半減期 (薬学)

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薬学における半減期とは、薬成分の血中濃度が最高値になってから半減するまでの時間のことを言う。 血中(濃度)半減期消失半減期とも言い、文章上ではT1/2と書かれることもある。 一般に成分の血中濃度が最高値の半分以下になると断薬症状が出やすくなることから、薬が生体に作用する(体内動態)時間の目安とされているが、薬の血中濃度が下がる時間と言うのは個人差や環境(発汗や運動、飲食など)による差異が大きく、あくまでも目安に過ぎない。

薬の投与した瞬間を0とし、最高血中濃度到達時間を2時間、半減期を10時間とした場合のグラフ。
実際にはこのような完全な直線になるわけではない。

具体的には、薬を飲んだ瞬間を時間0とした場合、ある程度の時間が経過した後に最高血中濃度CMax)に達する。この0 - CMaxの時間を最高血中濃度到達時間(TMax)と言い、血中濃度は最高値(CMax)に達した(TMax)後は徐々に低下していく。そして血中濃度がCmaxの半分まで減った、Tmaxからの時間が半減期(T1/2)である。 ちなみに「薬を飲んでから血中濃度が半減する時間」と言う誤解が多い。 血中濃度が下がる理由としては、肝臓などで代謝されることと尿や便で排出されることがほとんどである。

断薬症状が出ると、病気によっては患者が非常に危険な状態になりかねないため、前に飲んだ薬の半減期が来る前に再度薬を投与する必要がある。そのため半減期は、薬を飲む頻度に大きくかかわってくる。例えば半減期が8時間前後の薬の場合は毎食後に、24時間前後の場合は1日1回といった感じになる。ただしこれは持続性の薬に適用されるもので、一時的に作用すれば良い頓服薬についてはこの限りではない。

最終更新 2009年11月12日 (木) 12:55 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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