北部九州
北部九州の最新ニュースをまとめて検索!
世界 > アジア > 東アジア > 日本 > 九州地方 > 北部九州
| 北部九州のデータ | ||
| 5県の合計 | ||
| 面積 | 25,256.75km² | |
| 総人口 | 10,381,372人 (2008年9月1日) |
|
| 人口密度 | 411.03人/km² (2008年9月1日) |
|
北部九州(ほくぶきゅうしゅう)とは、九州のうち北部に位置する地域の呼称である。
古くは「北九州(きたきゅうしゅう)」と言ったが、1963年に誕生した北九州市と紛らわしいため、徐々に言い換えが進んだ。ただし、現在でも北部九州の意味で「北九州」と言うことは、域外の住人を中心に見られる。
目次 |
[編集] 北部九州の地域区分
具体的な範囲は使用する側により解釈に違いがある。
一般的には福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県の5県のことを指す。また、天気予報の気象区分では中国地方に該当する山口県を含む。
ただし、熊本県・大分県を南九州とした上で福岡県・佐賀県・長崎県のみを北部九州とする場合や、熊本県のみを南九州に含めて残りの4県を北部九州とする場合もある。また、中央構造線を境に北部九州と南九州とに分けるといった考え方もある。
また、熊本県や大分県、あるいは福岡県大牟田市や長崎県島原半島については、中九州と呼ぶ場合もある。
さらに、佐賀県や長崎県を西九州と呼んだり、福岡県北九州地方の瀬戸内海沿岸地域や大分県を宮崎県などとともに東九州と呼んだりすることも多い。
[編集] 歴史
[編集] 背景
古くからアジア大陸との窓口として盛えた地方で、特に中国やインドからの文化を輸入する窓口となった。稲作が伝来した地とも言われ、金印、吉野ヶ里遺跡、大宰府、鴻臚館(こうろかん)や元寇防塁跡など、大陸と日本の接点を示す遺跡が多い。邪馬台国の所在地も、北部九州説と畿内説の二説が存在し、未だ決着が着いていない。
現在は中枢都市で、黒田氏のお膝元だった福岡は、鴻臚館の時代から安土桃山時代まで貿易港として盛えた都市で、今でも九州第一の都市としてなっている。又、江戸時代には長崎が、大陸文化を摂取する港町として九州をリードした。
[編集] 変遷
- 古代
ヤマト王権誕生以前の時代においては、大和(近畿)、出雲(山陰)と並ぶ有力な地域であった。
磐井などの豪族や、伊都国(糸島郡付近)や末盧国(松浦付近)などの小国家が存在した。
畿内政権は、北部九州を外交・防衛の中枢として位置付けた。その中枢都市が大宰府(太宰府市)であり、外港として博多(福岡市)が機能した。大宰府は「遠の朝廷」(とおのみかど)とも呼ばれ、外港たる博多には迎賓館に当たる「鴻臚館」が置かれ、大宰府は南日本第一の都市となった。
大内氏が山口を本拠地として、周防国から豊前・筑前・筑後・肥前の4ヶ国までを統治下に置いた。
長崎や大分(=府内)を初めとして、キリシタンの地盤となった。又、商人の自治都市が造られるようになり、その中で博多は商人町となって九州の要衝となり、伴天連追放令の舞台ともなった。
鎖国体制下で、長崎が本土では唯一[1]の貿易港として盛えた。主な藩や天領としては、黒田氏の福岡藩、鍋島氏の佐賀藩、小笠原氏の小倉藩、日田天領などが置かれた。
- 明治時代以後
明治時代になると、北部九州や山陽は、経済や軍事の要衝となった。特に北九州・筑豊一帯には、筑豊炭田や八幡製鉄所などが立地し製鉄工業の中心地ともなった。また、有明海沿岸の三池炭鉱なども隆盛を極めた。この時代は、高度経済成長期まで続いた。
[編集] 自然地理
玄界灘沿岸は日本海側に位置し、山陰・北陸よりは降雪日数は少ないが、冬は北西からの季節風の影響を受けやすいため曇りの日が多く、雪が降ることもある。福岡市の降雪日数は約17日(1971年 - 2000年の平年値)。ただ、積雪は英彦山などが属する筑紫山地のような山地では見られるものの、平野部や都市部では多くはない。
瀬戸内側である福岡県北九州地方から大分県北・中部にかけての地域は瀬戸内海気候に属し、温暖で梅雨や台風を除いて降水量は少なく、日本海側とは対照的に晴天が多い気候である。また、長崎県・佐賀県南部から福岡県筑後地方、熊本県にかけての有明海沿岸地域も似たような気候傾向がある。
夏は真夏日になる日も多く、熊本市、日田市などの盆地では最高気温が摂氏35度以上の猛暑日になることも少なくない。また、晩夏から秋にかけては南九州ほどではないが台風の影響を受けやすい。
- 山:雲仙岳、阿蘇山、久住山、背振山、英彦山、宗像四塚、犬鳴山、高崎山
- 川:筑後川、遠賀川、那珂川、松浦川、本明川、山国川、菊池川
- 平野:筑紫平野(筑後平野・両筑平野・佐賀平野)、菊池平野、中津平野
- 島:周防大島、見島、角島、藍島、彦島、沖ノ島、筑前大島、地ノ島、相島、小呂島、能古島、対馬、壱岐島、五島列島、天草諸島
[編集] 経済
太平洋ベルトの西端に当たる。洞海湾から周防灘にかけての地域には北九州工業地帯が形成されており、ここは日本の工業地帯の先駆けとなった地域でもある。現在では第二次産業では自動車工業や造船業が盛ん。
[編集] 交通
交通拠点としては、北九州・下関が本州と九州の接点として、鳥栖が九州の東西軸(長崎・佐世保と大分)と南北軸(福岡と熊本・鹿児島・宮崎)が交差する十字路として機能している。
[編集] 鉄道
山陽新幹線(東海道山陽新幹線系統も)が博多駅を終点とする。現在、鹿児島中央駅から新八代駅まで開通している九州新幹線は、博多駅までの全通が2011年春頃となる予定である。
[編集] 主な鉄道路線
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 西日本鉄道(西鉄)
[編集] 主な道路
[編集] 主な空港
[編集] 脚注
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最終更新 2009年7月14日 (火) 18:57 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【北部九州】変更履歴


