
- 6時30分より朝食メニューが用意される。和食と洋食のいずれから選べる。なお、2008年3月14日まで、食事内容はJR北海道車とJR東日本車では異なった。
- その他
- 6号車のミニロビーに設置されているシャワー室の利用カードや、シャワーセット・関連商品などを販売する。
[編集] 沿革
1988年の運行開始時には毎日2往復・多客時3往復の運転だったが、翌1990年に毎日3往復の運行となり、以来1990年代を通じて3往復体制をとったが、1999年の「カシオペア」運行以降、定期列車は2往復となり、2000年代に入ると運転本数は漸次減少。2008年3月15日以降は毎日1往復となっている。
- 1988年(昭和63年)3月13日 青函トンネル開通。寝台特急「北斗星」運転開始。従来より上野駅 - 青森駅間(東北本線・常磐線経由)運転であった寝台特急「ゆうづる」2往復を東北本線経由に変更し、札幌駅まで延長する形態で運転を開始した。
- 1989年1月19日 冬季臨時「北斗星トマムスキー号」を上野駅 - トマム駅間で運行開始。
- 1989年3月11日 「3・4号」を臨時列車から定期列車へ変更。需要の増大に対応し、個室寝台車を連結のうえJR北海道・東日本共同運行の定期列車とした。また、全列車が青森信号場経由から青森駅構内経由に変更された。
- 「3・4号」定期化に伴い、個室寝台車を連結しないB寝台のみで編成された臨時列車には「エルム」の名称が与えられた。
- 1990年 「3号」以外の「ヒルネ」利用を廃止した。「北斗星トマムスキー号」の東京方の発着駅を横浜駅に変更して運転。
- 1991年1月10日 夢空間編成を連結した「北斗星トマムスキー号」を横浜駅 - トマム駅間で運転。同編成を最初に営業運転した列車となる。
- 1991年3月16日 編成全体の方向を転換し、電源車を青森方に組成する。号車番号は逆順に変更され、食堂車は7号車、個室寝台車は8 - 10号車とされた。「1・2」号編成の個室増強が開始され、1人用個室B寝台「ソロ」車両を7月から、2人用個室B寝台「デュエット」車両を10月から使用開始した。
- 1990年代前半 上り「4号」の青森駅停車、および「1・2号」の八戸駅停車を廃止し、運転停車のみの扱いに変更。
- 1995年 「3・4号」を毎日運転の季節列車(6003・6004列車)に振り替える。
- 1996年 上野 - 新得間に「北斗星トマムサホロ号」が運転される(2002年夏季臨時まで、観光シーズンの特定日に運行された)。
- 1997年3月22日 「1・2号」の1・11号車(B寝台)を簡易個室「Bコンパート」へ改装し、同列車は完全個室化編成となる。
- 1998年8月末の台風被害により、東北本線・黒磯付近が工事不通となった影響で、9月3日 - 24日までの21日間、常磐線経由での迂回運転。なお、一部は札幌 - 仙台間のみの運転で、仙台 - 上野間は運休とした。
- 1999年7月16日 「カシオペア」号運転開始。「北斗星」は「3・4号」(6003・6004列車)を臨時「81・82号」(8005・8006列車)へ振り替え。従来の「5・6号」が「3・4号」へ変更となり、函館 - 札幌間の「ヒルネ」扱いは3号から1号に変更された。また多客時には「1号」の終点を小樽駅とする「北斗星小樽号」の運転を開始。
- 1999年11月28日 未明、礼文浜トンネル壁崩落事故による室蘭本線不通に伴い、経路ならびに運転区間変更。
- 2000年3月31日 有珠山噴火災害による室蘭本線不通に伴い、経路ならびに運転区間変更。
- 2000年12月20日 函館本線倶知安経由で運転する冬季臨時「北斗星ニセコスキー号」の運転を開始。
- 2002年12月1日 東北本線の盛岡 - 八戸間がIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道に移管され、同区間を経由する運賃・料金を一部変更。
- 2004年 個室寝台の需要に鑑み、「3・4号」編成の3両を、閑散期に限り開放式B寝台車から個室寝台車へ差替え。
- 2006年3月18日 「北斗星」全列車を青森駅経由から青森信号場(奥羽貨物線)経由に変更。青森駅での客扱いがなくなる。運転士・車掌の交替は蟹田駅に変更となる。青森駅構内の線路工事を夜間に集中的に行うための措置で、上野 - 青森間の編成方向が逆転し、青森方が1号車となる。
- 2007年 夏季の「エルム」設定がなくなる。代わりに同ダイヤで「北斗星91・92号」を運転。但し「91・92号」運転日は「81・82号」を運休する。
- 2008年3月15日 青函トンネルを含む津軽海峡線区間での北海道新幹線工事時間帯確保[2]のため、定期運転1往復(1・4号)を廃止して1往復体制となる。これに伴い、以下のように変更となった。
- 盛岡・一ノ関での客扱い停車がなくなる。
- 列車編成はJR東日本・JR北海道の車両の混成となり、JR北海道所属のロイヤル・ツインデラックス・食堂車、JR東日本所属のロビーカーは運用を終了した。
- 定期列車の「ヒルネ」取扱 および 以後の臨時列車の設定を取りやめた。
[編集] 列車愛称の由来
- 北斗星
- 夢空間北斗星
- 夢空間を連結したことによる。
[編集] 脚注
- ^ これはIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道両鉄道管内では特急料金・乗車券を各々単純加算することから、運賃・料金の急激な変化を回避したためであるが、これにより「北斗星」・「カシオペア」の主な利用者とされる首都・東北圏 - 北海道間を通しで利用する乗客に影響が出ることとなった。
- ^ 鉄道ファン2月号 51ページより。しかしその後廃車が出ており、2往復体制への復帰は困難と思われる。
- ^ 「エルム」の名称は1951年から1960年まで、現行では「すずらん」と同じ運行区間である室蘭駅 - 札幌駅間を運行された準急列車として使用され、また、1970年から1971年まで、現在の「北斗」・「スーパー北斗」の補完列車として函館駅 - 札幌駅間を運行した特急列車の名称として使用された。
[編集] 外部リンク
[編集] 関連項目
- カシオペア
- トワイライトエクスプレス
- 東北本線優等列車沿革
- 完全走破!上野〜札幌寝台特急北斗星の旅 - 本列車全区間の前面展望を収録し、1988年にフジテレビが放送した展望ビデオ形式の番組
- 北斗星 (小惑星) - 1989年1月4日に北海道北見市で発見、当列車より命名
最終更新 2009年11月15日 (日) 12:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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