北総開発鉄道7300形電車

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北総開発鉄道7300形電車
7300形7308編成(2007年8月、印旛車両基地にて撮影)
7300形7308編成(2007年8月、印旛車両基地にて撮影)
編成 8両
起動加速度 3.5km/h/s
営業最高速度 110km/h
設計最高速度 120km/h
減速度 4.0km/h/s(常用最大)
4.5km/h/s(非常)
編成定員 1,068(座席436または430)人
車両定員 先頭車126(座席50または47)人
中間車136(座席56)人
全長 18,000mm
全幅 2,760mm
全高 4,050mm
編成質量 264t
車両質量 30t - 34t
軌間 1,435mm
電気方式 直流1,500V (架空電車線方式
主電動機 かご形三相誘導電動機 130kW
歯車比 85:14 (6.07)
制御装置 GTO-VVVFインバータ制御
駆動装置 TD継手式平行カルダン
WN平行カルダン
台車 SUミンデン式台車
FS-547・FS-047形
ブレーキ方式 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
保安装置 C-ATS
製造メーカー 日本車輌製造東急車輛製造

7300形電車(7300がたでんしゃ)は、北総鉄道通勤形電車。北総開発鉄道時代の1991年平成3年)3月31日に運用を開始した。

2006年(平成18年)12月現在、7308・7318・7808編成の8両編成3本(24両)が在籍している。そのうち7308・7318編成は1991年の京成高砂 - 新鎌ヶ谷間開業に合わせて自社発注した新造車で、7808編成は京成電鉄3700形リース車である。また、後に全く異なるデザインで登場した9100形は、床下機器についてはほぼ同一の機構を採用している。

目次

[編集] 形態概説

[編集] 7308・7318編成

京成高砂 - 新鎌ヶ谷間開業時の増備車である。京成3700形とは車体の帯の色などで細部が異なる以外は同一の軽量ステンレス車体・同スペックの姉妹車となっている。ただし、落成時点では新京成電鉄乗り入れ対応としてSR(空間波)方式の列車無線を装備しており、その切替えスイッチを「新京成」側にすることで当時貧弱だった新京成のき電設備に合わせ、限流値(モーターに流す電流の量)は73.3A→58.8Aに落とされ、新京成線内での起動加速度は3.5km/h/s→2.8km/h/sとされた。京成3700形では排障器(スカート)を設置しないで落成した1次車も含めて全編成にスカートの設置が行われているが、この2編成はスカートは設置されていない。

過去に最長で京浜急行電鉄逗子線新逗子駅まで定期的に乗り入れていた。また、1993年(平成5年)には列車無線アンテナ試験の関係で京浜急行電鉄久里浜線三崎口駅まで入線した実績を持っている。また、運用開始当時は新京成線との直通運転で同線の松戸駅まで入線した。

関東地方地下鉄以外の鉄道事業者の車両では、京成3700形と同時に初めて標準採用となるLED車内案内表示器が客用ドアの上部に設置された。先頭車正面にある運行番号表示器は落成時は7セグメントマグサイン式であったが、2005年に7308編成が、2006年には7318編成もLED式に交換された。この運行番号表示器のLED化は後に京成3700形でも実施が開始された。また、7308編成は2009年(平成21年)2月25日から行先・種別表示器をLED式に交換した。

[編集] 7308編成と7318編成の差異

  • 前面種別表示器…7308編成の字幕書体は現行の京成電鉄の標準に合わせた細字(ナール)で英字併記に交換されたが、7318編成は登場時の太字表記のままで、急行特急は全角大文字英字併記である。
  • 転落防止外幌…7308編成は2005年(平成17年)11月に検査入場した際に設置されたが、7318編成は未設置である。

[編集] 7808編成

2003年(平成15年)2月に京成電鉄で新3000形の登場により余剰となった3700形の3808編成(3808 - 3801)のリースを受けるとともに、北総カラーの青帯への変更と車両番号表記プレート、銘板類の交換が施された。この編成は1997年(平成9年)12月に日本車輌製造で落成した。

この編成の運用開始に伴い、京成3150形のリース車両だった7050形(7094~7091+7054~7051)が廃車とされた。

この編成は7800形電車と自社発注車と区別して扱われることがあるが、国土交通省への届け出も「7300形」として行われており、各種文献などでも7300形として扱われている。ゆえに、1両ごとの形式も含めて北総鉄道には7800番台の形式呼称は存在しない。

7300形7808編成(2007年8月、印旛車両基地にて撮影)

印旛日本医大高砂羽田空港

形式 7300形(1)
(M2c)
7300形(2)
(M1)
7300形(3)
(T)
7300形(4)
(M2)
7300形(5)
(M1')
7300形(6)
(T)
7300形(7)
(M1)
7300形(8)
(M2c)
機器配置 CP VVVF DDC CP VVVF DDC VVVF CP
7300形 7301
7311
7302
7312
7303
7313
7304
7314
7305
7315
7306
7316
7307
7317
7308
7318
京成3700形
リース車
7801 7802 7803 7804 7805 7806 7807 7808
凡例 VVVF:主制御器(1C8M)、DDC:補助電源装置(DC-DCコンバータ)、CP:空気圧縮機

[編集] 車体帯のデザイン変更

2006年2月に営業運転を開始した7500形と車体帯デザインを統一するため、2007年に「HOK'SO」のロゴマークと、両先頭車側面には航空機ウイングをイメージしたスリットデザインが追加された。このデザインには、成田新高速鉄道の開業により北総線東京国際空港羽田空港)と成田国際空港成田空港)の双方を結ぶという意味が込められている。

[編集] 7308・7318編成と7808編成の相違点

7308・7318編成は京成3700形の1次車と同一仕様であり、7808編成は4次車で、製造時期が約7年も異なることや、7808編成は元々京成電鉄の仕様で製造されたため、相違点が存在する。

  • スカートの有無
  • 種別表示器の枠下半分の処理…7308・7318編成は出っ張り、7808編成はフラット。
  • 車内のプレート類などの違い…7308・7318編成は車両番号表記プレートが白地にベージュ文字、7808編成は紺地に白字。禁煙プレートは7808編成が下にリブレ京成広告入りだが、7308・7318編成は禁煙表示のみ。
  • 先頭車前面の切抜き文字による車両番号表記は7808編成の場合“7”のみ北総の制式書体(ヘルベチカ)に交換されているものの、下3桁は従来の書体である。
  • 先頭車の車椅子スペースの有無、行先表示器字幕の「印西牧の原」・「印旛日本医大」の上部の表記は7308・7318編成は北総仕様の「千葉ニュータウン」、7808編成はリース当初は京成仕様の「北総・公団線」のまま使用されたが2004年(平成16年)7月1日の線名変更に伴いテープで被覆されて使用された後、「千葉ニュータウン」表記のものに交換された。
  • 床材の模様の違い…7308・7318編成は外側が黄緑色、内側がクリーム色。7808編成はベージュの石目柄。
  • 製造メーカーの銘板は日本車輌製造製の7808編成は白地青文字新ロゴ(日本車両)、同じく日車製の7318編成は青地白文字旧ロゴ(日本車輌)。7308編成のみ東急車輛製造製である。

[編集] 乗り入れ

最終更新 2009年11月29日 (日) 11:49 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【北総開発鉄道7300形電車】変更履歴

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