名鉄揖斐線

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名鉄揖斐線
根尾川橋梁政田 - 下方
路線総延長 18.3 km
軌間 1067 mm
電圧 600 V 架空電車線方式 (直流)
駅・施設・接続路線
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岐阜市内線
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忠節橋 長良川
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-0.3 忠節駅 (I) -1948
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早田駅
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忠節駅 (II) 1948-1954
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0.0 忠節駅 (III) 1954-
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0.7 近ノ島駅
exBHF
1.6 萱場駅 *
exBHF
2.0 旦ノ島駅
exBHF
3.0 尻毛橋駅 *
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伊自良川橋梁
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3.2 尻毛駅
exBHF
3.9 川部橋駅 *
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exBHF
4.3 又丸駅
exBHF
5.1 北方東口駅
exBHF
5.7 北方千歳町駅
exBHF
6.2 美濃北方駅
exBHF
6.8 八ツ又駅 *
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樽見鉄道樽見線
exBHF
8.3 真桑駅
exBHF
9.5 政田駅
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根尾川橋梁
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10.8 下方駅
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11.6 相羽駅
exBHF
12.7 黒野駅
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谷汲線
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谷汲駅
exBHF
13.9 麻生駅 *
exBHF
14.7 中之元駅
exBHF
16.1 清水駅
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17.1 八丈岩駅 *
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18.3 本揖斐駅
*: 1944年休止、1969年廃止

揖斐線(いびせん)は、岐阜県岐阜市忠節駅から岐阜県揖斐郡大野町黒野駅を経て岐阜県揖斐郡揖斐川町本揖斐駅までを結んでいた名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線

2005年4月1日に全線が廃止された。この日廃止された名鉄の600V電化区間で唯一の鉄道事業法適用区間であった。

運賃計算区分はC(運賃計算に用いる距離は営業キロの1.25倍)。

目次

[編集] 路線データ

※特記なければ路線廃止時点のもの。

[編集] 概要

宅地化が進む岐阜市西郊の通勤・通学路線であった。

かつては、途中の黒野駅から分岐して谷汲村(現揖斐川町)にある谷汲駅までを結ぶ谷汲線が延び、谷汲山華厳寺への参詣の足となっていたが、揖斐線黒野 - 本揖斐間とともに2001年に廃止された。廃線後もしばらく本揖斐駅は残されたが、現在は撤去され、枕木等は一般に売却され、沿線近辺でよく見かけられる。

その後も車社会の進展で利用客の減少に歯止めがかからず、2004年に名古屋鉄道は岐阜市内線・揖斐線・美濃町線田神線の600V電化区間について運営撤退を正式に表明。軌道法に基づく廃止許可申請書と鉄道事業法に基づく廃止届を同年3月に提出し、2005年4月1日に廃止された。

名鉄の廃止表明を受けて、地元の岐阜市などでは協議会を設置し、公設民営方式での存続の可能性について模索したが、2004年7月27日、岐阜市長は利用客減少や財政難などを理由に存続断念を発表した。一時は、岡山電気軌道が支援検討も表明していた。

なお、廃線後も地元の企業を中心として、営業再開へ向けた動きも模索されており(名鉄岐阜市内線#復活運動を参照)、軌道は一部を除き撤去されずに残されている。

[編集] 運行形態

廃止前時点では、揖斐線のすべての列車が岐阜市内線と直通運転を行っており、15分間隔で運行されていた。またワンマン運転を実施していた。昼間時間帯には急行も運転されており、近ノ島駅旦ノ島駅のみを通過していたが、1967年の設定当初はこのほかにも通過駅があった。急行運転開始時の停車駅は本揖斐、黒野、政田、美濃北方、北方千才町、尻毛、忠節と、岐阜市内線の西野町、千手堂、徹明町、新岐阜駅前、岐阜駅前であった。

車両は、一部岐阜市内線と直通運転のため、路面電車タイプのものが使用されていたが、名古屋本線瀬戸線の架線電圧直流600Vから1500Vへの昇圧によって余剰となったモ700形・モ750形ク2320形などの半鋼製車が走っていた。1998年までは、同線と岐阜市内線はモ770形モ510形の一部の直通運転を除いて独立した運転をしており、忠節駅で乗り換えが必要であった。これは半鋼製車が市内での乗り降りに必要な折りたたみステップの改造がされていなかったため、すべて忠節駅終発着の普通列車として運転していた。しかし、同年から増強されたモ780形より、半鋼製車は廃車となり、すべての列車が岐阜市内線からの直通運転する路面電車形となる。なお、モ510形・モ770形・モ780形は車両の幅が狭いため、同線内の駅に停車するとホームと車両間に隙間が空いてしまう。そのため、同線内では乗車ステップを格納せず走っていた。

[編集] 歴史

岐北軽便鉄道により開業し、美濃電気軌道を経て名古屋鉄道の路線となった。岐阜市内線と繋がるのは戦後のことである。

  • 1914年(大正3年)3月29日 岐北軽便鉄道が忠節 - 北方(現在の美濃北方)間を開業。
  • 1921年(大正10年)11月10日 美濃電気軌道が岐北軽便鉄道を合併。北方線となる。
  • 1926年(大正15年)4月6日 美濃電気軌道北方線 北方 - 黒野間が開業。
  • 1927年(昭和2年)頃 森町駅を北方東口駅に改称。
  • 1928年(昭和3年)12月20日 美濃電気軌道北方線 黒野 - 揖斐(後の本揖斐)間が開業。
  • 1930年(昭和5年)8月20日 名古屋鉄道が美濃電気軌道を合併。
    • 9月5日 名古屋鉄道が名岐鉄道に社名変更。北方線を揖斐線と改称。
  • 1935年(昭和10年)8月1日 名岐鉄道が名古屋鉄道に社名変更。
  • 1938年(昭和13年)8月4日 長良川改修工事のため忠節 - 尻毛間を休止。
  • 1939年(昭和14年)2月13日 近ノ島 - 尻毛間が運行再開。
  • 1941年(昭和16年)12月20日 忠節 - 近ノ島間が運行再開。忠節駅移転[1]
  • 1942年(昭和17年)4月1日以前 北方駅を美濃北方駅に改称。
  • 1944年(昭和19年) 萱場駅、尻毛橋駅、八ツ又駅、麻生駅、八丈岩駅休止。
  • 1948年(昭和23年)8月1日 岐阜市内線忠節橋停留場が忠節駅(2代目)前の後の早田停留場の場所に移転。
  • 1953年(昭和28年)7月1日 岐阜市内線忠節橋(後の早田) - 忠節間が開業。
  • 1954年(昭和29年)12月21日 忠節 - 近ノ島間が経路変更。忠節駅移転。忠節駅(3代目)で岐阜市内線と接続。
  • 1967年(昭和42年)12月17日 岐阜市内線直通の急行を運転開始。
  • 1969年(昭和44年)4月5日 萱場駅、尻毛橋駅、川部橋駅、八ツ又駅、麻生駅、八丈岩駅廃止。
  • 1984年(昭和59年)10月16日 黒野 - 本揖斐間で閑散時ワンマン運転開始。
  • 1987年(昭和62年)5月11日 忠節 - 黒野間で一部列車除きワンマン運転開始。
  • 1998年(平成10年)4月6日 忠節 - 黒野間の全列車が岐阜市内線直通運転となる。
  • 2001年(平成13年)10月1日 黒野 - 本揖斐間5.6kmが廃止。名阪近鉄バスにより廃止代替バス運転開始。
  • 2005年(平成17年)4月1日 忠節 - 黒野間12.7kmが廃止され全廃。岐阜バスにより廃止代替バス運転開始。

[編集] 駅一覧

  • 全駅岐阜県に所在。
  • 駅名・接続路線名は廃止時点、所在地は路線(区間)廃止時点のもの。
  • *印の駅は路線(区間)廃止前に廃止された駅(廃止日は歴史参照)
  • 急行停車駅は2005年時点のもの。●:停車、|:通過。
駅名 駅間キロ 営業キロ 急行 接続路線 所在地
忠節駅 - 0.0 名古屋鉄道:岐阜市内線(直通) 岐阜市
近ノ島駅 0.7 0.7  
*萱場駅 0.9 1.6    
旦ノ島駅 0.5 2.1  
*尻毛橋駅 0.9 3.0    
尻毛駅 0.2 3.2  
*川部橋駅 0.7 3.9    
又丸駅 0.4 4.3  
北方東口駅 0.8 5.1   本巣郡北方町
北方千歳町駅 0.6 5.7  
美濃北方駅 0.5 6.2  
*八ツ又駅 0.6 6.8     本巣市
真桑駅 1.5 8.3  
政田駅 1.2 9.5  
下方駅 1.3 10.8   揖斐郡大野町
相羽駅 0.8 11.6  
黒野駅 1.1 12.7 名古屋鉄道:谷汲線(2001年まで)
*麻生駅 1.2 13.9    
中之元駅 0.8 14.7    
清水駅 1.4 16.1     揖斐郡揖斐川町
*八丈岩駅 1.0 17.1    
本揖斐駅 1.2 18.3    

[編集] 所要時間・運賃

(2005年、路線廃止前時点)

  • 忠節-美濃北方:約14分、230円(140円)
  • 忠節-政田:約20分、290円(150円)
  • 忠節-黒野:約30分、340円(170円)
  • 新岐阜-黒野:約43分、510円(260円)

運賃は、揖斐線が運賃計算キロ、岐阜市内線が均一制で設定されていたので、路線の起終点となる忠節駅を越える場合は両方を合算していた。また、黒野駅などの有人駅では美濃町線への連絡乗車券も販売されており、徹明町経由か新岐阜駅前新岐阜経由が設定されていた。

[編集] 関連書籍

[編集] 関連項目


最終更新 2009年10月5日 (月) 19:57 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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