南日本新聞

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南日本新聞社本社(鹿児島市与次郎)

南日本新聞(みなみにっぽんしんぶん)は、南日本新聞社が編集・発行する鹿児島県地方新聞である。

目次

[編集] 概要

主に鹿児島県内を取材地域としている。宮崎県南部にも取材拠点が置かれており、宮崎県政や宮崎県西部(諸県方面)の話題を「県内ニュース」として扱うこともある。外国や日本国内の他都道府県の出来事は共同通信社の配信記事を使用する。鹿児島県関連のニュースは見出しで「鹿県」と略して表記される。

販売地域は鹿児島県と宮崎県の諸県地方。2009年2月28日まで、配達地域に応じて1日に2回(朝・夕刊セット)と1日に1回(朝刊単独)発行の地域があり発行部数は現在約37万部。

2008年12月1日朝刊一面にて2009年2月28日付をもって夕刊の休刊(廃止)を発表。理由としては、発行部数が2万3千部になり赤字が続いた事と、インターネットの普及などで夕刊の普及率が減少したためとしている。そのため夕刊連載の小説は同日から一日3話ずつの掲載となっている。

余談だが、鹿児島県出身で全日本プロドリフト選手権D1グランプリ)のドライバーである末永正雄が勤務している会社としても知られている。

[編集] 沿革

『南日本新聞の歩み』による

  • 1881年(明治14年) 「鹿児島新聞社」設立
  • 1882年(明治15年)2月10日 創刊号発行
  • 1889年(明治22年) 政治団体・鹿児島同志会の機関誌となる。
  • 1942年(昭和17年)1月31日 鹿児島朝日新聞社と合併。「鹿児島日報社」となる。(国策による合併)
  • 1942年(昭和17年)2月11日 「鹿児島日報」第1号を発刊。
  • 1946年(昭和21年)2月11日 「南日本新聞社」に社名変更。題字が「南日本新聞」となる。
  • 1999年(平成11年)2月 国分市(現・霧島市)に分散印刷工場(国分制作センター)が完成、稼動開始。
  • 2001年(平成13年)2月 本社を鹿児島市易居町から同市与次郎に移転。
  • 2008年(平成20年)11月27日 朝日新聞(西部本社発行版)の鹿児島・宮崎向けの委託印刷を2010年4月から南日本新聞社の本社工場で行うことで朝日新聞社と基本合意。
  • 2009年(平成21年)3月 朝刊単独紙に移行。

[編集] 提携通信社等

[編集] 1部売り

  • 朝刊のみ130円

[編集] 永年連載される項目

  • 南風録 - 朝刊一面の下に毎日掲載されるコラム。論説委員などがローテーションで担当している。但し、同社の論説委員の多くは取材部門の部長、副部長、支局長級の記者によって構成されており、『南風録』の多くは、彼ら兼任論説委員が、取材や原稿チェックの合間に執筆していることが多いとされる。題材は時事問題から日常の風景等の多岐に亘り、鹿児島県内では朝日新聞の天声人語よりも各方面への論調に強く影響する場合が多い。過去には中学・高校入試の国語の問題文にされる事もあった。
  • 黒ヂョカ - 読者のユーモア溢れるこぼれ話を県内各地の支社、支局長、地域報道部記者らが構成して伝える人気連載。ちなみに「黒ヂョカ」とは、主に薩摩半島南部などで使われていた平たい黒薩摩焼の焼酎用急須のこと、かつてはお湯割りをつくるときに良い塩梅になるということで必ず使われていた。
  • 薩摩狂句 - 南日本放送などと同様に、永年に亘り読者から薩摩狂句の投稿作品を募集し、佳作を撰者が講評している。
  • おくやみ広告 - 鹿児島県内では一般家庭も含めて、死亡及び告別式の御知らせの広告を同紙へ掲載するのが一般的である。

[編集] ラジオ・テレビ欄

同新聞では鹿児島県所属の離島地域(奄美諸島など)の新聞配達=朝刊だけが昼から翌日の早朝になること、また沖縄県内のテレビが視聴できることなどを考慮して、朝刊では最終面(休刊日は中面)の県内の当日のテレビ番組欄とは別に、第3テレビ面(当日のラジオも掲載)内に、翌日1日分(休刊日は翌々日も)の鹿児島県と沖縄県のテレビ番組欄を、第2テレビ面(第1テレビ面の裏面)に当日の宮崎・熊本のテレビと当日のBSデジタル放送を掲載している。

第1テレビ欄→当日の鹿児島のテレビ番組·NHK衛星第一・NHK衛星第二
第2テレビ欄→当日の宮崎・熊本のテレビ、当日のBSデジタル放送
第3テレビ欄→当日の鹿児島及び宮崎のラジオ、翌日の鹿児島・沖縄のテレビ、翌日のNHK衛星第一及びNHK衛星第二

表記は新聞上で掲載されている形である(・印の左側は実際は青または黒の長方形で囲んである)。1994年頃は略称表記のみであった。

このように当日・翌日の2日分(休刊日は3日分)の番組表を全部載せているのは、同じように離島が多く一部では昼~夕刊発行時に配達される長崎新聞(朝刊専売)の例もある。

[編集] 収録テレビ局

鹿児島県内
※当日分のテレビはフルサイズ、翌日分のテレビはハーフサイズで掲載
※第1テレビ面に当日分、第3テレビ面に翌日分掲載
鹿児島県外
※第2テレビ面(当日分)のみハーフサイズ掲載
※第3テレビ面(翌日分)のみハーフサイズ掲載。アナログのチャンネル案内はなし。
衛星放送
※全てハーフサイズ掲載
※第1テレビ面に当日分、第3テレビ面に翌日分掲載
※第2テレビ面(当日分のみ)

[編集] 収録ラジオ局

[編集] 週間番組表

鹿児島県内の県域FM局とフレンズFMのみで、日曜日の朝刊に掲載。NHK-FMはサイズが大きくクラシック番組の演奏順も判るようになってあるが、フレンズFMは番組名がわかる程度のサイズである。

[編集] ラ・テ欄に関する備考

  • 毎年12月29日には年末年始の番組表が別版で配布される。掲載局はおおすみFMネットワークディ!ウェイヴを除く鹿児島県内の地上波放送局(TV・FM)とBS1・2、WOWOWである。
  • 誤植が過去数回ある。2003年6月30日のテレビ欄は前年同日(つまり2002年6月30日)の番組内容を誤植した(この際は前日の紙面で番組表は確認できた)他、鹿児島放送で放送されていたまもって守護月天!の表記を『GETTEN』としたこと、などがある。
  • 1988年当時は最終面に宮崎・熊本民放の番組欄を掲載していた。
  • 2004年6月1日付から深夜番組欄が現在のサイズに拡張された。
  • 2006年12月1日付から鹿児島・宮崎・熊本・沖縄のチャンネル案内にリモコンキーIDが表記されている。
  • 2008年11月現在、翌日のテレビ欄と当日のラジオ欄は中面、BSデジタルと宮崎・熊本民放テレビはテレビ欄(最終面)の裏面に掲載されている。

[編集] 備考

  • 社会面に掲載される4コマ漫画「あんずちゃん」はモノクロでの掲載であったが、2008年5月15日付で、原則的にカラー掲載になった(熊本日日新聞はそれ以前からカラーでの掲載である)。

[編集] 法人概要

本紙を発行する株式会社南日本新聞社 (みなみにっぽんしんぶんしゃ)は、九州地場では大手の1つに位置づけられる。本紙以外にも、各種情報誌を制作し配布している。

[編集] 支社・支局

  • 支社:東京(銀座)・大阪(梅田)・福岡(天神
  • 支局:離島が多いこともあり、鹿児島県内各地及び宮崎の計25か所有している。

[編集] 関係する放送会社

南日本新聞社は鹿児島県内で株式会社の形態を採る全ての地上波放送局に出資している。以下は『南日本新聞の百二十年』発刊時点(2001年6月)の記述である。

  • 南日本放送 - 資本金2億円のうち3パーセントの600万円を出資。創始者は当時の南日本新聞社社長で、開局時の社屋も南日本新聞社本社の3階を間借りしていた。近年は影響力が薄まる。なお、新聞とは違い読み方は「みなみにほん-」である。
  • 鹿児島テレビ放送 - 資本金3億円のうち26パーセントの7,800万円を出資。西日本新聞社よりも影響力が強い。
  • 鹿児島放送 - 資本金10億円のうち3パーセントの3,000万円を出資。
  • 鹿児島讀賣テレビ - 資本金35億円のうち1パーセントの3,500万円を出資。南日本新聞社本社の西隣に演奏所がある。
  • エフエム鹿児島 - 資本金8億円のうち6パーセントの4,800万円を出資。
  • 鹿児島シティエフエム - 鹿児島市を対象とするコミュニティ放送局。資本金1億5,000万円のうち8パーセントの1,200万円を出資。

[編集] 外部リンク


最終更新 2009年7月29日 (水) 08:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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