名鉄2200系電車
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| 名鉄2200系電車 | |
|---|---|
名鉄2200系
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| 編成 | 6両(特別車2両+一般車4両) |
| 起動加速度 | 2.3km/h/s(65km/hまで) |
| 営業最高速度 | 120 km/h |
| 設計最高速度 | 130km/h |
| 減速度 | 3.5 km/h/s(常用最大) 4.2 km/h/s*1(非常) |
| 編成定員 | 特89名+般481名*2(席192*3) |
| 全長 | 19,600 (19,415) mm*4(特別車) 18,830 (18,630) mm*4(一般車) 2200系6両編成全長 114,135mm |
| 全幅 | 2,700mm |
| 全高 | 屋根高3638.5mm 冷房装置上面4,038.5mm(特別車) 4,054.5mm(一般車) パンタグラフ折畳4,095mm |
| 編成質量 | 206.1t |
| 軌間 | 1,067mm |
| 電気方式 | 直流1,500V (架空電車線方式) |
| 編成出力 | 170kW×12=2,040kW |
| 歯車比 | 5.65(96:17) |
| 制御装置 | VVVFインバータ制御 (IGBT素子) |
| 駆動装置 | WN継手式 |
| ブレーキ方式 | 回生制動併用全電気指令式電磁直通空気制動 |
| 備考 | *1 - 他形式併結時は4.0km/h/s *2 - 2次車は491名 *3 - 2次車は170名、いずれも補助席3名を含む *4 - ( )内は先頭車を示す |
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この表について
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2200系電車(2200けいでんしゃ)は、名古屋鉄道の特急形車両。
全車特別車編成の2000系(ミュースカイ)については当該系列の記事を参照のこと。また、本項では、1600系を2200系に準じた改造を行った1700系電車(1700けいでんしゃ)および一般車の2300系電車(2300けいでんしゃ)についても記述する。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 2200系
空港線の開業時に、特急として使われることを目的に開発された。1次車の落成は2004年12月である。
2000系との相違点や特徴は以下の通りである。
- 特別車(愛称「μ(ミュー)」)仕様の車両2両と、追加料金なしで乗車できる一般車4両とで6両固定編成を組んでいる。
- 内装は特別車が2000系と、一般車が3300系と共通の仕様になっている。側窓の寸法や位置についても同様で、一般車の方が高い。ただし、6号車のモ2300形は乗務員室直後の座席と側窓がなく、ロングシートの比率が高い。一般車の天井高さは2,305mmで、名鉄の冷房車では最も高い。一般車の側窓にはUVカットガラスが採用されたため、カーテンは設置されていない。車体幅や先頭車の運転室スペースの関係で、1次車では一般車の全体定員が3300系よりも少ない。
- 空港輸送専用車でないため、「Centrair」のロゴが正面になく、その部分にマジックミラー式の窓を設置したので、運転時の視界を確保しやすくなっている。
- 先頭車は2000系と類似したデザインだが、豊橋・中部国際空港方は非貫通である。岐阜方も同様だが、将来の増結運用時に幌が使用できるように取り付けスペースのみが確保されている。
- 中部国際空港方の先頭特別車では増解結を行わないため、電気連結器が省略されている。
- 2000系で採用された車体傾斜装置は立ち客もある一般車を連結するため装備されていない。従って曲線通過速度制限は従来通りである。
- 制御装置は2000系の1C3M×2群に対し、1C2M×6群となっている。
- 2000系の号車表示は7セグメントマグサインとなっているのに対し、本系列はマグサイン風のステッカーとなっており、加えて特別車の号車表示は車体側面に大きく描かれている。
- 車体のカラーリングは2000系の青+白から、名鉄の伝統である赤+白となっている。
- 車内のモニターには2000系と同様に前面展望の映像も流れるが、これは特別車のみである。また、一般車にはドア上部に千鳥配置でLED式の旅客案内表示装置が設置されている。
- 一般車の3・4・5号車には、車掌の車内巡回中にも停車駅での客用ドア開閉と出発合図が可能なように戸閉めスイッチと連絡用ブザーが設置されている。
- 「ミュースカイ」を含むこれまでの名鉄特急車両に付与されていた公式な愛称や呼称が存在しない。ただし利用客には2000系と同一に捉えられ「ミュースカイ」にさまざまな形容を付して呼ばれることがある[1]。
当初の岐阜方面からの空港アクセス計画では、全車特別車の特急と1600系に3500系通勤車を併結した一部特別車の急行を毎時1本を予定していたが、計画変更により一部特別車の急行は専用の編成による一部特別車の特急で運用されることになったため、2000系をベースにした本系列が製造されることとなった。1000系は特別車が1000系・一般車が1200系であることから、変更によって組成した一部特別車編成は1000 - 1200系などと呼ばれるのに対して、本系列は最初から一部特別車編成として計画されたので、編成全体をもって2200系であるが、2008年、1600系の改造・組成変更に伴い新製・連結された同型一般車は「2300系」と命名されたため、一般車を2300系として2200 - 2300系とされることもある。
岐阜方の一般車モ2300形は運転席背後の仕切り窓がない上に、乗務員室仕切り扉の窓から前方を見る場合には前述したようにマジックミラー越しとなる。また編成中3基搭載されているシングルアーム式パンタグラフの向きが特別車(先頭車モ2200の後位に搭載)と一般車(3300系と同じ配置)とで異なっている。これはモ2200形が2000系のモ2100形を方向転換した形で設計されたためであり、結果的に両先頭車が制御電動車の編成になった。また一般車の形式付番順序は1200系とは逆で、岐阜方2両が2300番台、中間2両が2400番台となった。なお、名鉄においては、2300形は3代目で2400形と2450形は2代目である。3100系・3150系との併結運転の際には3100系や3150系に性能を揃えるため、起動加速度および非常減速度が低下する。詳細は後述する。実際は8両編成は優等列車の運用のみであるため、これによる運転時分への影響は皆無に等しい。なお現在のところ、1200系に対する1800系のような本系列専用の同型車体増結用2両組成は存在しない。
2007年5月に導入された2次車(2205F - 2209F)では、特別車の車椅子対応席以外の1人掛け席が荷物置き場となり、窓配置が変わった。また、一般車の転換クロスシートは2+1人の3人掛けに変更された。このため、一般車の座席定員はモ2300形で4名、他の3両では6名ずつ減少し、全体定員は4両合計で10名増えた。また、3150系2次車と同じく手すりの色もライトブルーパープルに変わっている。この5本の編成は営業運転開始当初常滑駅発車直後に流れるBGMが映画『八十日間世界一周』のテーマ曲「Around the World」となっていたが、すぐに従来車と同じBGMに変更された。
2000系と同様にラッピング編成も運行されている。2007年は前述した「ラプピカ Project」にあわせて2201Fが「ラブピカ号」の愛称で5月26日から9月2日まで運転された。2008年は前述した「ポケモンキャンペーン」にあわせて同じく2201Fが「ギラティナ・シェイミ号」の愛称で4月26日から8月31日まで運転された。なお、2009年も「ポケモンキャンペーン」の一環として2201Fが「ポケモン・アルセウス号」として3月17日から8月31日まで運転されている。
[編集] 1700系
| 名鉄1700系電車 | |
|---|---|
| 編成 | 2両 (1700系)+4両 (2300系) |
| 起動加速度 | 2.3km/h/s(70km/hまで) |
| 営業最高速度 | 120km/h |
| 設計最高速度 | 145km/h |
| 減速度 | 3.5km/h/s(常用最大) 4.2km/h/s(非常) |
| 編成定員 | 93名 |
| 全長 | 先頭車20,265mm 中間車19,600mm |
| 全幅 | 2,700mm |
| 全高 | 屋根高3,590mm 冷房装置上面3,960mm パンタグラフ折畳4,060mm |
| 編成質量 | 74.4t |
| 軌間 | 1,067mm |
| 電気方式 | 直流1,500V |
| 編成出力 | 主電動機 200kw×4=800kw |
| 歯車比 | 85:14 (6.07) |
| 制御装置 | VVVFインバータ制御 (IGBT素子) |
| 駆動装置 | 平行TD継手駆動方式 |
| ブレーキ方式 | 回生制動併用全電気指令式電磁直通空気制動 |
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この表について
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2008年12月27日のダイヤ改正から、2000系ミュースカイを除く全車特別車特急を廃止するという計画に基づき、全車特別車編成であった1600系は一部特別車編成(特別車2両、一般車4両)へと改造・改番された。3両編成に組成されていた1600系のうち2008年度中に豊橋方先頭車(ク1600形)4両を廃車とし、残った2両(モ1700形+サ1650形)×4本を改造のうえ1700系「特別車」として整備したものである。これに新造の「一般車」4両組成の2300系を加え、1700 - 2300系6両編成の「一部特別車」となった[2][3]。
1600系はもともと乗客の少ない路線での運用を目的として3両編成で製造された車両であるため、改造と組成変更にあたって余剰車の発生が避けられなかった[4]。これにより、余剰となったク1600形4両は転用先や譲渡先が見つからなかったため、登場から9年で使命を終えることとなった。ク1600形の台車や電動空気圧縮機、蓄電池などの一部の機器は新製された2300系に転用された。また、モ1700形に設置されていた自動解結装置および操作盤はモ2330形に移設されている。また、1700系4編成の登場により、1200系使用の中部国際空港を発着する特急列車はなくなった。
方向転換により豊橋・中部国際空港方となった運転台付きの電動車モ1700形をもって新たに1700系の系列名が与えられたが、それに続く中間付随車は1650形のままで改造による改番などは行われておらず、1700系となった系列呼称との間で上2桁の番号のずれが生じている[5]。
[編集] 改造点
改造にあたり構体にはほとんど手が加えられていないが、下記の改造が施工された。
- 全車共通
- 室内の見付けは2200系特別車とは異なるが、中部国際空港アクセス輸送を考慮して一部の座席を荷物置き場に変更するなど2200系2次車の特別車に準じた仕様となっている。車両両端の一人掛け座席がサ1650形の1か所(車椅子対応)を残して撤去され、代わりに荷物置き場(モ1700形4か所、サ1650形3か所)が設置された。改造後の定員はモ1700形が48名、サ1650形が45名となった。なお、モ1700形はモ2200形に比べて全長が長いため座席1列分4名定員が多い。座席のヘッドレストカバーは「パノラマSuper」のロゴの入ったものから「MEITETSU」のCIロゴの入ったものに変更された。また、車体側面の号車番号表示は7セグメントマグサイン式からマグサイン風のステッカー貼付とされた。
- 車体外部の塗装は2200系に揃えられ、前頭部が黒、貫通扉周りが銀、側面は白で、前面隅と屋根肩部分に赤帯を配している。2200系の特別車にあるような号車番号表示を兼ねる大きな「1」や「2」のロゴは表記するスペースがないため採用されなかった。
- 客用ドア閉扉時の自動アナウンスは「扉が閉まります、ご注意下さい」から、「ドアが閉まります、ご注意下さい」に変更された。同時に「ドアが開きます、ご注意下さい」開扉時自動アナウンスも追加された。全車特別車編成時代には車内チャイムは1種類のみだったが、2200系同様に中部国際空港行き専用チャイムが追加された。
- 種別・行先表示器については運用開始後しばらく改造前の字幕式で存置されていたが、検査入場時に前面表示器については順次フルカラーLED式に変更された[6]。
- モ1700形
- 前面貫通扉下部に設置されていた「パノラマSuper」の電照表示器[7]、自動幌装置とM式自動解結連結器が撤去され、それに伴い排障器(スカート)下部の左右は一体化された。パンタグラフはシングルアーム式で、位置は引き続き前頭側である[8]。警笛は、デュアルトーン(和音)の空気笛とミュージックホーンを装備する[9]。従来より搭載していた出力200kWのかご形三相誘導電動機は継続使用されるが、MT比の変更に伴いそのままでは過剰性能となるため、2300系の加速特性に合わせてVVVFインバータ装置の制御プログラムが変更されている。歯車比は変更されていない。
- サ1650形
- パンタグラフと車内の清涼飲料水自動販売機を撤去、車輪は防音車輪に変更された。側面には2000系・2200系同様に「Series 1700」のエンブレムが貼付された。特徴としてはパンタグラフの撤去跡の空間である。なお、撤去されたパンタグラフは2300系に転用された。また改造ではないが、方向転換によってトイレと洗面所の位置が2200系と同じ配置になった。
- 旧1601F
- 2000系に対して2200系がそうであるように、「一部特別車特急」では一般席車における立席乗客もあるため車体傾斜制御装置は撤去された。旧1601F以外の編成についても車体傾斜装置追加設置に対する準備工事がなされていたが、それら関係機器についても同時に撤去された。
[編集] 沿革
- 1999年(平成11年)
- 2008年(平成20年)
- 6月28日 : ダイヤ改正で1600系の定期営業運転を終了。
- 7月13日 : 三河線にて1600系としてのさよなら運転が実施される[2]。猿投駅構内の検車場を出庫し、豊田市駅で乗客を乗せて土橋駅 - 知立駅間を2往復し、再び豊田市駅に戻って最後の客扱いを行い、猿投駅に戻るという行程であった。三河線で本系列が営業運転されたのはこれが唯一の事例である。土橋駅では撮影会および運転台見学会も開催される。なお、運転時には「パノラマSuper」に代わって「1600系 Last Run 3両運転」と表記された特製愛称板が装着される。
- 8月17日深夜 - 8月18日早朝 : 舞木検査場から大江駅まで廃車回送が実施され、その後ク1600形4両は解体工場へ陸送される[10]。
- 8月21日 : 旧1601Fのモ1701とサ1651が塗色変更を終える。
- 10月28日 : 一般車2300系が甲種輸送される。
- 10月30日・31日 : 舞木検査場で2300系と1700系を連結。同検査場内で試運転を実施。その後11月中に2編成の連結作業が終了。
- 11月11日 : 本線試運転を開始。
- 11月16日 : 1701 - 2331Fが猿投駅に回送される。
- 11月29日 : 1702 - 2332Fが犬山線布袋駅構内の留置線に回送される。
- 12月2日 : 1703 - 2333Fを舞木検査場で報道陣に公開。「リサイクル車両」であることがアピールされる。
- 12月8日 : 1704 - 2334Fが土橋駅構内の留置線に回送される。
- 12月13日 : 1701 - 2331Fが土橋駅へ、1704 - 2334Fが猿投駅に入れ替えという形で、機能維持運転が行われる。
- 12月20日 : 再び互いの留置場所を入れ替える形で機能維持運転が行われる。
- 12月26日 : 1700 - 2300系の「一部特別車」6両編成として、翌日のダイヤ改正を待たずに営業運転を開始。
[編集] 2300系
| 名鉄2300系電車 | |
|---|---|
| 編成 | 2両 (1700系)+4両 (2300系) |
| 起動加速度 | 2.3km/h/s(65km/hまで) |
| 営業最高速度 | 120 km/h |
| 設計最高速度 | 130km/h |
| 減速度 | 3.5 km/h/s(常用最大) 4.2 km/h/s*1(非常) |
| 編成定員 | 491名(席170*2) |
| 全長 | 18,830 (18,630) mm*3 6両編成全長 114,985mm |
| 全幅 | 2,700mm |
| 全高 | 屋根高3,638.5mm 冷房装置上面4,054.5mm パンタグラフ折畳4,095mm |
| 編成質量 | 204t(編成全体) |
| 軌間 | 1067mm |
| 電気方式 | 直流1,500V (架空電車線方式) |
| 主電動機 | かご形三相誘導電動機 |
| 編成出力 | 170kW×8=1,360kW |
| 歯車比 | 5.65 (96:17) |
| 制御装置 | VVVFインバータ制御 (IGBT素子) |
| 駆動装置 | WN継手式 |
| ブレーキ方式 | 回生制動併用全電気指令式電磁直通空気制動 |
| 保安装置 | M式ATS |
| 製造メーカー | 日本車輌製造 |
| 備考 | *1 - 他形式併結時は4.0km/h/s *2 - 補助席3名を含む *3 - ( )内は先頭車を示す |
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この表について
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2008年に上記1700系との組成のため、4本16両が新造された特急用一般車。2200系一般車とほぼ同一仕様であるが、車両番号は2200系の連番ではなく、豊橋方からサ2430+モ2480+サ2380+モ2330とされ、それぞれ31・81からの付番となっている。この処置は将来的に2200系を編成単位で追加増備する可能性があるのと、編成内の一部機器に廃車となったク1600形の機器が再使用されていること、制御機器等が従来の2200系とは厳密に言えば異なっていることによるものである。また、車両番号の付番が2331からであることと、2200系一般車も2300であり、前述のように2200系一般車も2300系を呼称することがあるため、2300系2330番台または2330系と呼称されることもある。なお、過去に名鉄で「2330」を名乗った車両にはモ910形を電装解除したク2330形の例があり、当列車は2代目となる。基本的には2200系一般車の2次車と外観を含め同仕様であるが、一部変更点がある。
側窓の位置自体は特別車に比べて一般車の方が高いが、天地寸法は1600系の窓が元々大きめだったため、その差は2200系に比べれば小さい。一般車の室内高が2,305mmで、名鉄の冷房車では最も高い点は2200系と同じである。制御方式はIGBT素子を用いたVVVFインバータ制御(1C2M × 4群、一基のインバータ装置で2個のモーターを制御する4組で構成)で、定格出力170kWのかご形三相誘導電動機を駆動する。VVVFインバータの制御パターン、主電動機の出力そして歯車比は1700系とは異なる。空気笛は廃車となったク1600形の装置を流用し、2000・2200系と同様のミュージックホーン・電子ホーンを新設した。
2200系からの変更点
- 方向転換した1700系との連結のため、サ2430形の豊橋側で引き通し線を逆転させている。
- 種別・行先表示器はコントラストが低く昼夜ともに被視認性に難のあった三菱電機製オーロラビジョン R-STAYからフルカラーLED式に変更された。
- 中部国際空港行きに運用される際の航空機マーク表示は、2200系での種別側表示に対し行先側への表示に変更されている。
- 床材は従来のブルーグレー系の濃淡2色から淡いブルーグレー系の単色に変更となり、出入り口付近が黄色となった。
- 豊橋・中部国際空港方の車端部のロングシート10席はすべて優先席となり、この部分のスタンションポールとつり革は黄色にすることで他の座席との区別を図った。
- 先頭車前面中央部はモ2300形では厚さ8mmのポリカーボネート製であったが、モ2330形の前面中央部はこれを鋼板に変更した上でシルバーメタリック塗装とした。そのため、外観上はマジックミラーになっている中央部の窓がモ2300よりも目立っている。
- 特別車と一般車(1700系 - 2300系)の間には段差が生じており、その部分の貫通扉には注意を促すステッカーが貼られている。
2200系一般車との共通点
- 岐阜方先頭車のモ2330形には乗務員室直後の座席と側窓がなく、ロングシートの比率が高い。
- 車外の号車番号表示はマグサイン風のステッカーとなっている。
- 車内の客用ドア上部には千鳥配置でLED式の旅客用案内表示装置が設置されている。
[編集] 運用
登場当初は名鉄岐阜 - 中部国際空港間と名鉄名古屋・金山駅 - 中部国際空港駅間の系統をメインに平日朝の新鵜沼発豊川稲荷行きとその折り返しの名古屋行き特急にも使用されていた。2005年2月17日の中部国際空港開港後は見物客などによる空港線の大混雑が続いたため、一部列車で本系列の岐阜方に3100系あるいは3150系を連結した8両編成での運行も行われ、翌年4月のダイヤ改正まで見られた。
2次車導入を受けて行われた2007年6月30日のダイヤ改正からは名鉄岐阜 - 豊橋間の快速特急・特急(これ以前にも何度か代走で使用されたことはある)、前出の豊川稲荷行きへの送り込み列車である平日夜の神宮前発新鵜沼行特急(これ以前は回送で送り込まれていた)や平日朝の河和発名鉄名古屋行特急(往路は金山発河和行き急行として運転されていた)に運用されるようになった。本線では前年の改正でいったんは消滅していた3100系・3150系との併結運用が再び行われるようになった。2007年7月28日の尾張津島天王祭に併せて津島駅始発の臨時特急列車2本が運行され、うち1本を一部特別車として本系列の2203Fで運転した。本系列が営業列車として津島線を走るのは初めてであった。また、同年10月下旬には2207Fが1200系の代走で新鵜沼 -河和間の特急のうちの一部列車に充当され、同28日には初めて各務原線の三柿野駅まで乗り入れた。
2008年12月27日の改正からは1700系と共通運用されるようになり、犬山線や河和線での運用が増加した他、平日の夕方には河和発佐屋行き特急のうちの1本にも使用されるようになった。(折り返しは名古屋まで回送)また、1200系と同様に朝には間合い運用として快速急行以下の列車への充当もある。この場合は特別車は利用できず、特別車の側面の行き先表示には「締切」と表示される。なお編成全長が1000 - 1200系より2m余り短いため、中部国際空港行きや豊橋行きなどの名鉄名古屋駅における先頭停止位置は1000 - 1200系よりも後方として、一般車の乗車位置を極力合わせている。なお、1700系は豊橋・中部国際空港方先頭車である1号車の車両長が2200系より少し長くなっている。そのため、名鉄名古屋駅では豊橋・中部国際空港行きなどの先頭停止位置を2200系に合わせている関係上一般車の扉位置がわずかに異なっている。
[編集] 主要諸元
- 起動加速度:2.3km/h/s(単独走行時)2.0km/h/s(3500系、3700系、3100系、3300系、3150系と併結した場合)
- 減速度:3.5km/h/s(常用)4.2km/h/s(非常:単独走行時)4.0km/h/s(非常:3500系、3700系、3100系、3300系、3150系と併結した場合)
- 営業最高速度:120km/h(130km/h準備)
- 平坦均衡速度:130km/h以上
- 主電動機:かご形三相誘導電動機(170kW・1,100V・114A・1,960rpm)
- 歯車比:96:17=5.65:1
- 定員:特別席92名→89名*2(2200系)
*1:2007年度2次車投入に伴って1次車も荷物置場を増設し統一。
[編集] 編成
- 2200系(一部特別車)
| ←豊橋・中部国際空港 | 名鉄岐阜→ | |||||||||
| モ2200 (Mc) | - | サ2250 (T) | - | サ2400 (T) | - | モ2450 (M) | - | サ2350 (T) | - | モ2300 (Mc) |
※2200系は中部国際空港方2両が特別車、岐阜方4両が一般車。
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| ←豊橋駅・河和駅・中部国際空港駅 | 名鉄岐阜駅・新鵜沼駅→ | |||||||||
| モ1700 (Mc) | - | サ1650 (T) | - | サ2430 (T) | - | モ2480 (M) | - | サ2380 (T) | - | モ2330 (Mc) |
※1700 - 2300系は豊橋・河和・中部国際空港方2両が特別車、名鉄岐阜・新鵜沼方4両が一般車。
1700系として使用されている2両は、改造にあたり豊橋方に連結されるため枇杷島の三角線で方向転換され、前記したように舞木検査場にて改造施工後、順次塗色変更が行われ一般車と連結された。
[編集] 運行区間
2008年12月27日ダイヤ改正後の運用路線
- 名古屋本線 : 全線
- 豊川線 : 全線(平日朝の1往復)
- 常滑線・空港線 : 全線
- 河和線 : 全線
- 知多新線 : 全線(普通運用のみ)
- 犬山線 : 全線
- 広見線 : 犬山駅 - 新可児駅間
- 津島線 : 全線(平日のみ)
- 尾西線 : 津島駅 - 佐屋駅間(平日のみ)
快速急行以下の列車へ充当されることもあるが、その場合は特別車は締め切りとなるため一般車のみの利用となる。2009年4月現在、2200系9編成と2008年12月27日ダイヤ改正で運転開始した1700 - 2300系4編成とは共通運用となっている。このほか西尾線や知多新線でも一部特別車特急が設定されているが、1000 - 1200系によって運用されており、本系列は西尾線や知多新線での特急運用は存在しない。
[編集] その他
[編集] 脚注
- ^ 何も付けずに「ミュースカイ」とだけ呼ぶ者もいる。その他は鉄道車両・船舶の俗称を参照。
- ^ い ろ 名鉄公式サイト内「1600系さよなら3両運転」の実施について
- ^ 名鉄公式サイト内・平成20年12月27日(土)にダイヤ改正を実施~ もっと身近に ますます便利 ~
- ^ 過去に同様の編成替えを行った1000系は2両+2両に分割して半数を方向転換したが、3両では大改造が避けられない。また幌も固定側と可動側があるため、改造が必要となった。
- ^ 経緯は異なるが、過去にも5700系の6両編成化用中間車を5600番台とした例がある。いずれにせよ豊橋・中部国際空港方の先頭車が6400番台である6500系に比べれば、さほど慣例から外れている訳ではない。なお1700系ではまさにそのサ1650形に「Series 1700」のステッカーが貼付けられている。
- ^ 名鉄1700系の前面表示器がLED化される|鉄道ニュース|2009年6月7日掲載|鉄道ファン・railf.jp:
- ^ これが撤去されたことは即ち、2200系と同様に公式な愛称がないことを意味する。
- ^ 名鉄の現有旅客車でいわゆる「前パン」は唯一の存在である。
- ^ ミュージックホーンの音色は1000系と2000系の中間に当たり、ややトランペット的である。
- ^ 「名鉄ク1600がトレーラで輸送される」『鉄道ファン』・railf.jp
- ^ EMU700型紹介ページ(中文)
[編集] 参考文献
- 名古屋鉄道(株)車両部車両課 新川彰浩「新車ガイド 名古屋鉄道1700系」『鉄道ファン』2009年2月号(通巻574号)P.68 - P.72 交友社
[編集] 外部リンク
[編集] 関連項目
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最終更新 2009年10月27日 (火) 01:50 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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