南風 (列車)

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茶屋町駅を通過する南風
讃岐財田駅を通過する南風号
備中箕島駅 - 早島駅間を走行する「アンパンマン列車」南風

南風(なんぷう)とは、四国旅客鉄道(JR四国)、西日本旅客鉄道(JR西日本)および土佐くろしお鉄道岡山駅 - 高知駅須崎駅中村駅宿毛駅間を、宇野線本四備讃線瀬戸大橋線)・予讃線土讃線土佐くろしお鉄道中村線宿毛線経由で運行しているエル特急

また本稿では、下り土佐山田駅 - 須崎駅間、上り高知駅 - 土佐山田駅間で運行している臨時特急列車ウィークエンドエクスプレス高知についても記述する。

目次

[編集] 運行概況

[編集] 運行本数

岡山駅 - 高知駅間 : 下り7本・上り5本
岡山駅 - 須崎駅間 : 上り1本
岡山駅 - 中村駅間 : 下り5本・上り7本
岡山駅 - 宿毛駅間 : 下り2本・上り1本

[編集] 使用車両

現在は、2000系気動車・N2000系気動車(いずれも振り子式。宇野線・本四備讃線では振り子機能を使用しない)が2 - 4両編成で運転されている(多客時には最大8両)。

一部列車は宇多津駅で「しまんと」・「うずしお」との分割・併合も行われる。

但し、予讃線エル特急である「しおかぜ」・「いしづち」と同じく、多客期には「しまんと」を併結せず単独運転となる時がある。この場合、高松駅 - 多度津駅間に接続列車が運転される。「しまんと」併結時、下り基準で「南風」が先に宇多津駅に入る。

[編集] 停車駅

岡山駅 - 児島駅 - (宇多津駅) - 丸亀駅 - (多度津駅) - 善通寺駅 - 琴平駅 - 阿波池田駅 - 大歩危駅 - (大杉駅) - 土佐山田駅 - 後免駅 - 高知駅 - (旭駅 - 朝倉駅) - 伊野駅 - 佐川駅 - 須崎駅 - 土佐久礼駅 - 窪川駅 - 土佐佐賀駅 - (土佐上川口駅) - 土佐入野駅 - 中村駅 - 平田駅 - 宿毛駅

  • ()内の駅は一部列車が停車。
  • 「しまんと」併結時、大歩危駅・大杉駅において駅ホームの長さが不足するためドアカットが行われる。
  • 土佐上川口駅において、駅ホームの長さが不足するためドアカットが行われる場合がある。

[編集] 列車番号

[編集] 利用状況

高知自動車道の開通や、1998年(平成10年)に土讃線の繁藤 - 新改駅間で発生した路盤崩落で約3か月間不通になったことで乗用車高速バスに利用者が流れ、また、高知空港 - 伊丹空港間の航空便ボーイング737エアバスA320などの小型ジェット機からDHC-8-400プロペラ機に機種変更されて増便されたことや、高知 - 京阪神間だけでもJRバスグループのJR四国バス西日本JRバス土佐電気鉄道高知県交通阪急バス神姫バス京阪バスの運行する高速バスが合計26往復(2007年5月現在)運行されており、これらとのシェア争いもある。その対策として、2000系車両にアンパンマンキャラクターを描いた「アンパンマン列車」を運行したり、京阪神方面の利用回復を狙った「阪神往復フリーきっぷ」などの特別企画乗車券の発売、岡山駅での新幹線接続の改善などを行うことで、減少には一応の歯止めがかかってきている。しかし、高知道開通前に比べるとかなり落ち込んでおり、同じく岡山発着の予讃線エル特急「しおかぜ」と比べると利用者は4割程度となっている。

高知駅 - 岡山駅間には所要時間が互角で、料金はほぼ半額の高速バス龍馬エクスプレスも運行されている。JR四国は高速バスとほぼ同額で利用できる往復割引のトクトクきっぷを発売して対抗しているが、厳しい戦いを強いられている。また、南風は宇多津駅もしくは丸亀駅で快速南風リレーと接続することで高松駅 - 高知駅間を結ぶ役割も果たしているが、同区間には高速バス黒潮エクスプレスが運行されており、料金がほぼ半額なうえ所要時間は20 - 30分程度早く、乗り換えも要らないとあって、高知ー岡山間と同様に特別企画乗車券を発売しているものの、完全な敗北を喫している。四国山地を3kmを越える長大トンネルを何本も掘ってほぼ一直線で貫く高知道に対し、昭和初期の土木技術で掘削された小さなトンネルでくねくねと山を越し、吉野川を縫うように進む土讃線では、振り子式の2000系気動車を導入して高速化を進めても、高速バスに対して十分な競争力を確保できていないのが実情である。

[編集] 車窓風景

四国への玄関口・始発の岡山を出発してから、高知県の最西端・終点の宿毛まで、所要時間はおよそ4時間40分、新幹線を使えば、岡山から宇都宮まで行くことのできる時間である。走行距離は318km、岡山からだと大垣までの距離に匹敵する。

長距離を走るだけあって、車窓も様々に変化する。岡山を出て約30分後に渡る瀬戸大橋から眺める瀬戸内海の多島美、ため池となだらかな小山が点在する讃岐平野、琴平を過ぎ、讃岐山脈を猪ノ鼻トンネルで超えると徳島県三好市の町並みを眼下に眺めつつ山を下り吉野川を渡る。

この後は吉野川に沿って四国山地に分け入り、真下に大歩危・小歩危峡、急峻な山の上にへばり付くように建つ家々が見える。この区間は急なカーブが連続し、振り子式車両は左右に何度も傾く。

高知県に入り、大杉を過ぎると吉野川と別れ、四国山地を小さなトンネルを幾つもくぐって越えると、米の二期作も行なえる南国、香長平野に入り、15分ほどで高知に到着する。

高知を過ぎると、土佐和紙の町・伊野や漁業基地のある須崎を過ぎ、トンネルをいくつか抜けると、窓いっぱいに太平洋が広がる。窪川からは土佐くろしお鉄道に入り、それから約1時間で、終点宿毛に到着する。

[編集] ウィークエンドエクスプレス高知

金曜・土曜のみ運行する臨時列車で、高知駅を起点としてまず土佐山田駅まで運行し、折り返し高知駅を経由して須崎駅まで運行し、高知運転所まで回送する。それぞれ1本ずつの運行である。車両は「しまんと9号」として高知駅まで運行されるN2000系気動車3両編成を充当。全車自由席の設定で、ヘッドマークは「臨時」となっている。ちなみに土佐山田行きの運転距離は15.3kmで、博多南線を除くJRグループの特急列車としては最短となっている。なお、毎日運転の特急列車の最短は、徳島駅 - 阿南駅間運行の「ホームエクスプレス阿南」の24.5km。

この列車が最初に運行されたのは2006年12月の金曜・土曜である。この年の8月25日に起こった福岡海の中道大橋飲酒運転事故飲酒運転が社会的な問題になった中、忘年会シーズンに合わせて土佐山田行き、須崎行きとも本来の最終列車の後に運行された。利用客からは概ね好評であったため、2007年3月1日からは日曜・休日を除く毎日運転の臨時列車「ホームエクスプレス高知」として運行された。 この列車は運行期間を延長しつつ2008年3月14日まで運行されたが、3月15日からは名前を「ウィークエンドエクスプレス高知」に戻し、運転日も最初の金曜・土曜のみとなった。2009年3月14日のダイヤ改正に伴い、3月13日で運行中止となったが、駅の告知ポスターでは「当面の間、運行を取り止めることとなった」等の記載がなされており、去就は不明確である。

停車駅は、土佐山田行きが高知駅 - 後免駅 - 土佐山田駅。須崎行きが土佐山田駅 - 後免駅 - 高知駅 - 旭駅 - 朝倉駅 - 伊野駅 - 佐川駅 - 多ノ郷駅 - 須崎駅であった。

なお「ホームエクスプレス高知」時代は土佐山田行きに接続する形で、土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)の臨時普通列車「ホームライナーあき」が後免駅から安芸駅まで運行されていたが、「ウィークエンドエクスプレス高知」に変更したのと同時に廃止された。

国鉄キハ181系気動車「南風」
JR四国2000系気動車TSE 2101「南風52号」
坪尻駅で交換するTSEの代走のキハ185系「南風52号」とキハ181系「南風5号」
「南風」土佐くろしお鉄道2000系4両+JR四国2000系2両
2002年に運転されたリバイバル南風号(高松駅

[編集] 土讃線優等列車沿革

[編集] 戦後の展開

  • 1950年昭和25年)10月1日、このときのダイヤ改正により、以下の列車が設定される。
    1. 高松桟橋駅 - 松山駅須崎駅間を運行する客車準急列車として105・106列車が運行を開始。
      この列車は、多度津駅まで増解結をする形で運行された。内、須崎発着編成に「南風」(なんぷう)の名称が四国鉄道管理局が与えられた。これが「南風」の列車名の初出となる。なお、松山発着編成には「せと」の愛称が与えられ、「瀬戸」の愛称が与えられる東京駅 - 宇野駅間運行の急行列車39・40列車から宇高連絡船を介して連絡する形となった。
      このため、主にC58形+43系客車が使用されたとされ、高松桟橋駅 - 高知駅間の所要時間は、下り4時間4分、上り4時間31分を要した。また、高知駅以西は普通列車扱いとなった。
    2. 大阪駅 - 宇和島駅・須崎駅間を運行する準急列車307・308列車が運行を開始。
      この列車は宇高連絡船を航送する形で運行し、「海を渡る汽車」と通称された。なお、大阪駅 - 岡山駅間は1959年(昭和34年)に「ななうら」の愛称が与えられる呉線経由広島駅行と併結し、大阪駅 - 宇野駅間準急307・308列車として運行。その為、四国島内は普通列車扱いとなっていた。
  • 1951年(昭和26年)11月12日、土讃本線窪川駅まで全通。それに伴い、307・308列車及び「南風」も窪川駅まで運行区間を延長。また、このとき土讃本線内ではDF40形ディーゼル機関車が導入される。
  • 1953年(昭和28年)11月11日、307・308列車から呉線経由広島駅編成を分離。列車番号は変わらず、大阪駅 - 宇野駅間準急307・308列車となる。なお、宇高連絡船及び四国島内の運行形態に変更はない。
  • 1955年(昭和30年)5月11日、同日発生した紫雲丸遭難事故により、鉄道連絡船の客車航送を中止。これに伴い、307・308列車は大阪駅 - 宇野駅間準急と宇高連絡船を介して接続する高松駅 - 窪川駅間普通列車となる。
  • 1956年(昭和31年)11月19日、大阪駅 - 宇野駅間準急307・308列車は普通列車に格下げ。
  • 1959年(昭和34年)9月22日高松駅 - 窪川駅間を運行する客車準急列車として「土佐」(とさ)が運行を開始。
  • 1960年(昭和35年)2月15日臨時列車の形で高松駅 - 須崎駅間に「土佐」1往復増発。この増発した「土佐」にはキハ52形・25形ながら、初めて気動車を使用する。
  • 1960年7月1日、「土佐(下り)2号・(上り)1号」を定期列車化。また、「南風」の運行区間を高松駅 - 高知駅間とする。
  • 1960年10月1日、「土佐(下り)1号・(上り)2号」にも気動車を投入。この時までに、「土佐」にはキハ55系気動車が導入されるようになる。
  • 1961年(昭和36年)4月15日、このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
    1. 「せと」が気動車列車化され、「南風」は単独運転となる。
    2. 「土佐」 高松駅 - 高知駅間運行列車を増発し、「土佐」3往復とする。なお、「土佐」を名乗る場合で、高知駅以西を始発・終着とする列車は高知駅以西は普通列車として運行。
    3. 「土佐(下り)1号・(上り)2号」の愛称を「足摺」(あしずり)に変更し、高松 - 窪川間全区間を準急列車として運行。
  • 1961年10月1日 サンロクトオと称されるダイヤ改正。このとき、土讃本線に急行列車を設定。「黒潮」(くろしお)・「浦戸」(うらど)と名付けられる。なお、「黒潮」を運行するにあたり、「土佐」1往復を格上げする形となったため、「土佐」2往復となる。
    この急行列車は、キハ58系気動車を使用し、宇高連絡船を介して特急列車に接続するダイヤを取っていた。「黒潮」は東京駅発着の「(下り)第1・(上り)第2富士」、「浦戸」は「うずしお」に接続した。運行区間は「黒潮」は高松駅 - 須崎駅間。「浦戸」は高松駅 - 高知駅間であった。

[編集] 土讃本線優等列車総気動車化以降

  • 1962年(昭和37年)4月12日、このときのダイヤ改正により、以下の様に変更。
    1. 小松島線小松島港駅 - 高知駅間を徳島本線経由で運行する準急列車として、「阿佐」(あさ) を新設。
      「阿佐」の内、(上り・下りとも)2号には多度津駅発着の編成を連結していた。また、上り2号の高知駅 → 阿波池田駅間は「南風」と併結運転となった。
    2. 「阿佐」併結となった上り「南風」と「土佐(上り)1号」は車両の運用を改め、上り「南風」を気動車化。なお、「南風」の下り列車は客車列車として存続。また、これにより高松 - 高知駅間の所要時間は、3時間41分となった。
  • 1963年(昭和38年)2月1日、このときのダイヤ改正により、以下のように改める。
    1. 「土佐」 1往復を窪川駅まで延長。「足摺」1往復増発
    2. 下り「南風」と「土佐(上り)1号」を気動車化。
    3. 「阿佐(上り・下り)2号」の多度津駅発着編成を予讃本線松山駅まで延長。「いしづち」の名称を与える。
  • 1963年(昭和38年)10月1日、徳島駅 - 高知駅間を運行する準急列車として「よしの川」の運行を開始。
  • 1963年(昭和38年)12月18日、中村線(現:土佐くろしお鉄道中村線土佐佐賀駅開業に伴い、「足摺(下り)1号・(上り)2号」及び「南風」は同駅まで運行区間を延長。但し、「南風」は中村線内は普通列車として運行。
  • 1964年(昭和39年)10月1日、高松駅 - 高知駅間を運行する準急列車として「南国」(なんごく)2往復が設定。
    いわゆる観光団体専用列車として設定された。しかし、実際には2往復の内、1往復は毎日運行の不定期列車とされ、定期列車とされた1往復も通常の準急列車の扱いと変わらなかった。
  • 1965年(昭和40年)6月1日、松山駅 - 高知駅間を運行する準急列車「予土」(よど)を新設。
    「予土」は阿波池田駅 - 松山駅間は「いしづち」と併結運転を行い、阿波池田駅 - 高知駅間は松山駅行きは急行列車である「浦戸」、高知駅行きは「阿佐1号」と併結運転を行っていたが、単行運転を行う区間が存在しなかった。
  • 1965年(昭和40年)10月1日、ダイヤ改正により、以下のように変更する。
    1. 「南国」を「土佐」に統合。なお、「南国2号」の後身となる「土佐(下り)2号・(上り)1号」は観光団体列車指定の不定期列車とされた。
    2. 「黒潮」は「南風」に統合。これにより、「南風」は急行列車に昇格。
    3. 「土佐」1往復を土佐佐賀駅まで運行区間を延長し、「足摺」とする。
    これにより、高松駅発着の準急列車は高知駅発着列車を「土佐」(2往復内不定期列車1往復)、高知駅以遠発着を「足摺」(3往復)、急行列車は「南風」(2往復)・「浦戸」(1往復)となった。
  • 1966年(昭和41年)3月5日、料金制度変更に伴い、101km以上運行する準急列車を急行列車に格上げ。これにより、「阿佐」・「足摺」・「いしづち」 ・「土佐」・「よしの川」・「予土」は急行列車に格上げ。
  • 1966年(昭和41年)10月1日、「浦戸」運行区間を土佐佐賀駅まで延長。これに伴い、列車名も「南風」に変更。また、「土佐」1往復増発し、3往復(内1往復は不定期列車)となった。
  • 1967年(昭和42年)10月1日、このときのダイヤ改正により、以下の様に変更。
    1. 「土佐」1往復増発。また、従来不定期列車であった1往復を定期列車化。これにより、「土佐」5往復となる。
    2. 「阿佐」1往復増発。3往復となる。
  • 1968年(昭和43年)10月1日、"ヨンサントオ"と称されるダイヤ改正により、以下のように変更。
    1. 「足摺」・「南風」を統合し、名称を「あしずり」とする。また、「土佐」1往復の運行区間を延長する形で「あしずり」7往復の運行とする。
    2. 「阿佐」は列車名を「よしの川」に変更。「よしの川」自体は徳島本線急行列車の総称となり、6往復の運行となるが、内4往復が高知駅まで乗り入れ。また、「よしの川」全列車小松島線内は普通列車に格下げとなる。
    3. 「いしづち」・「予土」廃止。
  • 1969年(昭和44年)10月1日、「よしの川」1往復増発するも、高知駅乗り入れ列車は1往復減便し、乗り入れ列車は3往復となる。
  • 1970年(昭和45年)10月1日、中村線土佐佐賀駅 - 中村駅間開業。「あしずり」2往復が高松駅 - 中村駅間急行列車として直通運転を行う。また、「よしの川」高知駅→徳島駅間1本乗り入れ。

[編集] 特急「南風」の設定以降

  • 1972年(昭和47年)3月15日山陽新幹線岡山駅乗り入れに伴うダイヤ改正に伴い、以下のように変更。
    1. 「南風」キハ181系による特急列車として、高松駅 - 中村駅間に1往復登場。「しおかぜ」とともに、四国初の特急列車設定となった。
      なお、宇高連絡船を介して同日付で寝台特急(ブルートレイン)に昇格した「瀬戸」と宇野駅で接続するダイヤを組んだ。
    2. 「土佐」1往復増発し、6往復となる。
    3. 「よしの川」高知駅乗り入れ列車を2往復に減便。
  • 1974年(昭和49年)3月1日、「あしずり」1往復を予土線を経由し宇和島駅まで乗り入れ。なお、予土線内は普通列車として運行。
  • 1975年(昭和50年)3月10日このときのダイヤ改正により以下のように変更。
    1. 「土佐」・「あしずり」1往復を格上げする形で「南風」2往復増発。「南風」3往復となる。
    2. 「あしずり(上り)4号」の運行区間を中村駅 → 高知駅間とする。「あしずり」運行本数は高松駅発着が5往復と中村駅 → 高知駅間運行の1本となる。
  • 1980年(昭和55年)10月1日、このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
    1. 「土佐」2往復廃止。
    2. 「あしずり1号」の始発駅を土佐山田駅発とし、土佐山田駅 - 高知駅間を普通列車として運行する。これにより、運行本数は変わらないものの、「あしずり」は高知県内発着の色合いが出てくる。
    3. 「よしの川」は土讃本線乗り入れを廃止。
  • 1982年(昭和57年)11月15日このときのダイヤ改正により、「あしずり」1往復廃止、「土佐」下り1本を増発。「あしずり」下り5本(内1本は土佐山田駅発の為、高松駅発は4本)・上り6本、「土佐」下り5本・上り3本とする。
  • 1985年(昭和60年)3月14日このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
    1. 「土佐」下り2本、上り1本廃止。
    2. 「あしずり」下り1本、上り2本廃止。また、予土線乗り入れを廃止する。
  • 1986年(昭和61年)11月1日このときのダイヤ改正により、「南風」にキハ185系投入。「あしずり」1往復を格上げする形で4往復に増発。
  • 1987年(昭和62年)3月23日、「土佐」の下り1本を「あしずり」に変更。
  • 1988年(昭和62年)4月1日 JR分社化に際して、中村線は土佐くろしお鉄道へ移管。その際、中村線へ乗り入れる「あしずり」は同線内では全列車快速列車扱いとなる。

[編集] 瀬戸大橋線開業以降

  • 1988年(昭和63年)4月10日、「一本列島」のキャッチフレーズで行われたダイヤ改正により、「南風」瀬戸大橋線経由岡山駅発着に変更し、3往復に増強。これに伴い、高松駅発着列車は「しまんと」に改称する。また、この際「南風」・「しまんと」はエル特急に指定される。
  • 1989年(平成元年)3月11日、このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更。
    1. キハ181系、キハ185系特急の瀬戸大橋での減速運転開始、一部列車は児島駅を通過するようになる。
    2. 2000系試作車「TSE」を臨時列車「南風51・52号」(岡山駅 - 高知駅間)・「しまんと51・52号」(高松駅 - 高知駅間)として投入。
      • 1990年(平成2年)夏までにTSE2000系が故障や試験、検査などで運用を外れたときはキハ185系2両または3両編成が代走で使用された。
  • 1989年(平成元年)7月22日、このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
    1. 土讃線の速度向上により所要時間が10分程度短縮。
    2. 「土佐」・「あしずり」1往復を格上げする形で「しまんと」1往復増発。5往復の運行とし、「南風」2往復増発、5往復となる。
      • また、TSE2000系の代走のキハ185系運転の際は「南風5号」が坪尻駅で「南風52号」の通過待ちをするなど、一部ダイヤの変更が行われた。
      • これにより、「土佐」は高松駅 - 高知駅間(下りは窪川駅行き)1往復のみとなり、「あしずり」の高松駅乗り入れが終了する。
  • 1990年(平成2年)7月30日、一部列車に2000系量産車を先行投入。ダイヤは従来のまま。
  • 1990年11月21日、このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
    1. 「南風」1往復増発、6往復に。2000系量産車を増備。4往復が2000系での運行便となり大幅にスピードアップされる。2往復はキハ185系を使用し、「南風」にキハ181系の運用終了。
    2. 「しまんと」2往復増発し、6往復となる。なお増発した1往復は「土佐」を格上げした形となり、「土佐」列車を廃止。
    3. 「あしずり」エル特急に昇格するも、本数を整理。運行区間も高知駅 - 中村駅間とした。
  • 1991年(平成3年)11月21日、2000系量産車を増備。「南風」・「しまんと」、運行本数を7往復に増便。「南風」全列車が2000系使用となる。
  • 1992年(平成4年)7月15日、「南風」全列車が児島駅停車になる。
  • 1993年(平成5年)3月18日、「しまんと」・「あしずり」全列車に2000系を充当。「南風」「あしずり」1往復を延長する形で増発。「南風」8往復となる。
  • 1996年(平成8年)3月16日徳島線の特急列車「剣山」(つるぎさん)が新設。「剣山1・6号」が高知駅 - 徳島駅間運行となる。
  • 1997年(平成9年)10月1日、土佐くろしお鉄道宿毛線開業により、中村駅発着の一部特急列車を宿毛駅発着とする。
  • 1997年(平成9年)11月29日、「しまんと」2往復増発、9往復となる。「南風」は1往復を宿毛駅まで延長。
  • 1998年(平成10年)3月14日、多度津駅 - 高知駅間で「南風」・「しまんと」を併結運転列車を2往復設定。「南風」は2往復増発し、10往復とする。
  • 1999年(平成11年)3月13日、このときのダイヤ改正により、以下のように変更。
    1. 「南風」、「しまんと」の併結がなくなり全列車が単独運転となる。
    2. 「剣山」高知駅乗り入れ列車を1往復増発し、2往復となる。
  • 2000年(平成12年)3月11日 「剣山」高知駅乗り入れ列車を終了。

[編集] 2000年代の展開

  • 2001年(平成13年)3月3日、岡山駅 - 宇多津駅間で岡山駅 - 徳島駅間運転の「うずしお」と併結となる列車が2往復、多度津駅 - 高知駅間で「しまんと」と併結となる列車が下り3本、上り2本設定される。2往復増発し、「南風」12往復となる。
  • 2002年(平成14年)3月23日、「南風」・「しまんと」と併結・分割を宇多津駅に変更する。
  • 2003年(平成15年)10月1日、宇多津駅 - 高知駅間で「しまんと」と併結となる列車が上り2本増え、下り3本、上り4本に。2往復増発し、14往復に。同時に車内販売を廃止する。
  • 2005年(平成17年)3月2日、宿毛駅構内にて「南風17号」(JR四国2000系気動車3両編成)が暴走し先頭車と中間車が大破、乗客・乗員合わせて11人が死傷(土佐くろしお鉄道宿毛駅衝突事故)。これにより宿毛駅 - 中村駅間が運休となる。
  • 2005年6月13日、宿毛駅の線路のみ使用可能となり、宿毛駅 - 中村駅間の運行を再開。ただし、宿毛駅の改札が使用できないので、宿毛駅 - 東宿毛駅回送扱いとして東宿毛以東で営業運転を実施。東宿毛駅は臨時停車扱い。
  • 2005年11月1日、宿毛駅 - 東宿毛駅間営業運転を再開。東宿毛駅臨時停車を終了。
  • 2007年(平成19年)3月18日、宿毛発着の列車を削減。「南風」は下り2本、上り1本となる。削減分は中村駅乗り換えの普通列車で対応。
  • 2008年(平成20年)3月15日、健康増進法第25条により、全車両禁煙となる。
  • 2008年(平成20年)10月5日、アンパンマン列車で運転する「南風2・3・6・7・22 - 25号」の1号車の普通車指定席がアンパンマンシートに変更。
  • 2008年(平成20年)10月18, 19日、キハ58系引退記念として、「土佐」・「あしずり」がリバイバル運転される。
  • 2009年(平成21年)3月14日、高知駅発の上り1本を須崎駅始発に変更。
  • 2009年(平成21年)8月1日、 一部列車で丸亀駅 - 琴平駅間において車内販売を再開。
  • 2009年(平成21年)10月1日、アンパンマン列車のデザインを変更。(予定)

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月15日 (日) 13:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【南風 (列車)】変更履歴

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