基幹バス (名古屋市)

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基幹バス(きかんバス)とは、名古屋市交通局名古屋市営バス)と名鉄バスが運行する基幹バス路線の一つである。名古屋市交通局が運行する基幹バスには2007年まで「ミッキー」の愛称がついていた(基幹バスの「」から)が、現在は外されている。現在2系統ある。

名古屋の基幹バス(中央走行式の基幹2号系統)徳川園新出来停留所。道路中央の走行レーンと停留所が特徴である。

目次

[編集] 特徴

基幹2 市役所停留所
  • ダイヤの間隔はほぼ地下鉄並みに設定されている。(昼間:栄発着が10分間隔で名古屋駅発着が12分間隔、朝:4分間隔、夕方:5分間隔)
  • 停留所の間隔を通常の系統より長くする。
    • 通常の系統と比較して2~3倍の距離
  • 月~金はバスレーン規制を行う。(バス専用規制時間:7:00~9:00)
    • レーンの区分をはっきりさせるためのカラー舗装

以上により、表定速度を向上させることを目標とする。

[編集] 歴史

1979年5月に名古屋市総合交通計画研究会が提案したもので、この構想には次の路線が含まれていた。

  • 東郊線(現在の基幹1号系統)
  • 新出来町線(現在の基幹2号系統)
  • 志段味線(栄-志段味・一部は現在のゆとりーとライン
  • 楠町線(栄-楠町)
  • 富田町線(金山-富田)
  • 南陽町線(熱田-福田)
  • 金城埠頭線(高畑-金城埠頭・現在のあおなみ線にほぼ並行)
  • 山手通線(本山-新瑞橋・現在の名古屋市営地下鉄名城線の一部)

[編集] 基幹1号系統(東郊線)

基幹1号系統専用車(NKH-4)
基幹バスで運用される一般塗装車

基幹1号系統は、1982年3月28日開通。名古屋市交通局が運行しており、名古屋市中区南区笠寺駅、星崎、鳴尾車庫バス停を結ぶ。大部分の区間では道路中央に名古屋高速道路の橋脚が存在するため、中央走行方式は断念され、バスレーンは道路の端に設置されている。バス停は一般バスと同じ施設を使用し、一部のバス停には停車しないことで速達性を確保している。このため、基幹1号が停車するバス停には次に停車するバス停の表示が基幹バスと一般バスのものに分けて表示されている。また、運行担当営業所は終点でもある鳴尾営業所であり、全便ノンステップバスによる運行である。

また、高速1号系統で運用するノンステップバスも、送り込み(車庫への回送を兼ねての営業運転)で投入されている。この車は一般バス塗色なので、基幹バスとして運行する場合は前面に「基幹バス」というバスマスクによる大きな表示がされ、入口扉の横にも「基幹バス」というサボが取り付けられる。

[編集] 運行系統

  • 栄~鳴尾車庫
  • 栄~星崎
  • 栄~笠寺駅

[編集] 廃止・変更路線

  • 栄~総合体育館

[編集] 基幹2号系統(新出来町線)・名鉄バス本地ヶ原線

基幹2 日野ブルーリボン
基幹2 日野ブルーリボンII ノンステップ
名鉄バス基幹色 ニューエアロスター
名鉄バス エアロスターエコハイブリッド
基幹バス2号系統(新出来町線)・名鉄バス本地ヶ原線の路線図

基幹バス新出来町線(きかん-しんできまちせん)は、名古屋市営バス名鉄バスが運行する路線である。

[編集] 概要

名古屋市営バスが基幹2号系統・新出来町線として、名鉄バス(当時は名古屋鉄道)が本地ヶ原線として1985年4月30日開通。バスレーンが道路の中央にある(中央走行方式)のが特徴(桜通大津交差点~引山バスターミナル)。名古屋市営バス名古屋駅名東区の猪高車庫、千種区の光ヶ丘、また栄(オアシス21)と名東区の引山(引山バスターミナル)、守山区の四軒家、名鉄バスはさらに尾張旭市を経て瀬戸市の菱野団地等を結ぶ。栄~引山は名古屋市交通局と名鉄バスによる共同運行区間となっており、この区間内を指定する定期券に限り、どちらの運行便でも乗車が可能である。なお、市バスの全線定期券であっても同じである。また、共通カード利用システム「トランパス」により、プリペイドカード(ユリカSFパノラマカードあおなみカード)を利用できる。また、名古屋市交通局・名鉄バス双方発行の昼間割引バスカードで、相互乗車可能である(但し名鉄バス発行の普通バスカードは名鉄バスのみ有効[1]。どちらかのみに有効の乗車券、カードを所持する乗客の誤乗車を防ぐため、市営バスの後扉には「市営」、名鉄バスの後扉には名鉄バスの社章のステッカーが貼られている。なお、市営の名古屋駅方向は桜通大津から分岐するため栄を通らないが、名鉄バスは栄から矢場町、白川公園、下広井(若宮大通)を経由して名古屋駅にある名鉄バスセンターへ至る。

中央走行方式の道路では、交差点における各車線の進行方向指定は、4車線道路で一般的な「←・↑・↑・→」ではなく、「←・↑・→・↑」であるが、この状態では右折車がバスレーン(直進車線)と交差してしまうため、ほとんどの交差点が方向別に完全分離した矢印信号となっている。

栄のバス停と東猪子石(市バス)・三軒家(名鉄バス)(この2つのバス停は至近距離にある)~四軒家間のバス停は名鉄バスと市バスで停留所の位置が異なっている。

[編集] 路線変更

2003年12月13日地下鉄名城線開業に伴うダイヤ改正で名古屋市営バスが運行する区間が三軒家まで延長。2004年3月1日に四軒家まで再延長され、現在に至る。ただし、引山~四軒家間は出入庫時の運行であるため、便数は少なく特定の時間に集中している。

なお、定期券の相互利用区間は変わっていない。料金も三軒家から先の部分について両社局ともに変更もされていないため、料金格差も出来てしまった(栄~四軒家間では、市バス200円に対し、名鉄バスは360円と大きな差がある)。

[編集] 車両

この路線は中央走行方式に伴う停留所の構造(バス停付近でバスレーンが大きく湾曲している)により、ノンステップバスの導入はされていなかったが、平成19年度に名古屋市交通局が日野自動車製といすゞ自動車製の大型ノンステップバスを順次導入している。 続いて名鉄バスも三菱ふそう製ノンステップバスを導入し、2008年4月から使用開始している。名鉄バスは、2008年3月よりエコハイブリッドバスを運行。環境に配慮した車両である。しかし、座席数が多いため、通路が狭く、朝夕のラッシュにはあまり適していないと思われる。試験的に導入した4台は全て水色の塗色だが、他は青、橙、黄、黄緑、緑、紫などがある。

現在は名鉄バスが一部をワンステップバスで運行しているが、名古屋市交通局が発行する敬老パス福祉パスは利用できないため、車椅子を使用する旅客には運賃が発生してしまうケースが多い。また、栄、市役所引山、引山東、東猪子石、三軒家、四軒家西口、四軒家以外の停留所では通路が狭い。(各停留所の項目参照)

[編集] 運行系統

[編集] 市バス基幹2号

[編集] 名鉄バス本地ヶ原線

[編集] 過去に存在した運用区間

(市バス)

  • 栄~自由ヶ丘(現・千種台中学校)
  • 名古屋駅~自由ヶ丘(現・千種台中学校)
  • 栄~猪高車庫

(名鉄バス)

  • 名鉄バスセンター~栄~引山~本地
  • 名鉄バスセンター~栄~引山~瀬戸駅前~赤津
  • 名鉄バスセンター~栄~引山~岩作~愛知青少年公園(休日のみ)

※このうちの、瀬戸駅前~赤津、長久手役場前~愛知青少年公園が、基幹バス路線の完全に無くなった区間である。

[編集] 脚注

  1. ^ 名鉄バスカードの適用範囲[1]

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月13日 (金) 04:58 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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