北星学園余市高等学校
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| 国公私立の別 | 私立学校 |
|---|---|
| 設置者 | 学校法人北星学園 |
| 設立年月日 | 1965年4月 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 課程 | 全日制課程 |
| 単位制・学年制 | 学年制 |
| 設置学科 | 普通科 |
| 高校コード | 01533E |
| 所在地 | 〒046-0003 |
|
北海道余市郡余市町黒川町96
北緯43度11分17.1秒東経140度48分59.7秒 |
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| 電話番号 | 0135-23-2165(職員室) 0135-22-6211(代表) |
| FAX番号 | 0135-22-6097 |
| 外部リンク | 公式サイト |
北星学園余市高等学校(ほくせいがくえんよいちこうとうがっこう)は、北海道余市町にある学校法人北星学園運営のキリスト教系の私立全日制普通科高等学校である。
目次 |
[編集] 概要
北海道余市郡余市町にある男女共学の私立高等学校。 全国から高校中退者や不登校経験者などを含む多様な生徒を受け入れ、キリスト教の精神にもとづく人間教育を実践する高校として知られる。 「北星余市高校」あるいは「北星余市」とも略称される。全日制普通科のみ。
1965年4月、余市町の誘致により、主に余市・小樽近郊の生徒の受け皿として開校。
1988年4月、全国から高校中退者を受け入れる転・編入制度を実施。高校中退者の増加が社会的問題となりつつある中、同校の先進的な方針は新聞に大きく報道され、全国的な反響を呼んだ。
1990年、服装の自由化を実施し、制服はない。髪型も自由。
1991年、完全週5日制を実施。
[編集] 教育方針
<学校パンフレットから抜粋>
- 1 キリスト教の精神にもとづき、教育が行われます。それは、みんなが力を合わせて愛し合い、助け合って生きていくことをともに考えていこうというものです。
- 2 明るく、健康な身体を鍛え、自然や社会を正しく科学的に判断できる力を養うことを、強化指導を通して追求します。
- 3 生徒を集団の中で育て、個人や集団の自主性、自発性、自治能力を育て、高めていきます。
- 4 教育活動を支える優れた教師集団作りを大切にしています。
- 5 父母、教師、生徒が一体となった教育を進めています。
[編集] 特色
[編集] 中退者・不登校経験者を全国から受け入れ
同校は、高校を中途退学した子どもや小中学校・高校で不登校になった子どもを積極的に受け入れている。年度途中の転・編入生も随時受け入れている。生徒の年齢は多様である。
受け入れを開始した最初の年度に編入した生徒で、卒業後、母校の教師となった義家弘介氏(現在、参議院議員)の著書『ヤンキー母校に生きる』はTVドラマ化され、『ヤンキー母校に帰る』というタイトルで放送され、話題を呼んだ。
現在、高校中退者が全校生徒の40%、また不登校経験者が約60%近くに及んでいる。
[編集] 生徒の9割近くが寮・下宿で生活
全国から生徒が集まるようになり、現在、道外出身者が生徒の約8割を占める。道内の遠隔地出身者も加えると、9割近くの生徒が寮・下宿で生活している。
同校が直接経営する寮・下宿はなく、すべて学校周辺の地域住民によって運営されている。
近年、通信制高校やそのサポート校などが数多く設置され、中退者や不登校経験者の受け皿が充実多様化してきたかのような印象があるが、全国18万人の広域通信制高校在学生のうち、7万人もの生徒が1年間に1単位も取れず、ただ在籍しているだけになっているのが現状といわれる。
不登校や引きこもりになって学校生活・社会生活から離れた子どもが、自宅から通える学校に入学しても、自力で生活を立て直すのには相当の困難を伴う。
遠隔地から同校に入学した生徒は、親元を離れ、海と山に囲まれた自然豊かな余市町内の寮・下宿で集団生活をする。寮・下宿のおばさん・おじさん、学校のクラスメイト、先輩・後輩、教師たちと、時にぶつかり、時に励まし励まされるというかかわり合いの中で、生徒たちは自主性、自発性、自立性を高め、「生きる力」を育んでいく。 また、親子が距離を置くことで父母と生徒の関係も変化していき、家族関係の修復、再構築がはかられていく効果もあるといわれる。
「子どもたちを集団の中で育てる」という北星余市の教育方針が、地域・学校・家庭・生徒が一体となった教育の実践のなかで生かされている。
[編集] 入試制度
1年生からの入学を希望する場合は、中学校長の推薦を要する推薦入試と、推薦を要しない一般入試がある。 一般入試には、筆記試験と面接のある一般試験と、保護者同伴で面接を行う予約面接試験の2種類がある。
2年生、3年生からの転・編入希望者には、筆記試験と面接のある試験と、保護者同伴で面接を行う予約面接試験の2種類がある。
[編集] 年間行事
「『生きる力』は人と人のかかわりの中でこそ養われる」(同校パンフレットから)として、学校行事を重視している。生徒が主体となって行事を企画実施している。
<主な行事>
- 4月 入学式・対面式
- 5月 1年生研修会(1泊2日の研修会で懇親を深める。)
- 6月 強歩遠足(30km、50km、70kmコースの中から選び、それぞれのペースで歩く。)
- 7月 夏季スポーツ大会(クラス対抗)
- 9月 北星祭(クラス対抗の合唱コンクール、模擬店、各種作品展、ライブ、バザーなど)
- 11月 修学旅行(平和学習の一環として4泊5日で沖縄へ。生徒による実行委員会が企画)
- 12月 冬季スポーツ大会(クラス対抗)・海外研修(希望者のみ。冬休み中に実施)
- 2月 予餞会・スキー遠足
- 3月 卒業式(思い思いの服装で卒業を祝う。時間をかけて一人ひとりに証書を渡す。)
このほか、生徒会主催の浜掃除(ボランティア活動)や映画上映会など各種イベントが開催されている。
[編集] 卒業後の進路
卒業後、推薦入試、AO入試、一般入試等を経て、30~40%の生徒が四年制大学へ、20~30%の生徒が専門学校に進学している。
[編集] 関係出版物
同校の教育実践や、その教育に触れた生徒や親の声を集めた書籍が数多く出版されている。
<主な出版物>
- 1984年 「授業でつっぱる」
- 1987年 「北の大地に灯かかげて」
- 1992年 「親たちの卒業文集」創刊(PTAが編集発行。以後、例年刊行)
- 1995年 「やりなおさないか 君らしさのままで」(教育史料出版会)
- 1997年 「学校の挑戦」」(教育史料出版会)
- 2000年 「いま君が輝く瞬間(とき)」(写真文集)」(教育史料出版会)
- 2003年 「春をつかむ 北星学園余市高等学校 送・答辞集」(柏艪舎)
- 2003年 「続・やりなおさないか 君らしさのままで」」(教育史料出版会)
- 2007年 「しょげてんな!! ひとりで悩む君へ 北星余市から15人のエール」」(教育史料出版会)
[編集] 卒業生
[編集] 関連項目
- 北海道高等学校一覧
- 日本の寮がある中学校・高等学校・高等専門学校の一覧
- 安達俊子(義家弘介の恩師。2000年同校を退職)
最終更新 2009年11月11日 (水) 11:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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