国際民間航空機関
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国際民間航空機関(こくさいみんかんこうくうきかん、International Civil Aviation Organization、ICAO)は、国際連合経済社会理事会の専門機関の一つ[1]。本部はカナダのモントリオールにある。略称は、日本では「イカオ」や「アイカオ」と読まれることが多いが、英語圏では「アイケーオー」と読まれることが多い。
目次 |
[編集] 概要
第二次世界大戦における民間機の発展に伴って1944年に締結された国際民間航空条約(通称シカゴ条約)に基づき、1947年4月4日に発足した。国際民間航空に関する原則と技術を開発・制定し、その健全な発達を目的とする。シカゴ条約批准国は自動的にICAOに加盟することになっており、2008年の時点で加盟国は190ヶ国。日本は、1953年にシカゴ条約を批准するとともに、ICAOへと加盟した[1]。
日本は1956年以降、理事国の一つとして活動を続けている。また、拠出金もアメリカについてで多い額を払っている[1]。
加えて、ICAOはシカゴ条約を批准する各国の運輸安全当局の準拠となる、航空機事故調査に関する条約を定めている。
[編集] 組織
総会、理事会、事務局と、補助機関となる複数の委員会から構成される。
- 総会(発足当初は毎年開催されていたが、1954年の法改正より3年ごととなった)
- 理事会(理事会の任期は3年で、総会で選出された33ヶ国の理事国で構成されている)
- 航空委員会
- 航空運送委員会
- 不正妨害委員会
- 財政委員会
- 共同維持委員会
- 技術協力委員会
- 法律委員会
- エドワード・ウォーナー賞委員会
- 事務局
- 地域事務所(メキシコ、ペルー、タイ、フランス、エジプト、セネガル、ケニア)
[編集] ICAO空港コードの一覧
ICAOが定める4桁の空港コードに基づき、空港を分類している。ただし、現在のところI、J、Q、XからはじまるICAO空港コードは存在しない。
A - B - C - D - E - F - G - H - I - J - K - L - M - N - O - P - Q - R - S - T - U - V - W - X - Y - Z
[編集] ICAO標準航空英語試験
2008年3月以降、操縦士や管制官等は航空英語能力を証明することが要件となった。語学能力レベルは6段階で表され、実用レベル(レベル4)以上であることが必要である。実用レベル(レベル4)の証明の有効期間は3年である。
航空英語の言葉遣いについては国際民間航空条約第10付属書第2巻、航空業務手続-航空交通管理 (ICAO Doc.4444 PANS-ATM)に規定があり、具体的な手順についてRadiotelephony Manual (ICAO Doc.9432)が発行されている。
また、「『Take-off』の語は離陸許可を発出または取り消すときにのみ使う」など、安全な管制のためのマニュアルがある。[2]
[編集] パスポート(旅券)
航空機を用いる場合に限らず、陸や海も含めどのような手段を用いた場合でも、国外に渡航する際に身分証明としてパスポートが必須となるが、このパスポートの記載事項・体裁については、ICAOが発行するガイドライン文書に基づいて基本的な仕様が共通化されている。
近年、ICAOは、パスポートに生体認証のためのデータを電子的に埋め込んだバイオメトリック・パスポートの国際的な導入を推進しており、既に日本を含め多くの国で発行が進んでいる。このバイオメトリック・パスポートおよび読み取り装置の電子的仕様に関してもICAOが発行している文書ICAO Doc9303に基づいて仕様が共通化されている。
[編集] 脚注
- ^ い ろ は 外務省: 国際民間航空機関
- ^ テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故のように標準的な管制用語を使わなかったために起こる事故を防ぐため。国際民間航空機関の言葉遣いマニュアル(ICAO Phraseology Reference Guide)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月14日 (土) 04:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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