南海りんかんバス

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南海りんかんバス株式会社
Nankai Rinkan Bus Company, Limited
南海りんかんバス(高野山営業所)の車両
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 りんかんバス
本社所在地 日本
和歌山県橋本市市脇
電話番号 0736-32-0779
設立 1993年4月1日
業種 陸運業
事業内容 自動車運送事業等
主要株主 南海電気鉄道
外部リンク http://www.rinkan.co.jp/
特記事項:本社所在地は橋本営業所内
  

南海りんかんバス(なんかいりんかんバス)は、和歌山県のバス会社。南海電気鉄道の100%出資子会社で、橋本営業所(和歌山県橋本市九度山町)と、世界遺産の霊場高野山内と護摩壇山奈良県野迫川村への急行バスを運行する高野山営業所がある。 これら2つの営業所は直接自社の路線で繋がっておらず、南海高野線南海鋼索線で接続する。

高野山内のバス運行区間のうち高野山駅前から女人堂の手前までは南海りんかんバス専用道路となっており、歩行者および南海りんかんバス以外の車両は通行することができない。







目次

[編集] 沿革

  • 1993年4月に南海電鉄の路線バス部門(現・南海バス)のうち、高野山・橋本の両営業所を分社化して発足した。

[編集] 本社および営業所

[編集] 現行路線

[編集] 高野山営業所

[編集] 立里線

  • 高野山駅前~千手院橋~奥の院前~野迫川村役場前~荒神口~立里荒神前~立里

高野山駅前から、高野山内を経由して、野迫川村方面を結ぶ路線である。終点付近にある立里荒神社は弘法大師空海が高野山の開山の際に勧請したといわれている神社であり、「立里の荒神さん」として親しまれている。なお、この路線は急行路線であるため、スルッとKANSAIのカード類は使えない。また、2往復運行しているうち1往復は冬期運休となる。

[編集] 高野龍神線

高野龍神線の車両
  • 高野山駅前~千手院橋~奥の院前~野迫川村総合案内所前~護摩壇山

龍神自動車と連携して高野山駅前と田辺市龍神温泉、さらに紀伊田辺駅前を結んでいる路線で高野山内、高野龍神スカイラインを経由する。高野山と龍神温泉のほぼ中間に位置する護摩壇山で両社のバスを乗り換える運行形態をとっている。この路線は急行路線であるため、スルッとKANSAIのカード類は使えない。冬季(12月-3月)は運休する。

[編集] 高野山内各線

  • 高野山内線:高野山駅前~千手院橋~奥の院口・一の橋口[1]~奥の院前、大門~金堂前~千手院橋~奥の院口・一の橋口[2]~奥の院前
  • 千手大門線:高野山駅前~千手院橋~金剛峯寺前[3]~金堂前・大塔口[4]~大門
  • 鶯谷線:高野山駅前~女人堂~中の橋霊園(1日3往復)
  • 玉川線[5]:高野山駅前~千手院橋~一の橋口~奥の院前~清川橋(1日2往復)
  • 高野花坂線[6][7]:高野山駅前~千手院橋~金堂前~大門~花坂(1日2往復、中学校休校日運休、夏期と冬期でダイヤが異なる)

高野山内の移動によく使われる路線である。各路線とも高野山駅前から高野警察前までは同経路を通り、そこから各方面に分かれていく。一番運行本数が多いのは、奥の院前行である。この奥の院前行は、観光客が多い時期に臨時便の運行[8]がなされており、高野山内の移動は非常にしやすくなっている。

[編集] 橋本営業所

  • 真土線 橋本駅前~中島~真土
  • 山内線 橋本駅前~中島~上山内・平野
  • 平野線 橋本駅前~御幸辻駅筋~平野
  • 紀見線 橋本駅前~林間田園都市駅前~紀見ヶ丘~紀見峠
  • 林間田園都市線 林間田園都市駅~あやの台・初芝橋本高校前・橋本市民病院・城山台北
  • 橋本市内線 橋本駅前~車庫前(旧:橋本市民病院)

[編集] 廃止路線

  • 恋野線 橋本駅前~恋野
    2006年11月14日限りで廃止となった。
  • 真土線の一部 真土~五條バスセンター
    2008年3月31日限りで奈良県内にあたる上記区間のみ廃止となり、五條市内への乗り入れが完全に消滅した。2002年1月15日までは橋本駅前~五條バスセンター間の奈良交通との共同運行路線であったが、以降は当社の単独運行路線となっていた。京阪バスの18系統とともに、奈良県内においてスルッとKANSAI対応カードの使用が可能な数少ない系統の1つであった。
  • 高野洞川線 高野山駅前~千手院橋~奥の院前~天狗木峠
    奈良交通と連携して高野山駅前と奈良県天川村洞川温泉(どろがわおんせん)を結んでいた夏季限定の季節運行路線で、「すずかけライン」の愛称がつけられていた。和歌山・奈良県境の天狗木峠で両社のバスを乗り換える運行形態をとっていた。この路線は急行路線であるため、スルッとKANSAIのカード類は使えなかった。2005年を最後に運行が行われなくなった。
  • 九度山線 高野口駅前~九度山駅前~河根小学校前
    2009年3月31日限りで廃止となった。

[編集] 車両

日野自動車製と三菱ふそう製が在籍するが、ほとんどはふそう車である。

高野山営業所の車両は大半が大型車であり、急行路線(龍神線)には専用の車両が採用されている。塗装は南海バスのそれを基本にしているが、バンパーもオレンジに着色した車両もあり、他には一般的にNカラーと呼ばれた旧塗装もごく一部に採用している。

橋本営業所では、通常塗装のほか、南海電鉄時代に採用していた緑を基調とした塗装や、前述のNカラー塗装の車両も所有している。緑塗装、Nカラー塗装は共に南海バス本体には既に在籍しないが(夜行高速バスをのぞく)、りんかんバスでは南海バスから移籍した車両の他、近年の新車でも緑塗装を採用したものがある。また、過去の龍神線用急行バスは、専用の塗色を採用していた。

なお、橋本営業所では近年、南海バスから車両を譲渡されたり、バリアフリーに対応した最新鋭の車両の増備が進んでいる。高野山営業所ではここ数年車両に変化が無かったが、2007年4月に橋本営業所から小型ノンステップバスが転属、その後2009年からは大阪府の排気ガス規制の影響で初期のワンステップバス等が順次転属している。

[編集] 特徴あるもの

高野山営業所管内の特定区域が乗り放題の「高野山内1日フリー乗車券(800円)」が同営業所窓口で発売されており、最初に乗車したあと1回目の降車時には本体を乗務員に提示し、券片隅部だけを切り離して運賃箱に入れる(2回目以降の降車は本体を乗務員に提示するのみ)。なお、最終的に高野山駅前まで戻ってきたときに、本体を乗務員が回収する仕組みになっている(運賃表示器にはその旨を記載したステッカーが掲示されている)。なお余談だが、高野山駅前~奥の院前間は、この乗車券を買っても、現金でそのまま往復乗車しても同額であり、高野山営業所窓口では路線図と山内主要停留所時刻表が併記されたリーフレットがあり、誰でも自由にもらうことが出来る。

[編集] 脚注

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  1. ^ 奥の院口を経由するのは昼間時間帯の奥の院前行(奥の院前発は経由しない)と夕方・夜間の高野山駅前~奥の院口~一の橋口~高野山駅前系統のみである。
  2. ^ 奥の院口を経由するのは昼間時間帯の奥の院前行(奥の院前発は経由しない)のみである。
  3. ^ 21時以降の便は金剛峯寺前止まりとなる。
  4. ^ 大塔口を経由するのは朝の大門行及び夕方の高野山駅前行のそれぞれ1本のみである。
  5. ^ 奥の院前~清川橋間は狭隘道路を走行するため小型車で運行される。
  6. ^ 大門~花坂間は狭隘道路を走行するため小型車で運行される。
  7. ^ この路線は公式HPの路線図には記載されているが、ダイヤは掲載されていない。
  8. ^ 特に乗客が増えるお盆の時期には高野山駅前~奥の院前間は無ダイヤ状態の頻発運転が行われる。このために、南海電鉄から分社する以前は夏季に大阪府内の各営業所から多くのバスが応援に貸し出されていた(毎年8月13日夕方に行われる「ろうそく祭り」など)。

[編集] 外部リンク


最終更新 2009年10月7日 (水) 18:50 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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