北方限界線
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| 北方限界線 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| ハングル: | 서해 북방한계선 |
| 漢字: | 西海北方限界線 |
| 平仮名: (日本語読み仮名) |
ほっぽうげんかいせん |
| 英語表記: | Northern Limit Line / North Limit Line(NLL) |
北方限界線(ほっぽうげんかいせん、朝鮮語:서해 북방한계선、英語:Northern Limit Line、もしくはNorth Limit Line(NLL))とは、朝鮮戦争が休戦した後、1953年8月30日に連合国軍最高司令官総司令部側が定めた軍事境界線。
目次 |
[編集] 概要
朝鮮戦争の休戦後、戦争の再燃を防ぐため、大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の実効支配地域を確定する必要が生じた。
陸上については38度線を軍事境界線とすることに韓国と北朝鮮は同意したが、この時、海上での境界については話し合われていなかった。海上での争いから、朝鮮戦争が再開するかもしれないと危惧した国連とアメリカ合衆国は、海上についても境界線の設定が必要と判断した。そこで、休戦から約1ヶ月後の1953年8月30日、海上における韓国と北朝鮮の軍事境界線として、北方限界線を設定した。なお、北方限界線は国連とアメリカが独自に定めた物であり、設定時、北朝鮮との話し合いは行われなかった。
北方限界線は、現在では、韓国と北朝鮮の事実上の国境として機能している。ただし北朝鮮は1999年に北方限界線より若干南寄りに北方限界線とは別の「海上軍事境界線」を宣言している。
韓国と北朝鮮はこの北方限界線周辺で何度も激突しており、特に1999年の第1延坪海戦と2002年の第2延坪海戦では北朝鮮が北方限界線を越境、韓国軍と戦闘が発生し、戦死者も出る事態となっている。2009年11月10日には、7年ぶりに大青海戦と呼ばれる両国間での銃撃戦が発生した。
また、北朝鮮の漁船が北方限界線を超えた海域で漁業を行うこともあり、度々海洋警察庁と小競り合いを繰り返している。
[編集] 再設定議論
北方限界線は北朝鮮との話し合いを持たずに設定された物である。そのため、北朝鮮は一方的な物として公式には認めておらず、北方限界線の再設定を韓国側に求めている[1][2]。1991年に締結された南北基本合意書では、「南と北の海上不可侵境界線については、今後継続して協議する」となっている[3]。
2007年10月11日、韓国の盧武鉉大統領(当時)が「北方限界線は領土線ではない」との主旨の発言を行い、問題になったことがある[4]。
2009年1月30日、北朝鮮の朝鮮中央放送は、韓国との間の「政治・軍事的対決状態の解消に関連するすべての合意事項」を無効化するとの声明を発表したと報道した。[5]。
[編集] 脚注
- ^ 南北首脳会談:北方限界線の再設定が最大の難題 朝鮮日報 2007年8月11日
- ^ "首脳会談での合意認識に差 南北国防相会談:北朝鮮問題". 中日新聞. 2007年11月28日 閲覧。
- ^ 38度線・軍事境界線-新たな停戦機構と平和協定の模索
- ^ NLL問題:盧大統領の発言に困惑する国防部 朝鮮日報 2007年10月13日
- ^ "「対決解消の南北合意」無効化=海上境界線条項も破棄-北朝鮮". 時事通信. 2009年1月30日 閲覧。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月28日 (土) 00:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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