哺乳瓶
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哺乳瓶(ほにゅうびん)は、授乳を人工的に行うための道具である。乳首のついた瓶に粉ミルク或いは母乳を入れて用いる。ヒトの他、動物園や畜産、ペットなどにおいてヒトに保護・飼育されている授乳を必要とする子どもの哺乳類に対して使用することもある。
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[編集] 用途
母親が留守の場合、病気や怪我のために抗生物質を服用しているなど母乳が授乳に適さない状態にある場合、母乳が出にくいまたは出ないとき、或いは乳児の食欲が分泌される母乳の量を上回り不足がみられるときなどに、乳児に対し人工栄養を与えるために用いる。また予め搾乳し冷蔵や冷凍しておいた母乳を授乳させることもある。
[編集] 哺乳瓶の発明と人口爆発
哺乳瓶の発明時期や場所などには諸説あるが、世界で同時多発的に生まれたものと考えて差し支えないと思われる。素材は地域や文化背景により様々で、本体部分に竹製、ガラス製などがある。のちに軽いプラスチック製が作られた。
蒸気機関の発明を主とする19世紀の産業革命と、哺乳瓶の発明はほぼ同時期とみられ、これらの要因が重なって、わずか百数十年の間に世界人口を4倍にまで引き上げる、人口爆発をもたらした。
[編集] 消毒
- 電子レンジ
- 専用の容器や袋に哺乳瓶と水を入れ3分ほどレンジアップし加熱する方法と、専用の容器に水を入れそれと哺乳瓶をレンジ庫内に入れ5分ほど加熱する方法がある。
- 煮沸
- 水を張った鍋に哺乳瓶を入れ沸騰させる。時間は本により6~20分ほどで乳首は後入れ。
- 消毒液
- 薬液に1時間以上浸す。薬液は次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする場合が多い。これは牛乳の成分が同成分を水と食塩に分解してしまうからであり、消毒液程度の濃度ならば、人体に全く無害だといわれているためである(一般に塩素系洗剤を誤飲した場合の対処法として牛乳を飲ませるのはこのためである)
[編集] 構造と素材
構造的に主に乳首と瓶に二分され、乳首はふたの役割も果たす。乳首は授乳のための小さな穴がほぼ中央にあいており、素材は天然ゴムとシリコーンが主流である。瓶はガラス若しくはプラスチック(ポリカーボネート)製でいずれも耐熱性があり、円筒状のものや握りやすいように凹みをつけたものがある。
- ポリカーボネート製に対する注意事項、
- 東京都の調査[1]によれば、次亜塩素酸ナトリウム水溶液を推奨使用濃度では使う限りは、ビスフェノールAの溶出に影響を及ぼさないとしているが、洗浄時のすすぎが不十分で、酸素系漂白洗浄剤及び食器洗浄機用洗浄剤が残り付着した物を、加熱乾燥すると、ビスフェノールAの溶出量が増加することが判明したため、「アルカリ性洗浄剤の使用はさけるべきと」としている。また、洗浄前に、固着したミルク分の完全除去を推奨している。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ ポリカーボネート製ほ乳びんからのビスフェノールAの溶出に及ぼすアルカリ性洗浄剤の影響東京都立衛生研究所 研究年報 2000 年
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