参議院一人区

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参議院一人区(さんぎいんいちにんく)は、日本の参議院議員通常選挙における定数2人、改選数1人の選挙区

目次

[編集] 概説

改選議席が1人のため、小選挙区的要素を持つ。二大政党制に近づくと、一人区は第一与党と第一野党の二政党で争われることが多くなる。大政党にとっては、自党候補が一人区で当選することは対立党候補の落選につながる。参議院選挙では地方区選挙における一人区の数が多いことから、一人区の勝敗が選挙全体の鍵を握るとされている。

参議院選挙の地方区は都道府県単位で区分されており、一人区は人口が少ない都道府県の選挙区に置かれるため、一人区は、地方と呼ばれるような地域に多く置かれている。政令指定都市のある参議院一人区では現在は2009年4月以降の岡山県だけである(過去には1989年・1992年参院選における宮城県があった)。また地方区議員定数の関係から一票の格差の問題もあり、参議院選挙地方区制は都会よりも地方の意見が反映されやすい状況に拍車をかけている。

参議院議員通常選挙が行われる年に補欠選挙を行うべき事由が生じた場合は、定数2人の選挙区では6年任期の議員と3年任期の議員の当選枠が二人の選挙区となるため、選挙時においては厳密には一人区にならない。また複数人区における補欠選挙で1人選出することになった選挙区については、補欠選挙が特別な事情によって発生したため一人区とは呼ばれない。

1947年の参院選では半数改選ではなく全員選出の選挙のため、最低選出選挙区は二人区(1位が6年任期で、2位が3年任期)であり、一人区は存在しなかった。最初の一人区は1947年8月11日に投票日となった滋賀県選挙区の補欠選挙(3年任期なので、1950年までの任期)である。

通常選挙としては1950年の参院選から一人区が始まっている。

[編集] 参議院一人区の例

現在の参議院一人区


かつての参議院一人区

[編集] 過去の参議院一人区での勝敗

過去の参議院一人区での勝敗
与党 野党 備考
2 1950年 11 14 25  
3 1953年 13 12 25  
4 1956年 20 5 25  
5 1959年 23 2 25  
6 1962年 23 2 25  
7 1965年 21 4 25  
8 1968年 22 3 25  
9 1971年 17 9 26 沖縄が1人区として追加
10 1974年 25 1 26  
11 1977年 24 2 26  
12 1980年 24 2 26  
13 1983年 24 2 26  
14 1986年 25 1 26  
15 1989年 3 23 26  
16 1992年 24 2 26  
17 1995年 19 5 24 宮城と岐阜が1人区から2人区へ
18 1998年 16 8 24  
19 2001年 25 2 27 岡山と熊本と鹿児島が2人区から1人区へ
20 2004年 14 13 27  
21 2007年 6 23 29 群馬と栃木が2人区から1人区へ

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月17日 (火) 10:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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