多指症

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多指(趾)症(たししょう)とは、の先天性の形状異常のひとつであり、(足の場合は)が分離形成される段階で、1本の指(趾)が2本以上に分かれて形成される疾患のことである。結果として手足の指の数が6本以上となる。反対に、指の数が少ないのを欠指(趾)症という。手足の先天性異常では比較的多くの割合を占め、様々な症候群に合併する。

多指症のX線写真(左手) 骨格には不完全な部分が見られない。
多趾症のX線写真(左足)

過剰な指(趾)が痕跡的に突き出るもの、細いでぶらぶらする指(趾)がつながっているもの(浮遊型)、完全な指(趾)の形を示すものまで見られさまざまである。

人種的には黒人に多く見られるが、どの人種にも見られ、日本人では手指の場合は拇指(親指)に、足趾の場合は第Ⅴ趾に多く見られる。

現代、特に先進国では幼いうちに一本を切断し5本指とすることが多い。その際は指(趾)の大きさ、骨や関節、筋腱における異常を検討して切断指(趾)を決める。手術治療を行う場合は指の機能が確立される1歳時までに行うのが主流である。

目次

[編集] 多指(趾)症の人物

  • ハウンド・ドッグ・テイラー: ブルース系ミュージシャン。左手の小指の外側にもう一本指があったが、ギターを弾くのには邪魔であったという。(真偽不明)

なお「マリリン・モンローは左足が6本趾だった」という説があるが、これは誤りである。一枚の水着写真に写った足が光の加減で6本趾のように見えるものの、その数日後に撮られた写真、ならびにそれ以前に撮られた幼少期の写真ではいずれも5本趾であることが確認されている[1]

[編集] フィクション

  • 『時の六本指』(R・A・ラファティ作): 多指症を扱った短編SF。
  • ハンニバル・レクター(『羊たちの沈黙』など)
  • ドク(『HELLSING』)
  • 岩本虎眼(『シグルイ』):多指症を利用した精密な刀裁きを見せるが、仕官を志望する際に政敵にこれを利用されて失敗する。
  • 間久部緑郎(『ブラック・ジャック』第28話「指」) : 幼少時に6本指であったという設定。ただし、多指症への差別的表現や、出自に関する説が書かれたため今作は単行本未収録とされ、後に改作された第227話「刻印」では、幼少時の多指症という設定には触れられていない(幼少時の一コマのみで指が6本で描かれているだけである)。
  • アンジェローニ家のご先祖(篠田真由美著『アベラシオン』) : ハプスブルク家にも6本指の人物が存在したことから、彼がハプスブルク家の末裔である証拠とされた。両手の中指が二本ずつある。足は不明。
  • 程蝶衣(『さらば、わが愛/覇王別姫』の主人公): 出生時に片手が6本指であったという設定。そのため京劇俳優養成所への入所を断られそうになり、母親は幼い主人公の6本目の指を切断する。
  • ドン・カバリア(トリックスターラブ):右手の指が6本ある。左手は普通に5本指。足は不明。
  • 右代宮金蔵(うみねこのなく頃に):両足の指が6本ある。死体の身元確認の際に多指症であることが手がかりとなった。

[編集] 脚注

  1. ^ 外部リンク(英文): "Marilyn did NOT have six toes on one foot!"

[編集] 関連項目

  • 多趾症

最終更新 2009年10月12日 (月) 17:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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