在胎週数

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在胎週数(ざいたいしゅうすう)とは、産科領域で用いられる医学用語。真の妊娠期間との違いについても述べる。

女性の性周期は、個人差はあるがおおむね28日前後である。受精しなかった場合には排卵後約2週間で月経が開始されるが、受精卵が着床した場合には月経とならない。このため、前回の月経開始日がわかれば、大体の受精の期日がわかることになる。

ただしこれはあくまでも推定であり、性周期には個人差があり、中には性周期が不定である女性もいる(月経不順)。このため真の妊娠期間を知ることは困難であるが、妊娠期間の把握は妊娠中の胎児の発育の管理、出生した児が必要とする医療の決定(特に早産児の場合)などに重要な役割を果たす。

このため、真の妊娠期間とは差があることを理解した上で、便宜上の妊娠期間の目安として在胎週数を用いる。

[編集] 在胎週数の数え方

性周期が一定していて、28日前後である場合、妊娠前の最後の月経開始日から数えた週数を在胎週数とする。

例えば、前回の月経開始日が5月15日であった場合、8月12日(89日目)は在胎14週5日である。

「妊娠何ヶ月」と表現するとき、この「月」は「数え月」で表現される。先ほどの例えで5月15日が最終月経開始日であれば、6月14日までが妊娠1ヶ月、6月15日から7月14日が妊娠2ヶ月、7月15日から8月14日までは妊娠3カ月、となる。

このため、妊娠1ヶ月目の前半、在胎1~2週の間は、実際には胎児はいないことになる。

性周期が不定である場合、この方法では真の妊娠期間とのずれが大きくなる。このような場合には、妊娠初期の胎児の大きさ(個人差が少ない)から在胎週数を推定する。

なお、妊婦検診を受けていない場合など、出生後に在胎週数が不明であることが問題になることがある。このような場合、児の体格からだけでは在胎週数を知ることは困難である(妊娠後期には体格の個人差が大きいため)。このような場合、児の神経学的発達の程度や、皮膚、体毛などの発育状態から在胎週数を推定する方法がある(Dubowitz法など)。

[編集] 在胎週数と出産

分娩予定日とは、在胎40週0日のことである。ただし、必ずしも予定日に分娩が行われるのが正常、というわけではない。

出産の時期については、以下のように分類される。(日本の場合、2006年現在)

  • 流産…在胎21週6日までの分娩。生存の可能性はないと考えられている。
  • 早産…在胎22週0日から36週6日まで。
  • 正期産…在胎37週0日から在胎41週6日まで。
  • 過期産…在胎42週以降の分娩。

最終更新 2009年9月14日 (月) 14:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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