国語 (中国語)
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| 国語 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| 繁体字: | 國語 |
| 簡体字: | 国語 |
| 拼音: | Guóyǔ |
| 注音符号: | ㄍㄨㄛˊ ㄩˇ |
| 発音: | グオユー |
国語(こくご)は中華民国が1926年に制定した標準中国語であり、現在の中華民国(台湾)における標準中国語である。中華人民共和国(大陸部)の標準語である普通話と相互理解が可能であるが、普通話と比べてr化音や軽声の使用比率が低く、規範的な発音・声調、語彙が普通話と微妙に異なる。表記法も、台湾では繁体字が正書法(正体字)として用いられ、発音の表記には注音符号を用いる。
目次 |
[編集] 国語の地域差
国語の内、現代の台湾で行われるものを特に台湾国語、台湾華語ともいい、本項では主にこれについて説明する。
香港においても、台湾と同様に標準中国語を「国語」と呼んでいた。しかし、1997年にイギリスによる植民地統治が終わって中華人民共和国の特別行政区となり、政府が公式に用いるようになった影響で、最近では「普通話」と呼称する場合が多くなった。
香港でも多くは繁体字が用いられるため、書面語は台湾の「国語」と近い。ただし、字形や用字法などで台湾の「正体字」とは一部に若干違いがあり、近年は政府刊行物や大企業のウェブサイトなどでは、繁体字版以外に簡体字版も提供されることが多くなった。また、口語では広東語が日常的に使われ、標準中国語による学校教育を受けた人は一部であること、中国大陸との結びつきが深いことなどといった言語環境の違いにより、広東語に由来する表現や簡体字の混用が見られる点は台湾と異なる。
逆に、台湾では、台湾語、客家語や、日本統治時代に教育を受けていた日本語の影響が國語にも現れている例がある。
[編集] 歴史背景
[編集] 普通話との比較
- 発音の違い
- 難発音
- 旧来の公用語である日本語と台湾語に無い音は、誤って発音されることが多い。特にそり舌音をあまり使用しない話者が多い。
- 母音
- ü → i 例:女 nǚ → nǐ
- 複合母音
- eng → ong 例:碰 pèng → pòng
- 子音
- f → h 例:飯 fàn → huàn
- zh (ㄓ) → z (ㄗ) 例:中 zhōng → zōng
- ch (ㄔ) → c (ㄘ) 例:吃 chī → cī
- sh (ㄕ) → s (ㄙ) 例:是 shì → sì
- r (ㄖ) → z (ㄗ)/l (ㄌ) 例:日本人 Rìběnrén → Zìběnlén
- aの発音
- 一般に台湾の国語の発音の方が北京の発音よりも顎の開きが狭い。
- r化の有無(北京音。標準なるの発音は「r」がいない)
- 例 : 玩 '遊ぶ' 普通話(北京音)…wánr 普通話(標準音)…wán 国語…wán
- 軽声化の有無
- 例 : 沒關係 '関係ない' 普通話…méi guānxi 国語…méi guānxī
- 字音が異なる
- 声母の違い
-
- 酵 '酵(母)' 普通話…xiào 国語…jiào
- 韻母の違い
-
- 液 '液' 普通話…yè 国語…yì
- 声調の違い
- 例 : 寂 '(静)寂' 普通話…jì 国語…jí
- 錫 '錫' 普通話…xī 国語…xí
- 偽 '偽りの' 普通話…wěi 国語…wèi
- 例 : 寂 '(静)寂' 普通話…jì 国語…jí
- 韻母と声調の違い
- 例 : 和 '〜と〜' 普通話…hé 国語…hàn
- 難発音
- 語彙の違い
[編集] 文字
表記法に関して、台湾では、繁体字が正書法(正体字)として用いられているのに対して、大陸の普通話では簡体字が正書法として用いられている。
また、普通話の発音は漢語拼音(ピンイン)によって表されるが、国語の発音の表記には注音符号(注音字母)が用いられるのが基本である。
[編集] 語法
国語と普通話では、反復疑問文の様式、二重目的語の構文など、語順が幾通りかあり得る場合において、好まれる語順の傾向差がある。
最終更新 2009年9月14日 (月) 19:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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