和歌山電鐵

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和歌山電鐵株式会社
WAKAYAMA ELECTRIC RAILWAY Co., Ltd.
和歌山電鐵本社がある伊太祁曽駅駅舎
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
〒640-0361
和歌山県和歌山市伊太祈曽73
電話番号 073-478-0110
設立 2005年6月27日
業種 陸運業
事業内容 旅客鉄道事業など
代表者 代表取締役社長 小嶋光信
代表取締役専務 礒野省吾
資本金 3,000万円
従業員数 26名
主要株主 岡山電気軌道 100%
外部リンク www.wakayama-dentetsu.co.jp/
特記事項:社長の小嶋光信は両備グループ代表・岡山電気軌道代表取締役社長などを兼務。
専務の礒野省吾は岡山電気軌道代表取締役専務を兼務。
  

和歌山電鐵株式会社(わかやまでんてつ、WAKAYAMA ELECTRIC RAILWAY Co., Ltd.)は、2006年4月1日から和歌山県和歌山市和歌山駅と和歌山県紀の川市貴志駅を結ぶ貴志川線の運行を南海電気鉄道から引き継いだ鉄道事業者である。岡山電気軌道が100%出資する子会社で、両備グループの一員である。本社は和歌山県和歌山市伊太祈曽(いだきそ)73番地(貴志川線伊太祈曽駅構内)にある。

社名は親会社の岡山電気軌道が社名を一般公募しその中から選ばれたものである。選ばれた理由は「時代に流されない、地域に根ざした名前」である。和歌山電鐵が旧字体の「」となっているのは、「鉄」の文字を分解すると「金」を「失」うになり縁起が悪いのと、鉄(鉄道)の基本に立ち返るという意味であえて使用したものである。

目次

[編集] 概要

この鉄道会社の誕生のきっかけは、2003年に南海電鉄が貴志川線の廃止検討を表明したことに対して、貴志川町くらしを環境を良くする会や、南海貴志川線応援勝手連、和歌山市民アクティブネットワーク (WCAN) などの沿線市民組織が存続運動を行い、それを伝え聞いたNHK総合テレビ難問解決!ご近所の底力』が出演を打診したことに始まる。NHKに出演した旧貴志川町(現紀の川市)長山団地住民が中心になって貴志川線の未来をつくる会が正式に設立され、6000人を越える会員を集めて注目された。

つくる会を始めとする各市民組織の活動がかなりの盛り上がりを見せ、WCAN貴志川線分科会が貴志川線存続の費用対効果分析を行って存続の社会的な意義を科学的に裏付けるなどしたこともあり、地元の自治体関係者も存続の意思を固め、鉄道用地などを南海から買い取ることなどを決めた。

しかし、財政逼迫のため、運行主体として第三セクターを設立するのではなく民間の企業等から公募することになり、岡山電気軌道(岡電)やトラベルプランニングオフィスなど9つの企業と個人がそれに応じた。岡電は締め切りの最終日まで応募を迷っていたが、和歌山の市民団体から応募依頼状が届いたことと、岡山県に本拠を置く市民グループ「路面電車と都市の未来を考える会」 (RACDA) からの勧めや、近畿地方の鉄軌道事業者からの応募がないことなどを勘案して応募を決断したと言われている。

選考作業の結果、運行事業者として軌道運行の経験を有する岡電が選ばれ、岡電が100%子会社として和歌山市に設立した新会社が和歌山電鐵株式会社である。経営のモットーは「日本一心豊かなローカル線になりたい」。

和歌山電鐵には、運営の最高意思決定機関として貴志川線運営委員会が設置されている。この機関は地元自治体、沿線住民、沿線学校関係者、商工会と和歌山電鐵で組織されており、その新しい試みに注目が集まっている。

後述する「いちご電車」「おもちゃ電車」「たま電車」の運行や、貴志駅の猫の駅長「たま」などのユニークな取り組みも注目されている。

[編集] 沿革

[編集] 路線

全駅の一覧などは以下の項目を参照のこと。

  • 貴志川線(わかやま電鉄貴志川線):和歌山駅 - 貴志駅 14.3km

[編集] 車両

営業開始時には、南海電気鉄道から2270系電車(貴志川線専用車両)12両全車が無償譲渡された。今後、順次車体色を南海カラーから和歌山電鐵の車体色に塗り替える予定で、2006年(平成18年)8月6日より「いちご電車」、2007年(平成19年)7月29日より「おもちゃ電車」、2009年(平成21年)3月21日には「たま電車」が運行を開始した。これらのデザインは和歌山電鐵の親会社である岡山電気軌道の9200形電車 (MOMO) などをデザインした水戸岡鋭治が担当している。

詳細は「和歌山電鐵2270系電車」を参照

[編集] 運賃

大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2006年4月1日現在。

キロ程 運賃(円)
初乗り3km 170
4 - 6 220
7 - 9 280
10 - 12 320
13 - 15 360
  • 2007年から全線を1日限り何度でも乗車できる「貴志川線1日乗車券」が発売されている。大人用650円、小人用350円で有効期間は2012年12月31日まで。発売場所は和歌山駅・伊太祈曽駅・貴志駅(小山商店)・貴志川観光社(甘露寺前駅傍)・和歌山バス(JR和歌山駅前バス乗車券販売所)・和歌山市役所。なお、和歌山駅(JRとの共同使用駅)での1日乗車券の販売は、JR改札内の和歌山電鐡ホーム(9番線)で行われる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ
マルチメディア
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最終更新 2009年11月28日 (土) 18:51 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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