半田市

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半田市
はんだし
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
団体コード 23205-0
面積 47.24km²
総人口 118,565
推計人口、2009年9月1日)
人口密度 2,510人/km²
隣接自治体 常滑市碧南市高浜市
武豊町阿久比町東浦町
市の木 クロマツ
市の花 サツキ
他のシンボル
半田市役所
所在地 〒475-8666 愛知県
半田市東洋町二丁目1番地

市役所
電話番号 0569-21-3111
外部リンク 半田市

半田市位置図(愛知県)

:政令指定都市 / :市 / :町・村
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半田市(はんだし)は、愛知県尾張知多地方に属する。

古くから知多半島政治経済の中心であり、港湾都市として発達した街である。戦前の1937年(昭和12年)3町合併により、知多半島で最初に市制を施行した。その後は、昭和30年前後の合併ブームや平成の大合併でも合併が行われないまま現在に至っている。

古くより醸造業が盛んで、太平洋戦争後には自動車関連産業などの製造業も進出。日本で初めて非核自治体宣言を提唱した市でもある。『ごんぎつね』などで知られる童話作家新美南吉の出身地でもあり、市内には新美南吉記念館があるほか、記念館周辺には童話にちなんだ花畑なども広がっている。

中部国際空港の開港に伴い、新たにこの地方への営業所の設置を図る企業も多かったが、常滑市内では十分な受け入れ体制が整っていなかった。その為、代わってこの半田市内に拠点を置く企業が多い。これは企業というより住居についてであり、知多半島の高校の約4割が半田市に集中している事から子弟の教育の面で半田を選ぶ傾向があるが、単身者向けの住居は常滑市内に多くできてきた。

目次

[編集] 地理

[編集] 隣接している自治体

[編集] 人口

半田市と全国の年齢別人口分布 半田市の年齢・男女別人口分布
紫色 ― 半田市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
1980年 89,328人
1985年 92,883人
1990年 99,550人
1995年 106,452人
2000年 110,837人
2005年 115,845人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 歴史

江戸時代、市域は尾張藩犬山藩寺社の領地であった。市制施行まで知多郡に属していた。

  • 1889年(明治22年)10月1日 - 半田村・亀崎村がそれぞれ町制を施行し半田町・亀崎町となる。
  • 1890年(明治23年)3月30日 - 日本で最初の陸海軍統合大演習が催され、また日本で初めて大本営(但し法制化前)が設置された。
  • 1890年(明治23年)12月17日 - 成岩(ならわ)村が町制を施行し成岩町になる。
  • 1906年(明治39年)5月1日 - 亀崎町・有脇村・乙川(おっかわ)村が合併し亀崎町となる。
  • 1937年(昭和12年)10月1日 - 半田・成岩・亀崎の3町が合併し、県下6番目の市として半田市が発足する。当時の人口は5万477人。
  • 1956年(昭和31年)1月27日 - 衣浦大橋が開通する。
  • 1993年(平成5年)3月5日 - 非核・平和都市宣言が行われる。
  • 2008年(平成20年)3月31日 - 人口が12万人を突破する。

[編集] 姉妹都市・提携都市

[編集] 国内

[編集] 海外

[編集] 経済

古くから醤油味噌などの醸造業が栄えていた。江戸中期より酒粕を用いたの醸造が始まると、江戸のにぎり寿司ブームもあり、樽詰めされた酢は尾州廻船によって江戸にも運ばれた。こうした醸造業の発展は現在の半田市の形成に繋がり、ミツカンなどに代表される日本有数の食品産業の町への基礎となった。

戦前には重工業も盛んになり、中島飛行機に代表されるように航空機産業も発達した。軍需産業の一拠点となった半田市は戦争中には空襲の標的となり、多大な被害を受けることになった。戦後は再び重工業が復興し、臨海部の工業地帯を中心に栄えている。

戦後、有力な収入源として半田競艇場が作られたが、伊勢湾台風により施設がほぼ全壊し、廃止された。

[編集] 産業

[編集] 市内に本社をおく主要な企業

  • 知多信用金庫
  • 半田信用金庫
  • 知多乗合知多バス
  • 安全タクシー
  • 名鉄知多タクシー
  • ミツカングループ本社-食酢のトップメーカー。旧中埜酢店。
  • 中埜酒造株式会社 - 銘柄名:國盛(くにざかり)
  • 天埜酒造合資会社 - 銘柄名:初夢桜(はつゆめさくら)
  • 尾張製粉株式会社
  • キッコウトミ株式会社-明治25年創業の味噌・醤油醸造元
  • 中利
  • みどり乳業株式会社
  • 株式会社鶴弥
  • 輸送機工業株式会社 - 前身は中島飛行機半田工場。
  • ツカサ工業株式会社
  • 加藤電機株式会社(カーセキュリティ)
  • 株式会社中京医薬品
  • 株式会社カメレン - 建築内外装用タイルおよびレンガの製造
  • 東海興業株式会社
  • 中埜総合印刷株式会社
  • 株式会社衣浦電機製作所-愛知のブランド認定企業
  • バロンパーク株式会社(ガソリンスタンド「ユニーオイル」経営)
  • 株式会社大三化成
  • 愛知化学陶磁器株式会社(わらし工房)
  • かめさきカホリン - 全国的にも数少ない豆腐の型箱専門の製造業者
  • とりとり亭(本店所在地)
  • 衣浦臨海鉄道

[編集] 市内の主な商業施設

[編集] 慢性的な渋滞 半田市街・衣浦大橋

半田市街(半田市域)・阿久比町域および衣浦大橋が、道路事情の整備不足から慢性渋滞になっている。これが中部国際空港・知多半島と西三河を分断する要因になっており、新幹線三河安城駅からの中部国際空港直通バスにも影響が出ている。西三河のトヨタ自動車グループのような絶対的な産業基盤の乏しい半田市では、財政力の弱さから道路整備が遅れている。現在、衣浦大橋周辺での道路改良計画が愛知県によって策定されている。

衣浦トンネルについても半田市側はたどり着くまで、又は利用した後が大変である。 例えば知多半島道路・半田インターを降りてから東浦町より東は古くからの片側1車線の道しかないので、慢性渋滞になっていて、通過時間の予測がしにくい。他の市と比べて幹線における右折車線が肝心な所にないことも渋滞が多い一因である。 例えば出口町から半田大橋間の約5kmは赤信号が長く、いつも渋滞しており通過に10分から15分を要することが多い。

[編集] 中部国際空港開港と半田市立半田病院

常滑市内には3次救急に対応出来る病院が存在しない。その為、中部国際空港の開港に伴い、知多半島で唯一の救命救急センター(3次救急対応)が半田市立半田病院内に設置された。

[編集] 教育

半田市は尾張学区に属し、中学生は尾張地方の県立および名古屋市立の普通科高校に進学可能だが、衣浦大橋を挟んで対岸の高浜市にある高浜高校の普通科には進学できない。

[編集] 大学・高等学校等

[編集] 中学校

[編集] 小学校

  • 半田市立半田小学校
  • 半田市立雁宿小学校
  • 半田市立さくら小学校
  • 半田市立岩滑小学校
  • 半田市立乙川小学校
  • 半田市立乙川東小学校
  • 半田市立横川小学校
  • 半田市立亀崎小学校
  • 半田市立有脇小学校
  • 半田市立成岩小学校
  • 半田市立宮池小学校
  • 半田市立花園小学校
  • 半田市立板山小学校


[編集] 主な施設

[編集] 文化施設

  • 半田市立図書館
  • 半田市福祉文化会館(雁宿ホール)
  • 青年の家

[編集] スポーツ施設

[編集] 郵便局

  • 半田郵便局
  • 半田乙川郵便局
  • 半田花園郵便局
  • 半田岩滑郵便局
  • 半田亀崎郵便局
  • 半田協和郵便局
  • 半田住吉郵便局
  • 半田成岩郵便局
  • 半田土井山郵便局
  • 半田板山郵便局
  • 半田美原郵便局
  • 半田平地郵便局
  • 半田有楽町郵便局


[編集] 交通

[編集] 国道

[編集] 県道

[編集] 有料道路

[編集] 鉄道

[編集] 路線バス・空港バス

半田市は知多半島の中心に位置しており、古くから知多半島内や西三河地区への路線バスの基点となっていた。そのためバスの系統は多いが、利用者は多くなく便数も減少しつつある。同市に本社を置く知多乗合(知多バス)が市内を通るほぼ全ての路線バス・空港バスを運行しており、常滑線は毎時2本程度、それ以外の路線は毎時1本以下の運行頻度となっている。その中で、上池線・亀崎線・鴉根線・花園線については、半田市と知多乗合との協定により、赤字を補填するために市税から年度毎に約2,000万円程度の補助金を給付している。また、半田市から中部地区以外の大都市圏への長距離バス路線はジェイアールバス関東によって運行される知多シーガル号がある。

  • 知多乗合
    • 常滑線 - 知多半田駅~板山~常滑駅~中部国際空港
    • 岩滑(上)線 - 知多半田駅~半田高校前~新美南吉記念館西~椎の木園
    • 岩滑(下)線 - 知多半田駅~岩滑小学校前~新美南吉記念館西~椎の木園
    • 有脇線 - 知多半田駅~市役所前~乙川駅前~有脇~東浦駅
    • 上池線 - 知多半田駅~市役所前~乙川駅前~緑ヶ丘
    • 亀崎線 - 知多半田駅~市役所前~乙川駅前~亀崎県社前
    • 鴉根線 - JR半田駅前~市役所前~成岩駅前~図書館・博物館~青山駅前~君ヶ橋住宅西
    • 花園線 - 青山駅前~君ヶ橋住宅西
    • 安城空港線 - 中部国際空港~住吉町駅~三河高浜駅前~三河安城駅
  • ジェイアールバス関東

[編集] 名所・旧跡・観光スポット

ミツカングループが設立した日本で唯一の酢の総合博物館
中埜酒造が運営する酒の博物館。
半田市が設立した新美南吉の記念文学館。
旧・カブトビールの醸造工場で国の登録有形文化財
旧・中埜半六家の別邸。国の重要文化財
  • 中埜半六邸
江戸時代末期に廻船業を営んでいた富豪中埜半六の旧邸宅。
  • 小栗家住宅
半田屈指の豪商であった小栗家の旧邸宅で国の登録有形文化財。
  • 半田市立博物館
半田市の歴史的郷土資料を展示した博物館。
弁護士であった神谷幸之が絵画を寄贈し設立された美術館
地球宇宙に関する展示などを行う科学館プラネタリウムの上映やイベントの開催も行っている。
C11265蒸気機関車(武豊線のSLさよなら列車を牽引)及び、武豊線を中心とした鉄道資料を展示する鉄道資料館。
徳川家康ゆかりの寺。本能寺の変に際し、家康が岡崎へ逃げ帰る途上に立ち寄ったといわれる寺。家康から贈られたと言われる鐙などがここに保存されている。

[編集] 祭事・催事

  • はんだ山車まつり(5年毎に開催、10月第1土日)次回開催日程は2012年10月
半田市内には豪華な彫刻・大幕で飾られた重厚な山車が市内各地区に全部で31台あり、毎年春に各地区の祭りで曳きまわされている。5年に1度開催されるこの祭りでは、その31台の山車が一堂に会し、期間中は多くの観光客で賑わう。
  • 乙川祭り(3月下旬土日)
古文書や、宝暦五年1755年の「乙川村祭禮絵巻」に描かれていることなどから宝暦年間以前から伝わっている祭礼。

   入水上神社(乙川大社)に四輛の山車を曳き入れ、からくり人形を奉納する。 山車組は、地区制の「組」ではなく、血縁制の「山」からなる。

  • 成岩地区祭礼(4月第2土日)
成岩神社に山車四輛を曳き入れ、大獅子・小獅子の舞を奉納する。

   特記として、成岩西組は武豊町北部(馬場・下門地区の一部)が巡回ルートに入ることがある。

  • 西成岩地区祭礼(4月第2土日)
成石神社に山車二輛を曳き入れ、三番叟・神楽・巫女の舞いを奉納。

   協和地区・成岩地区の一部の山車と市立図書館駐車場で揃う。

  • 協和地区祭礼(4月第2土日)
白山神社に山車二輛を曳き入れ、三番叟・巫女の舞いを奉納する。

   白山神社への急勾配は、山車組二組総出で一輛ずつ坂上げする。

  • 岩滑地区祭礼(4月第2土日)
八幡社(岩滑)に山車二輛を曳き入れ、三番叟・神楽・巫女の舞いなどを奉納する。
  • 岩滑新田地区祭礼(4月第2土日)
神明社に山車二輛を曳き入れ、神子・三番叟を奉納する。
  • 板山地区祭礼(4月第2土日)
板山神社に山車三輛を、八幡社(板山)に山車1輛を曳き入れ、三番叟・神楽・巫女の舞いなどを奉納する。

   また、八幡社では獅子神楽・幣の舞を奉納する。

  • 上半田地区祭礼(4月第2土日)
住吉神社(入水神社)に山車二輛を曳き入れる。また、神社境内のため池(宮池)にちんとろ舟を二隻浮かべ、船上より三番叟を奉納する。
  • 下半田地区祭礼(4月第3土日)
業葉神社に山車四輛を夕刻に曳き入れ、提灯を点燈したのち、三番叟・太平楽の舞・采振り(からくり人形)・巫女舞(からくり人形)を奉納する。
言い伝えによれば、室町時代の応仁・文明年間に起源を持つ半田市亀崎町に伝わる祭礼。神前神社(通称:県社)前の海浜に、江戸時代後期に建造された知多型(半田型)の山車5台を曳き下ろして整列、からくり人形を奉納する(伊勢湾台風後は堤防で塞がれて海中への曳き下ろしは出来なかったが、近年堤防を開閉式にしてその先を人工砂浜として整備し、曳き下ろしが可能となった)。その後は、町の西にある尾張三社へ神輿が移動することから、山車はそれに従う形で曳き回される。2日目は1日目と逆のコースを取る。「亀崎潮干祭の山車」5台は1966年(昭和41年)に愛知県有形民俗文化財に指定され、2006年(平成18年)には「亀崎潮干祭の山車行事」が国の重要無形民俗文化財に指定された。

[編集] 出身有名人

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月8日 (日) 17:04 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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