単原子分子

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単原子分子(たんげんしぶんし、Monoatomic)とは、1つの原子からなる分子のことである。通常、気体の状態のものを現わすことが多く、単原子気体または単原子ガスと言われることもある。 これに対して2つ以上の原子が結合してできている分子は多原子分子と呼ばれる。

単原子分子は一つの原子のみから構成されるために、運動の自由度は並進運動のみで、振動回転といった自由度が存在しない。このとき、1モルの分子に対する定積比熱Cv

C_v = \frac{3}{2} R

となる。一方、定圧比熱Cp

C_p = C_v + R = \frac{5}{2}R

となる。

代表的な例としては希ガス単体が挙げられる。 この他にもアルカリ金属水銀ヨウ素などの気体は原子間の結合が比較的弱いため、高温で解離して単原子分子となる。

また、ハロゲン酸素の分子に対して紫外線を照射すると結合の解離が起こり単原子分子となる。 これらはラジカルであるため、反応性が高く、圧力が高い状態、すなわち他の分子が周囲に多く存在する状態ではそれらとすぐに結びついて単原子分子ではなくなってしまう。 しかし、圧力が極端に低い状態、すなわち周囲に他の分子が存在しない状態ではそのまま安定に存在する。 そのため、地球の大気の上層部や宇宙空間では窒素酸素も単原子分子として存在している。

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最終更新 2009年10月12日 (月) 00:48 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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