原寿雄
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[編集] 経歴
大学卒業後、共同通信社(社団法人ではなく株式会社)に入社。新聞労連副委員長、社会部記者、バンコク支局長、外信部長を経て1977年に編集局長、1985年に専務理事・編集主幹に就任。1986年から1992年まで共同通信社社長。
2007年、松田浩・桂敬一・野中章弘が世話人を名乗る「原さん、永井さんをNHK会長候補に推薦する会」より、「日本における言論・報道界のご意見番的存在で、卓越した見識と知性を兼ね備えたジャーナリスト・文化人」と、橋本元一の後任のNHK会長の推薦を受ける。[1]
[編集] 略歴
- 神奈川県公文書公開審査会会長
- 民放連放送番組調査会委員長
- 1994年より民放連放送番組調査会委員長
- 2000年より放送倫理・番組向上機構「放送と青少年に関する委員会」委員長
- 2001年より朝日新聞・報道と人権委員会委員
[編集] 主張
- ジャーナリズムの本懐は主として新聞・放送の組織ジャーナリズムであり、その存在意義は権力監視である。[2]
- 2007年の衆参ねじれ現象の中起きた与野党大連立の動きに対し、渡邉恒雄を
- 「現役の新聞人が政治活動を行っており、ジャーナリズムの倫理の基本にもとる」
- 「渡邉の倫理違反が日本新聞協会会長という日本のジャーナリズムを代表する経歴を持つ人物によって行われた」
- と批判した。また、「読売以外の新聞・放送メディアが厳しく批判しなかった」ことを批判した。
- インターネットの普及によって新聞の読者離れと広告離れが深刻化した。民主主義社会ではジャーナリズムが不可欠なので、再販制度や特殊指定制度は新聞事業を維持するために重要。日本でも欧米同様に社会文化政策として新聞ジャーナリズムの公的支援を行うべき。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『新聞記者―私の仕事』,東洋経済新報社,1979年,ASIN B000J8DVMM
- 『新聞記者の処世術』,晩聲社,1987年,ISBN 4891881674
- 『新しいジャーナリストたちへ』,晩聲社,1992年,ISBN 4891882220
- 『歪んだ鏡―日本の新聞とテレビ』,アドバンテージサーバー,1994年,ISBN 4930826144
- 『ジャーナリズムは変わる―新聞・テレビ 市民革命の展望』,晩聲社,1994年,ISBN 4891882395
- 『本と新聞―再販制度を考える』,岩波ブックレット,1995年,ISBN 4000033247
- 『ジャーナリズムの思想』,岩波新書,1997年,ISBN 4004304946
- 『ジャーナリズムの世界に生きて』,川崎市生涯学習振興事業団かわさき市民アカデミー出版部,2001年,ISBN 4916092392
- 『ジャーナリズムの可能性』,岩波新書,2009年,ISBN 4004311705
[編集] 共著
- 『市民社会とメディア』,リベルタ出版,2000年,ISBN 4947637633
- 『メディアの内と外―ジャーナリストと市民の壁を超えて』,岩波書店,2001年,ISBN 4000092499
- 『報道の自由と人権救済』,明石書店,2001年,ISBN 4750314455
- 『メディア規制とテロ・戦争報道』,明石書店,2001年,ISBN 4750315117
- 『斎藤茂男 ジャーナリズムの可能性』,共同通信社,2001年,ISBN 4764104849
- 『グローバル社会とメディア』,ミネルヴァ書房,2003年,ISBN 4623036189
[編集] 脚注・出典
- ^ NHK会長候補者の推薦に関する申し入れ 2007年12月10日
- ^ 『ジャーナリズムの可能性』,岩波新書,2009年,ISBN 4004311705 序章
- ^ 毎日新聞 メディア政策:新政権に望む 「表現・報道の自由」規制、デジタル社会、そして… 2009年8月24日 東京朝刊
- ^ 毎日新聞 メディア政策:新政権に望む 「表現・報道の自由」規制、デジタル社会、そして… 2009年8月24日 東京朝刊
[編集] 出典
- 『ジャーナリズムの世界に生きて』,川崎市生涯学習振興事業団かわさき市民アカデミー出版部,2001年,ISBN 4916092392 - 経歴、略歴
- 『ジャーナリズムの可能性』,岩波新書,2009年,ISBN 4004311705 - 経歴、略歴
- 滋賀大学経済学部公開授業 「社会システム論特殊講義(授業題目:現代のジャーナリズム)」 - 画像
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