国営放送

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国営放送(こくえいほうそう)とは、国家によって直接運営されている放送局の形態を指す。また、法律や国家権力により、国民に対し強い統制をかけて行われる放送形態のことを指すこともある。

目次

[編集] 概説

多くは大国や旧共産圏諸国ヨーロッパ諸国、開発途上国などに存在し、運営資金は国家から拠出されている。そのため、放送内容は国家の政治的な宣伝プロパガンダ)、鼓舞と言ったものが多く、国外に向けて国際放送を行っていることが多い。

[編集] 主な国営放送局

他多数

台湾と北京大陸)の、国営放送による中傷合戦はBCLの間では有名である。

ヨーロッパ諸国の国営放送局のほとんどは、専属オーケストラ(交響楽団)を持っている。

[編集] 日本の現状

日本では、日本放送協会(NHK)のことを「国営放送」と表現することがある。厳密には現在のNHKは公共放送であり国営放送ではないが、以下のような理由により「国営放送」と表現される。

  • 単なる誤解、もしくは国営放送と公共放送の同一視。
  • 公共放送と国営放送の違いを理解した上でNHKと政府国会与党との「距離の近さ」を表現する。この文脈では、1955年から政権を担い続けた自由民主党との距離の近さを問題視していることが多い。
    • NHK放送技術研究所での開発事業に政府補助を受けている。
    • 事業予算などに国会の承認が必要である。
    • 政府は、NHKの国際放送について、放送法第33条に基づき、特定の事象について重点的に採り上げ報道するようNHKに命令出来る。
  • 「NHK」という固有名詞を避けるための婉曲表現。「某国営放送」または「準国営放送」とも。特に民間放送バラエティ番組に見受けられる。これも侮蔑的意味合いで用いられる。

また、放送大学学園については、旧法人は政府が全額出資する特殊法人だったため、事実上国営放送だった。現在は国(日本政府)が直接運営を行っている訳ではないので公共放送に分類される。ただし、実質的に国の支配下にあり、国から多額の補助金を交付されていることもあり、国営放送のように捉えられることもある。

なお、2006年、時の内閣総理大臣小泉純一郎が「国際情報発信の強化」を指示しており、アメリカのVOAのような政府発の国際放送を日本でも導入すべき、との議論が出てきた。この指示に基づき2007年7月9日対北放送ふるさとの風」の運営が拉致問題対策本部によって開始された。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年10月26日 (月) 06:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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