外掛式フィルター
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外掛式フィルター(がいかしきフィルター、そとかけしきフィルター)とはアクアリウム(観賞魚)で使用されるフィルター、濾過器である。
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[編集] 概要
名称の通り水槽の背面の外側にフィルターを掛ける方式のフィルター。濾材が水槽の外にあることが主な特徴であるが、外部式フィルターとはまったくの別物である。フィルターの設置や濾材の交換がワンタッチなど比較的メンテナンスが容易で、小型水槽から60cm水槽サイズなどラインナップが豊富にあり、他のモーター式フィルターに比べ、本体価格が非常に安価であり、初心者向けとしても人気が高い。また、売っている製品のほとんどはポンプが海水対応であり、海水魚飼育を容易にする点でも評価できる。[1]
[編集] 特徴
現在各社から販売されているが、いずれも構造は極めて単純で、水槽内または水槽外に設置されたインペラー式ポンプにより飼育水が外掛けの濾過槽に揚水され、重力により自然落下するときに濾材を通過するようになっている。
揚水高が小さいためポンプの消費電力を抑えることが可能であり、その分豊富な流水量を得られる上、騒音や発熱などの障害も比較的小さい。ポンプが水槽の外にあるタイプは電源ONの前に濾過槽を水で満たす呼び水という作業が必要である。[2]
濾過材として純正品の多くはウールに高性能活性炭を詰めたものであるが、[3][4]
価格を考えれば濾過能力は相当に大きく、小型水槽ではフィルターのスタンダードと言っていい。濾過された水は比較的幅の広い帯状として水槽内へ戻るため、流水量の割には水流が強くならないことも小型水槽向きといえよう。
ただし、相応の能力を維持するには定期的なメンテナンスは欠かせない。構造上、濾材が詰まると漏水防止のため飼育水が濾過されずに水槽へ戻るようになっているし、ポンプも安価であり、前述のとおり揚程も低いことから耐久性が高いとは言えず、水垢や苔(コケ)などが付着して急速に流量が低下する。この場合は分解してインペラやパイプを掃除する必要がある。
[編集] その他
- 取水部に専用のスポンジを取り付けることで濾材の目詰まりを防ぎ、かつ生物濾過に貢献するタイプもある。稚魚の吸い込み防止にも有効である。
- 現在こそ製造コストが廉価な中国・台湾での生産が主流であるが、以前は日本製やイタリア製も存在した。
[編集] 脚注
- ^ 水槽のサイズ、魚の匹数によってはプロテインスキマーや海水対応のヒーターやクーラーなどが別途必要な場合もある。
- ^ ポンプを水槽内に設置するタイプであれば呼び水が不要で騒音もさらに小さくなるものの、発熱による水温上昇は大きくなる。
- ^ ベテランの中には内部により生物濾過に適した濾材を詰めたり、あるいは化学吸着濾材(化学濾過)に変更したりする人もいる。
- ^ また、濾材を付けず、ただ水を回転させるだけで水流発生装置としたり、小型水槽の水量の絶対的不利を補うためにこれを設置する人もいる。
[編集] 参考項目
最終更新 2009年11月25日 (水) 06:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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