地方風
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地方風(ちほうふう)とは、特定の地域を限って吹く風のこと。局所風(きょくしょふう)、局地風(きょくちふう)ともいう。
地球上では、地域によってさまざまな性質を持った風が吹き、その地域の独特の気候や風土を形作っている。その地域の気候を温暖にしたり、恵みの雨をもたらす風もあれば、農業に重大な影響を及ぼすものや、人間の生活にとって脅威となるものもある。その地方独特の名称で呼ばれている風もある。中には、神話や伝承に関連した名前も多く、文化的な側面を垣間見ることもできる。また、方角の名前が風の名前になったもの、その逆のものなど、方角と関連付けられた名前も多い。
地方風は、その地域独特の風を広く指すものである。ただ、穏和であまり被害をもたらさないような地方風よりも、生活に大きな影響を及ぼすような地方風に名前がつけられることが多く、地方風の一般的なイメージも、穏和というよりは悪影響をもたらす風という印象が強い。
[編集] 代表的な地方風の一覧
- 日本
- 海外
- アウストル(Austru) - ルーマニアで夏季に吹く、暖かく乾燥した南東風。
- アブロオロス(Abroholos) - ブラジル南東部の沿岸で吹く、驟雨を伴った突風性の風。スコールに類似している。
- アリゼ(Alize) - フランス、アフリカ中部、カリブ海などでの北東貿易風の別名。西アフリカでは、湿潤な北風を「アリゼ・マリティム」(Alizé Maritime)とも呼ぶ。
- ギブリ(Ghibli) - アフリカ北部で吹く、サハラ砂漠からの高温の乾燥風。
- シロッコ(Sirocco、Scirocco) - 春に、サハラ砂漠からイタリア南部に吹く、蒸し暑い風。
- スホベイ(Sukhovei) - 中央アジアで吹く東または南東の乾熱風。
- チヌーク(シヌック、シヌーク)(Chinook) - ロッキー山脈東側に吹き下りる、高温で乾燥した風。
- ノーイースター(Nor'easter) - 北アメリカ大陸で冬季を中心に吹く、嵐を伴う北東の強風。
- バリ(Bali) - ジャワ島東部で吹く強い東風。
- フェーン(Föhn) - アルプス山脈を越えた、高温で乾燥した南風。日本では、特に日本海沿岸などで発生するこれに似た現象をフェーン現象と呼ぶ。
- ブリザード(Blizzard) - 北米大陸北部や南極地方に吹く、地吹雪を伴った寒冷な風。
- ボーラ(ボラ)(Bora) - アルプス山脈からアドリア海に向かって吹き下りる、寒冷で乾燥した風。
- ミストラル(Mistral) - アルプス山脈からローヌ河谷を通って地中海に吹く、寒冷で乾燥した風。
- ミヌアノ(Minuano) - ブラジル南部とウルグアイに吹く冷たい風。
[編集] 出典
- 風・嵐 字典 あいねっと作詞教室 言葉の抽斗
- Names of Winds Golden Gate Weather Services
[編集] 関連項目
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