国道48号

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一般国道

国道48号
総距離 81.6 km        
制定年 1963年
起点 宮城県仙台市青葉区
主な
経由都市
山形県東根市天童市
終点 山形県山形市
接続する
主な道路
記法
国道4号
国道45号
国道457号
国道13号
国道286号
国道112号
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
仙台市の中心にある起点(2005年5月)
仙台市青葉区作並(2005年10月)

国道48号(こくどう48ごう)は、宮城県仙台市から山形県山形市へ至る一般国道である。山形県側が関山街道、宮城県側が作並街道と呼ばれる。旧二級国道110号が、1963年4月1日に一級国道に昇格した。

仙台と山形を結ぶ道路としては他に、南回りの国道286号(笹谷街道)・山形自動車道、今ではあまり使われない二口街道があり、48号は3つの経路のうちもっとも北を通る。

目次

[編集] 概要

仙台西道路起点:仙台市青葉区立町(晩翠通り交点)
  • 終点:山形市(飯田交差点国道13号重複)
  • 重要な経過地:東根市天童市
  • 陸上距離:81.6km
  • 指定区間:仙台市青葉区本町3丁目9番2 - 山形市飯田西4丁目441番5(全線)
  • 重さ指定区間:仙台西道路を除く全線
  • 高さ指定区間:国道13号との重複区間

[編集] 歴史

関山峠を越えて東西に通じる道は古くから使われていた。東半分は江戸時代仙台藩領で、仙台藩が江戸時代の初期に仙台からみた「西道」として整備し、作並宿・熊ヶ根宿・愛子宿を置いた[1]。また藩境付近に坂下境目番所、作並宿に作並番所を置いて警備の兵を置いた。通行はあったが、難所の関山峠で運送に馬を用いることができず、運輸では南回りの笹谷街道の方が主であった。

明治時代にこの街道は、関山街道と呼ばれ、そのうち宮城県側が作並街道と呼ばれた。明治時代初めに山形県令になった三島通庸は、土木建設を推し進め、関山街道の整備をその重点とした。街道整備の中で最大の事業は、県境を通す関山トンネルの建設であった。当初は、あまりにも多額の建設費であったため、政府に建設を却下されたが、福島に視察にやってきた伊藤博文に直訴し、現地につれてきてようやく工事が許可されることとなった。

1880年明治13年)に起工し、途中、火薬の爆発事故で多くの犠牲者を出しながら、1882年(明治15年)11月3日に落成式を挙げた。工事が終わると関山街道は山形と仙台を結ぶ主要道となり、人と馬と馬車が行きかった。特に、馬車による物資の大量輸送ができことによる効果は大きく、横浜港から塩釜港まで汽船で運ばれた「汽船荷」を関山峠を越えて運べるようになったことは、最上川舟運衰退の端緒となった。仙台駅まで東北本線が延び、山形にまだ敷かれていない1887年(明治20年)から1901年(明治34年)の時期が最盛期だったが、山形駅まで奥羽本線が開通すると急激に衰退した。

1920年大正9年)4月1日に、宮城県側の大町4丁目から山形県境までが宮城県道仙台楯岡線に指定された[2]。同年に仙台と作並温泉の間にバスが運行するようになった。自動車交通が広まりはじめたこの頃から、この道路は再び重要性を増しはじめた。しかし、砂利道で、関山峠付近は道がまがりくねり、県境を自動車で越えるには難しい道であった。

1953年(昭和28年)に県道から国道に昇格した。国は自動車交通量の増加に対応するために道路の整備を進め、1953年に湯渡戸橋を架け替え、1954年(昭和29年)には野川橋の代わりとなる熊ヶ根橋を架けた。

1963年から再び改築が始まり、1968年(昭和43年)10月に今までのトンネルの北に新関山トンネルが開通したことで、両県を結ぶ自動車の往来が増え、トラックの通行が多くなった。また、仙台市郊外で住宅地が造成され、通勤者の自動車で渋滞が深刻になったため、愛子バイパス仙台西道路が作られた。

[編集] 年表

  • 1880年(明治13年)8月27日 - 宮城県作並村水上沢隧道より字大伊瀬沢までの工事を開始[3]
  • 1880年(明治13年)11月3日 - 作並村字日向より作並駅(鉄道駅でなく宿駅)入口までの工事開始。
  • 1882年(明治13年) - 関山街道開通
  • 1920年(大正9年)4月1日 - 宮城県道に指定
  • 1953年(昭和28年)5月18日二級国道110号仙台山形線(宮城県仙台市 - 山形県山形市)
  • 1963年(昭和38年)4月1日 一級国道48号(宮城県仙台市 - 山形県山形市) -- 110号を昇格。110号は欠番に。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 一般国道48号(宮城県仙台市 - 山形県山形市)

[編集] かつて指定されていた道路

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  • 仙台市道5214号石山竜沢線 全線 1965年道路改良により降格
  • 仙台市道1509号折立1号線 全線 1993年3月23日愛子バイパス開通により降格
  • 仙台市道5882号下愛子原落合線 全線 1993年3月23日愛子バイパス開通により降格
  • 国道457号 落合一丁目 - 上愛子字北内 1993年3月23日愛子バイパス開通により市道に降格後、1993年4月1日国道457号の一部として指定
  • 仙台市道5268号蛇台原線 全線 1965年7月1日仙山線踏切立体交差化への道路改良により降格
  • 仙台市道5272号街道第2線 全線 1965年7月1日仙山線の踏切を立体交差化への道路改良により降格
  • 仙台市道5427号白沢熊ヶ根線 全線 1965年3月23日熊ヶ根橋開通により降格

[編集] 重複区間

  • 宮城県仙台市青葉区上愛子字北内 - 宮城県仙台市青葉区上愛子字白沢:国道457号
  • 山形県天童市(久野本交差点) - 山形県山形市(飯田交差点):国道13号

[編集] 通過市町村

[編集] 主な接続路線

宮城県

山形県

[編集] バイパス

[編集] 別名

[編集] 主な峠

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 菊池武一「山麓宿場町愛子駅の構造」48頁(1巻324頁)。
  2. ^ 菊池武一「山麓宿場町愛子駅の構造」48頁(1巻324頁)。
  3. ^ 1999年刊『仙台市史』資料編1(近代現代1・交通建設)361頁、資料番号230「作並新道着手工況調」。次の日向・作並間の工事開始についても同じ資料による。

[編集] 参考文献

  • 菊池武一「山麓宿場町愛子駅の構造」、東北大学地域社会研究会『宮城県の地理と歴史』第1巻、国史刊行会、1982年。『地域社会研究』(東北大学教育教養学部)第6輯、1954年の復刻。
  • 仙台市史編さん委員会『仙台市史』資料編5(近代現代1・交通建設)、仙台市、1999年。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年8月16日 (日) 04:29 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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