四大奇書
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四大奇書(しだいきしょ、よんだいきしょ)とは、中国で元代から明代にかけ、俗語体で書かれた四つの優れた長編小説のこと。「奇書」とは「世に稀なほど卓越した書物」という意で決して「あやしい書物」ということではない。これは明末の文学家馮夢竜によって定められたものである。
「四大奇書」に挙げられているのは『三国志演義』、『水滸伝』、『西遊記』、『金瓶梅』の4作品である[1]。だが、本場中国では清王朝中期になってから『金瓶梅』の代わりに『紅楼夢』を加えたものを「四大名著」と呼ぶようになり、「四大奇書」よりこちらの方が一般的である。
目次 |
[編集] 日本の推理小説において
日本では、中国の四大奇書に擬え推理小説における小栗虫太郎著『黒死館殺人事件』、夢野久作著『ドグラ・マグラ』、塔晶夫(中井英夫)著『虚無への供物』以上三作品を「三大奇書」と称していた。これに中国の四大奇書と数が合うよう更に竹本健治著『匣の中の失楽』(三大奇書の項にて言及されているように、そもそも「匣の中の失楽」は三大奇書を意識して書かれているので異論もあるようであるが)を加えたもののことを指す。
[編集] 台湾において
台湾においては、「脳髄地獄」(「ドグラ・マグラ」)、「黑死館殺人事件」(黒死館殺人事件)、「獻給虛無的供物」(虚無への供物)、「匣中的失樂」(匣の中の失楽)が「四大奇書」として刊行されている。
[編集] 脚注
- ^ 川越泰博編『中国名数辞典』国書刊行会、1980年、p. 51。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年9月16日 (水) 14:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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