和歌山工業高等専門学校
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| 国公私立の別 | 国立高等専門学校機構 |
|---|---|
| 設立年月日 | 1964年4月1日 |
| 開校記念日 | 4月20日 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 課程 | 全日制課程 |
| 設置学科 | 本科 機械工学科 電気情報工学科 物質工学科 環境都市工学科 |
| 専攻科 | メカトロニクス工学専攻 エコシステム工学専攻 |
| 学期 | 2学期制 |
| 所在地 | 〒644-0023 |
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和歌山県御坊市名田町野島77
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| 電話番号 | 0738-29-2301 |
| FAX番号 | 0738-29-8216 |
| 外部リンク | 公式サイト |
和歌山工業高等専門学校(わかやまこうぎょうこうとうせんもんがっこう、Wakayama National College Of Technology、WNCT)は、和歌山県御坊市に所在する国立高等専門学校。和歌山高専、和高専、御坊高専等の通称で呼ばれている。
目次 |
[編集] 本科
同校は5年間の一貫教育で、卒業すると短期大学卒業資格を得られる。卒業生の就職率、進学率は毎年ともに100%である。また、同校は日本技術者教育認定機構の認定を受けており、専攻科に進学して卒業することで技術士の一次試験を免除される。
本科の設置学科は、設立された順に「機械工学科(A組)」、「電気情報工学科(B組)」、「物質工学科(C組)」、「環境都市工学科(D組)」の4学科が設置されている。
[編集] 学科
[編集] 機械工学科(A組)
「材料とその強さ」「運動と振動」「熱と流体の流れ」「情報と制御」「設計と工作」などの基礎知識が身につけられるようなカリキュラムになっている。
[編集] 電気情報工学科(B組)
「電子情報」「電気システム」の基礎知識が身につけられるようなカリキュラムとなっている。
[編集] 物質工学科(C組)
「化学系」「生物系」の基礎知識が身につけられるようなカリキュラムとなっていて、4年生からは化学系の高度な技術を専門科目として主に習う物質工学コースと生物系の高度な技術を専門科目として主に習う生物工学コースを選んで履修することができる。
[編集] 環境都市工学科(D組)
「構造系」「材料系」「土質と水理」「測量」「環境」の基礎知識が身につけられるカリキュラムとなっている。
[編集] 入学試験
和歌山高専の入学試験には本科体験実習選抜入試(旧AO入試)、学校長推薦入試、学力入試がある。なお、以下は平成21年度から適用されている方法・方式であり、和歌山高専のホームページ上に公開しているもしくは過去に公開されていた情報である。
[編集] 本科体験実習選抜入試
平成17年度から開始され、平成20年度まではAO入試として実施されていた。高専では和歌山高専が全国に先駆けて実地した珍しい入試である。
1学科に8人の定員に対して毎年4倍ほどの倍率があり、狭き門となっている。中学校の内申点に関係なく出願できるが、内申点も評価の対象になる。もし合格とならなかった場合、事前に申請しておれば、自動的に学力入試に出願することになる。
なお、ちょうど定員通り8人が合格になることは少なく、入学者は前後する。
毎年12月末から1月初めまでの間に行われる。
[編集] 選抜方法
試験は体験実習と面接と小論文からなる。
体験実習は教員が事前に授業を行い、それに関する実験や実習を行うというものであり毎年異なるが、入学後に必要となる知識や考え方を事前に試そうとする内容が多い。過去の体験実習の内容については和歌山高専ホームページで確認することができる。
推薦書、志望理由書および活動報告書が面接時に参考資料として用いられる。
[編集] 評価方法
学生募集要項を要約すると、
調査書 10%(数学、理科の内容を重視)
体験実習 50%(事前に行われる授業を受ける態度も評価の対象になる)
面接 15%
小論文 25%(600字程度で年により全学科共通の場合がある)
の100点満点で評価される。
[編集] 学校長推薦入試
出願には中学校での9科目の内申点が平均4.0以上かつ3年次の平均が4.0以上でなければ資格さえ与えられない。この厳しさから、1学科に12人の定員に対して倍率が毎年2倍弱と本科体験実習選抜入試よりはかなり広き門となる。もし合格とならなかった場合、本科体験実習選抜入試と同じく、事前に申請しておれば、自動的に学力入試に出願することになる。
なお、ちょうど定員通り12人が合格になることは少なく、先に行われる体験実習選抜入試にもよるが、入学者は前後する。
毎年、1月末に行われる。
[編集] 選抜方法
試験は面接と小論文からなる。
推薦書、志望理由書および活動報告書が面接時に参考資料として用いられる。
[編集] 評価方法
学生募集要項を要約すると、
調査書 60%
面接 20%
小論文 20%(600字程度で年により全学科共通の場合がある)
の100点満点で評価される。
[編集] 学力入試
毎年1学科に20人の定員に対して2倍弱の倍率で推移している。とは言うものの、合格者が20人以下になることはないが、21~23人になることはしばしばある。毎年2月末に行われ、しばしば県立高校の推薦入試の日程に近くなる。
[編集] 選抜方法
試験は全国の国立高等専門学校で統一的に使用されている試験で行われている。過去3年分の試験については独立行政法人国立高等専門学校機構のホームページ上で公開されている。全国のほとんどの高専では5教科(国語・数学・理科・社会・英語)で行われるが、和歌山高専では平成21年度から社会を除く4教科で行われる。
[編集] 評価方法
学生募集要項によると、第1希望学科で定員に達した場合、それより下位の者は合計点から15点減じた点数で第2希望学科に移し、選考が行われる。
また、合格ライン上で同点の者が出た場合は調査書により判断される。
[編集] 学力
学生たちの間でしばしばどの学科がもっとも学力が高いかという話題が持ち上がる。これについては、ホームページ上で公開している学力試験の平均・最高・最低点を参照すると、年度にもよるので一概には言えないが、A≒B>C>Dであると言える。
しかし、入学後の3年生に課される、全国統一の「到達度試験」では、学生たちに配布される最高点、平均点の結果を参照すると、B>>A≒C≒Dであると言える。なお、「到達度試験」の結果を全国と対比すると、Bが全国平均前後で、A、C、Dが全国平均より劣る位である。
[編集] 進学状況
進学はホームページ上の各学科の進学状況を参考にすると、年度によるがおよそ、A組で15%~35%、B組で35~45%、C組で25%~50%、D組は25%~45%である。
進学先としては、どの学科も和歌山高専の専攻科・豊橋技術科学大学・長岡技術科学大学に進む者が多いが、旧帝大に進むものも毎年1人ほどはいる。入学の多い旧帝大には大阪大学、京都大学が挙げられる。
[編集] 就職状況
進学しない生徒は専門学校や、自営業という道を選ぶ者もいるが、たいてい就職する。
A組なら機械系、B組なら情報通信系、C組なら化学系、D組なら建設系、公務員の道を選ぶ者が多いが、例外は多くいて一概には言えない。また毎年多くの求人がくることから、大企業やその関連会社に進むものは多い。
[編集] 専攻科
専攻科は、2002年に設立された2年制の教育課程で、高専本科卒業生およびこれと同等の資格を有する社会人等を対象として、さらに深く、幅広く教育研究を行う。和歌山高専の専攻科では、1.持続可能な社会の形成に活かせる創造力、2.多面的に問題を発見し、解決する能力、3.豊かな人間性と国際性、を備えた人材の育成を目的としている。また、本科の4、5学年と合わせて「地域環境デザイン工学」教育プログラムを設定し、国際的に通用する技術者の育成を目指している。
[編集] 専攻
[編集] メカトロニクス工学専攻(M組)
メカトロニクス工学とは機械工学(メカニクス)と電気工学(エレクトロニクス)が融合したものである。同専攻では高等専門学校等の機械工学科及び電気情報工学科の卒業生、およびそれと同等な資格を有する社会人等を受け入れており、「計測・制御」、「電子・情報」、「材料」、「設計・加工」の高度な技術を学ぶことのできるカリキュラムとなっている。
[編集] エコシステム工学専攻(E組)
エコシステム工学専攻では、高等専門学校等の物質工学科及び環境都市工学科の卒業生、およびそれと同等な資格を有する社会人等を受け入れており、「材料化学」、「バイオテクノロジー」、「都市計画」、「水理・土質」、「材料・構造」等の高度な技術を学ぶことのできるカリキュラムとなっている。
[編集] 進学・就職状況
大学院への進学割合は両専攻とも20~30%程度で、豊橋技術科学大学大学院、長岡技術科学大学大学院が主な進学先である。 就職は個々の希望する様々な企業に就職しているため、特に決まった企業に就職しているということは無いが、M組なら機械・情報通信系、E組なら化学・建設系に進むものが多い。
[編集] 沿革
- 1964年4月1日 - 開校。当初設置学科は機械工学科、電気工学科、工業化学科の3学科
- 1969年4月1日 - 土木工学科設置
- 1993年4月1日 - 工業化学科を物質工学科に改組
- 1994年4月1日 - 土木工学科を環境都市工学科に改組
- 2002年4月1日 - 専攻科(メカトロニクス工学専攻・エコシステム工学専攻)を設置
- 2004年4月1日 - 独立行政法人化、電気工学科を電気情報工学科に改組
- 2006年11月22日 - 校内実験室等からアスベストを検出
- 2007年 - 地域共同テクノセンターの実験室復旧工事、寮3号館、寮食堂耐震工事、校内身障害者対策工事
[編集] 周辺環境
- 周囲は幼稚園、小学校、中学校などの文教施設のほか、老人ホームなどが集まっている。学校の背後は海に面しており、夏季は遊泳や釣りに興じる学生もいる。御坊市街へは相当の距離があり、主な交通手段は1時間に1本程度のバス(御坊南海バス学園前が最寄のバス停)のみである。
[編集] 学生寮
[編集] 概要
和歌山高専学生寮は柑紀寮(こうきりょう)と呼ばれ、敷地内に全部で7館存在する。約500人の学生がこの寮で生活しており、主に和歌山市内以遠に自宅を持つ学生が入寮している。基本的に1、2年生は全寮制で、容易に通学可能な距離で無い限り入寮が必須である。しかし、近年は定員に対して入寮希望者が上回ることもあり、入寮を希望しない新入生や、継続して在寮を希望しない学生は退寮を勧められ、通学に支障のある学生を優先的に入寮させる傾向にある。
[編集] 寮生活
館内は土足厳禁で、寮内では男子寮生は指定された青いスリッパ、女子寮生は自ら購入したスリッパを履くこととされている。3年生までは基本的に一部屋に2人で共同生活しなければいけない。最終門限は深夜1時で、これを過ぎると後述するカードキーが朝の6時まで機能しなくなる。指導寮生のカードキーは24時間いつでも使用することが出来る。週に2回の定期掃除と、月1回の大掃除があり、これらも寮生はきちんと出席し、掃除をしなければいけない。食事は1日3食、寮食堂で摂ることが可能。食費は毎月あらかじめ支払う寮費に含まれている。
[編集] 指導寮生
前年度の2月に立候補(任命される指導寮生の大半)、または教員等の推薦によってその年度の指導寮生、副指導寮生が任命される。両者が各号館のフロア指導に当たる。副指導寮生は3、4、5年生が、指導寮生は4、5年生が担当する。専攻基準は教員から構成される寮務委員にもよるが、寮点や学内・学外の様子、指導力、低学年への認知度などを考慮し、主に立候補者の中から選ばれる。 また、指導寮生の中から指導寮生委員長、副指導寮生委員長が選ばれ、全寮を統括して指導にあたる。 指導寮生の役目は主に、毎朝7:40と夜10:15(女子は10:00)に点呼を取ることのみであるが、マナーが悪い寮生に対して注意を行うこと、指導寮生委員会でのフロアの報告等がある。
[編集] 寮点
また、寮点なるシステムがあり、寮生は最初に持ち点が与えられているとの概念のもと、悪行(飲酒・喫煙・点呼不在など)をすると減点され、良行(寮生会活動・グリーンキーパー(後述)・ごみの袋を自主的に変えるなどの意欲的行為)をすると微少ではあるが加点される。この寮点は2月の入寮選考時に入寮希望者が定員を上回った際、継続入寮者を専攻する重要な参考資料となる。入寮選考については年々厳しさを増しており、減点者のみの退寮に止まらず、減点がなくとも加点がなければ「寮へ貢献をしていない」という理由で退寮させられるケースも過去発生している。
[編集] 寮生会
寮内には寮生全員をもって構成される寮生会という組織がある。寮生会は、寮生総会と9つの小委員会の機関で構成され、9つの小委員会のうち代表委員会を除く委員会に所属している寮生を所属していない寮生と区別して寮生会員とよばれることがある。委員会の機能率はそれぞれでまちまちであり、寮生会員は寮点が上がることから、活動の少ない委員会で寮点を稼ぎ、退寮を免れようとする者も少なくない。 なお寮内自主清掃活動として、教員により組織されていたグリーンキーパーは2008年10月より寮生会環境委員会に組み込まれた。しかし、活動内容は変わらず、ゴミ拾いや家庭菜園、花壇、草刈り、溝そうじ、ペットボトル回収などの各班が週1回程度の活動を行っている。
[編集] 寮内施設
- 寮事務室 - 寮生の玄関カードキー紛失の際の再発行、郵便・宅配便の荷物の受け取りの手続きはすべてこの寮事務室で行われる。
- 玄関 - 寮の各号館の玄関はカードキーで管理されており、寮生は各自のカードキーを入寮の際に受け取る。他校の寮と比較しても厳重な管理を行う理由は、過去に外部の者が寮内に進入して寮生に暴行を働いた事件を受けてのことであるが、学生の深夜徘徊や通学生の出入りの常態化など寮生の生活態度悪化もひとつの要因とされる。男子寮のカードキーは全館共通で開錠することができるが、女子寮と男子寮では相互にカードキーで開錠することはできない。
- 各館、各フロアは数台の洗濯機と乾燥機を備えている。
- 補食室なるキッチンが各館に備え付けられており、IHクッキングヒーター、電子レンジなどが備えられている。
- 風呂は共同の浴場が寮外にあり、男子風呂は低学年用と高学年用の2つがある。
[編集] 出身者,教員
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月27日 (金) 15:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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