博報堂

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株式会社博報堂
HAKUHODO Inc.
博報堂ロゴ
種類 株式会社
市場情報 上場(博報堂DYHD傘下)
本社所在地 〒108-8088
東京都港区赤坂五丁目3番1号
赤坂Bizタワー
電話番号 03-6441-8111(電話番号案内
設立 1924年(大正13年)2月11日
(株式会社内外通信社)
業種 サービス業
事業内容 総合ブランディングサービス
メディアサービス
クリエーティブ
コンテンツ事業
プロモーション
イベント
e-ソリューション
コーポレート・コミュニケーション
代表者 成田純治代表取締役社長
資本金 358億4,800万円
売上高 連結:8,182億8,100万円
単独:7,086億8,200万円
2007年3月期)
総資産 3,562億3,800万円
(単独・2007年3月期)
従業員数 3,030人
(2007年4月1日現在、契約社員含む)
決算期 3月31日
主要株主 博報堂DYホールディングス 100%
関係する人物 瀬木博尚、瀬木博政、近藤道生磯辺律男
外部リンク http://www.hakuhodo.co.jp/
  
博報堂本社(赤坂Bizタワー

株式会社博報堂( - はくほうどうHakuhodo Inc.)は日本広告代理店で、持株会社 博報堂DYホールディングス子会社博報堂DYメディアパートナーズ大広読売広告社とともに、博報堂DYグループの中核を担う企業。

目次

[編集] 概要

明治28年の創業。廣告社(明治21年創業)と並び日本の広告黎明期から活動を続ける総合広告代理店である。国内広告業界第2位、単体で世界第7位の広告代理店。売上高約 8191億円。1895年10月設立の教育雑誌の広告取次店「博報堂」がルーツ。

2003年10月に、大広読売広告社と経営統合し、博報堂DYホールディングスを設立。1兆円グループとして、国内第1位の電通や海外広告会社と対峙している。電通と博報堂とを合わせて、広告代理店の二大巨頭は「電博」(でんぱく)と総称されている。

また、経営統合に伴い、博報堂を含め3社のメディア枠仕入れ部門は博報堂DYメディアパートナーズに移管されたため、博報堂DYグループの1社として媒体社に対してより大きな影響力を持つこととなった。

2008年5月赤坂サカスにある赤坂Bizタワーに本社を移転。先に移転を完了していた博報堂DYメディアパートナーズとの連携を強めた。その後もグループ企業が赤坂に集結している。

過去にはマッキャンエリクソンと業務提携をおこなっていたが、現在は、オムニコム系列のTBWAと共同出資し、TBWA/Hakuhodoを東京に設立。

[編集] 沿革

  • 1895年10月 瀬木博尚によって創業。
    由来は、瀬木の経営理念「く、華客に奉仕酬する」から。
  • 1924年2月11日 法人に改組。
  • 1950年8月 株式会社内外通信社博報堂に商号変更。
  • 1955年4月 株式会社博報堂に商号変更。
  • 2001年10月26日 大広ならびに読売広告社との間で、業務提携契約を締結。
  • 2002年12月2日 共同持ち株会社の設置による経営統合で合意。
  • 2003年10月1日 株式会社博報堂DYホールディングス設立、完全子会社となる。
  • 2008年5月1日 本社を赤坂サカス赤坂Bizタワーに移転。

[編集] 企業体質

  • 明治時代から民間で経営され、出版社の取次ぎから始まった博報堂の企業体質は自由かつ、温厚、まじめとされる。電通の社風が武士と形容されるのに対し、博報堂ののほほんとした社風は「公家」である。
  • 創業家である瀬木一族は、現在も博報堂DYホールディングスの大株主であるが、オーナーではなくなっている。また、財務省(旧大蔵省)出身者が、2代続けて社長となったことがあり、官界とのつながりが強かった時期があった。
  • 就職人気ランキング(リクルート等)、合コン希望相手の上位とするランキング(SPA)がある。
  • 新社屋を建設し多額の債務を負っている電通に対し(ただし、決算は創業から2007年度まで全て黒字)、無借金経営でも知られる。「広告業に自社ビルは必要ない。」との創業者一族の哲学に基づき、自社ビルは所有していない。2008年5月には、芝浦、汐留に分散していたグループを赤坂サカス赤坂Bizタワーに集めて、グループシナジーの強化を図っている。また、関連会社の博報堂プロダクツなどの実施部隊は、豊洲に集合している。
  • クリエイティブとマーケティングを主とし(実際は近年の広告賞の受賞数は売り上げ比に満たない、電通の半分以下)、ライバルである電通が媒体に強いことから体育会系、頭脳派代理店と呼ばれることがある。媒体社の代理店として発展してきたライバルの電通と比較して、博報堂はパートナー主義を掲げて、得意先の課題解決をベースに提案を行うことを基本戦略として掲げている。

[編集] 制作

  • 大貫卓也をはじめ、箭内道彦佐藤可士和など数多くの著名なクリエイターを輩出(既に全員退社)。独立するとサラリーマンクリエイターとしての生活よりも魅力的な仕事と報酬、顧客や仕事を選択することができるため、近年優秀な人材が続々独立し、大きな問題となっている。
  • 広告クリエイティブにおいて最も権威のあるカンヌ国際広告祭でグランプリを2度受賞したことがあるため、カンヌ国際広告祭事務局から特別賞を贈られている。受賞は広告代理店では世界で7社、アジアでは博報堂1社のみ。
  • 1994年、多摩美術大学卒の元アートディレクター、東海林隆が代表取締役社長に就任。現在の博報堂DYホールディングス代表取締役社長(グループ総帥)・戸田裕一、博報堂DYメディアパートナーズ代表取締役社長・佐藤孝はともには制作局コピーライター出身。(コピーライターは通常一般大卒の高学歴者)

[編集] 博報堂生活総合研究所

千代田区神田錦町には、博報堂グループのシンクタンク、博報堂生活総合研究所が存在する。 ストラテジックプランニング畑や、研究開発局から入所者が多く、学者肌の博報堂マンたちの集まる機関である。 博報堂グループはもちろん、クライアントや報道機関にも情報を提供している。

現在、博報堂生総研が入居しているビルは昭和5年竣工の、岡田信一郎設計のアールデコ調コンクリート建築であり、建築ファンにも知られている。東京都の重要文化財の指定を受けている。

  • 未来年表
  • 生活者発想
  • モノゲノムプロジェクト(モノの意味を解く モノのDNA解析プロジェクト)
  • 生活定点 (生活者のトレンドに関する年鑑)

[編集] 雑誌「広告」

博報堂広報室名義で年4回出版される雑誌「広告」を出版している。

博報堂ケトルCEOの嶋浩一郎が編集長だったころの雑誌「広告」は、サブカル系雑誌として、広告業界内外にファンが多かった。現在は編集長が変わり、中沢新一や赤瀬川原平などをゲストに迎え、よりアカデミックな編集方針のもと運営されている。クライアントである広告主の役員や、宣伝部長にも愛読者が多い。

広告賞は雑誌などの掲載歴が無いと応募出来ず、通常広告掲載には高額な媒体費が発生する。広告賞獲得を目的とした博報堂制作の広告がほぼ無償で掲載出来るため、情報を整理した一般掲載されない特別な広告を掲載し、広告賞などに応募してきた。博報堂が受賞歴の多い理由にも、この雑誌の存在が挙げられる。

[編集] 主な制作

[編集] 企業の情報危機管理

博報堂のCC(コーポレートコミュニケーション)局の中に、企業の情報危機を管理する部門が存在する。雪印事件を皮切りに設置された部署で、企業の不祥事等、問題発生時の経営陣による、マスコミ対応や消費者対応などのをナレッジパッケージをクライアントに提供している。


[編集] 事件・不祥事

[編集] 猥褻接待

博報堂社員(当時)矢飼清正(41)と同、上崎史登(24)は港区の高級ホテルに神奈川県在住の30代女性を呼び出し、接待相手を呼んだ「セレブ飲み会」を開催。同会で女性に睡眠薬入りのアルコールを飲ませ、女性にわいせつな行為をした。東京地裁は上崎に2008年6月9日準強制わいせつ罪で懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を、矢飼に同年7月1日、準強制わいせつ罪で懲役2年6月(求刑懲役4年)の実刑判決を言い渡した。[1]

[編集] 郵便料金割引制度の不当利用

2008年11月、障害者団体の定期刊行物に適用される郵便料金割引制度を不当に利用し、家電量販店チラシを2年半にわたり計約1100万通送っていたことが判明した。顧客から「問題があるのでは」と指摘され取りやめた。この制度の利用は博報堂関連会社である博報堂エルグ(福岡県本拠)が提案し、勧めたため、企業が採用した。[2]その後、大阪地方検察庁特別捜査部によって翌年春にこの事案に関与した幹部らが逮捕起訴された。これを受けて内部処分も同時に行われた。再発防止案及び内部処分

[編集] 本社所在地

[編集] 主な関連企業

[編集] 国内支社/子会社/営業所

  • 博報堂関西支社
  • 博報堂京都営業所
  • 博報堂中部支社
  • 博報堂九州支社
  • 博報堂鹿児島営業所
  • 北海道博報堂
  • 青森博報堂
  • 盛岡博報堂
  • 秋田博報堂
  • 仙台博報堂
  • 福島博報堂 本社
  • 福島博報堂 郡山支社
  • 新潟博報堂
  • 北陸博報堂 本社
  • 北陸博報堂 富山支社
  • 静岡博報堂
  • 静岡博報堂 浜松営業所
  • 中国博報堂
  • 四国博報堂 本社
  • 四国博報堂 愛媛支社
  • 博報堂エルグ(九州)
  • アドスタッフ博報堂(沖縄)
  • 博報堂DYメディアパートナーズ関西支社
  • 博報堂HANAVI
  • 博報堂アイ・スタジオ
  • 博報堂DYトータルサポート
  • 博報堂DYキャプコ
  • 博報堂DYアイ・オー
  • 中央アド新社
  • 関西どっとコム
  • エビデンスラボ
  • ジー・プラン
  • スパイスボックス
  • ビバ横丁ドットコム
  • 博報堂アドダム
  • 博報堂ネットプリズム
  • A/H PROJECT(ADKとの合弁会社)
  • DAC デジタルアドバタイジングコンソーシアム(ADKとの合弁会社)
  • BrandXing
  • ブレインズワーク・アソシエイツ
  • 博報堂健康保険組合
  • 博報堂企業年金基金

[編集] 海外支社/子会社/営業所

  • Hakuhodo France S.A.S.(博報堂フランス)
  • Agence 154 S. A.(パリ)
  • TBWA\G1 S.A.S.(パリ)
  • Hakuhodo Deutschland GmbH.(博報堂ドイツ)
Head Office (Düsseldorf) / Frankfurt Office / Hamburg Office / Munich Office
  • HDD GmbH
  • Im Wehrhahn-Center Wehrhahn 33, 40211 Dusseldorf, GERMANY
  • Damm Agentur für Marketing und Kommunikation GmbH
  • Tequila Hakuhodo Ltd(博報堂ロンドン)
  • Group Nexus/H Ltd.
  • Multimedia House, Hill St.
  • Nexus/H UK Ltd. (Tunbridge Wells)
  • Media by Design (Tunbridge Wells)
  • Mustoes Ltd.
  • HLL (London)
  • Hakuhodo Inc., China Representative Office(中国駐在員事務所)
  • Shanghai Hakuhodo Advertising Co., Ltd.(上海博報堂)
  • Beijing Hakuhodo(北京博報堂)
  • Guangzhou Hakuhodo(広州博報堂)
  • Shanghai Advertising Ltd.(上海広告)
  • Branch Office : Beijing(北京)
  • Guangdong GDAD-Hakuhodo Advertising Co., Ltd.(広東省広博報堂広告)
  • Guangdong GDAD Delphys Hakuhodo Advertising Co., Ltd.(広東省広代思博報堂広告)
  • Beijing Delphys Hakuhodo Advertising Co., Ltd.(北京代思博報堂広告)
  • TBWA\HAKUHODO China (広州天博広告)
  • Hakuhodo Hong Kong Ltd.(博報堂香港)
  • Hakuhodo Inc., Asian Market Design Office (China)

(博報堂グローバルMDセンター・アジアオフィス(中国))

  • Hakuho Communications Inc.(博報廣告)
  • Taiwan Hakuhodo Media Inc.(台湾博報堂媒体)
  • Hakuhodo Percept Pvt. Ltd.(博報堂パーセプト)Head Office(New Delhi)
*Hakuhodo Percept Pvt. Ltd. Branch Office : New Delhi, Mumbai, Bangalore, Chennai
  • H&H Communications Pvt. Ltd.(New Delhi)
  • Percept/H Pvt. Ltd.(パーセプトH)Head Office(Mumbai)
  • Branch Office : New Delhi, Lucknow, Chennai, Bangalore,Pune, Baroda, Indore
  • Imageads Services Pvt. Ltd.(Mumbai)
  • AMO Communication Pvt. Ltd.(Mumbai)
  • Percept Swift Advertising Pvt. Ltd.(Indore)
  • P.T. Hakuhodo Indonesia(博報堂インドネシア)
  • Hakuhodo Cheil Inc.(博報堂チェイル【博報堂韓国】)
  • comON21 Co., Ltd.
  • Hakuhodo Malaysia Sdn. Bhd.(博報堂マレーシア)
  • People'n Rich-H Sdn. Bhd.
  • Hakuhodo Singapore Pte. Ltd.(博報堂シンガポール)
  • Thai Hakuhodo Co., Ltd.(タイ博報堂)
  • Hakuhodo(Bangkok)Co., Ltd.(博報堂バンコク)
  • Media Intelligence Co., Ltd.
  • Foresight Research Co., Ltd.
  • Delphys Hakuhodo(Thailand)Co., Ltd.
  • Hakuhodo & Saigon Advertising Co., Ltd.(博報堂SAC)
  • Inpress Advertising FZ-LLC
  • Percept Gulf FZ-LLC(subsidiary of Percept/H Pvt. Ltd.)
  • Mendelsohn | Zien Advertising LLC
  • MJW Hakuhodo Pty. Ltd. Head Office (豪州博報堂)(Sydney)
  • MJW Hakuhodo Pty. Ltd. Branch Office: Melbourne
  • Mountain Studios Pty. Ltd. (Sydney)
  • MJW Advertising Brisbane Pty. Ltd. (Brisbane)

[編集] 博報堂出身の著名人

[編集] 博報堂出身のクリエイター

  • 小島厚生(コピーライター)
  • 眞木準(コピーライター)
  • 黒須美彦(クリエイティブディレクター)
  • 大貫卓也(アートディレクター)
  • 鈴木聡(脚本家/コピーライター)
  • 谷山雅計(コピーライター)
  • 米村浩(クリエイティブディレクター)
  • 前田知巳(コピーライター)
  • 佐藤可士和(アートディレクター)
  • 箭内道彦(クリエイティブディレクター/風とロック 代表)
  • 佐野研二郎(アートディレクター)
  • 森本千絵 (グラフィックデザイナー/アートディレクター)
  • 内藤まろ (監督/文筆家/イラストレーター/クリエイティブディレクター)

[編集] 関連項目

[編集] 出典・脚注

  1. ^ 元博報堂社員に実刑判決 準強制わいせつ罪 共同通信 2008年7月1日
  2. ^ 広告1100万通を低料金発送 博報堂、ウイルコに委託 西日本新聞 2008年11月8日

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月15日 (日) 11:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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