商用電源

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商用電源(しょうようでんげん)とは、電力会社から供給され、一般家庭や工場等の電力消費者に届けられる電力のこと、および電力を供給するための設備一般の総称。電力自体が商品として売買されている事から来る名称であり、電力の最終的な使途には関係がない。ごく初期には直流で配電されたが近代以降は交流が用いられている。電力の消費者を需要家といい、需要家まで電力を届けることを配電という。

現代社会においては、社会インフラストラクチャーの一部とみなされており、売電事業はきわめて公共性の高い事業であると考えられている。

身近な機器用電源乾電池をはじめとする直流電池があるが、この直流に対して交流(Alternating Current)の頭文字であるACを冠し、AC電源(エーシーでんげん)と称されることも多い。ただし、AC電源は電源の電気的性質に着目した名称であり、本来商用発電とはまったく別の定義による名称である。

目次

[編集] 歴史

商用発電の歴史は、エジソンが1879年に実用的な白熱電球を発明したことに端を発する。当時、一般家庭には電気を使う器具は存在せず、配電事業は行われていなかった。電池は既に存在したが、電灯を点すのに電池を使用するのはいかにも繁雑であり、白熱電球による照明を一般に普及するためには、配電事業を始める必要があった。

そこでエジソンは1882年に世界で初めての商用発電所ニューヨークに建設し、配電事業に乗り出すこととなった。この発電所は直流発電所であり、配電事業も直流で行われていた。

一方で、交流による配電事業もほぼ同時期に開始されている。交流での配電事業に重要な役割を演じたのはテスラである。かれは、交流の発電、配電事業に関して数多くの基本特許を持っており、交流モーターの実用化などを行った。

初期の配電事業においては、直流派、交流派双方が鎬を削っていた。しかし、直流配電が、送電時の電圧降下の問題などを抱え、長距離の送電には向いていなかったのに対し、交流配電は、変圧器により自由に電圧を昇降することができ、長距離でも効率良く送電することができるなどの本質的に有利な点があったため、次第に直流配電は駆逐され交流配電が主流となっていった。

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[編集] 日本の商用電源事情

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[編集] 電圧

詳細は「配電」を参照

[編集] 周波数

詳細は「商用電源周波数」を参照

[編集] 各国の商用電源事情

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国別商用電源 電圧/周波数 一覧表 [1]
国名 電圧(V) 周波数(Hz)
日本 100 / 200 50 / 60
中国 110 / 220 50
香港 200 / 220 50
台湾 110 / 220 60
韓国 110 / 220 60
シンガポール 115 / 230 50
マレーシア 220 / 240 50
タイ 220 50
インド 115 / 230 / 240 50
インドネシア 127 / 220 / 230 50
アメリカ合衆国 120 60
カナダ 120 / 240 60
メキシコ 120 / 127 / 230 60
ドイツ 127 / 230 50
イギリス 230 / 240 50
チェコ 220 50
ポーランド 220 50

[編集] 脚注

  1. ^ 海外の商用電源色々

[編集] 関連項目

最終更新 2009年5月28日 (木) 12:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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