和田家住宅

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和田家住宅(わだけじゅうたく)は岐阜県大野郡白川村にある、白川郷として知られる地区にある合掌造り家屋。国の重要文化財に指定されている。

和田家住宅(2006年9月17日撮影)

目次

[編集] 概要

和田家は天正元年(1573年)よりつづく家柄で、当主は代々「弥右衛門」を名乗った。江戸時代には牛首口留番所役人や庄屋を務めた。また火薬の原料である塩硝(焔硝)の取引で繁栄した。和田家住宅の建築時代は諸説あるが、文化庁によると江戸時代末期であるという。 往時には20人以上の人が住んでいたという。それは山がちで土地が狭かったこの地では、次男三男が分家することが難しく、結果的に長男一家を中心とした大家族となったのである。またこのような理由から、家屋の規模も大型となった。和田家住宅は1995年(平成7年)12月26日に主屋土蔵便所ならびに土地が国の重要文化財に指定された。現在も住居として使われているが、内部の見学が可能である。

[編集] 地理

展望台からの風景。手前中央に和田家住宅が見える(2006年8月1日撮影)

白川郷は「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録されている。和田家住宅はその白川郷・荻町地区の北の外れにある。荻町城趾展望台に上がり、下を見下ろすと和田家を一番手前に見ることができる。

[編集] 建築概要

主屋は西を正面として建ち、主屋の手前右側に便所、後方(東側)に土蔵が建つ。

  • 主屋
合掌造り。屋根は切妻造茅葺。平面規模は桁行22.3m、梁間12.8m。3階建てであり、2階より上階では養蚕が営まれていた。1階の囲炉裏から暖をとり、風通しを良くする目的で2階から上の床板には隙間がある。また囲炉裏の熱や煙には家屋の防虫・防湿効果がある。主屋は妻側を南北に向けて建つが、これは風通しを良くするための工夫である。
  • 土蔵
屋根は切妻造桟瓦葺。平面規模は桁行6.1m、梁間5.3mで、2階建てとする。
  • 便所
屋根は切妻造茅葺。平面規模は桁行7.3m、梁間4.3m。
  • 土地
上記建物とともに土地3583.32m²(水路、石垣、池を含む)が重要文化財に指定されている。宅地内には融雪のための池、石組み水路を構え、周囲には防風林が配置されている。和田家住宅は主屋とともに、付属建物や水路、石垣などを含めた屋敷構え全体が良好に保存されている点が、文化財として高く評価されている。

[編集] 所在地

〒501-5627岐阜県大野郡白川村荻町997

[編集] アクセス

[編集] 公開時間・料金

  • 9:00-17:00
  • 入場料:要
  • 休館日:不定

[編集] 周辺情報

[編集] 外部リンク

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

最終更新 2009年9月27日 (日) 12:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【和田家住宅】変更履歴

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