半ドン

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半ドン(はんどん)とは、午前中に業務・授業が終了し午後が休みの早期終業のことを指す日本での俗称。

目次

[編集] 語源

主に3説ある。

  • 江戸時代末期、長崎県出島よりオランダ語日曜日または休日を意味するzondagという言葉が伝わり、訛ってドンタクになり、半分のドンタクなので「半ドン」と呼ばれるようになった。この「ドンタク」の語の名残が、福岡市で行われる祭り「博多どんたく」である。
  • 明治時代より太平洋戦争中にかけ、時報に午砲(空砲)を撃つ地域があり(東京丸の内等、主要都市には午砲台が設置されていた)、正午の大砲の「ドン」という音より一日の半分が休みなので「半ドン」と呼ばれるようになった。
  • 明治時代において半分休みの土曜日と言う意味で「半土」と言う言葉が生まれ、それが徐々に「半ドン」と言われるようになった。

[編集] 経緯

イギリスの工場法1850年改正により立法化され、日本には明治の初め1876年に日曜日全休とともに官公庁に導入された。 かつて(概ね1980年代頃まで)、、多くの官公庁・企業・学校で土曜日は半ドンであったが、その後週休二日制が導入されて定期的な早期終業が少なくなり、今日では死語になりつつある。

[編集] 類似用語

[編集] はなきん

  • 「花(華)の金曜日」の略。バブル景気の頃、金曜日は通常一週間で夜まで働く最後の日に当たり、翌日を気にせずに会社帰りに仕事仲間と酒を飲める日であったため、サラリーマンが羽を伸ばせる日であった。
  • 景気が衰退するとともにあまり使われなくなり、半ドンと同じく死語になりつつある。
  • また、英語でも似たような言葉に、TGIF (Thank God It's Friday) がある。更に最近は「ハナモク(―木曜日)」なる言葉さえ現れている。

[編集] その他

  • 梅崎春生が書いた短編小説「午砲(ドン)」が、昭和59年度版三省堂「現代の国語」中学3年に掲載されていた。
  • 土曜日の放課後というのは学生にとっては一週間で一番うれしい時間であったためか、インターネット上の掲示板ブログなどで当時を懐古する者も多い。
  • 当時の学生の土曜日の放課後の過ごし方は、概ね3つに分けられる。
    • 「土曜日の放課後なので、授業が終わったらまっすぐ家に帰り午後に備える」
    • 「土曜日の放課後なので、普段では出来ない道草をしながらゆっくり帰る」
    • 「学校に残って、土曜日の放課後という普段では味わえない時間を楽しむ」

最終更新 2009年5月14日 (木) 13:14 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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