名探偵コナン 14番目の標的
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| 名探偵コナン映画作品 | ||
|---|---|---|
| 通番 | 題名 | 公開年 |
| 第1作 | 時計じかけの摩天楼 | 1997年 |
| 第2作 | 14番目の標的 | 1998年 |
| 第3作 | 世紀末の魔術師 | 1999年 |
| 第4作 | 瞳の中の暗殺者 | 2000年 |
| 第5作 | 天国へのカウントダウン | 2001年 |
| 第6作 | ベイカー街の亡霊 | 2002年 |
| 第7作 | 迷宮の十字路 | 2003年 |
| 第8作 | 銀翼の奇術師 | 2004年 |
| 第9作 | 水平線上の陰謀 | 2005年 |
| 第10作 | 探偵たちの鎮魂歌 | 2006年 |
| 第11作 | 紺碧の棺 | 2007年 |
| 第12作 | 戦慄の楽譜 | 2008年 |
| 第13作 | 漆黒の追跡者 | 2009年 |
| 名探偵コナン 14番目の標的 | |
|---|---|
| 監督 | こだま兼嗣 |
| 製作総指揮 | 相賀徹夫 |
| 製作 | 相賀昌宏 土井共成 |
| 脚本 | 古内一成 |
| 出演者 | 高山みなみ 山口勝平 山崎和佳奈 神谷明 高島雅羅 緒方賢一 茶風林 塩沢兼人 松井菜桜子 高木渉 大谷育江 岩居由希子 百々麻子 |
| 音楽 | 大野克夫 |
| 主題歌 | 少女の頃に戻ったみたいに |
| 撮影監督 | 野村隆 |
| 編集 | 岡田輝満 |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 99分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 興行収入 | 18億5000万円 |
| 前作 | 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 |
| 次作 | 名探偵コナン 世紀末の魔術師 |
『名探偵コナン 14番目の標的』(めいたんていコナン 14ばんめのターゲット)は1998年4月18日に公開された、劇場版「名探偵コナン」シリーズの第2作目である。興行収入は18億5000万円、配給収入は10億4000万円。上映時間は99分。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] あらすじ
湖のほとりで、母の妃英理を見つける毛利蘭。思わず駆け寄ろうとする蘭だが、なぜか金切り声でそれを止める英理。どこからともなく銃声が聞こえたかと思うと、英理が地面に倒れこんでしまう。そんな夢の中から焦るように抜け出した蘭は不安になり、英理に電話をかける。それを笑う英理だが、蘭が「夢で見た母は今より少し若く見えた」ということを伝えると、なぜか英理は表情を曇らせる。
江戸川コナンは少年探偵団とともに航空博物館に向かうことになり、阿笠博士を待つ間、歩美は占いのゲーム機でコナンの恋を占うが、表示された結果は「Aの予感」。古い隠語で"A"はキスを意味するが、それを知っているのはコナンだけで、元太と光彦はかなり抜けた推理でこじつけた結論を出す。博物館で飛行機の写真を撮っていた有名写真家の宍戸永明と出会い、帰路につく探偵団。
その頃、誰もいない毛利探偵事務所に刑務所から仮出所したばかりの村上丈が尋ねてくる。不在だったので、何もせず帰った村上だが、何か意味深な雰囲気を漂わせる。
その夜、コナン、小五郎、蘭の三人は、英理と一緒にとあるフランス料理店に向かう。その途中プロゴルファーの辻弘樹と出会い、ヘリコプターによる観光に誘われるコナンらだが、高所恐怖症の小五郎はそれを拒否してしまう。その店は昔小五郎と英理がよく来ていたらしく、長く店のソムリエを勤めている沢木公平との再会を喜ぶ二人。15年前、初めてこの店に来たときのことや、そのときに小五郎と食べたジゴバのチョコレートを思い出し少しいい雰囲気になったかと思うと、例によって窓から見えた岡野十和子に見とれ、彼女と一緒のタクシーに乗っていたピーター・フォードに腹を立てる小五郎。それに怒った英理は、荷物をまとめ店を出て行ってしまう。
1週間後、公園をジョギングしていた目暮警部が何者かにボウガンで狙撃され、道に倒れこむ。警察病院に送られた目暮を見舞いにきた小五郎と探偵団。狙撃現場の遺留品である西洋の短剣らしきものに何か引っかかりを感じるコナンだが、それが何か思い出すことができない。
妃法律事務所に届いた英理の好物のジゴバ製チョコレート(実在するゴディバのチョコとよく似たハート型のデザインのもの)。秘書の栗山緑は誰から送られたものなのか明記されていないのでそれを疑うが、英理は先日の料理店での出来事をわびて小五郎が送ってきたものだと思い、チョコを口に入れてしまう。が、それと同時に苦しみだし、水を欲するがまもなく失神してしまった英理。病院に運ばれ、胃洗浄の結果助かったが、事務所の郵便受けには紙製の花が入っていた。またしても、それに見覚えがあるように思うコナン。
阿笠が住む家で、ターボエンジン付きスケートボードの修理を頼むコナン。だが玄関のガラスが割れ、割れたガラスから外を見たコナンは罠だと気づき博士を止めるが、玄関の戸をすでに開けてしまった彼はバイクに乗った何者かにボウガンで狙撃される。探偵団と協力しながらコナンはその犯人を追うが、寸前のところで逃げられてしまい、現場からは剣のようなものが発見される。なお、犯人が乗っていたバイクは盗難車だったことが判明した。
数々の遺留品がトランプの絵札に関連していること、そして犯行の数々が小五郎や自分を取り巻く人物を狙ったものだということを突き止めたコナン。そして、おそらくその犯人は、仮出所したばかりの村上丈であることを目暮警部が突き止める。
この犯行の目的は、おそらく自分を逮捕した小五郎への復讐と考えられるが、果たして本当にそうなのか。そして、これらが本当に彼の犯行なのか。訝るコナンたちだが、犯行はまだまだ続き、ついには死者までも…。
[編集] 概要
- メインキャラクターが次々に犯人によって襲撃を受けるという、大胆なストーリー展開を見せる。この大胆なコンセプトは後の「瞳の中の暗殺者」に受け継がれる。
- のちの劇場版にて定着することとなる、「漢字で書いた語をカタカナで読む語がひとつ入ったタイトル」が初めて登場した作品である。
- 毛利小五郎自身とその知り合いが名前に入っているトランプの数字になぞらえて、数字の13から1まで次々と襲われる。数字の順番は、目暮十三(13)→妃英理(12)→阿笠博士(11)→辻弘樹(10)→旭勝義(9)→沢木公平(8)→小山内奈々(7)→宍戸永明(6)→毛利小五郎(5)→ピーター・フォード(4)→白鳥任三郎(3)→仁科稔(2)→工藤新一(1)。襲撃者は小五郎に恨みを持つとされる村上丈(ジョーカー)とされる。そして、映画のサブタイトルである14番目の標的とは誰なのか…。なお、名前に数字の付くメインキャラクターが次々と13の番号順にから襲われるアイデアを取ったものの、13の数字の入ったキャラクターがいなかったことから、目暮警部の名前を13=十三(じゅうぞう)としたという話が存在する(公式パンフレットの原作者と監督の対談から)。また、名前に番号が入っている人物が殺されるという設定も7作目の「迷宮の十字路」に少し関わった形で出てくる。
- なお、江戸川コナン自身は「自分に数字が入っていないため襲われることはない」と主張している(作中で「一(1)」に該当する人物として工藤新一となっており、犯人は招待状を送っていたが、コナンが元の体に戻っていないため、欠席扱いとなった)。
- 劇場版では唯一、「眠りの小五郎」で犯人を追い詰めている。銀翼の奇術師でも腕時計型麻酔銃を使用したが、誤って妃英理に命中させたため、結局彼女の声で推理を披露している。
- コナンと蘭が口付け(もっとも意図は全く違い、水の中で呼吸が出来なくなって意識を失ったコナンの命を救うため、蘭が自分の僅かに残していた空気を与えるため)するという、衝撃の展開も繰り広げている。このシーンは未来少年コナンでのラナがコナンに同様の行為をするシーンのオマージュとも言われている(アングルや設定がほぼ同じ)。
- 小五郎の過去にもスポットを当てた作品であり、小五郎が刑事を辞める事になったきっかけの事件と、毛利夫婦が別居した原因の一つを語っている。そのため小五郎の若い頃が描かれるという貴重な作品である。公式パンフレットの原作者と監督の対談からはこの2つのエピソードを考案したのは原作者本人である事が言及されている。
- また、原作やアニメでは目暮警部曰く「刑事時代は、数々の難事件を迷宮入りにした」と刑事時代の小五郎を評していたが、本作で銃の腕前が本物であることが判明。目暮警部の言っていた言葉は、実は半分ジョークだったのでは?と思わせるほど小五郎の有能な部分が垣間見える作品でもある。
[編集] 登場人物
[編集] メインキャラクター
- 江戸川コナン:高山みなみ
- 工藤新一:山口勝平
- 毛利蘭:山崎和佳奈
- 毛利小五郎:神谷明
- 妃英理:高島雅羅
- 阿笠博士:緒方賢一
- 目暮十三:茶風林
- 白鳥任三郎:塩沢兼人
- 鈴木園子:松井菜桜子
- 小嶋元太:高木渉
- 円谷光彦:大谷育江
- 吉田歩美:岩居由希子
- 栗山緑:百々麻子
※以上の人物については名探偵コナンの登場人物を参照。
[編集] オリジナルキャラクター
[編集] 容疑者
- 村上丈(35歳):鈴木英一郎
- 元トランプ賭博のディーラーで、あだ名は「ジョーカー」。左利き。
- 殺人容疑で警察に逮捕されて服役し、最近刑務所から仮出所した。取調中に英理を人質に逃亡を試みたものの、小五郎に肩を打たれ失敗する。直後人質に構わず発砲した責任を問われた小五郎は退職したため、小五郎が刑事時代に逮捕した最後の犯人でもある。出所直後に小五郎の事務所を訪ねたが留守で面会できず、過去に遺恨があるとされ一連の事件の犯人として疑われる。
- 仁科稔(37歳):鈴置洋孝
- エッセイスト。元犯罪ルポライターでもあり、村上丈の事件を取り上げた事がある。
- 外見は丁寧に繕っているが、味音痴であったり、金槌(水恐怖症)であったりする。彼が本で美味しいと紹介した店に食べに行った小山内奈々によるとその店はひどくまずかったらしく、彼女から味覚を疑われた。その後彼女が土産に持ってきたワインでブラインド・テイスティング(ワインの銘柄を味・香り・見た目で当てる遊び)の勝負をしたが、普通お土産に持ってくるはずもないような高級ワイン(ブルゴーニュのシャンベルタン)の名を優雅に気取りながら挙げ笑われる結果に終わった(実際はボジョレーのムーラン・ナ・ヴァンを熟成させたもの)。
- ピーター・フォード(40歳):アンディ・ホリィフィールド
- ニュースキャスター。村上丈とは面識が無い。
- 宍戸永明(45歳):内海賢二
- カメラマン。以前、「殺人犯の肖像」という写真集を著し、村上丈を撮影した事がある。
- 小山内奈々(21歳):岡本麻弥
- 高飛車な性格の人気モデル。村上丈とは面識が無いが、3ヶ月前に運転中の通話による前方不注意でバイクと接触しそうになった過去を持つ。
- 沢木公平(36歳):中尾隆聖
- 仏料理店「ラ・フルール」勤務のソムリエ。小五郎、英理とは、古くからの友人。物静かで温和な性格だが、ワインに対する情熱は人に負けないものがあり、いつか自分の店を開くのが夢。趣味はワインの収集で、果樹園を営む山梨の実家には数百本のワインが貯蔵されているらしい。
- 旭勝義(62歳):声の出演なし
- 辻弘樹(36歳):谷口節
[編集] その他のキャラクター
- 岡野十和子(32歳):一城みゆ希
- 小五郎が常連客であるクラブのママ。
- 名前に10(岡野十和子)が入っているため犯人に狙われると思われたが、一連の事件とは無関係であった。
- レポーター:永島由子
- 海洋娯楽施設「アクアクリスタル」と旭勝義を取材したレポーター。
- 辻の彼女:海原やすよ・ともこ
- 辻がフランス料理店に連れてきた女性2人。
- 医者:千葉一伸
- 毒入りチョコレートを食べて倒れた英理を診察した東都大学病院の医師。
[編集] キャッチフレーズ
- 「次に狙われるのはだれだ!?」
[編集] スタッフ
- 原作:青山剛昌
- 監督:こだま兼嗣
- 脚本:古内一成
- 製作総指揮:相賀徹夫
- 製作:相賀昌宏、土井共成
- 企画:諏訪道彦
- 音楽:大野克夫
- 絵コンテ:こだま兼嗣、佐藤真人、松園公
- 演出:佐藤真人
- 演出助手:矢野篤、石井和彦
- ストーリーエディター:飯岡順一
- キャラクターデザイン、総作画監督:須藤昌朋
- レイアウト:牟田清司、河村明夫、宍戸久美子、櫻井美知代
- デザインワークス:石野聡、土肥まさこ、森木靖泰、宍戸久美子
- 作画監督:石野聡、糸島雅彦、牟田清司、宍戸久美子、兵頭敬、清水義浩、星名靖男
- 原画:牟田清司、小松原一男、本橋秀之、鍋島修、堀内博之、山本泰一郎、川口隆、板垣伸、富沢信雄、千明孝一、大塚健、田中良、芝美奈子、大島美和、加瀬政広、菊地洋子、とみながまり、宍戸久美子、須藤昌朋、青山剛昌ほか
- 動画チェッカー:田中誠樹、高橋陽子
- 色彩設定:村上智美
- 美術監督:渋谷幸弘
- 背景:Y.A.P.石垣プロダクション
- 撮影監督:野村隆
- CGタイトル:西山仁
- 音響監督:小林克良
- 音響効果:横山正和
- ミキサー:田中章喜
- 編集:岡田輝満
- アシスタントミキサー:山本寿、大城久典、内山敬章、田口信孝
- プロデューサー:諏訪道彦、吉岡昌仁
- アニメーション制作:キョクイチ東京ムービー
[編集] 主題歌
- ZARD「少女の頃に戻ったみたいに」(作詞:坂井泉水、作曲:大野愛果、編曲:池田大介)
[編集] 「名探偵コナン 14番目の標的」製作委員会
[編集] 関連項目
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最終更新 2009年11月27日 (金) 06:14 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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