地球寒冷化

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地球寒冷化(ちきゅうかんれいか、: Global cooling)とは、狭義では地球が冷えていく現象のことを指し、広義では、地球表面及び大気の温度が下がっていき、寒冷化すると言う説の事を言う。また、氷期の始まりだとする場合もある。

この仮説は科学的に強い支持をされたものではなかったが、氷河期の周期性と、1940年代から1970年代の前半にかけての気温の低下の理解を進める上で、良い材料として新聞に報告されたため、人々の関心を一時的に集めた。現在(21世紀初頭)では、地球は寒冷化するのではなく、地球温暖化の時代にあるという意見が主流である。

1937年 - 1946年の平均気温に対する、1965年 - 1975年の平均気温の変化。こうしたデータは当時は利用することができなかった。

目次

[編集] 序論:一般的関心と憂慮

1970年代より、地球の温度が1945年から下がり続けているという論調が台頭してきた。季候の予測が記載された論文は、将来気温が上昇する[1]と予測するものもあったが、この傾向が継続すると予測していた論文もあった。1968年にポール・R・エールリッヒが温室効果ガスによる気象の変化について言及したにもかかわらず[2]、当時の一般大衆は二酸化炭素の影響についてほとんど認識していなかった。地球寒冷化という考えが世間に認知されるようになっていくらも経たない1970年代中盤にはすでに地球の気温降下は止まりつつあり、気候学者たちの間では、二酸化炭素の効果に関心が払われていた[3]。また、自然的、人為的効果の両方によって、地球規模の気候変動がもたらされることが知られていた。

現在では、熱塩循環 (THC) の減少もしくは停止による寒冷化の可能性にもいくらか関心が払われている。これは氷河の融解に伴い、北大西洋に塩分濃度の低い水が大量に流入することによって起きると言われる。この発生の可能性は非常に低く、国際連合の機関であるIPCCでは次の様に報告している。「THCが減少するモデルにおいても、ヨーロッパ全域にわたり気温は上昇する。たとえば、放射強制力が正方向に大きくなる全地球規模の気候モデル (AOGCM) 全体の積分では、北西ヨーロッパの温度変化は正の値となる[4]。」


[編集] 物理的メカニズム

寒冷化期は、硫酸塩エアロゾルの影響を考慮に入れた、地球の気候モデル (GCM) によって巧く再現される。そのため、(1999年時点の)現在はこの硫酸塩エアロゾルが主な原因のように思われる。だがしかし、そのころには、寒冷化をもっとも促進する2つの物理的メカニズムがあった。エアロゾルと軌道強制力である。

[編集] エアロゾル

主に化石燃料の燃焼によって発生する副次的な生成物や、一部では土地利用の変化などにより、人類の活動は大気中の微粒子(エアロゾル)の量を増加させる。このエアロゾルは「直接的効果」、つまり地球のアルベドを能率的に増加させ、そのため地表に届く日光が減り、地球を寒冷化するという効果と、「間接的効果」、つまり雲の水滴の核となることによって、雲に影響を与えるという効果を有している。1970年代前半には、寒冷化の影響はCO2排出による温暖化の結果を左右する、という予測をするものもいた。詳細は、下のラソールとシュナイダー (1971) の議論を参照。

観測の結果(エアロゾルの濃度は増加しているが、非常に高いわけではない)と、排気ガス浄化装置への切り替えの結果、この状況はあまり起こりえなくなった。現在の科学者による研究対象のほとんどは、起こり得る地球温暖化の、影響、予測、そして理解に関するものに集中している。より良い理論が生み出され、温暖化が発覚したことで、このメカニズムによって予測された気温の低下は現在では忘れ去られているが、エアロゾルは寒冷化の傾向(温室効果ガスの増加傾向のほうが勝る)に加担し、また地球薄暮化に加担していると考えられている。

[編集] 軌道強制力

その他のメカニズムには軌道強制力ミランコビッチ・サイクル)がある。この軌道強制力とは、惑星の中心軸の傾きの変化と、軌道の形によって、地球に届く日光の総量が変化することを示すものである。このメカニズムは氷河期周期が来るタイミングを示すものとして信頼性があるとされており、1970年代半ばにそれに対する理解が急激に深まっていった。

ハイス (Hays) とインブリー (Imbrie) とシャクルトン (Shackleton) の公演の論文「地球軌道の変化、氷河期の決定要素」では 「予測は2つの方法で適用されなくてはならない。第一に、この予測は将来の気候の傾向における、自然による変化要素にのみ適用する。従って、化石燃料の燃焼の様な人類の活動による影響は含まない。第二に、予測は非常に長い期間の傾向のみを示す。なぜなら、2万年周期の起動の変化に関連しており、それより短い期間での気候の振動は予測できない。その結果、この先2万年の長期の気候の傾向は、北半球の広範囲の凍結と気温の低下を示している[1]」と述べられている。

氷河期の周期が予測可能であるとする考えは、次の氷河期が「すぐに」来るという考えにつながった。おそらく、この理由はこの手の研究をする人の多くは「すぐに」という言葉を数万年かそれ以上先の期間を表す言葉として使っていたことだろう。最も早い軌道期間でも20,000年だから、ミランコビッチ説を厳密に適応すれば、「急速に」氷河期になるという予想はありえない(「急速に」とは1,2世紀以内でのこと)。また、この分野に対してナイジェル・コールダーのスノーブリッツ論に代表されるような、創造的な手法がいくつか発見されたが、これらの考えは広い支持は得られなかった。

南極大陸のボストーク氷床コアより測定した、CO2、温度、空気中の塵の濃度

現在の間氷期における、気温がピークを迎える期間の長さは、前の間氷期(サンガモン/エーミアン (Sangamon/Eemian))における、気温がピークを迎える期間の長さとほぼ等しいと考えることができ、現在の温暖期は終わりが近いと結論付けるのが普通である。しかしその結論は誤解が存在している。第一に、これまでの間氷期の長さは、正確には規則的なものではない。これは付図を参照。ペティット (Petit) らは、「MIS5.5の間氷期とMIS9.3の間氷期は沖積世とは異なるものではあるが、期間や状態そして規模といった点では似てはいる[5]。これら2つの時期のそれぞれの期間中には4,000年の温暖期があり、その後に比較的はやい寒冷化が起こる」と指摘している。第二に、今後の軌道変化は過去のものと酷似することはないためである。

[編集] 20世紀半ばの状況

以下の章は、様々な化学者の論文やその他の資料についての議論である。これらの資料は、1970年代におけるこの学説に対する興味の高まりと衰退を辿るためのものである。

[編集] 1970年代以前

1965年コロラド州ボールダーで開かれた会議で、予測される太陽光の小さな変化が、どのようにして氷河期を引き起こすのかに関する憶測を、ミランコビッチサイクルを支持する証拠が招いてしまった。また1966年にはチェーザレ・エミリアーニ (Cesare Emiliani) は「新しい氷河期が2、3千年以内に始まるだろう」と予測していた。さらに1968年にはポール・R・エールリッヒは自らの著書「人口爆弾 (PopulatioBomb)」の中でこのように書いている「二酸化炭素の量が大変に多くなることによって、現在温室効果が高まっているという。…しかし、その効果は、飛行機雲や塵やその他の汚染物質によって生み出される雲の量が減ることで打ち消される。…そのとき、私たちが大気をごみ廃棄場のように使ってきたことが、全体にどんな気候的結果をもたらすかを私たちは予測できない[2]」。

[編集] 1970年代の認識

1975年における温度の記録。次の図と比較せよ。
地球全体の平均気温の記録

寒冷化の懸念は1970年代前半がピークとなった。これは、寒冷化の傾向が明確であった点(1945年から寒冷期が始まり、寒冷期の20年は、何十年かの温暖期の後に最低気温に達することを示していた)や、世界の気候や氷河期が起こる原因に関して知識が無かった点が原因である。寒冷化の傾向があったにもかかわらず、気候学者はこの傾向にも続いた予測が不可能であることを完全に承知していたことに気がつくべきであった。なぜなら、この傾向はあまり研究されておらず理解もされていなかったためである(例:[6]を参照)。しかし、一般紙においては、寒冷化の可能性が科学者の報告による注意なしに報道されていた。

地球寒冷化の用語は地球温暖化の語が一般に広まるまでは、氷河期の危機への懸念と結びついたものにはなっていなかった。1970年代に地球半分もしくは全体の気温の記録の統計が始まった。

地球温暖化の発見の歴史では、以下のように述べている。「科学者も大衆も、1970年代には地球が温暖化するか寒冷化するか分かっていなかった。しかし、人々は、地球の気候が変化しつつあり、それが少しの幅ではないということを徐々に信じるようになってきた[7]」。

1972年、エミリアーニは次の様に警告した。「人々の活動は新たな氷河期の発生を早めるか、冠氷の相当な量あるいは全てを溶かす状態になるだろう[8]」。1972年に、氷河期に関するエキスパートの集団の会議において過半数が、「温暖期の終わりは間違いなく近い」と合意した[9]。しかし、この会議における第四紀の研究報告では、「この部会における議論の基本的な結論として、気候の変化のメカニズムを理解するために必要な知識が残念なことに不十分である」と述べている。将来の人間の活動によるインパクトがあっても、致命的な寒冷期が「次の数百年もしくは数世紀必ず訪れる」と考えていた。しかし、他の多数の科学者はこの結論を疑っていた[10][11]

[編集] 1970年のSCEPの報告

1970年に報告された「危機的環境諸問題の研究[12]」は、二酸化炭素の増加による温暖化の可能性を報告したが、寒冷化に関する懸念は報告されず、「地球寒冷化」に対する興味の始まりに低い関心を示した。

[編集] 1971年の温暖化と寒冷化の要因に関する論文

1971年7月、S・イチティアク・ラスール (S.Ichtiaque Rasool) とスティーブン・H・シュナイダーによる論文が、雑誌「サイエンス」で発表された。この論文は「大気中の二酸化炭素とエアロゾル:大きく増加する地球的気候への影響」と銘打たれ、将来起こり得る二つのタイプの人間の環境における排出物の影響を模索している。

  1. 二酸化炭素などの温室効果ガス。
  2. スモッグなどの微粒子による汚染。それらの一部はエアロゾルとして数年間大気中に浮遊する。

温室効果ガスは、地球温暖化を促進する本当の要因と考えられそうだが、一方で微粒子による汚染は太陽光をさえぎり、寒冷化を進める。論文において、ラスールと シュレイダーは、予測可能な未来においてエアロゾルは、温室効果ガスよりも気候変動に影響しやすい、と言う説を立て、エアロゾルが四倍になれば、「(地球の)平均気温が3.5℃も下がりうるだろう。もしこれが何年間か続いたら、このような気温低下は氷河期を引き起こすのには十分なものになりうるだろう」と明言した。 この一節が示すように、ラスールとシュナイダーは地球寒冷化を、将来起こりうる筋書きと考えていたが、寒冷化の「予測」までは行っていなかった。

[編集] 1974年及び1972年の科学委員会

ワシントン・ポストに発言の一部が掲載された中に、後のエネルギー省長官のジェームス・シュレジンガーは、1974年に米国科学審議会において、米国科学財団の理事会が次の様に明言したことを記している[13]

「過去20年から30年の間、地球の気温は下がってきており(1974年現在)、それも最初は不規則的だったが、ここ十年間ではっきりしてきている」

この内容は正しいものだが(過去の気温変化を参照)、ワシントン・ポストは、この意見に賛成ではなかった。ワシントン・ポストは、審議会がその時よりも二年前に次のようなことを、すでに認識していたと述べた。

「過去の間氷期の記録から判断すると、今の気温の高い時代は終焉を迎えるはずで、(省略)次の氷河期に向かっていくだろう」

しかし、この文章は前後関係を無視した引用で、誤解を生じさせるものであった。完全な文章は以下の通りであった。

「過去の間氷期の記録から判断すると、今の気温の高い時代は終焉を迎えるはずで、(省略)次の氷河期に向かっていくだろう。だがしかし、人間による干渉が環境を変える可能性よりも、気候パターンが予想と違う軌道を描く可能性の方が高く、そうなりやすいとさえ言える(後略)」

[編集] 1975年の全米科学アカデミーの報告

全米科学アカデミー (NAS) による、更に研究が必要な問題に関しての報告があった[14]。これは、気候が変化すると言う事実に対して興味を向けた。1975年、NASによる「気候変化の理解。問題と対策」と言う題名の報告は予測を行っておらず、次の事実を述べていた。「我々は、気候のメカニズムや、何が気候の変化を決めているかの定量的な理解がされていない。基礎的な理解を行わずに、気候を予測することは不可能であると考えられる」。その「計画とやるべきこと」は、「気候変動の定量的評価に必要な情報を収集し、十分に調整され期待できる数値モデルの使用することである」ため、更なる研究を単に呼びかけた。

その報告は、更に次のように述べていた。

「地球の気候は常に変化しており、将来もこの変化は間違いなく続く。将来これらの変化がどれだけ大きく、どれだけ広く、どれだけ急速に生じても、我々は知ることはできない」

これは、科学及び環境政策プロジェクト (Science & Environmental Policy Project、SEPP) による発言、「NASの『エキスパート』は、1975年の報告で恐怖で取り乱している」と対立していた[15]

[編集] 1975年のニューズウィークの記事

これらの議論が科学者の集まりで行われている間、一般メディアではさらに劇的な事態が生じていた。1975年4月28日、ニューズウィークマガジン[16]の「寒冷化する世界」と言う題名の記事が、「地球の気候パターンが変化しつつあると言う不吉な前兆」と言う点や、「1945年から1968年の間の北半球の平均気温が華氏温度で半分になった」と言う点を指摘した。この記事は「これらの(地球寒冷化の)予測を裏付ける証拠は、それを集めるために気象学者が大変な状況になるくらい、現在大量に収集が始まっている」と述べた。「ニューズウィーク」の記事は寒冷化の原因については述べていなかった。ただ、「氷河期の大小の要因が何かと言うのは謎である。」と述べ、NASの結論「基本的な科学的な疑問はほとんど回答できない。ほとんどの場合、我々は根本的な問題に焦点を当てるほど知識が無いのだ。」と言う文章を引用した。

その記事では、「黒いすすに覆われ氷河が解けるか、氷河の進路を変えるか」の2者択一の解を示していた。しかし、これらは実現可能なものではなかった。「ニューズウィーク」の記事は、次の様に政府の指導者を非難する形でまとめていた。「しかし、どこかの政府の指導者が単に食料の備蓄を行うとか、将来の食糧供給の経済的な見通しに気候の不確かの要素を導入するなどの一部の兆しを、科学者は見ている…。もはや計画に(政治家たちに)猶予は無い。気候の変化に対して対抗することが難しいことに気がついた時には、結果は残酷な現実となる」記事は、「飢饉が破滅的に訪れる」、「干ばつと荒地」、「記録上最大規模の竜巻の発生」、「干ばつ、洪水、乾季が延び、長い氷期、雨季の遅れ」、「食料不足で移動もできない」、「惑星が第6番目の氷河期に向かおうとしている」等の扇情的に強調され、出典のない記載であふれていた。

2006年10月23日、ニューズウィークは元の記事から31年たって、訂正記事をまとめた。それは、「近い将来に関して、大きく誤ってしまった」と言う記載から始まる記事であった(編集者のジェリー・アドラーは、「話は『誤って』いなかった、編集者の感覚では『不正確』であった」[17]と述べている)。

[編集] 1980年のカール・セーガン「コスモス」の放送

科学番組のコスモスの中で、天文学者のカール・セーガンは、森林の焼失と伐採による劇的な寒冷化を警告した。彼は、地球の表面のアルベドが増加することにより、次の氷河期が訪れると主張した。彼は、これは温室効果ガスの放出による効果を打ち消し、逆にそれを越えるものであると述べた。「コスモス」はテレビ放送で有名なシリーズであり、アメリカ合衆国における小中高校生が良く見ていた番組であった[18]

[編集] 他の1970年代の作品

1970年代後半に、この題材に関していくつかの有名で(ドラマ風の)本が出版された。その一つが「気象に関わる陰謀。次の氷河期がやってくる」(The Weather Conspiracy: The Coming of the New Ice Age)[19]である。

[編集] 1979年のWMOの会議

10年後(1979年)のWMOの会議において、F・K・ハーレ (F.K.Hare) が以下の様な報告を行った。

「図8は、(中略)、1938年が最も暖かった年であることを示している。『気温』はその後、0.4℃低下した。最終的に、低下は1964年頃に終わり、その後気温は反転した」
「図9は気温の低下が終わりを示し(中略)、明らかに、証拠を今日まで寒冷化よりに重み付けており(中略)、しかし、指摘の点は世界の気温の毎年の変化が傾向より高くなっており(中略)、本当の傾向を見るのは難しい(後略)」
「更に疑問なのは、この傾向が本当に地球規模なのかと言う点である。陸地の面積が1943年から1975年の間の一般的な気温の上昇に関連があるか見るために南半球全体の5年平均の気温の変化を計算した。1960 - 64年の期間は、強く上昇しており(中略)、1938年からの地球規模の寒冷化が続いていると言う仮説に反する南半球のデータが得られた(p.65)[20]

[編集] 地球寒冷化に伴うその他の影響

1980年代初頭ころから、いくつかのレポートにおいて核の冬について論及されるようになった。また、同様の推測・憶測が天体との衝突やカルデラ火山の破局噴火といった破局的災害の結果としても語られるようになってきた(ただし、クウェート油田火災が気象に対して重大な効果をもたらすだろう、という推測は間違っていた)。地球温暖化の結果、地球寒冷化が起こると言う考えは、既に1990年代に提唱されていた[21]。 『スーパーストーム 世界が氷に覆われる日』(アート・ベル & ホイットリー・ストリーバー著)を元に製作されたパニック映画、『デイ・アフター・トゥモロー』(2004年)では、地球温暖化による海流の変化が原因で急速な寒冷化が起こる様子(ヤンガードリアス期に起きたとされる出来事に基いたものだが、進行速度などがかなり誇張されている)を映像で表現して注目を集めた。2004年のペンタゴンによる秘密報告書は様々な災害を検討していた[22][23]

[編集] 現在の知識の水準

30年後の今(21世紀初頭)では、気温が低下し続け、それが加速するかもしれないという心配は、間違っていたということが分かる。気候については、もっと多くのことを解明しなければらないが、データを取っていくことによって、1975年の寒冷化の騒ぎは単純なもので、科学的に立証されていないことが分かる。

ところで、今の間氷期の終焉の見込みについていえば(再度述べるが、人類による活動が無い場合にのみ有効)、間氷期はかつて10,000年ほどしか続かなかったというのは正しくない。またミランコビッチモデルを用いると、現在の間氷期はおそらく数万年間続くと予想できる[24]。別の予想(ルートルとベルガーの軌道計算に基づいて)では、現在の間氷期は外乱が無い場合5万年の長さとしている。ベルガーは(2005年の発表において)、現在の二酸化炭素による外乱は次の氷河期への突入を遅らせると信じている。

[編集] 地球寒冷化をテーマにした作品

[編集] 脚注

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  1. ^ Peterson, Thomas & Connolley, William. "The Myth of the 1970s Global Cooling Scientific Consensus(1970年代の地球寒冷化の科学的な一致に関する伝説)". American Meteorological Society. 2008/04/12 閲覧。
  2. ^ Erlich, Paul. "Paul Erhlich on climate change in 1968(1968年の気候の変化に関して、ポール・R・エールリッヒ)". Backseat driving. 2008/04/12 閲覧。
  3. ^ Kukla, G. J., R.K. Matthews & J.M. Mitchell. "Atmospheric particles and climate: can we evaluate the impact of mans activities?: Schneider(大気中の粒子と気候。人間の活動による影響を測る事ができるか?シュナイダー)". Quaternary Research, 2, 261- 9, 1972: "The end of the present interglacial". 2008/04/12 閲覧。
  4. ^ Intergovernmental Panel on Climate Change. "Climate Change 2001: The Scientific Basis(2001年気候の変化、科学的基礎)". 2008/04/12 閲覧。
  5. ^ Access: Nature
  6. ^ Mason, B. J.. "QJRMS, 1976, p 473 (Symons Memorial Lecture)". Was an imminent Ice Age predicted in the '70's? No(70年代に氷河期はすぐにやってくると考えられていたか?いや違う). 2008/04/12 閲覧。
  7. ^ Weart, Spencer. "The Modern Temperature Trend(近年の気温の変化)". The Discovery of Global Warming. 2008/04/12 閲覧。
  8. ^ http://www.wmconnolley.org.uk/sci/iceage/quat_res_1972.html#emiliani
  9. ^ Past Climate Cycles: Ice Age Speculations
  10. ^ Weart, Spencer. "Past Cycles: Ice Age Speculations(過去の周期、氷河期の分析)". The Discovery of Global Warming. 2008/04/12 閲覧。
  11. ^ Kukla, G.J., R.K. Matthews & J.M. Mitchell. "Quaternary Research, 2, 261- 9, 1972: "The end of the present interglacial"(現在の間氷期の終わり)". Was an imminent Ice Age predicted in the '70's? No. 2008/04/12 閲覧。
  12. ^ SCEP. "The 1970 SCEP report". Was an imminent Ice Age predicted in the '70's? No. 2008/04/12 閲覧。
  13. ^ Schlesinger, James. "Climate Change: The Science Isn't Settled". 2008/04/12 閲覧。
  14. ^ U. S. National Academy of Sciences. "The 1975 US National Academy of Sciences/National Research Council Report". Was an imminent Ice Age predicted in the '70's? No. 2008/04/12 閲覧。
  15. ^ Singer, S. Fred. "Scientists add to heat over global warming". 2008/04/12 閲覧。
  16. ^ http://www.resiliencetv.fr/uploads/newsweek_coolingworld.pdf
  17. ^ Climate Change: Prediction Perils | Newsweek.com
  18. ^ Cosmos: A Personal Voyage, Episode 4, Scene 9 "Change"
  19. ^ Schneider, Stephen (29 December 1977). “Against instant books”. Nature 270 (22): 650.
  20. ^ "World Climate Conference 1979". Was an imminent Ice Age predicted in the '70's? No. 2008/04/12 閲覧。
  21. ^ williamcalvin.com/1990s/1998AtlanticClimate.htm
  22. ^ Pentagon tells Bush: climate change will destroy us | Environment | The Observer
  23. ^ Now the Pentagon Tells Bush: Climate Change Will Destroy Us
  24. ^ EPICA community members (10 June 2004). “Eight glacial cycles from an Antarctic ice core”. Nature 429: 623–628. DOI: 10.1038/nature02599.

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

翻訳元の英語版で用いられた参考文献

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月25日 (日) 14:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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