地上デジタル音声放送
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地上デジタル音声放送(ちじょうデジタルおんせいほうそう)とは日本においてデジタル方式の無線局によって地上波で行われているラジオ放送(デジタル音声放送)のことである。通称、地上デジタルラジオ・デジタルラジオ。
目次 |
[編集] 概要
従来の地上波ラジオの特徴に加えノイズのない高音質な音声・多チャンネル放送・5.1サラウンド放送や文字・静止画・簡易動画を含むデータ放送、リアルタイム投票などの双方向性機能が特徴。移動体・携帯型端末での受信時にもノイズのないクリアな音声で受信できる。2003年10月10日に実用化試験放送を開始し、2011年7月以降の本放送開始を目指していたがマルチメディア放送へ転換を行うため、2011年7月24日をもって放送終了予定。なおデジタル方式の音声放送の実用化試験放送を目的としているため、映像については簡易動画という位置づけとなっている。
地上アナログテレビジョン放送とは異なり、従来のアナログラジオ放送(AM・FM・短波放送)は地上デジタルラジオ本放送開始以降も継続して放送される。これは災害時の情報伝達手段として従来のアナログ方式のラジオ放送が重要視されているためであり、デジタルラジオ放送は従来のラジオ放送の置き換えではなく4番目のラジオ放送という位置づけになっている。デジタルラジオの普及を推進するため、マスメディア集中排除原則の対象にはなっていないれない。
[編集] 方式
日本の地上デジタルテレビ放送のISDB-Tを拡張したISDB-TSBを採用している。1セグメントの占有周波数帯域は467kHz、伝送速度は4つの変調方式のうち移動体に適した方式で280kbps、圧縮方式はMPEG-2AAC。中継局を同一周波数で使用できるSFNが使用できる。テレビが13セグメントでUHF帯を使用するのに対しラジオでは1または3セグメント(規格上は最大13セグメントまで連結可能)を一単位として利用し、VHF帯の7チャンネル(190.214286MHz)を8つのセグメントに分けて使用する。
[編集] 歴史
- 1988年10月 - 総務省の地上デジタル放送懇談会で、地上デジタル放送の推進が検討される。
- 2000年11月 - 放送普及基本計画に地上デジタル音声放送が追加される。
- 2003年9月26日 - デジタルラジオ推進協会に、東京・大阪地区の予備免許を交付。
- 2003年10月10日 - 東京・大阪地区で、実用化試験放送を開始。
- 2005年5月20日 - 総務省のデジタル時代のラジオ放送の将来像に関する懇談会で、報告書案にて2006年から放送を開始する案を答申。
- 2006年
- 2007年
- 2008年
- 2011年7月24日 - 実用化試験放送を終了(予定)。
[編集] 実用化試験放送
デジタルラジオ推進協会が免許人・運営者となり、2003年10月10日から東京タワー(800W)と生駒山(240W)から共にテレビVHF7chの周波数で8セグメント使用して放送されている。2007年2月19日より東京タワーの出力が800Wから3倍の2.4kWに増力された。
[編集] 本来の計画
当初の本放送開始は2011年7月25日の地上アナログテレビ放送終了後の予定であった。試験放送はVHF帯の4MHz分(東京・大阪地区はTVの7chに相当する帯域)を8セグメントに分割しすべてのセグメントを社団法人デジタルラジオ推進協会に割り当てていたが本放送時には1セグメントはNHKに、残り7セグメントは民放局等が共同出資して設立される株式会社マルチプレックスジャパンに割り当てる計画となっていた。この運営会社が、出資した放送局から番組の提供を受けて放送することにしていた。
また、テレビ兼営の民間放送はテレビと同じチャンネル(リモコンキーID)番号が割り当てられる可能性もあった。
[編集] 前倒し計画に関する曲折
地上波デジタル音声放送の本放送開始は本来2011年の地上アナログテレビ放送終了後の予定であったが2006年度から携帯端末向けにデジタルテレビ放送(ワンセグ)が始まったため、ラジオも当初の計画を5年前倒しして2006年に本放送を始めることが一時期計画された。
しかし地上波における受託放送事業者の役割を果たすマルチプレックスジャパンの設立発起人会を2006年10月に開催する予定だったが[2]、設立の見通しが白紙化された[3]ため2006年の本放送開始の見通しも立たなくなり、当初予定の2011年以降に立ち返る公算が大きくなった。
総務省の2011年以降の電波割当て計画の動向も大きな影響があるとされている。
開始を前倒しするとしていた計画では2006年10月頃より東京・大阪地区で本放送を開始し、2008年頃までには札幌の一部(札幌は現在7,8チャンネルとも使用されていないため札幌市内の共聴で7,8チャンネルとも使用されており、障害対策を考えるサービスエリアは極端に狭くなることが指摘されていた)・仙台・静岡の一部(静岡・浜松両地域で放送するものの、静岡市周辺の当初の放送エリアはかなり狭い計画だった)・名古屋・広島・福岡地区で開始することとなっていた。なお東京・大阪地区は2006年4月を当初予定したが事業計画の練り直し、放送免許取得の遅れなどにより半年延期され、さらに計画が白紙化することとなった[4]。
また民生用では初のデジタルラジオ受信機(KDDIの携帯電話W44S、2006年12月発売)が登場することにより、2006年4月に前倒しする計画も持ち上がった[5]。しかし諸般の事情によりそれも立ち消えとなった。
[編集] マルチメディア放送への転換
エフエム東京は、実用化試験放送の開始当初から有料ダウンロードサービスの実現に向けて3セグメント放送・データ放送を行うなど、積極的に地上デジタル音声放送のけん引役をつとめていた。しかし有料放送を行うためには現行の無料放送の免許を返上した上で新たな免許を取得する必要があった。このため免許を持つデジタルラジオ推進協会は、総務省によって地上アナログテレビ放送の廃止に伴う周波数帯域の割り当てプランの見直しが行われているため、新たな免許を得られる保障がないことから消極的であった。この姿勢の違いが原因となり、2008年3月にエフエム東京とこれに同調したエフエム大阪が、協会の正会員Aの退会届けを提出(チャンネルを持たない正会員Bへの変更を希望したが、協会は正会員Aからの退会を拒否)し、2008年3月31日26時をもって放送を休止した。リスナーへの放送休止の告知期間はわずか1週間程度で、また退会を表明してから3ヵ月間は放送を行うという協会の規定にも反していたことから、リスナーへの責任を問う声もあった。[6] これを契機にエフエム東京はマルチメディア放送推進への転換を行い、後に協会もマルチメディア放送の検討を始めることとなった。
2008年7月に総務省の「携帯端末向けマルチメディア放送サービスなどの在り方に関する懇談会」の報告書が発表され、2011年7月以降にサービスを開始する見通しが立った。しかし現在の帯域の割り当てがなくなる可能性が濃厚になったため地上デジタル音声放送を行っている関東のラジオ局6社(TBSラジオ&コミュニケーションズ・文化放送・ニッポン放送・ベイエフエム・エフエムナックファイブ・横浜エフエム放送)が同年8月6日に関東デジタルラジオ放送企画LLC合同会社を、関西のラジオ局4社(朝日放送・毎日放送・大阪放送・FM802)が8月11日に「近畿ブロック・デジタルラジオ準備会」を設立。また同年10月6日には関東デジタルラジオ放送企画LLCと近畿ブロック・デジタルラジオ準備会が共同でデジタルラジオ全国連絡協議会を設立し、マルチメディア放送の帯域確保・事業化スキームの検討・事業計画を立案する主体としてデジタルラジオ推進協会と協力して活動することになった。
2009年2月20日に、VHF Lowバンド(アナログテレビジョン放送の、1から3チャンネルに相当)におけるISDB-Tmm方式の地方ブロック向けマルチメディア放送・新型コミュニティー放送の実現とその普及・運用規定の策定を目的としたVHF-LOW帯マルチメディア放送推進協議会(VL-P)が主要AM・FM局など14社(地上デジタル音声放送を行っている・行っていた事業者、三井物産・YRP研究開発推進協会 狭域デジタル新型コミュニティ放送準備委員会など)により設立された。
2009年8月、総務省情報通信審議会において現在使用している帯域が警察・消防等の自営通信のために割り当てられることが決定したことに伴い実用化試験局の免許が失効する2011年7月24日をもって放送終了することとなった[7]。
[編集] チャンネル
[編集] 東京地区
東京実用化試験局(JOAZ-FM)
[編集] 現在の放送チャンネル
2009年10月現在
| ■ | チャンネル 番号 |
チャンネル名称 | 番組提供団体 | 番組内容など |
|---|---|---|---|---|
| 91チャンネル NHK |
9101 | NHK | 日本放送協会 | オリジナル編成、ニュースなど一部時間はAMラジオのサイマル放送 |
| 92チャンネル DR@TOKYO 92 |
9202 | OTTAVA | TBSラジオ&コミュニケーションズ | インターネットラジオなどでサイマル放送 |
| 9203 | TBSラジオデジタル | AMラジオのサイマル放送 | ||
| 93チャンネル DigiQ+N93 |
9302 | 超!A&G+ | 文化放送 | インターネットラジオなどでサイマル放送 |
| 9303 | 文化放送プラス | AMラジオのサイマル放送 | ||
| 94チャンネル エリア・ショーケース |
9401 | エリア・ショーケース | DRP大阪 | 大阪地区の一部番組を放送 |
| 95チャンネル D-JOLF |
9501 | Suono Dolce | ニッポン放送 | インターネットラジオなどでサイマル放送 |
| 9502 | ニッポン放送DIGITAL | AMラジオのサイマル放送 |
[編集] 各チャンネルの歴史
- 91チャンネル
- 2003年10月10日 - 「NHK・VICS」として、NHK・道路交通情報通信システムセンターの2社で放送開始。9101「NHK・VICS」。なお道路交通情報通信システムセンターは、独立データ放送のみの参加。
- 2007年4月2日 - 道路交通情報通信システムセンター撤退、91「NHK」・9101「NHK」に改称。
- 2008年7月14日 - 簡易動画放送を開始。
- 92チャンネル
- 2003年10月10日 - 「DR@TOKYO92」として、TBSラジオ&コミュニケーションズ・横浜エフエム放送・ベイエフエム・日経ラジオ社の4社で放送開始。9201「DR@TOKYO92」。
- 2006年3月 - 日経ラジオ社撤退。
- 2007年3月5日 - 9202「OTTAVA」プレ放送開始。
- 2007年4月1日 - 9201「ハマセグ/digitalBay」に改称、週の前半を横浜エフエム放送が、後半をベイエフエムが担当。TBSラジオ&コミュニケーションズが独立し、9202「OTTAVA」放送開始[8]。
- 2008年9月29日 - 9203「TBSラジオデジタル」新設、地上波の一部番組のサイマル放送を開始。
- 2009年3月31日 - 横浜エフエム放送、ベイエフエムが撤退した為、9201「ハマセグ/digitalBay」が放送終了。
- 93チャンネル
- 2003年10月10日 - 「Digi Q+N 93(デジキューン93)」として、エフエムナックファイブ・文化放送・テレビ朝日の3社で放送開始。9301「Digi Q+N 93」。
- 2007年4月 - テレビ朝日撤退。
- 2007年4月2日 - 9301「UNIQue the RADIO」に改称。
- 2007年9月3日 - アニラジ専門チャンネルとして、9302「超!A&G+」創設。
- 2008年9月29日 - 9303「文化放送プラス」新設、地上波の番組のサイマル放送を開始。
- 2008年10月6日 - 9302「超!A&G+」で、簡易動画放送を開始。
- 2009年3月31日 - エフエムナックファイブが撤退(番組編成の関係上、4月5日まで放送)し、文化放送の単独運営となる。
- 2009年10月4日 - 9301「UNIQue the RADIO」が放送終了。
- 94チャンネル
- 2003年10月10日 - 「DAZ94」として、J-WAVE・メガポート放送・アール エフ ラジオ日本の3社で放送開始。
- 2006年11月 - 全社撤退・放送休止。
- 2007年4月 - 伊藤忠商事が95チャンネルから移行。94「DiGiPiCO!」・9401「DiGiPiCO!」として放送開始。
- 2008年3月31日 - 伊藤忠商事撤退し、放送終了。
- 2008年6月16日 - DRPが9401「エリア・ショーケース」を放送開始。
- 95チャンネル
- 2003年10月10日 - 「D95(ディー ナインティファイブ)」として、伊藤忠商事・ソニー・ソニーコミュニケーションネットワークの3社で放送開始。9501「D95」。
- 時期不詳 - ソニー・ソニーコミュニケーションネットワーク撤退。
- 2006年10月 - ニッポン放送が98チャンネルより移動し、伊藤忠商事と2社で放送。
- 2006年12月1日 - 「D95」(伊藤忠商事)が移動し9502「D95」に。9501「LFX mudigi」創設。
- 2007年4月2日 - チャンネル名「D-JOLF」に改称。9502の伊藤忠商事が94チャンネルに移動。9501「Suono Dolce」に改称。9502「JOLF+」新設。
- 2008年9月29日 - 9502のチャンネル名を9502「ニッポン放送DIGITAL」に改称し、地上波の番組のサイマル放送を開始。
- 96チャンネル
- 送信停止中
- 97チャンネル
- 2006年12月1日 - エフエム東京が98チャンネルより移動。9701「TOKYO FM1」・9702「TOKYO FM2」放送開始。9703「TOKYO FM3」新設。
- 2007年4月 - 本格的な実用化試験放送[9]を開始。9701「ENERGY 701」(アグレッシブライフスタイルチャンネル)・9702「MAGIC 702」(ハイクオリティチャンネル)・9703「NEWS」(ニュースチャンネル)に改称。
- 2008年3月31日 - 26:00をもって放送休止。有料ダウンロードサービスを行いたいエフエム東京と、消極的な協会側との姿勢の違いから対立し、突然の放送休止に至った[10]。チャンネルは廃止されておらず維持したまま放送休止となっている[11]。
- 2009年10月頃 - 番組表からの削除を確認
- 98チャンネル
- 2003年10月10日 - 「Digital Radio 98 The Voice」として、ニッポン放送・エフエム東京・ジャパンエフエムネットワークの3社で放送開始。9801「mudigi」・9802「TOKYO FM1」・9811「TOKYO FM2」。9811で3セグメント放送を実施。
- 2006年10月 - ニッポン放送が95チャンネルにエフエム東京が97チャンネルに移動し、送信停止。
- 撤退した企業
- 2006年3月末撤退
- 日経ラジオ社(92チャンネル)
- 2006年11月末撤退
- メガポート放送・ラジオ日本(94チャンネル)
- 2007年3月末撤退
- テレビ朝日(93チャンネル)
- 2008年3月末撤退
- 伊藤忠商事(94チャンネル)
- 2009年3月末撤退
- 横浜エフエム放送、ベイエフエム(92チャンネル)・エフエムナックファイブ(93チャンネル)
- 撤退時期不詳
- ソニー・ソニーコミュニケーションネットワーク(95チャンネル)
- ジャパンエフエムネットワーク(98チャンネル)
- 2006年3月末撤退
[編集] 大阪地区
大阪実用化試験局(JOBZ-FM)
[編集] 現在の放送チャンネル
2009年10月現在
| ■ | チャンネル 番号 |
チャンネル名称 | 番組提供団体 | 番組内容など |
|---|---|---|---|---|
| 91チャンネル NHK |
9102 | NHK | 日本放送協会 | オリジナル編成、ニュースなど一部時間はAMラジオのサイマル放送 |
| 92チャンネル DRP大阪 |
9201 | DRP大阪 | オリジナル編成。各チャンネルごとに同一番組を時差編成。 | |
| 93チャンネル DRP大阪 |
9301 | DRP大阪 | ||
| 94チャンネル DRP大阪 |
9401 | DRP大阪 | ||
| 95チャンネル DRP大阪 |
9501 | DRP大阪 |
[編集] 各チャンネルの歴史
- 91チャンネル
- 2003年10月10日 - 「NHK・VICS」として、NHK・道路交通情報通信システムセンターの2社で放送開始。9101「NHK・VICS」。なお道路交通情報通信システムセンターは、独立データ放送のみの参加。放送内容は、東京発と同じ。
- 2007年4月2日 - 道路交通情報通信システムセンター撤退、9101「NHK」に改称。
- 92-95チャンネル
- 96チャンネル
- 送信停止中
- 97チャンネル
- 2006年12月 - 「fm osaka」として放送開始。3セグメント放送。9701「fm osaka1」(音楽番組シーン)、9702「fm osaka2」(ハイクオリティー音楽番組)、9703「fm osaka3」(ニュース専門)。
- 2007年4月 - TOKYO FMと同様に本格的な実用化試験放送を開始。9701「ENERGY 701」・9702「MAGIC 702」・9703「NEWS」に改称。
- 2008年4月1日 - 放送休止。TOKYO FMと同様に、チャンネルを維持したまま放送休止となっている。
- 2009年10月頃 - 番組表からの削除を確認
- 98チャンネル
- 送信停止中
- 撤退した企業
- 試験放送開始時も構成社として参加していたが、後に撤退した(時期不詳、2006年4月以降か)。
[編集] 受信機
専用受信機は評価機のみで、民生機は携帯電話とパソコン用ワンセグチューナの一部機種で受信可能。なお一部のチャンネルでは、2007年よりインターネット上(チャンネルの公式サイト・kikeruツールバー)でもサイマル配信を行っている。
[編集] 専用受信機
- Prodia(PIX-DR050-P00)(ピクセラ)
- (2006年9月21日出荷-評価用として限定100台の販売)
- ピクセラは2006年5月に専用携帯端末を発売すると2005年12月発表した/news/2005/1216.htmlが、地上デジタルラジオの本放送開始が(5年前倒し案の)計画通り実施されず、同製品の機能評価が完了していないため」と発売を延期[12]。その後9月に法人向け限定のデジタルラジオ評価用としてProdiaが発売された[13]。デジタルラジオに加えワンセグ、アナログFMラジオにも対応。後に正式に発売された。
[編集] 携帯電話・PHS
地上デジタルラジオ対応の携帯電話端末は、KDDI並びに沖縄セルラー電話の各auブランドからのみ発売されている。
- au(KDDI / 沖縄セルラー電話)
- W44S(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ) 2006年12月8日(東北は9日)発売
- AQUOSケータイW51SH(シャープ) 2007年3月10日発売
- W51T(東芝) 2007年2月9日(東北・関東・中部・関西・沖縄は10日)発売
- W52T(東芝) 2007年2月16日(北海道・関東・関西・中国・四国・沖縄は17日、中部・九州は22日、東北は24日)発売
- W52H(日立製作所) 2007年5月22日発表
- W54T(東芝) 2007年5月22日発表
- W56T(東芝) 2007年10月16日発表
- W54S(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ) 2007年10月16日発表
- W54SA(三洋電機) 2007年10月16日発表
- Cyber-shotケータイW61S(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ) 2008年5月3日発売
- W61SA(京セラ(SANYOブランド)) 2008年4月17日以降順次発売
- W63SA(京セラ(SANYOブランド)) 2008年7月4日発売
上記の携帯電話はすべてCDMA 1X WIN端末で、デジタルラジオに対応した機種は必然的にワンセグ放送も受信できる。またカタログには「デジタルラジオは実用化試験放送にて提供しております。(2011年7月終了予定)」と記載されているため2011年以降、本放送に移行されたらどうするかは「正式に話を聞いていないためコメントできないが、決定した場合はメーカーと協力して対応するしかない」とコメントしている[14]。
[編集] パソコン用チューナ
いずれもUSB接続型のパソコン用ワンセグチューナの機能の一部で、デジタルラジオも受信可能。DRMについては設定されていないがメーカー各社が著作権保護機構を装備しており、デジタルオーディオ出力(S/PDIF、Bluetoothのオーディオ系プロファイル、USBオーディオデバイス、IEEE 1394オーディオデバイスなど)へのデジタルラジオの出力は制限される場合が多い。画像についても同様。
- PIX-ST050-PU0(ピクセラ)
- 2007年3月9日同社オンラインストアでのみ発売
- デジタルラジオ受信用ソフトウェアはまだサンプル版の段階で製品には同梱されておらず、別途同社Webサイトからダウンロードする形式となっている。また専用ソフトウェアは著作権保護機能の都合上、Windows Vistaのみ対応であったがその後Windows XPにも対応した。録音機能はない。
- MonsterTV 1DR(SK-MTV1DR)(エスケイネット)
- 2007年5月25日出荷開始
- 受信用ソフトウェアはワンセグと一体型でWindows XPにも対応している。デジタルラジオの手動録音・予約録音も可能。録音したものを再生するには録音時と同じパソコン・同じチューナが必要。
- CaptyTV Mobile PIX-ST061-PU0(ピクセラ)
- 2007年7月28日出荷開始
- 上記ST050のWindows/MacOS両対応版。Windows用のデジタルラジオ受信ソフトは付属。MacOS用のデジタルラジオ受信ソフトはダウンロード提供。
- これテレ CG-3SGTR(コレガ)
- 2007年7月21日出荷開始
- ピクセラのチップセットを使用した製品で、受信用ソフトウェアもピクセラのStationMobileをカスタマイズしたものである。伸縮式の外部アンテナが付属。iEPGには未対応。録画予約未対応。
- 高感度版ちょいテレ DH-KONE/U2R(バッファロー)
- 2007年10月下旬発売
- 使用しているチップセットは不明。高感度290mmアンテナ、高感度外部アンテナ(3mのケーブルが付属)、F型コネクタ変換アダプタが付属。受信ソフトは「PCastTV for ワンセグ」。対応OSはWindows XP/Vistaのみ。
- 高感度版ちょいテレ DH-KONE4G/U2DS
- 2008年4月下旬発売
- 上記とほぼ同仕様で内蔵メモリ4GBを搭載し、内蔵メモリへ録音することも可能(その場合同機を他のPCで使用しても録音を聴くことが出来る)。製品自体はMacintoshにも対応しているがデジタルラジオはWindows用のソフトウェアでしか聴くことが出来ない。
(参考:ちょいテレ)
[編集] 本放送開始への受信機注意
『社団法人デジタルラジオ推進協会』のホームページ(Webページ)上にも書かれていることである。
現在のデジタルラジオ試験放送は、VHFテレビ7チャンネル付近の周波数電波を使用している。
地上アナログテレビ放送終了後は、VHFテレビ4チャンネルから12チャンネルの周波数電波は無線通信等に使用しデジタルラジオはVHFテレビ1チャンネルから3チャンネルに相当する周波数電波を使用することになる。
このため、上記の受信機を持っていても地上アナログテレビ放送終了後は使用できなくなり新たな地上デジタルラジオ放送受信機が必要となる。
[編集] 脚注
- ^ auのデジタルラジオ対応機種、100万台突破 ケータイWatch
- ^ 社団法人デジタルラジオ推進協会 「第9回東京放送番組審議会議事概要」
- ^ FACTA online デジタルラジオでこけたFM東京
- ^ asahi.com デジタルラジオに逆風 06年本放送、白紙に
- ^ ITmediaニュース地上デジタルラジオ、来年度開始へ 5年前倒し
- ^ 文化通信.com TFM、DRP正会員A退会申し出でデジラジ撤退/ユビキタス特区注力へ
社団法人デジタルラジオ推進協会第14回東京放送番組審議会 議事概要 - ^ 社団法人デジタルラジオ推進協会 これからのデジタルラジオ
- ^ ITmedia +D LifeStyle TBS、クラシック中心のデジタルラジオ局を開局
- ^ ITmedia +D LifeStyle エフエム東京、デジタルラジオの本格放送を開始
- ^ 文化通信.com - 特集:ラジオ最前線 TFM突然のデジタルラジオ休止に業界衝撃
FM東京のデジタルラジオ休止にみる免許運用の実態 - ^ 文化通信.com - TFMデジラジ休止余波/リスナーへの責任問う声、JFN「寝耳に水」
- ^ ピクセラワンセグ/デジタルラジオ/FMラジオの3波対応モバイル受信機の発売を延期いたします。
- ^ ピクセラデジタルラジオ/ワンセグ/FMラジオの3波対応モバイル受信機(Prodia)を、デジタルラジオ評価機として先行発売いたします。
- ^ デジタルラジオ、'11年以降に現行機で受信できない恐れ - 情報通信審議会答申を受けて。「同帯域での継続が困難」 AV watch
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月22日 (日) 07:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【地上デジタル音声放送】変更履歴


